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アベノミクスはカブノミクス(その2) 【ファイルE 82】2015.09.20 

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【ファイルE 82】2015.09.20 アベノミクスはカブノミクス(その2)

米FOMCの金利据え置きとグローバル資本。ついに平成の売国TPPに日本が参加?(その23)

 前回は、といってもかなり時間が立っているのですが、『ついに平成の売国TPPに日本が参加?(その23)』について書きました。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55330293.html

いまなお、TPPについてはゴタついているようですが、TPPが締結される以前に日本経済は、どんどんグローバル資本に外堀を埋められています。

仮にTPPが締結されなくても、アメリカ資本というかニューヨークのウォール街を中心としたグローバル資本の日本侵食は着々と進んでいます。

ひょっとしたら、TPPは見せ玉だったのではないかという疑念すら私には湧いてきています。グローバル資本にとって重要なのは名より実ですから。


それで、今、我が国では集団的自衛権の限定的な行使容認を含む安全保障関連法案でもめていて、19日未明の参院本会議で採決が行われ、自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立したわけですが、世間やメディアはこちらの方で騒いでいます。

対馬海峡を挟んだお隣には、徴兵制の存在する、2つの同朋の国同志が今なお臨戦態勢でにらみ合っていて(但し、こと反日憎日侮日に関して両国は共通認識を持っている)、

さらに国防動員法という、対日有事に際しては、在日支那人のテロ活動を義務化する法律を有し、日本に核ミサイルを向けている反日を国是とする自称世界第二位の経済大国があるというのに、まことにもって、天下泰平というのはこのことです。

国会前で騒いだり、寝転がっていたりしている人たちは、そのほとんどが反原発の人たちのはずなのですが、マラッカ海峡やホルムズ海峡等の石油輸送のシーレーンが封鎖されればどうなるか考えれば分かりそうなものなのに、原発容認の人より、目を吊り上げて怒っているのが私には全く理解が出来ないのでした。


日本の財界としては、政局が荒れると、自社の株価に影響が出てくるので、穏便にやってくれというところでしょう。

以前なら、財界の利害=日本国の利害と一致していたのですが、グローバル化の進展とともに、財界の利害は、日本の利害と一致せず、むしろ売国に傾くほうが、自社は儲かるという事態もしばしば生じるので、財界がスポンサーであるところのメディアは、右顧左眄(うこさべん)の全方位売国なのでした。

 

それで、財界の注目の的は、何といっても断然こちらなのでした。


 ※    ※    ※

米利上げ見送り、年内実施の可能性残す=FOMC

Business | 2015年 09月 18日 03:16 JST ロイター

http://jp.reuters.com/article/2015/09/17/fomc-decision-idJPKCN0RH2J220150917
 
イメージ 1



 9月17日、米FOMCは金利据え置きを決定した。写真はイエレンFRB議長。ワシントンで7月撮影(2015年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン 17日 ロイター]

- 米連邦準備理事会(FRB)は17日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で、ぜい弱な世界経済をめぐる懸念を踏まえ、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行水準に据え置くことを決定した。だが年内利上げの可能性は残した。


 ※    ※    ※(以上引用終わり)

ということで、写真に写っているご婦人のイエレンFRB議長は、ある意味では、オバマ大統領より世界に影響を持つ人なのでした。


実際に、今回の『利上げ発表』があった時の、NYダウ【アメリカのさまざまな業種の代表的な銘柄を選出し、平均株価をリアルタイムで公表する株価平均型株価指数】の値動きを見てみましょう。(以下YAHOOファイナンスより)


イメージ 2



↑ 現地時間PM2:00(日本時間午前3時)発表と共に、少し下げて、30分後のPM2:30にイエレン議場の記者会見が始まります。普通に考えると、利上げだったら金融引き締めで株価が下がるはずです。

それが延期ですから、当然のごとく、順調に市場が好感して株価は上がりだしますが、

記者会見の内容を聴いたら、10月利上げの可能性もあるようだし、年内見送りなのかはっきりせず、状況は良くなったどころか余計に事態が混とんとして先が読めないということが分かってきます。

それで、下げに転じます。

そもそも、今回の利上げの話は、雇用が拡大してアメリカ経済が上向き、景気回復によるインフレ抑制もにらんだゼロ金利という異常な状態の解除ですから、その利上げ時期が今に至っても、いつになるか分からないということは、アメリカ経済はちゃんと回復しているのかという疑問が出てきます。

それから、中華人民共和国の株価急落をきっかけとした世界同時株安に際して、当初はあくまでアメリカ国内政策としての利上げだと述べていたイエレン議長が、そういったことも配慮したようにも取れるメッセージを発したことも、不安材料です。


アメリカのFBRは、2008年9月15日アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズがサブプライムローン問題によって破綻(Bankruptcy of Lehman Brothers)したことに端を発して生じた続発的世界的金融危機、すなわちリーマン・ショック以降、量的金融緩和政策【当時のFRBバーナンキ議長は、証券の買い入れ、それを担保する資金貸し出しについて「信用緩和(credit easing)」と称した】を3回にわたって、行ってきました。


サブプライムローン問題から波及した金融危機に対応するために実施されたQE1(2008年11月-2010年6月、1兆7250億ドル)、要するに、ウォール街救済のためのあからさまな公的支援、

米国の景気回復ペースの鈍化を受けて、行われたQE2(2010年11月-2011年6月、6000億ドル)、

依然高止まりしたままの失業率を改善するために労働市場(雇用)を刺激して景気を回復させることを目的としたQE3(2012年9月-、月額400億ドルから「緩和逓減(テーパリング)」により減じていき、2014年10月終了)がそれです。

ところが、このような量的緩和政策は、投入した額に比してさほどアメリカの景気浮揚に効果があったかが、疑問視されているのです。


ノーベル経済学賞を受賞した経済学者のジョセフ・E・スティグリッツ氏は「アメリカのような大国が量的緩和をするとグローバルに影響を及ぼす。しかもアメリカでの実体経済には降りてこないで、アメリカ以外の海外資産に使われる。為替市場に向かう場合も、コモディティ市場【原油や金、銀、銅、小麦、大豆などのような、貴金属や資源、穀物を投資対象とする取引市場のこと】に向かう場合もあるが、その過剰流動性が世界経済の不安定さを助長している」と指摘しています。


つまり、こういうことです。

みなさんは、BRICs(ブリックス)という言葉を耳にされたことがおありかもしれません。有力新興国とされるブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の頭文字をとった言葉です。

BRICs4ヶ国に南アフリカ共和国を加えたてBRICSと称されることもあります。


2003年秋にアメリカの証券会社ゴールドマン・サックス社が、投資家向けリポートの中で用いて以来、マスコミなどで取り上げられるようになったというこの言葉の沿革からして、その国の経済発展と言うよりも、何のことはない、美味しい儲け話のために造られた言葉なのでした。


今回の利上げで特に深刻な影響が及ぼされると考えられているのが、トルコ、南アフリカ、インドネシア、ブラジルと言われています。

これらの国では、FBRの利上げの話が出た時点で、インフレが起きています。


9月5日、トルコのアンカラで閉幕した、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、支那ショックや、アメリカの利上げに対する懸念が言及されていました。


なお、新興国に対する投資は、現地通貨建てで、キャリートレード【金利の低い通貨で調達(借り入れ)した資金を、外国為替市場で金利の高い他の通貨に交換し、その高金利で運用して金利差収入等を稼ぐ取引(運用手法)】によって、調達されることが多いので、これも、金融危機の際には、大きな巻き戻しがあり、世界経済の不安定要因になっています。


大国の金融緩和は、新興国の外資流入をもたらし、それがバブルとなって、逆に大国の金融引き締めによって、外資が吸い上げられることにより【キャピタルフライト】バブルがはじけて経済危機に陥ることが繰り返されているのです。


いいかげん、経済人は歴史から学習すべきです。

グローバル社会では、自国民のために自国民の税金を使った経済政策の恩恵を、自国民が享受することができないのです。

グローバル化は、主権国家の財政自主権を破壊する国家主権侵害の危険を常にはらんでいるのです。

その最たるものがTPPで、そこに含まれている毒素条項である、ISD条項は、その国の法律に優先して適応されるわけですから、近代国家の基礎である主権在民とそれによって発生する財政自主権をを完全に無視し毀損する、憲法違反の条項なのです。


第二次世界大戦のことを思い出してください。今より遅れたグローバリズムによってさえ、世界大恐慌が起き、その反省によって、列強先進国は、ブロック経済を敷きました。植民地を前提とした鎖国ですね。植民地を持つ先発帝国主義国は自給自足できて安泰ですが、国家の統一が遅れた国の日本、ドイツ、イタリアは植民地を持たないが故に資源の調達先を失ったので溜まったものではありません。

このままでは国民が餓死してしまいます。

そこで起きたのが第二次世界大戦だったのです。

今の世界情勢はこの頃とそっくりなのです。


先頃、日本と支那が入札に参加したインドネシア高速鉄道が白紙になったという報が入りましたが、これはインドネシア政府の正しい判断だと思います。将来的にアメリカの利上げが行われた場合、アメリカから流れ込んだ資金は再び、アメリカに吸い上げられて、建設費の支払い不能に陥る可能性が非常に高いからです。

それで、イエレン議長の質疑応答が進むにつれ、市場が嫌気をなしてダウがどんどん下がり始めたところで、そのまま現地時間PM4:00の大引けになります。

そして、現地時間の翌9月18日の9:30分の寄付きでさらにダウ平均は急落します。


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それで、利上げ=ドル高になるはずだったのを今回見送ったわけですから、ドル円相場はこうなりました。


イメージ 4



つまり、もしFOMCがドルのゼロ金利政策をやめて、利上げしていれば、アメリカドルの方が持っているだけで利息がつくので、ドル高になるのですが、それが取りやめになったので、ドル安円高に為替相場がシフトしたわけです。


今は、アメリカはサマータイムですから、日本の方が、ニューヨークより13時間進んでいます。

現地時間9月17日昼の2時に発表があって、つまり日本時間の午前3時に発表があって、その約30分後にイエレン議長の記者会見がありました。

 

東京証券取引所は、午後3時が大引けで、先物を扱う大阪証券取引所でも、深夜午前3時に引けてしまいますから、日本の証券市場は開いていません。というか、そのタイミングで発表しているわけです。


それで、前日にポジションが取れず、日が明けた翌日の日経平均の値動きを見てみると、こうなります。


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円高ドル安になると、アメリカの投資家が安いドルで高い円に両替して日本株を買うのは、損な上に、日経平均にシンクロしているダウが下がった以上、リスクオン【株式は、リターンが大きい代わりに、損をするリスクもあるので、こういいます、逆に、国債や社債は、リターンは少ないのですが、(特に今はゼロ金利なので)株より安全なのでこれに対してリスクオフといいます】にするには、躊躇するという市場の判断なのでした。

ところが、週明けはまるで図ったかのように、日本はシルバーウィークで東証は5連休ですから、ニューヨーク市場や、先物のシカゴ市場の後手を踏みます。

いずれにせよ、当分の間、株価は安定しない状態が続くものと思われます。


ところで、私はアベノミクスというのは、カブノミクスだと言っているのは、安倍首相が日本の景気=日経平均だと考えているとしか思えないからです。

安倍首相がそういった政策をとらざるをえないのは、ある意味日本の経済の実態を考えればやむをえない部分があるのです。


最近は、大抵の報道バラエティー番組で必ずと言っていいほど、為替と株の動きについて言及します。


皆さんは、これをおかしいと思いませんか?

昔は株といったら、博打ですから、真っ当な堅気の人はやりませんでした。銀行よりも証券会社の方が下に見られ、銀行は、経営者が株に手を出している会社には融資をしませんでした。

それが、決定的に変化したのがいわゆる橋本龍太郎内閣時を中心に行われた『金融ビッグバン』以降です。


それ以前に、銀行は投資信託の業務もやるようになって、株に傾斜していたわけですが、相変わらず、企業の資金調達は銀行からの借り入れが主でした。

日本の場合は、それでうまくいっていたわけです。

それを、こともあろうに、バブル崩壊後で、少し景気が上向きかけていた時に、消費増税の3%から5%への増税とともに、金融ビッグバンで日本経済は壊滅的な打撃を受けました。

簡単にいえば、日本の事情に合わせて出来ていたルールを、グローバルスタンダードの名のもとに、アメリカにとって都合のよいルールに変更しろと言われたのです。

日本にとってアメリカは、○○団の用心棒ですから、ことあるごとにみかじめ料を要求するわけです。

まず、大きな影響があったのが、1998年4月1日の外国為替法改正です。それ以前は、直接投資など国内外の資金の流れが国によって管理されていたのですが、それが原則自由になりました。これにより、外国企業が、市場から自由に円を調達して、日本の企業や不動産に投資するといったことが容易になりました。

それから、銀行の自己資本比率規制(BIS規制)の強化です。98年4月までに、国際業務を行う銀行は8%以上、国内業務のみを行う銀行は同4%以上の自己資本を積み増さないと、業務を継続できなくなるというルールが課されました。

これは、アメリカの経済環境で通用するルールで、要するに日本の銀行の場合、このルールを適用すると、貸付金がオーバーしてしまい、基準に合わせようとすれば、貸付金を回収しなければなりません。それで、貸はがしや、貸し渋りを行わざるを得ず、これで中小企業を中心にした多くの企業が倒産したわけです。

銀行にとっては、貸付を圧縮した結果として不良資産が増え、収益が減り、資本が痛むという、危機的な状態になりました。

それで、97年11月3日に準大手証券会社の三洋証券が会社更生法を申請し、17日には北海道拓殖銀行が経営破綻(北洋銀行に営業譲渡)、24日には当時の四大証券会社の一角である山一証券が自主廃業を発表しました。

翌98年には、日本長期信用銀行と日本債券信用銀行の経営が立ちゆかなくなり、公的資金の注入を受けて実質的に国有化されていきました。そうして税金を投入した長銀は、ハゲタカファンドの餌食になって、安く買いたたかれ、高値で転売されたのです。


さらにデタラメなのが、会計制度の変更で、特に大きかったのが、2001年頃に行われた有価証券などの資産の評価方法の時価会計への変更です。

株などは、その時の相場で乱高下します。しかしながら、株は持っている分には含み損なり含み益で、これは売らない限り、企業活動にはなんら関係ありません。

株の相場などというのは、美人コンテストで誰が優勝するか賭けるのと一緒で、株価の真の適正価格は存在しません。「市場が常に間違っている」という名言を残しているのは、1992年、イギリス政府の為替介入に対抗してイギリスの通貨ポンドの空売りを行い、15億ドルとも言われる利益を得、この一件により、「イングランド銀行を潰した男」の異名を持つ、世界的に著名な投資家、ジョージ・ソロス氏です。

日本の金融ビッグバンは、1986年にイギリスのロンドン証券取引所で行われたマーガレット・サッチャー首相による証券制度改革『ビッグバン』の焼き直しですから、サッチャー氏の売国政策の恩恵をジョージ・ソロス氏は得たわけですね。

その手で、長銀がハゲタカファンドの餌食になったのですから、そうなることは、1992年というとうの昔に分かっていたはずなのです。


時価会計制度は、好景気の時は含み益が出てよいのですが、デフレと株安が進行すると企業が保有する資産価値が大きく減少し、時価会計導入にともなう悪影響は計り知れません。

例えば、企業は景気が悪いときに、株価が下がって含み損が出ると、泣きっ面に蜂で、財務会計上、深刻な苦境に立ちます。

そうすると、敵対的TOBをかけられるなどして、会社を乗っ取られることになります。

経営者は、本業そっちのけで、株価を気にかけなければならず、利益が出ても、いざという時の為に投資に回さず、内部留保を積み上げることになります。ところが、モノを言う株主からは、配当金を上げろとか、自社株買いで株価を上げろとか、好き放題言われます。

こんな状態で、景気なんて上向くわけがないのです。

こんな不安定な状態で20年、30年先を見据えた事業計画なんて立てられるわけがありません。

投機を目的にした株主にとって、会社も社員も使い捨てなのです。

そのように時価会計主義が碌なものでは無い証拠に、日本の会計基準を遅れていると散々にこき下ろし、時価会計基準を押し付けた張本人のアメリカが2008年9月15日のリーマン・ショックで、自国の金融資本が危機に直面した途端、時価会計凍結を言い出し、2008年10月初めに成立した「金融安定化法」によって、SEC(米証券取引委員会)に時価会計凍結の権限を与え時価会計は実質上廃止されたのです。


このアメリカの御都合主義の二枚舌をみると、グローバルスタンダードなるものの正体がいかなるものか、歴然と分かります。

日本で錦の御旗のように『グローバルスタンダード』などと吹聴する人間はこういった人たちの手先です。


それで、昨年記事にするつもりで作った、NYダウと日経平均の推移を比較しましょう。


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上記のように、まるでそっくりです。

一つの原因は、外国人投資家の存在です。

外国人投資家とは、機関投資家の一部で、欧米の年金資金、米国の投資信託、日本国内の外資系企業、ヘッジファンドなどがそれにあたります。日本株の外国人保有比率は上がってきており、日本株の30%程度は外国人が持っています。

まさに金融ビッグバン様様です。

さらに、東証一部銘柄の保有比率だけで言えば60%以上は外国人です。売買比率に至っては、その7割程度が外国人投資家ですから、日経平均はNYダウとドル円相場に大きく影響されるのです。

つまり、日本人が苦労して築き上げた富を、外国人投資家が、株式支配ではぎ取っているのでした。

ところで、このグラフを見ると、NYダウよりサブプライムローンに手を付けなかった日本の日経平均のリーマン・ショック時の下落の方が大きいのが不思議です。

△痢悒肇薀好函Ε漾宗戮派疆郡嵬簑蠅鯊飜気靴砲靴震閏臈淦権を外資は嫌気したので、日経平均はもたつきます。

の東日本大震災発生での株価の低迷はしょうがないとして、じゃあ、復興需要景気はどうなるのだという話なのです。

い梁萋鷦^打楡権で、日経平均が急騰しますが、よく見れば、アベノミクスだ、黒田バズーカだといいますが、結局のところ、民主党政権でもたついていた、日経平均がNYダウに追いついてシンクロを取り戻しただけだということが分かります。

それでもなお、NYダウは、リーマン・ショック前の水準を既に上回っているのに、日経平均は、まだそこまで至っていません。

つまり、安倍政権は、ウォール街にとって、都合のいい政権なのは確かですが、じゃあもっとまともな政権が日本に生まれるかと言うと、もう絶望的なのでした。


今となっては、やみくもな米国債購入に疑義を呈した後に、謎の変死をされた中川昭一氏の死が惜しまれてなりません。

そういえば、中川氏も記者会見で、常備していた薬と読売記者の越前谷知子氏に勧められたワインとの複合作用とが原因だとうわさされている、酩酊を、メディアから常軌を逸した叩かれ方をしましたね。

記者会見どころか、国際会議中に泥酔状態になったことがある、エリツィン氏やサルコジ氏は完全スルーだったのは、いかなる理由によるものなのでしょう?


それから、グローバル資本がいかなるものか、例示しましょう。

上海発の世界同時株安について、アメリカの利上げ懸念が原因だといった、鶏が先か卵が先かといった議論が見られますが、そもそも、上海市場なんてまともな取引ではないのです。

鬼城と呼ばれる、暴走地方政府の財テク目当ての乱脈投資によって出来た廃墟都市という不良債権の焦げ付きによって、不動産価格が下落しようとするときに、支那共産党は、今度は国民に株の購入を勧めました。

結果、いわゆる官製相場で、つまり支那株の時価総額がまず日本の国内総生産(GDP)に相当するほどの値幅で高騰します。

そういった、インチキ相場はすぐに馬脚を現し、その後わずか22日間で英国のGDP相当分下落したわけです。


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その影響は日本の株式市場にも影響を与え、株価が急降下しました。


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その時支那共産党がとった措置が、もう市場原理の常識を無視した無茶苦茶で、『下がりそうな企業の株取引を停止する』というどうやったら、そんな発想が出てくるのかといった出鱈目をやりました。

また、株価を下げた犯人とやらのスケープゴートをでっちあげて、次々と逮捕者を出しました。


それを、日本のメディアは、『中国経済のソフトランディング』 とか、『株価の落ち着きが市場に好感をもたらした』とか、『中国経済の底堅さが確認できた』とかべんちゃら報道しているのです。


こんなものに振り回されるアメリカ経済は、一体大丈夫か?という疑問が出てくるのは当然なのです。

というか、支那共産党と、ウォール街というのは、抜き差しならない関係にあって、田中角栄首相の日中国交正常化にしろ、日本に支那のインフラ整備をODAやら、技術供与を『よっしゃよっしゃ』と行わせて、その成果である巨大マーケットの果実をウォール街がいただこうという段取りだったわけです。

そうやって、さんざん利用された田中角栄氏は、アメリカ発のロッキード事件で政治生命を絶たれたのです。


皆さんもご存知の有名なカルロス・ゴーン会長の『日産自動車』を見てみますと、グローバル資本主義がいかなるものか分かります。


東洋経済 会社四季報(作成日:2015年09月14日)より。↓


※    ※    ※

【株主】 [単]208,054名<15.3> 万株

ルノー 196,203(43.4)

チェース(ロンドン)スペシャル・アカウントNo.1 14,473 (3.2)

ステート・ストリート・バンク&トラスト 12,896 (2.8)

日本トラスティ信託口 10,651 (2.3)
日本マスター信託口 9,934 (2.1)

JPモルガン・チェース・バンク385632 5,860 (1.2)

SSBT505223 5,777 (1.2)←調べてみたら、中華人民共和国政府系ファンドの模様

日本生命保険 5,402 (1.1)
日本トラスティ信託口9 4,680 (1.0)

モクスレイ&Co. 4,459 (0.9)


<外国> 74.2%

<投信> 2.6% 
<浮動株> 3.5%
<特定株> 60.5%

※    ※    ※

筆頭株主がルノーで43.4%の持ち株比率。

外国人株主が74.2%ですから、

一応『日産自動車』という名前ですから、日本の会社だと思ったら、『日産自動車』という世界に通用する看板をそのままにしただけで、実質的には日本の会社ではないのです。


それで、日産自動車は、破たんが目に見えている支那に重心を置いた経営をしています。


※    ※    ※

日産産 ムラーノ ハイブリッド、世界に先駆け中国で発売

2015年8月18日(火) 13時59分 Response.より。
http://response.jp/article/2015/08/18/258122.html

日産自動車は、同社の中国の合弁会社である東風日産が、新型『ムラーノ』および『ムラーノ ハイブリッド』を発売したと発表した。


イメージ 9



新型ムラーノは、中国の若年層をターゲットとした東風日産の「YOUNG NISSAN」戦略にとって重要なモデルとして開発。

エントリーモデルの価格を旧モデルから12万7000元(約250万円)引き下げ、23万8800人民元(約477万円)からとするなど、戦略的価格設定とした。


 新型ムラーノは、日産の最新グローバルデザインランゲージであるVモーショングリル、フローティングルーフ、ブーメランシェイプのLEDヘッドランプなど、特徴的なシグネチャーを採用。ダイナミックかつシャープなデザインとした。

 (後略)

※    ※    ※(以上引用終わり)

若年層向けに477万円の車というのも驚きですが、こういう富裕層は課税当局に捕捉される収入がそれほどありません。その多くが、申告していない賄賂他副業収入だからです。

ツアーで来日して、家電などを爆買いしている支那人の多くは、表向きの年収が100万円~300万円程度の中間層です。

本国では、デパートでも偽物を売っているからということもあるのですが、さすがの賄賂社会でも、あまり派手にやると後ろに手が回ります。

それで、外国でこういった贅沢三昧をやるわけです。


しかしながら、家土地などの不動産や日産ムラーノのような自動車など高額動産の場合は、外国で爆買いして、手荷物として持ち帰ることができません。そういうのに使うお金はマカオのカジノなんかでマネーロンダリングをします。

つまり、カジノにいくばくかのお金をつかませて、この金はカジノで勝った金ですという証明書を発行してもらうわけなのですね。

日本でもIRとかいって、カジノを誘致する法案を提出しようとしているのですが、こういったことをちゃんとメディアが報道しません。マネーロンダリングとおそらくは無関係だった韓国で日本に先駆けてできたカジノは、大失敗しています。

例の安保法案で今回はこちらの方は見送られたようですが、カジノカジノと言って露骨に民団とつながりのある大阪市長が、何故いまだに人気があるのか私には理解不能です。


日経を始めとしたメディアは、支那人の爆買いを、デフレ下の日本におけるありがたい恩恵のように報じますが、何のことはない。

そもそもあの富は、日本の工場を支那に移転して、本来合弁会社の支那側の共産党幹部役員とそれ群がる有象無象の利権集団が得たものなのであって、日本のデフレの、そもそもの原因の一つなのです。

グローバル化した日本企業は支那に工場を輸出して、失業を輸入しているのでした。日本のメディアは日本人のことが大嫌いなので、このことが、さぞかし痛快なのでしょう。

グローバル企業は、特に外資に乗っ取られたそれは、日本人なんてどうなっても良いのです。

それで、何年も前から予測されていた事態がおきました。↓


※    ※    ※

絶好調の日産に忍び寄る中国市場の異変

「新車販売はどんどん悪くなっている」

木皮 透庸 :東洋経済 編集局記者 2015年07月30日 東洋経済ON LINE
http://toyokeizai.net/articles/-/78756
 (前略)

世界販売は四半期ベースで過去最高の129万台、売上げと純利益は過去最高を達成。日産自動車が7月29日に発表した第1四半期(4~6月)の決算は好調そのものだった。好業績を牽引するのは、全体の販売の4割弱を占める北米だ。台数は約9%増の48.6万台で、利幅の大きい車種が利益に貢献した。

だが、決算会見で関心が集まったのは、上海株式市場の急落を受け、景気減速懸念が強まる中国だった。日産の中国販売は北米に次いで台数が多く、世界販売の約4分の1を占める。日系メーカー首位の座は2009年以降保持しており、最重要市場の一つだからだ。

 (後略、以上引用終わり)

※    ※    ※

↑ ゴーンさんは経営者のカリスマのようにメディアは持ち上げていますが、チャイナリスクなんて、一体全体、何時から言われているのですかね?


尖閣沖で、漁船を装った支那の工作船が海上保安庁の巡視船に体当たりをしてきたのは、2010年9月7日のことですよ。あの時、フジタ工業の社員二人がスパイ容疑の言いがかりをつけられ(最高刑は死刑)逮捕、つまり人質に取られたのです。

支那で有事ともなれば、在支那日本人は全員人質なんですよ。

それ以降も、というかそれ以降さらに日産自動車は支那にどんどん深入りしています。

本当にゴーンさんって、経営センスがあるのですか?


まあ、支那で酷い目にあうのは、日本人社員だから、ゴーンさんには関係ないのでしょうけどね。

会長職についている間だけ業績が良ければ、高額な役員報酬もらって、さようならの人ですから。


まだまだ、書くことはあるのですが、

また、機会があれば、続きます。


ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本のジャイアントキリング。対南アフリカ戦。 【ファイルSPO01】 2015.09.23 

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【ファイルSPO01】 2015.09.23 ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本のジャイアントキリング。対南アフリカ戦。

世界が驚嘆したジャパン・ラグビー。

 ということで、スポーツの部屋を新設します。

誰がこんな大金星=ジャイアント‐キリング【giant killing】を予想しえたでしょう?


日本代表チームは、アジアではチャンピオンで、ラグビーワールドカップの常連でありながら、何度も善戦はするものの、いままでワールドカップであげた通産勝利がなんと1991年の対ジンバブエ戦の一勝のみ。通算成績1勝2分け21敗なのです。


名将エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)の下で、新生ジャパンが、最近めきめきと実力を蓄え、世界の中でも頭角を現してきたということは、聴いていました。ただ、ワールドカップという大舞台で、どれだけその力が発揮できるのか、これまで実力がアップしたと言われてきた歴代ジャパンがことごとく、世界の壁に跳ね返されてきたことを考えると、素直に期待はできませんでした。


南アフリカは過去ワールドカップ優勝2回の経験があり、今大会でも優勝候補筆頭の強豪チームです。

さすがに、昨今の日本代表のレベルアップを考えれば、1995年のラグビーワールドカップで、ニュージーランドに145-17で惨敗した時のようなことはないにせよ、他のチームも当然レベルアップをしているわけですから、実力の差は歴然としていると思われ(実際に、この試合でも随所で南アフリカチームの破格の実力の片鱗を見ることが出来ました)、勿論日本チームを応援し、勝利を祈りはしましたが、正直なところ、内心では次回の東京大会のホストチームとして、恥ずかしくない程度の接戦に持ち込んでくれれば良いなという感覚でいました。


私の心積もりでは、日本がトライ1コンバージョン1、ペナルティーゴール3で、16点。

南アフリカが、トライ5コンバージョン3、ペナルティーゴール1で、34点。

日本16点対南アフリカ34点くらいのスコアで随所に日本の持ち味を出せれば、日本の大健闘の大満足で評価できるかな?というような感じでした。

正直言えば、これでも楽観的過ぎる大変厳しい数字だと思っていました。

南アフリカ戦の惨敗をできるだけ最小限に食い止めて、あと3戦でうまくいけば、ベスト・エイト進出もひょっとしたらあるかな?といった程度の認識でした。


それが大強豪南アフリカに勝利だなんて、いまだに信じられません。


私の認識が、とても日本代表チームに失礼なものだったことを今回は思い知らされました。本当に申し訳ありませんでした。


12人のドライビングモール参加などという奇襲でのトライや、継続に次ぐ継続の波状攻撃によって、最後にトライを奪った決勝点などは、見事の一言でした。みんなタックルで倒れては、すぐに立ち上がって、またタックルに向かう。その勇気とスタミナには本当に感心しました。


それにしても、他の競技と違い、コンタクトプレーが主体でフィットネスの差が大きく結果に表れるため、あまり番狂わせが無いと言われているラグビー競技で、

その点において圧倒的な不利が指摘されていた日本チームの勝利は、本当にいくら賞賛しても、し足りないと思います。特に低い姿勢の鋭いスクラムで、南アフリカチームを押し込んでいる場面も見られたことは、本当に驚きでした。


終盤、南アフリカがトライを狙わず、ペナルティーゴールで勝ち越し点を取って手堅く逃げ切ろうとした後、逆に日本チームはペナルティーゴールでの同点を選択せず、タッチラインに蹴り込んでゴール付近のラインアウトを選択し、勝ちにいきました。


このチーム全体の信頼感がもたらした素晴らしい勇気の決断が、奇跡的な勝利をもたらしたのだと思います。


終盤に、守備のほころびからあっさりと南アフリカチームにトライを決められたときは、さすがに駄目だと思ったのですが、選手は全然諦めていませんでした。


勿論、ワールドカップに出場するようなチーム同士の戦いですから、プレイのレベルは高いのは当然なのですが、その勝利に対するひたむきさは、まるで高校ラグビーをみているような感動を覚えました。

観客の多くの地元ファンは、イングランドも優勝を狙っているわけですから、当初は、ライバルとして上位進出が濃厚な優勝候補の南アフリカより、格下の日本の勝利の方が嬉しいという事情もあったのでしょうが、

そこはラグビー発祥の地として目の肥えたイングランドのファンのことですから、勇気のある日本チームのプレーに対する大応援は、純粋に日本チームの健闘に贈られたものだと思います。

もし、これが日本チームでなくても、私はこのような試合を戦ったチームに賞賛を惜しまなかったことでしょう。

そのチームがほかでもない我が日本チームだということが、本当に誇らしく、喜ばしいことなのでした。


この試合は、優勝候補である南アフリカの初戦ですから、今回の大会の行方を占う意味で、世界でも注目の一戦でした。


その試合でこれだけのパフォーマンスをして、しかも、勝利をしたチームは、世界に大いなる驚嘆をもたらしたことでしょう。

スポニチ・アネックスより記事を引用します。


 ※    ※    ※

日本 歴史的大金星!優勝候補、世界ランク3位の南アフリカ撃破

 2015年9月20日 02:45 スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/19/kiji/K20150919011168990.html

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 <日本・南アフリカ>後半29分、トライを決めた五郎丸(左)を祝福する日本フィフティーン
 Photo By スポニチ
 
 ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会第2日は19日、英国南部ブライトンなどで行われ、世界ランキング13位の日本は1次リーグB組初戦で同3位の南アフリカと対戦、2度のW杯優勝を誇り、今大会でも優勝候補に挙げられている強豪を苦しめたが、34―32で競り勝ち、歴史的大金星を挙げた。

 8大会連続出場、初のベスト8進出を目標に掲げる日本は、前半8分にFB五郎丸のペナルティゴール(PG)で3点を先制。同12分のPGを外し、同19分には南アにトライを許して逆転されたものの、同30分に5メートルラインでのラインアウトからモールを形成して押し込み、リーチ・マイケルのトライで逆転。その3分後には南アにトライを奪われたが、10―12と互角に近い内容で前半を折り返した。

 後半に入っても日本の勢いは衰えず、開始早々の3分に五郎丸のPGで逆転。すぐに南アにトライを許したものの、9分、13分と五郎丸が連続でPGを決めて同点に追いつく。その後、お互いに1PGずつ決めて22―22で迎えた後半22分に南アフリカに勝ち越しトライを許したが、同29分に五郎丸がトライ、39メートルの角度のある難しいコンバージョンゴールも自ら決めて29―29の同点に追いついた。

 同33分に南アにPGで勝ち越されたが、終了間際にPGで同点のチャンスに敢えてトライにこだわり、最後はヘスケスが逆転トライを決め、W杯6大会ぶりとなる勝利を挙げた。日本はW杯で2引き分けを挟んで16連敗だった。W杯では19試合ぶりの白星で、通算2勝目。

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

今回の日本代表は、FW17名、BK14名で構成されています。


日本チームの中心選手のプロフィールについてご紹介しましょう。


まず、日本代表キャプテンは、フォワードのリーチ・マイケル選手。

26歳 190僉105

ニュージーランド生まれ。5歳でラグビーを始めます。

世界最強のラグビー王国ではごく普通の選手だったのですが、2004年札幌山の手高校への留学によって転機が訪れます。

彼はこう言います。『ニュージーランドには毎日練習する習慣がなくて慣れるまで時間がかかったけれど、私には毎日練習でき、試合もたくさんできる日本の環境が合っていた。日本に来なかったら私は、ここまでの選手にはなっていないだろう。私が日本の練習でここまできたのは間違いない』

2007年から東海大学に入学し、2011年からは東芝所属。その、たぐいまれな実力で、頭角を現します。

2015年世界最高峰のプロリーグ、ニュージーランドのスーパーラグビー参戦。強豪チームでレギュラーになり、大活躍するまでに成長を遂げました。

なお、リーチ・マイケル選手は、カフェの経営者として別の顔も持っています。日本人の奥様やまだ小さな娘さんがいらっしゃいます。日本に骨をうずめる決意で帰化しました。

『日本の強さを海外に見せ、日本のイメージを変える』彼はそう意気込んでいます。


バイスキャプテン(副将)は、不動のフルバック、五郎丸歩(ごろうまる あゆむ)選手。

185僉99圓2011と2012のトップリーグ得点王に輝きました。日本代表最多得点記録を更新中です。

その正確なプレスキックは、エディー・ジョーンズHCをして、こう言わしめます。

『彼は世界でも五本の指に入るキッカーだ。ワールドカップの多くの試合は接戦が予想される。その際に彼のキックは日本にとって大きな武器となるだろう』

彼の、キックに至るまでのルーティーンは独特のスタイルです。

対南アフリカ戦。後半12分のペナルティーキック前のルーティーン。【国際映像より】


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これは正確無比なキックで既に伝説的な存在である、尊敬するイングランドの往年の名選手ジョニー・ウィルキンソン【(Jonny Wilkinson)、本名ジョナサン・ピーター・ウィルキンソン(Jonathan Peter Wilkinson OBE、1979年5月25日 -)】の影響を受けたものです。

ウィルキンソン選手は日本に何度か来日し、2004年には早稲田大学ラグビー部の臨時コーチを務め、五郎丸歩選手も直接指導を受けたことがあります。

このような。一連の動作を全く同じにすることは、大きな利点があります。

それは同じ動作を繰り返すと、常に平常心で精神を集中することができ、キックがアジャストしなくなった場合、ミスを修正しやすいということです。

また、五郎丸選手の繰り出すロングキックは、敵陣深く攻め込む強力な武器にもなります。


それから、歴代最多キャップを誇る大野均(おおのひとし)選手は、3回目の日本代表。

身体能力に優れた、ツイ選手やトンプソン選手など日本に帰化した5名の選手も頼もしい存在です。

フォワードの堀江翔太選手はオールラウンダーで、突破力が武器です。

海外でも名を知られた 不動のスクラムハーフ田中史朗(たなか ふみあき)選手の的確な判断力や技術。素早い球出しも魅力です。また、南アフリカのスーパーラグビー参加でキックの精度にも磨きがかかりました。

ジンバブエ人を父に持つ松島 幸多朗(まつしま こうたろう)選手はフィジカルの強さが武器です。


そして、日本チームの采配をふるうのは、エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)。

オーストラリア国籍ですが、奥様は日本人で、日本人の気質についてはよくご存じです。

2003年ワールドカップで母国オーストラリア代表ヘッドコーチとして準優勝に、2007年南アフリカ代表ではテクニカルアドバイザーとして優勝に導くという輝かしいキャリアを持つ名将です。

そして、日本のヘッドコーチ就任後、日本代表選手に大きな意識改革とスキルアップのための指導や猛練習を課しました。

まず、選手に要求したのは、フィジカルの強化です。練習量を大幅に増やし、世界でも類を見ない、120日間にも及ぶ宮崎合宿の結果、選手の筋力やスタミナが飛躍的に向上し、いつも良い試合をしながら、60分でガス欠をしていた日本代表に80分間、パフォーマンスを落とさない体力を授けました。

それから、日本の弱点とされていたスクラムも改善します。常に低い姿勢を保ち、背中を平らにし、膝を深く曲げて両足をしっかりと地面にグリップし、全員の力が同じ方向に加わるよう、効率よくスクラムの推進力を増すようにしました。

そのために必要な、筋力や技術、理解力を強化して強豪にも押し負けないスクラムを構築しました。

また、エディージャパンは、『アタッキングラグビー』と言われる連続攻撃も、大きな特徴です。

今のラグビーはディフェンスシステムのレベルが上がってきているので、相手ディフェンスの態勢が整い、機能する前にボールを出し続けなければ、ゲインラインを突破することができません。

ところが、タックルされて倒れてボールを出すタイミングを2秒以内にリサイクルすると、攻め込むスペースができるのです。

リロード(銃に弾丸を再装填する)2秒というのは、ディフェンスが体制を立て直すのに必要な時間です。そうすることによって、立って守備に備える敵の数を減らしていくのです。

エディーHCは確信をもってこう言います。『日本はスピードとテクニックで世界を圧倒できるはずだ』と。世界で戦えるマインドを変えることが、まず必要なのです。


その成果は短期間に現れました。新生エディージャパンはめきめきと実力を伸ばし、

2013年 ヨーロッパ王者(当時)ウェールズに歴史的勝利。

2014年 テストマッチで11連勝。世界ランキング9位(当時)にまで上り詰めるという実績を残しました。


対南アフリカ戦 ◇登録メンバー23人【2015年9月17日発表】

 (ポジション 名前 年齢 所属 キャップ数 出身)
PR1 三上正貴(27歳、東芝、29、東海大出身)
HO 堀江翔太(28歳、パナソニック、38、帝京大出身)
PR3 畠山健介(30歳、サントリー、68、早大出身)
LO トンプソン ルーク(34歳、近鉄、59、リンカーン大[NZ]出身)
LO 大野均(37歳、東芝、94、日大出身)
FL リーチ マイケル(26歳、東芝、43、東海大出身)
FL マイケル・ブロードハースト(28歳、リコー、22、キャンピオン高[NZ]出身)
NO8 ツイ ヘンドリック(27歳、サントリー、32、帝京大出身)

SH 田中史朗(29歳、パナソニック、49、京産大出身)
SO 小野晃征(28歳、サントリー、29、クライストチャーチボーイズ高[NZ]出身)
WTB 松島幸太朗(22歳、サントリー、12、桐蔭学園高出身)
CTB クレイグ・ウイング(35歳、神戸製鋼、10、NSW大[豪州]出身)
CTB マレ・サウ(27歳、ヤマハ発動機、23、タンガロア高[NZ]出身)
WTB 山田章仁(30歳、パナソニック、13、慶応大出身)
FB 五郎丸歩(29歳、ヤマハ発動機、53、早大出身)

 リザーブ
HO木津武士(27歳、神戸製鋼、37、東海大出身)
PR1稲垣啓太(25歳、パナソニック、6、関東学院大出身)
PR3山下裕史(29歳、神戸製鋼、45、京産大出身)
LO真壁伸弥(27歳、サントリー、31、中央大出身)
NO8アマナキ・レレイ・マフィ(25歳、NTTコム、3、花園大出身)
SH日和佐篤(28歳、サントリー、47、法政大出身)
SO/CTB立川理道(25歳、クボタ、39、天理大出身)
WTBカーン・ヘスケス(30歳、サニックス、10、オタゴ大[NZ]出身)

今回の激戦の流れを時系列的にまとめました。ご参照ください。

※    ※    ※

ラグビーワールドカップ2015 プールB第1戦 2015/09/19(土)

16:45(現地時間)キックオフ

ブライトンコミュニティスタジアム(3万人収容)


○ 日本チームのスターティングラインアップ。

 FW(フォワード)    【(C)NHK】

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 BK(バックス)    【(C)NHK】

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○ 南アフリカチームのスターティングラインアップ。

 【(C)NHK】

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中央より左側が、南アフリカのプレイ。右側に日本側のプレイを表示。試合の流れについては○印で記述しました。

   南アフリカ                      | | | | |                         日本

○ コイントスで、日本の主将、リーチがエリアをとる。
○ 南アフリカのキックオフで試合開始。
○ 時間 1’36  日本にオフサイドのペナルティー。南アフリカは、ペナルティーゴールを狙わず、タッチに蹴りだしラインアウトを選択、オープンに回しトライを狙う。日本が早い仕掛けで防御し、ターンオーバー。
○ 時間 5’ 日本ボールで、注目のファーストスクラム。押し込まれるが、早い球出しでボールを回し、大きくゲイン。ゴール正面でオフサイドの反則誘う。スタジアムは日本を応援。
                           時間 7’  得点 【0-3】  五郎丸歩 ペナルティーゴール成功
○ 日本先制。日本のテンポの速い球出しに南アフリカが対応できず再びペナルティー。
                           時間 10’ スコア 【0-3】   五郎丸歩 ペナルティーゴール失敗
○ 日本のラインアウトのペナルティーで、南アフリカがタッチキック。日本陣内深く入られラインアウト。連続攻撃をしかけられる。日本はオーバーザトップの反則、南アフリカはタッチラインに蹴り出し、ラインラインアウトから、ドライビングモールでトライ。
フランソワ・ロウ トライ            時間 17’  スコア 【5-3】
パット・ランビー コンバージョン成功    時間 18’  スコア【7-3】
○ 南アフリカの逆転。4点リード。
○ 時間 22’ 日本のゴール前で激しい攻防。何度もトライを防御。最後は敵のトライ寸前のノックオンで辛くも救われる【TMO(テレビジョンマッチオフィシャル)で確認判定】。
○ 日本ボールの5mスクラムで再開。南アフリカのアーリープッシュの反則。キックでエリアを挽回。
○ 南アフリカ陣で南アフリカがスローフォワード。日本ボールスクラム。スクラムは押され気味で球出しは遅れる。
○ 密集で、南アフリカが反則。五郎丸選手のロングキックで、南アフリカ陣深く、日本ボールのラインアウト。ドライビングモールでトライにも見えたがTMOでノートライ判定。南アフリカ反則で仕切り直し。
○ 再度ラインに蹴り出し、日本ボールラインアウト。再度ドライビングモールを試み、トライ。
                               時間 29’  スコア【7-8】 リーチ・マイケル トライ

日本のドライビングモール【国際映像より】


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リーチ・マイケル選手のトライ【国際映像より】


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観客の大声援を背に次のプレーに備えるジャパン・フィフティーン。


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                              時間 30’  スコア【7-10】 五郎丸歩 コンバージョン成功
○ 日本逆転で3点リード。
○ 日本ノックオンオフサイドの反則で、キックで押し戻され、ゴール前で南アフリカのラインアウト。
○ 今度は南アフリカのドライビングモールによる、お返しの逆転。
ビスマルク・デュプレッシー トライ    時間 32’ スコア【12-10】
パット・ランビー コンバージョン失敗  時間 33’ スコア【12-10】
○ 再び南アフリカが逆転で、2点のビハインド。
○ 日本、攻め込まれ自陣ゴール前で必死の防御。辛くもターンオーバーしたところで、前半終了。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(後半)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

○ 日本のキックで後半開始。南アフリカ、パット・ランビーのミスキックで日本ボールのラインアウト。日本の速い展開で南アフリカの反則を誘う。
                        時間 2’  スコア【12-13】 五郎丸歩 ペナルティーゴール成功
○ 後半開始早々再逆転。日本が1点リード。後半は上々の滑り出し。
○ 南アフリカキックオフ直後、日本の守備の綻びから、ルードベイク・デヤーヘルが抜け出しトライ。
ルードベイク・デヤーヘル トライ     時間 3’ スコア【17-13】
パット・ランビー コンバージョン成功  時間 4’  スコア【19-13】
○ 南アフリカ再逆転。日本6点のビハインド。
                        時間 5’  スコア【19-13】 交代 ツイヘンドリック→アマナキ・レレィ・マフィ 
○ 南アフリカが密集で、ノットロールアウエイ【タックルされ倒れたプレーヤーが寝ころんだままボールから離れずにいるときにとられる反則】。日本のペナルティーゴール。
                           時間 8’  スコア【19-16】 五郎丸歩 ペナルティーゴール成功
○ 日本、3点差に縮める。
○ キックオフ後、深く攻め込まれるも、防御。タッチキックで大きくエリアを押し戻す。南アフリカボールのラインアウトでモールが崩れ反則、日本ボールのスクラムからの連続攻撃で南アフリカの密集での反則を誘う。
                            時間 12’ スコア【19-19】 五郎丸歩 ペナルティーゴール成功
○ 同点に追いつく。両チーム選手交代。
                            時間 13’ スコア【19-19】 交代 畠山健介→山下裕史
                            時間 13’ スコア【19-19】 交代 大野均→真壁伸弥
交代 テンダイ・ムタワリラ→トレバー・ニャカネ 時間 13’ スコア【19-19】
交代 ビスマルク・デュプレッシー→アドリアン・ストラウス 時間 13’ スコア【19-19】
交代 ヤニー・デュプレシー→コーニー・ウェストハイゼン  時間 13’ スコア【19-19】
○ 南アフリカは、これで先発フロントロー3人とも交代。
○ 日本、ノットロールアウェイの反則。南アフリカは手堅くペナルティーゴールを選択。
パット・ランビー ペナルティーゴール成功 時間 16’ スコア【22-19】
交代 ピーターステフ・デュトイ →シヤ・コリシ 時間 17’ スコア【22-19】  
○ 南アフリカは再び3点リード。日本キックオフで、敵陣ラインアウトを獲得。ここで、両チーム選手交代。
                               時間 17’ スコア【22-19】 交代 三上正貴→稲垣啓
交代 ルアン・ピナール→フーリー・デュプレア 時間 17’ スコア【22-19】
交代 パット・ランビー →ハンドレ・ポラード   時間 17’ スコア【22-19】
○ 日本の連続攻撃に、南アフリカ、密集でノットロールアウェイの反則。度重なる反則に主審が南アフリカの主将を呼びつけ、これ以上繰り返すとイエローカードだと警告。日本は、ペナルティーゴールを選択。
                             時間 19’ スコア【22-22】 五郎丸歩 ペナルティーゴール成功
○ 日本再び同点に追いつく。
○ 南アフリカ、連続攻撃から、日本の守備の綻びをつき、アドリアン・ストラウスが独走であっさりとトライ。
アドリアン・ストラウス トライ         時間 21’ スコア【27-22】
ハンドレ・ポラード コンバージョン成功   時間 22’ スコア【29-22】
○ 再び、南アフリカが7点リード。これまでのワールドカップでは、日本チームは強豪相手に、このような善戦をしていても、この時間帯で、日本のスタミナが切れていたのだが、日本チームのスタミナはまだ残っているように見受けられる。
○ 日本のキックオフで敵陣に入るも、ノットロールアウェイの反則で、自陣に押し戻される。南アフリカボール、ラインアウトのピンチ。
○ 日本は再び、モールのコラプシングの反則で、さらにゴールに近い位置で、ラインアウトを取られ絶体絶命のピンチ。
○ 南アフリカ得意のドライビングモールを、懸命のディフェンスでタッチラインに押し出し、日本ボールのラインアウトに逃れる。ここで、アナウンサーが「敗れても7点以内の差の負けであれば、勝ち点1が入る」と説明しだす。五郎丸選手のキックでエリアを押し戻す。
                                時間 26’ スコア【29-22】 交代 田中史朗→日和佐篤
○ 南アフリカのラインアウト後、両チーム、ターンオーバーの応酬、南アフリカが密集でノーバインドでのショルダーアタックの反則により、五郎丸選手のキックで敵陣深く入り、日本ボールのラインアウト。
交代 ルードベイク・デヤーヘル→エベン・エツベス 時間 27’ スコア【29-22】
○ 日本、マイボールラインアウトのボールをキャッチし、華麗なパスワークで右隅トライ。
                                時間 28’ スコア【29-27】 五郎丸歩 トライ
【国際映像より】

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                                時間 29’ スコア【29-29】 五郎丸歩 コンバージョン成功
交代 ルワジ・ムボボ→JP・ピーターセン 時間 29’ スコア【29-29】
                                時間 29’ スコア【29-29】 交代 堀江翔太→木津武士
○ 再び、同点に追いつく。観客席から『ジャパン』のコール。
○ 南アフリカのキックオフ。日本陣内ゴールポスト正面で、日本がオフサイドの反則。アドバンテージがかかっている中で、日本は必死の防御でトライは許さず、プレイが中断。反則ポイントに戻って、南アフリカがペナルティーの権利を行使。トライを狙わず、手堅くペナルティーゴールを選択し、逃げ切る作戦を取る。【ここがこの試合の一つの大きなターニングポイント】。客席からは、この強豪らしからぬ消極的な選択にブーイング。
ハンドレ・ポラード ペナルティーゴール成功     時間 32’ スコア【32-29】
                                時間 32’ スコア【32-29】 交代 小野晃征→田村優
○ 再び日本は3点のビハインド。さらに客席の『ジャパンコール』が大きくなる。
○ 南アフリカボールのスクラムで、日本がスクラムを組み勝つ。一進一退の攻防の後、日本が南アフリカ陣ゴールライン前で連続攻撃、ゴール右隅に押し込むも、ノーゴール。この密集の中で、南アフリカが反則。既に警告があった繰り返しの反則のため、イエローカードが出される。
コーニー・ウェストハイゼン ペナルティ イエローカード  時間 38’ スコア【32-29】 
○ コーニー・ウェストハイゼン選手にイエローカード(シンビン=10分間の出場停止)が出たため、南アフリカはこの試合終了まで14人で戦うことになる。
○ 出場停止のウェストハイゼン選手はスクラム最前列のフロントロー(プロップ)のため、安全のための特例で既に退いたテンダイ・ムタワリラ選手が復帰交代。
交代 トレバー・ニャカネ→テンダイ・ムタワリラ  時間 39’ スコア【32-29】
○ ここで、日本はペナルティーゴールでの同点を狙わず、タッチに蹴り込んでラインアウトを選択。トライによる勝ち越しを狙う。
                                時間 38’ スコア【32-29】 交代 山田章仁→カーン・ヘスケス
○ バックス参加の13人のドライビングモールで押し込みインゴールするも、【TMO(テレビジョンマッチオフィシャル)で確認判定】によって、グラウンディングが認められず、ノーゴール。
○ 日本ボールのゴール前5mスクラムで仕切り直し。再び南アフリカのスクラムハーフがオフサイドのペナルティー。ここで、時計は80分になり、ロスタイムに入る。
○ 日本は、ここでもペナルティーゴールによる同点を選択せず、5mスクラムを選択。あくまで勝ちに行く。【この大きな決断が、奇跡の逆転劇を生む】
○ スクラムを日本がコントロールし、中央に移動。そこでスクラムが崩れ、日本ボールでスクラムの組み直し。アタックスペースが両側にでき有利な状況になる。
○ スクラムの組み直しから、ボールを獲得、大きくオープンに回し、右側にポイントができる。そこから球出しし、大きく左側にパスをつなぐ。マフィー選手が敵を引き付け絶妙のタイミングでヘスケス選手にパスを供給し、ゴール左隅ぎりぎりにトライ。
 【国際映像より】

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                                 時間 42’ スコア【32-34】 カーン・ヘスケス トライ
                                時間 45’ スコア【32-34】五郎丸歩 コンバージョン失敗
○ 直後にノーサイドのホイッスル。
 試合終了。

試合結果

https://www.rugby-japan.jp/schedule/detail/10741/

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 ※    ※    ※(以上)

↑ この表を作成し、試合を振り返ると、改めて、両チームの激闘の素晴らしさを実感することが出来ました。まさに歴史に残る名勝負です。


それにしても、暫定順位表を見てください。

0日テレ ラグビーワールドカップ England 2015  HPより
http://www.ntv.co.jp/rugby2015/result/

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↑ 日本が南アフリカより上にいるという、こんな状態を私は夢想だにしていませんでした。

もうこれで、今大会で日本代表はノルマを十分果たしたうえにお釣りがどっさりきます。

あとは、ベスト8目指して思う存分自分たちのプレーを発揮してほしいものです。


日本代表の次戦は、9月23日(水)日本時間 22:30の対スコットランド戦です。


大会スケジュールはこちらのリンクをご参照ください。↓

 0テレ大会スケジュール。
http://www.ntv.co.jp/rugby2015/oa/


最後に、後世に残すべきアーカイブスとして、この歴史的試合の報道を掲載いたします。


 ※    ※    ※(参照:スポニチ・アネックスより引用記事)

なぜ選手はついてきたのか エディーHC 前例なき4年間の挑戦 自ら見本を示す

 2015年9月20日 07:46 スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/20/kiji/K20150920011170320.html
 ラグビーW杯イングランド大会 1次リーグB組 日本34―32南アフリカ (9月19日 ブライトン)

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 <日本・南アフリカ>前半、モールからトライを決めるリーチ(右)
 Photo By スポニチ
 
 ラグビー史上最大の奇跡が起きた。日本のW杯勝利は、91年イングランド大会のジンバブエ戦以来、24年ぶり2勝目。12年4月に就任したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(55)の下、世界一のハードワークを積んできたジャパンが世界を驚嘆させた。

 この4年間の歩みが、それを物語る。過去1勝2分け21敗のW杯の歴史を変えるため、「人生最大のチャレンジ」と銘打ち、全てを日本ラグビーのためにささげた。就任当初は毎月の日本協会理事会に足しげく通い、予算の取り付けや合宿の重要性を説いた。長すぎる拘束に反発するトップリーグのチームにも頭を下げ、理解を求めた。今年の代表拘束期間は130日以上。前例なき強化体制はこの日のために敷いた。

 選手の強化も前例のないことばかりだった。合宿では1日3部練習は当たり前。実戦練習とフィットネス練習を休みなく交互に繰り返し、試合以上の強度に慣れさせた。FWコーチに元イングランド主将のスティーブ・ボーズウィック氏、フィットネスコーチにジョン・プライヤー氏を招へいするなど世界最高レベルのコーチ陣もそろえた。

 自身は13年10月、軽い脳梗塞で倒れながらも、同11月のニュージーランド戦(秩父宮)は病室からメンバー選考の指示を出した。「選手はこの4年間、たくさんのものを犠牲にしてきてハードワークしてきた」。そう語る指揮官自ら見本を示してきたから、選手もついてきた。W杯後の11月1日付での退任はすでに決定。南アフリカのストーマーズとの契約が決定的とされる“雑音”が流れても、選手たちとの信頼は揺るがなかった。
 [ 2015年9月20日 07:46 ]

 ※    ※    ※

日本金星に日比野氏「夢みたいな勝利」松尾氏「いいところ出した」

2015年9月20日 17:48 スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/20/kiji/K20150920011172510.html
 (中略)

 ▼日比野弘・元日本代表監督の話 われわれが生きているうちに、勝てるとは思わなかった。次のW杯開催が決まっている日本にとって、これ以上ないビッグニュース。夢みたいな勝利。

 ▼薫田真広・日本ラグビー協会ラグビーワールドカップ2019日本代表戦略室長の話 4年間のトレーニングの成果とメンタルの強さを感じた。世界で一番トレーニングした。80分間(体力が)落ちなかったのが勝因。フィジカルが強くなった。

 ▼松尾雄治・元日本代表選手の話 本当に素晴らしい。最後まで諦めなかった。日本はパワーで負けても、体力だけはそんなに負けない。いいところを出し尽くした。

 ▼元木由記雄・元日本代表選手の話 この勝利が新たな一歩。日本が新しいスタートを切れる一戦だった。やれるという自信はついたと思う。コンディションを整え、スコットランド戦に向けて準備してほしい。

 ▼王貞治・ソフトバンク球団会長の話 2019年の地元でのW杯開催に向けて、関係者の熱意が一つになった結果。勢いに乗ってほしい。相手も目の色を変えてくるだろうが、決勝トーナメントにいってほしい。

 ▼栗山英樹・日本ハム監督の話 もともとラグビーは好きで現役時代も見に行っていた。巨大なものに日本人が勝つのは侍な感じ。素晴らしいね。
 [ 2015年9月20日 17:48 ]

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五郎丸1トライ2ゴール5PGの大活躍「歴史を一つ変えた」

 2015年9月20日 03:12 スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/19/kiji/K20150919011170120.html
 ラグビーW杯1次リーグB組 日本34―32南アフリカ (9月19日 英国南部ブライトン)

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 <日本・南アフリカ>前半8分、先制のPGを決める五郎丸
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 日本の主役は間違いなくFB五郎丸だった。前半8分に先制ゴールを決めると、後半29分には同点となるトライ&コンバージョンゴールを決めるなど1トライ2ゴール5ペナルティゴールと活躍した。

 世界ランキング3位の南アフリカを下す歴史的勝利。五郎丸は「みんなが4年間ハードワークしてきた結果。本当に仲間を信じてやってきてよかった」と胸を張った。
 
 早大時代から名をはせ、スター街道をまっしぐらに歩んできた。代表初キャップは10年前。W杯は今回が初出場だが、代表通算653得点と世界でも有数のキッカー実力を大舞台で存分に発揮した。

 「歴史を一つ変えたが、この先もっと大きなものを変えて日本に帰国したい」。歴史的快挙の余韻にひたることなく、副将は視線をチームが目標に掲げる初の8強入りに向けた。

 ▼リーチ・マイケル主将の話 このためにやってきた。(歴史的勝利は)もちろんうれしいが、ここで切り替えて次のスコットランド戦へもう一回いい準備をしないといけない。
 [ 2015年9月20日 03:12 ]

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「W杯史上最大の衝撃」英メディア、日本の勝利を異例の扱い

 2015年9月20日 05:33 スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/20/kiji/K20150920011170240.html

 ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本が19日、過去2度の優勝を誇る南アフリカに逆転勝ちし、英メディアは「W杯史上最大の衝撃」と異例の大きな扱いで報じた。

 テレビ中継した英放送局ITVの解説者は試合中に「信じられない」と連発。次の試合の中継が始まった後も日本の試合を振り返った。世界中で大ヒットした小説「ハリー・ポッター」の作者J・K・ローリングさんからも驚きの声が。ツイッターに「こんな話は書けない」と記した。

 ガーディアン紙は「W杯史上、比類のない試合。世界に波紋を広げた」と報道。デーリー・テレグラフ紙は電子版のトップで「史上最大の番狂わせ」と伝えた。

 BBC放送もニュースで繰り返し試合の模様を放送し、ラグビー発祥の地である英国に与えた衝撃の大きさをうかがわせた。(共同)
 [ 2015年9月20日 05:33 ]
 
 ※    ※    ※

南アでも速報 日本代表称賛「勇敢な桜たち」「命懸けでタックル」

 2015年9月20日 16:06 スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/20/kiji/K20150920011171900.html

 ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で、日本が過去2度の優勝を誇る南アフリカを破った試合について、南アのメディアは「史上最大の番狂わせ」と速報、「容易な開幕戦と思っていた人たちが打ちのめされた」と驚きを込めて伝えた。敗れた南アチームへの批判よりも、日本の健闘をたたえる論調が目立っている。

 オンラインニュースサイト「ニュース24」は試合では「南アは主導権を握れなかった」と分析。日本代表を「勇敢な桜たち」と形容し「命懸けでタックルし、ラグビーファンの記憶に永遠に残る勝利を手にした」と手放しで称賛した。

 日曜紙サンデー・タイムズ電子版は「南アは勝利を期して試合を始めたが、日本は威圧されることがなかった」と伝え、日本チームの戦いぶりに敬意を表した。(共同)
 [ 2015年9月20日 16:06 ]

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南ア撃破にエディーHC興奮「W杯史上最高の試合」「8強が私の仕事」

 2015年9月20日 03:26 スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/19/kiji/K20150919011170130.html
 ラグビーW杯イングランド大会第2日 日本34―32南アフリカ (9月19日)

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 南アフリカに勝ち、歓喜のラグビー日本代表(AP) Photo By AP

 新たな歴史を刻んだ。日本代表のエディー・ジョーンズHCは試合後「本当に信じられない。きょうはいいプレーができると思っていたが、日本のラグビーにとって素晴らしい日だ。W杯で南アフリカに勝ったのだから特別な気持ち。W杯の歴史の中でも最高のゲームだと思う。まだ終わっていない。ベスト8にいかないといけない。それが私の仕事」と興奮気味に語った。

 世界ランキング3位の南アフリカに対し、日本は同13位。格上の相手に対し「日本は体格が小さいので、ボールを動かし、懸命なことをする。そして相手にトラブルを与えるようなことをしなければならない」と挑んだ。

 そして手にした“大金星”。「このためにやってきた。ラスト3分は両足がつって大変だったが、周りの選手がよく動いてくれた」とリーチ主将。歴史的な1勝に「もちろんうれしい」としながらも「一回切り替えてスコットランド戦に向けて、いい準備をしたい」と気持ちを切り替えていた。
 [ 2015年9月20日 03:26 ]

 【以上】

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その98) 【ファイルSI 103】2015.09.30 

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【ファイルSI 103】2015.09.30 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その98)

◆ そもそもの発端は、怪しげなアメリカのブロガー=ポール·ノフラー氏の立てたスレッドのコメント欄。(その5)

“大宅壮一賞記者”毎日新聞社環境科学部須田桃子氏が書いた、「ネイチャー誌が『(STAP)現象が本当ではないことを立証した』」という大嘘記事と、そのニュースソースと思われるポール·ノフラー氏のブログ!!

前回は、↓

◆ そもそもの発端は、怪しげなアメリカのブロガー=ポール·ノフラー氏の立てたスレッドのコメント欄。(その4)

レーン3の切り貼りの指摘は、なんと!ネイチャー電子版公開から、僅か4日と12時間後!!

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55711334.html

↑ という記事を書きました。

実は、今回はそれに関連して、NHKが2015年3月10日(火)放送した『クローズアップ現代論文不正は止められるのか ~始まった防止への取り組み~』についての論評記事を書くつもりだったのですが、このタイミングでまたぞろSTAP叩きのメディアがおかしな動きをし始めたのでそちらを優先します。


今回の連載 『◆ そもそもの発端は、怪しげなアメリカのブロガー=ポール·ノフラー氏の立てたスレッドの書き込み。(その1)』から読まれる方はこちら。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55693785.html

 『【ファイルSI 06】2014.04.17 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)』から読まれる方はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54899933.html

ということで、今回は例のSTAP論文及び執筆者の誹謗中傷名誉棄損本で第46回大宅壮一ノンフィクション賞書籍部門を受賞なさった毎日新聞科学環境部須田桃子氏のスクープ記事(?)の信じがたく、そして許しがたい大嘘について分析、批判を致します。


その前に、どうやら須田桃子氏の肩書は、“毎日新聞科学環境部須田桃子氏”ではなく、“大宅賞記者 須田桃子氏”になったようなので、今回はそのように呼ばせていただきます。


対談集『文系の壁 (PHP新書) 新書 – 2015/6/16養老 孟司 (著)』の増刷版の帯に、ちゃっかりそう書いてあるので、須田氏はご自身が所属する毎日新聞の出版部門ではなく、わざわざ文芸春秋社から出版した著作が、文芸春秋社が主宰するこの出来レース大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したことが余程誇らしいご様子なのでした。↓


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↑ こういうのが、養老孟司東大名誉教授のベストセラー本の表題にもなった、超えられない『バカの壁』の典型なのでした。


須田氏は、あれだけ、個人的にも親切を受け、懸命に誠実に、須田氏からの取材やメールへの回答等、STAPへの理解のを求めるための努力の労を惜しまず、なんと入院の病床からもメール対応された、故笹井博士の恩を土足で踏みにじって書いた本が、大宅壮一ノンフィクション賞に受賞したことが、とても嬉しいような、そういうお人柄らしいのです。

↑ この本の主著者で、例の誹謗中傷名誉棄損本に対する書評を書かれた養老孟司東大名誉教授や、以前、故笹井博士の発見された、神経誘引物質で、胚の背腹の位置に関与するコーディン、竹市センター長のノーベル賞級の発見カドヘリンの説明について記事を引用させていただいた、池田清彦氏についても書くべきことがあるのですが、これも別の機会に譲ります。


それで、その“大宅賞記者 須田桃子氏”が毎日新聞にまたまた酷い嘘記事を書きました。↓


 ※    ※    ※

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STAP細胞:133回の再現実験ですべて作れず

毎日新聞 2015年09月24日 02時00分
http://mainichi.jp/select/news/20150924k0000m040122000c.html

◇米ハーバード大など、ネイチャーに発表


STAP細胞論文の研究不正問題で、米ハーバード大のグループなどが計133回の再現実験ですべてSTAP細胞を作れなかったとの報告を、24日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

理化学研究所も「STAP細胞はES細胞(胚性幹細胞)由来だった」との試料解析結果を報告した。


同誌に掲載されたSTAP論文は昨年7月に撤回されており、撤回済みの論文に関する報告を載せるのは異例という。ネイチャーは論説欄で「論文撤回時の説明はSTAP現象が本物である可能性を残していたが、2本の報告は現象が本当ではないことを立証した」とコメントした。

ハーバード大のジョージ・デイリー教授らの報告によると、再現実験は米国、中国、イスラエルの計7グループが実施。STAP細胞の作製方法は、論文に掲載された以外にも共著者で同大のチャールズ・バカンティ教授らが発表していたが、どの方法でも成功しなかったという。

理研の報告は松崎文雄チームリーダーらがまとめ、既に昨年12月に理研調査委員会が公表した最終報告にも反映されている。松崎チームリーダーは「国際的にも影響が大きかったので、試料の解析結果を科学的論文として報告する必要があると判断した」と説明した。

【須田桃子】


 ※    ※    ※

↑ まあ、なんとよくこれだけの嘘記事を“大宅賞記者 須田桃子氏”は書けるものです。

本人の心積りでは、毎日新聞科学環境部所属と言うよりも、“大宅賞記者 須田桃子大先生”が毎日新聞に寄稿してやったというスタンスなのでしょうが・・・。


『133回追試に失敗したから何?133回という回数とSTAPの有無なんて、ましてや氏が追及している“フリをしている”STAP研究不正とやらはどうやったら結びつくの?』で済む話なのですが、それ以前の事実関係について酷い嘘が含まれているのです。


まず、原文を当たってみると、かなり事実関係を曲解していることが分かります。

この記事は、まず、『◇米ハーバード大など、ネイチャーに発表』とあり、『松崎チームリーダーは「国際的にも影響が大きかったので、試料の解析結果を科学的“論文”として報告する必要があると判断した」と説明した』とありますが、“論文”が発表されたわけではありません。

原文に当たれば一目瞭然の嘘を“大宅賞記者 須田桃子大先生”は書かれているわけです。須田氏は“第46回大宅壮一ノンフィクション賞”を受賞なさった訳なのですが、そこから“ノンフィクション”という言葉を省いて、“大宅賞記者”を名乗られているのは、自分が書いているのがフィクションだらけだという御自覚がおありだからでしょうか?

ネイチャー誌原文はこうです。↓


NATURE | EDITORIAL

STAP revisited

Reanalysis of the controversy provides a strong example of the self-correcting nature of science.

23 September 2015


↑この表題を見ただけで、ネイチャー誌の、日本の雑誌でいうなら、『編集後記』のような記事に、『STAP再訪(STAP revisited)』というのがあって、その中で、

“Reanalysis of the controversy provides a strong example of the self-correcting nature of science”

その後のネイチャー誌自身が報じた二報のSTAP論文に対する自己検証として、STAPに対する論争についての端的な例として二つの有力なレビュー【review(論評・報告)】を掲載・再検討しているだけです。↓

http://www.nature.com/news/stap-revisited-1.18400

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毎日の記事だと、ネイチャー誌に発表された、米ハーバード大などの『論文』や、理研の松崎文雄チームリーダーによる『論文』によってSTAPが存在しないことが立証されたということになっているのですが、そんな『論文』は掲載されていません。


ネイチャーのような科学誌は、公平を期すために、掲載した論文の反対論文の投稿は受付けません。

なぜなら、そういった論文の投稿があったとして、編集段階なり、査読段階で、ボツにしたら、そのメディアに、『自分の面子のためにボツにした』などという色がついてしまい、フェアじゃないからです。

だから、今回のSTA騒動のヒーローにまつりあげられていた理研の遠藤上級研究員は、

2014年3月16日に、STAP論文に対する反論論文ではなく、ES細胞コンタミの分析方法についての論文をネイチャー誌に投稿し、査読に回されることなく編集の審査段階で4月11日にリジェクトされたのです(ボツ原稿扱い)。


リジェクト理由は、『確立した方法ではなく、異なる細胞間の比較には使えない』とあり、遠藤博士本人も、2014年10月1日の別の雑誌の論文投稿における記者会見において、「このリジェクトには納得している」と発言しているのです。【記者会見動画より】

  ↓
【全録速報】 理研・遠藤高帆研究員が記者会見~STAP細胞のデータ解析を説明 2014.10.01
https://www.youtube.com/watch?v=FL9ltGGX1Sk

須田氏もその記者会見に出席し、質問までなさっているのですから、何を考えていらっしゃるのでしょう?


それで、念を押しますが、その二つのレビューは、あくまで、STAPに対する論争の代表的な報告の例示なのであって、こういう現状ですよという、再生生物学の研究者や査読者のための便宜に供するための情報提供というもの以上でも以下でもありません。

そういった追試に関する情報提供や科学的論争は科学にとって有益であることは言うまでもないのですが、“大宅賞記者”であらせられるサイエンスライターの方が、そのレビューに対する科学的で素人にも分かりやすい論評を記事とするならともかく、(それがサイエンスライターの役割です)

それをせずに『ネイチャーは論説欄で「論文撤回時の説明はSTAP現象が本物である可能性を残していたが、2本の報告は現象が本当ではないことを立証した」とコメントした。』って、この編集者の記事のどこに書いてあるのですか?


STAPの不在証明なんて、科学的に不可能ですし。


それが133回の追試で失敗したら、STAPが存在しないという理屈なんて科学的に有り得ませんし、そんなことをもって、『「2本の報告は現象が本当ではないことを立証した」とコメントした。』なんてネイチャーの編集が書くはずがないのです。


それは、この記事で紹介されている二つのレビュー【two Brief Communications :2つの短い情報(BCAS)】として紹介されているうちの最初のレビューである、

筆頭著者が、Alejandro De Los Angeles(アレサンドロ・デ・ロス・アンゼルス博士)であるところの“Failure to replicate the STAP cell phenomenon”というレビューにおいて主張している事なのであって、しかもここにおいても、そんな立証なんてされていません。

まともな科学者やまともなネイチャー編集部がそんな立証ができるなんて言うわけがないのです。


正確を期すために、原文をご確認ください。↓

http://www.nature.com/news/stap-revisited-1.18400

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The main reason is to update the scientific record. The wording of the STAP retraction notices left open the possibility that the phenomenon was genuine. It said: “Multiple errors impair the credibility of the study as a whole and we are unable to say without doubt whether the STAP-SC phenomenon is real.” The two BCAs clearly establish that it is not.

↑ とあるように、この度の二報のレビュー掲載の主たる理由は、“update the scientific record”科学的な記録をアップデート【最新情報を与える】することです。

主に若山博士によって書かれたと思われる、若山博士のミスに起因するドタバタ劇の末に発表された二報のSTAP撤回理由の文言は、あくまで、『全体としてミスが多くて研究の信頼性を損なった不十分な論文なので、こうした複数の過誤は、本研究の全体としての信頼性を損ねるものであり、また、STAP幹細胞に関する現象の真実性を疑いの念無く述べることができない。これらの現象を新たに検証する研究は現在進行中である。しかし、これまでに見いだされた過誤が多岐にわたることから、筆者らは Article と Letter の両者を撤回することが妥当であると考える。』というようにSTAP現象の真実性を持つ可能性への道が開かれているという事に注目し、それについての現状の議論はどうなっているか、有益な情報を提供しようという主旨のものなのです。

 理研によるネイチャー誌STAP論文撤回理由仮訳を参照のこと。↓
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/topics/2014/20140702_1/140702_1_5_jp.pdf

↑ ここにあるように、二報のSTAP論文撤回は依然として『STAP現象の真実性を持つ可能性への道が開かれている』ということすら日本のメディアは隠ぺいして、あたかも、STAP論文は小保方博士の捏造による不正論文だから、価値が無いものとして、完全否定したうえで撤回したかのような悪意の虚偽報道を行っていました。


ところが、その撤回理由に対して、

“The two BCAs clearly establish that it is not. ”

↑ とあるように、ここで取り上げられた2つのレビュー(2 BCAs)は、それに対してそのような可能性はないという立場を明快に『establish【樹立=打ち立てる】』している端的な論説だからSTAPをめぐる論争の更新された現状報告として取り上げたということなのです。

それで、“大宅賞記者 須田桃子氏”は、“establish”という言葉を文脈も考えず、恐らくは翻訳ソフトそのまま『立証』と訳しているわけです。

STAPが存在しないということが『立証』されたのなら、それ以下の文章と矛盾するにも関わらず・・・。

そもそも、STAPの不在証明なんて、悪魔の証明で不可能ですからね。

それから、対立する説の片方を『立証された』とか完全に正しいと決めつけるというこのような科学に対する傲慢な態度が、氏御自身のサイエンスライターとしての資質や資格に対する大いなる疑義を生じしめることが、氏には全く分かっていない模様なのです。

とにかく、この“大宅賞記者 須田桃子氏”は、予断や悪意の偏見を持った決めつけが多すぎるのです。


このパラグラフにおいて、ネイチャー誌の編集は、こう結論付けているのです。

“But, ultimately, reproducibility efforts should be peer reviewed.”

↑ つまり、究極的には、“peer reviewed”=【狭い意味の査読ではなく】同分野の専門家による評価や検証によって、再現性への努力はがなされるべきだと言っているわけです。

すでにSTAPの再現性など存在しないと『立証』されたのだったら、もう、『同分野の専門家による評価や検証によって、再現性への努力』といった、究極的で科学的な方法は無用なのです。


つまり、ネイチャー誌は、

究極的には科学的な証明は、集団リンチのようなメディア報道やそれに追従する無責任な素人の世論や、明確な意図を持った工作や、“大宅賞記者”というようなサイエンスライターなるものが、恣意的に決めつけるのではなく、

専門の科学のコミュニティーの中での更なる研究や分析、論争のみによって行われるのだという至極当たり前のことを確認したに過ぎないのでした。


それで、毎日の記事は、『ハーバード大のジョージ・デイリー教授らの報告によると、再現実験は米国、中国、イスラエルの計7グループが実施。STAP細胞の作製方法は、論文に掲載された以外にも共著者で同大のチャールズ・バカンティ教授らが発表していたが、どの方法でも成功しなかったという。』とあるので、そちらの著者を見てみると。↓

http://www.nature.com/nature/journal/v525/n7570/full/nature15513.html

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↑ ジョージ・デイリー教授の名前が見当たりません。おかしいと思ったら、矢印の『+』マークをクリックしたら、出てきました。↓


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ジョージ・デイリー教授は、ラスト・オーサーらしいのですが、こういう場合は、筆頭著者の『Alejandro De Los Angeles(アレサンドロ・デ・ロス・アンゼルス博士)ら』と書くべきだと思うのですが、それはともかく、ジョージ・デイリー教授といったら、例の偏向報道『NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正の深層』 14.07.27で、↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55135349.html

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(NHK)STAP細胞は作れるというバカンティ教授の実験室で実験を繰り返してきたが、これまで一度も成功していない。

(デイリー教授)「細胞が緑に光る現象は 確認されています。しかし、それは細胞が死ぬ直前に起きる現象だとみています」

↑ と発言していたハーバード大学のジョージ・デイリー教授です。


それで、理研の松崎文雄チームリーダーの報告は、毎日の記事にも書かれているように『既に昨年12月に理研調査委員会が公表した最終報告にも反映されている』とあります。

ですから、このネイチャー誌の編集者によるSTAP再訪の文章に引用されている二つのレビューについては、日本においては、別に『再訪』するまでもない既知の情報なのです。


それを、“大宅賞記者 須田桃子氏”は、

『STAPは存在しないことが立証されたとネイチャー誌が発表した』という大嘘スクープ記事を、

ネイチャー誌の発表の翌日に、他社に先駆けて毎日新聞に“寄稿”なさっているのでした。


それにしても、ネイチャー誌は、

(A. De Los Angeles et al. Nature http://dx.doi.org/10.1038/nature15513; 2015)とあるように、アレサンドロ・デ・ロス・アンゼルス博士の『レビュー=BCA』と紹介しているのに、↓

http://www.nature.com/news/stap-revisited-1.18400

何故、わざわざクリックしないと出てこない『ハーバード大のジョージ・デイリー教授らの報告によると』というふうになるのでしょう?


とにかく、このレビューの著者は沢山いるのです。↓

ARTICLE PREVIEW ←【あくまで、レビューです】

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NATURE | BRIEF COMMUNICATION ARISING


Failure to replicate the STAP cell phenomenon


Alejandro De Los Angeles, Francesco Ferrari, Yuko Fujiwara, Ronald Mathieu, Soohyun Lee, Semin Lee, Ho-Chou Tu, Samantha Ross, Stephanie Chou, Minh Nguyen,Zhaoting Wu, Thorold W. Theunissen, Benjamin E. Powell, Sumeth Imsoonthornruksa, Jiekai Chen, Marti Borkent, Vladislav Krupalnik, Ernesto Lujan, Marius Wernig, Jacob H. Hanna, Konrad Hochedlinger, Duanqing Pei, Rudolf Jaenisch, Hongkui Deng, Stuart H. Orkin, Peter J. Park & George Q. Daley


筆頭著者の『Alejandro De Los Angeles(アレサンドロ・デ・ロス・アンゼルス博士)』はこちらの方です。↓

http://www.hms.harvard.edu/md_phd/student/current_trainees08.html

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Alejandro De Los Angeles

 Stanford University MD in New Pathway PhD in Biological and Biomedical Sciences 
 Mentor: George Daley, M.D., Ph.D.

“Mentor: George Daley, M.D. Ph.D.”とあるので、デ・ロス・アンゼルス博士は、デイリー博士のお弟子さんのようです。

スペインの有名なソプラノ歌手に、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(Victoria de los Angeles)さんという方がいらしたので、メキシコ等のラテン系の方かな?

国際色豊かで、何故だか支那系と思われる名前が目立つのですが、Yuko Fujiwaraさんという日本人のお名前があったのでした。

それで、Yuko Fujiwaraさんは、こういう方のようです。↓

https://connects.catalyst.harvard.edu/Profiles/display/Person/27390

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Yuko Fujiwara, PH.D.

 Title Instructor in Pediatrics
 Institution Children's Hospital Boston
 Department Pediatrics
 Address Children's Hospital

Yuko Fujiwara氏の執筆論文の共著者のラスト・オーサーとして、しばしば名前が見られるのが、Stuart H. Orkin 博士。

プロフィールはこちらです。

http://www.hms.harvard.edu/dms/bbs/fac/orkin.php

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スチュアート・オーキン:小児腫瘍学、DFCI科

ボストン小児病院、ダナファーバー癌研究所 、ハワード・ヒューズ医学研究所/ハーバード幹細胞研究所 (最終更新日:2014年6月19日)

スチュアート・オーキン博士は、造血幹細胞や、ヒトESおよびiPS細胞を用いた初期の小児白血病の研究などをなさっている先生のようです。


Yuko Fujiwara博士とは、ボストン小児病院でご一緒です。


ということで、Yuko Fujiwara博士の名前で検索したら、とんでもない記事に突き当たりました。


またしても、ポール・ノフラー氏のブログです。

http://www.ipscell.com/tag/yuko-fujiwara/

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記事冒頭の拡大。


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TAG ARCHIVES: YUKO FUJIWARA


New Nature papers debunk STAP cells

Posted on September 23, 2015


それにしても、2015.9.23のネイチャー誌発表と同じ日に、ポール・ノフラー氏のブログに、その内容が投稿されているわけです。

というより、題名が“New Nature papers debunk STAP cells”つまり『ネイチャー誌最新号のペーパーは、STAPの嘘の正体を暴露する』とあるわけで、ネイチャー誌が編集者の書いた記事の中で取り上げた2つのレビューのうち、Alejandro De Los Angeles(アレサンドロ・デ・ロス・アンゼルス博士)のレビュー(ハーバード大のジョージ・デイリー教授がラスト・オーサー)の共同執筆者であるYUKO FUJIWARA氏から内容は知らされていたのでしょう。

まず、ノフラー氏のブログでは最初に取り上げられ、ネイチャー誌では2番目に取り上げられたレビューの方は、理研の松崎文雄チームリーダーらがまとめ、既に昨年12月に理研調査委員会が公表した最終報告にも反映されているものですから、YUKO FUJIWARA氏から事前に内容を知らされていれば、予定稿を書いて、あとは、ネイチャー誌がどんな意図で、この2つのレビューを書いたか確認したうえで書き足せばいいだけですから、ネイチャー誌発表直後にこのブログはアップできます。


ここに出てくるWGS(Whole Genome Shotgun)について説明いたします。

【国際連携による癌の全ゲノムシークエンスとスーパーコンピュータ 中川 英刀 理化学研究所 統合生命医科学研究センター ゲノムシークエンス解析研究チームより】↓
http://www.cyber.biotech.okayama-u.ac.jp/Ksympo/Hidewaki%20Nakagawa.pdf

遺伝子解析は、例えば、比較的低廉で容易に行える電気泳動分析によってなされることが多いのですが、


現代では、超大量の DNA 配列を決定する次世代シーケンス技術(Next Generation Sequencing:NGS)とゲノム情報解析技術の爆発的な進歩に伴い、例えば、個人のヒトゲノムの配列約 30 億塩基=3Gb を短期間で決定し、ほぼすべての変異/多型の検出が可能な全ゲノムシークエンス解析(WGS)が比較的安価で迅速に行うことが可能になってきているのです。

こういった、ゲノム=染色体に含まれる遺伝子情報総体の膨大な量の塩基配列を短期間で決定し、ほぼすべての変異/多型の検出が可能な全ゲノムシークエンス解析のことをWGS(Whole Genome Shotgun=ホールゲノムショットガン配列決定法)と言います。


それで、思い出すのが、若山博士がなにを血迷ったか、第三者委員会に残存試料(要するに現存する実験マウスの幹細胞)の遺伝的由来の解析を依頼し、アクロシンによる影響を誤認し、若山研以外のマウスをあたかも小保方博士がポケットに入れて外から持ち込んだかのような誤解を世間に与える暴言を吐いた、

2015年6月16日の記者会見。


その記者会見中で、若山博士は、さらなる詳しい分析を行うと一千万円以上かかるが、それをするまでもなく、実験マウスは(小保方氏によって?)外から持ち込まれた若山研にはないマウスだと断定していました。

この一千万円以上かかるというのがこのWGS分析だったようです。

実際に、理研の発表の経費報告では、保存試料の分析として1,410万円計上されていますから、これが、ご苦労なことに、これによってSTAPの存非が分かるわけがないWGS分析に要した費用なのでしょう。

それにしても、“大宅壮一賞記者須田桃子氏”は本来的に科学にとって有益な検証実験に大反対し、STAPの有無を調べるには無意味な残存試料・データの分析に異常にこだわっていました。まるで、何者かによる、ES細胞混入を予め知っていたかのように。

これは一体何なのでしょう?


こういう、小保方博士にさらなる濡れ衣を着せることが目的であることが見え透いた、科学の進歩にとって無益な分析をさせておいて、結果として、誰がES細胞を混入したか分からなかったにもかかわらず、石川某なる無責任極まりない理研OBを利用して、小保方博士を犯人扱いし、


逆に科学にとって有益な検証実験【しかしながら、これにおいて、小保方博士に対して酷い人権侵害があり、これは断じて科学の方法ではないと相澤チームリーダーは批判した】について、税金の無駄遣いと大声で触れ回る“大宅壮一賞記者須田桃子氏”なる人物は一体何者なのでしょう?


このような科学とは全く無縁な自称サイエンスライターを、『縁なき衆生は度し難し』とばかりに放置しておいてよいのでしょうか?

巧妙な“政治”によって、得た“大宅壮一賞記者”の肩書を振り回して虚言を吐きまくるこの人をどうして、メディアという世間の常識とかけ離れた価値観を持つ閉鎖的な“村”は、彼女を許すどころか、あたかも英雄のように祀り上げているのでしょうか。


それにしてもノフラー氏のブログの『debunk』=de・búnk/di-/ /di-/《口》►vt 〈主張・説など〉のうそ[まやかし,虚偽]をあばく;〈名士など〉の正体を暴露する[すっぱ抜く],…の仮面をはぐ.【リーダーズ英和辞典第3版】という悪意に満ちた表題自体が、本当にこの人たちは科学者なんだろうか?という疑念を起こさせます。


私は、毎日新聞に、この悪質極まりない虚偽に満ちた『飛ばし記事』を書いた“大宅賞記者 須田桃子氏”は、こちらのノフラー氏のブログを元に記事を書いたとしか思えないのです。

頓珍漢な問題提起の勘違いの仕方がまるで同じで、

例えば、ネイチャー誌が、

(A. De Los Angeles et al. Nature http://dx.doi.org/10.1038/nature15513; 2015)とあるように、アレサンドロ・デ・ロス・アンゼルス博士の『レビュー=BCA』と紹介しているのに、

わざわざ『+』をクリックしないと出てこないラスト・オーサーのハーバード大のジョージ・デイリー(George Daley)教授らの報告によると』というように紹介したのがそっくりそのままだからです。

また、ノフラー氏のブログに書かれている本来は『レビュー』に過ぎない“two new papers”を、そのまま、『論文』と誤訳したのも、“establish”を『立証』と誤訳したのもネイチャーの原文も読まずにノフラー氏のこのブログを孫引きしたからだと考えられます。


それで、その報告が笑わせます。


“In summary, 133 replicate attempts failed to document generation of ES-cell-like cells, corroborating and extending a recent report.”

↑ 要するに、133回追試が成功しなかった、からSTAPは存在しないということ。

私にしてみれば、というか科学的常識から言って、「だから何?」という話なのです。誰が何回失敗したからといって、それが、その現象は存在しない証明にはならないからです。しかも、たかが133回の追試失敗を大げさに取り上げてどういう意味があるのでしょう?


私はネイチャーが、どうしてこんな愚かな編集者の記事と、再現実験を行っている科学者にとって有害無益な二つのレビューが、このタイミングで何故掲載されたのか理解に苦しみます。ネイチャーの台所事情について、だいたいの目算はついているのですが、これはまた日を改めて機会があれば書きます。


それで、ここで念押ししますが、

これを知らずして、STAPについて語る資格が無い、そもそもSTAP騒動を考えるうえでの大前提ですが、


STAP細胞は継代増殖しないので、残存しておらず、残存資料の分析によって、STAP細胞の有無の証明は不可能です。それが、そもそも理研が検証実験を始めた大きな理由なのです。


それから、全マスコミが隠ぺいにやっきになっている、以前当ブログで書いた、↓

【ファイルSI 91】2015.07.20 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その87)
自ら記者会見で質問して得た藪蛇回答を隠ぺいして、事実を捻じ曲げる嘘つき『日経サイエンス』(その11)
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55640336.html

↑ で詳しく説明したのですが、


何度でも繰り返しますが、小保方博士の研究不正というデッチアゲは、世界的な天才科学者であられた故笹井芳樹博士の必要かつ十分な記者会見資料により粉砕されたままなのです。↓

 【眼とろん星人が見やすいようにレイアウト加工】
http://www3.riken.jp/stap/j/s3document1.pdf

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この資料において、STAP現象が無ければ、存在しない大きな理由として挙げられた光る胎盤のキメラマウスの由来がESマウスによるものであるという、証明は、いまだに、なされていないのです。


桂外部調査委員会、【調査報告書(スライド)】P’7 より

http://www3.riken.jp/stap/j/h9document6.pdf

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【↑ わかりやすいように、P7『理研による全ゲノム解析結果』に眼とろん星人が注記を付けた。 】

↑ この表で明瞭に分かりますが、現象としてのSTAPがあるとしか考えられない証拠である、と故笹井博士が指摘した、胎盤を光らせたFI幹細胞については、


 ∥枷廚鮓蕕擦FI幹細胞は細胞株名が不明で、Oct4-GFP(論文記載)残存ストック無し(作成された記録不明)となっていて、ES細胞との関連を示した青線による紐づけがされていません。


それから、ここで注意を喚起したいのは、


追試を試みたい科学者の利便に供するために、相澤チームリーダーがおっしゃっておられた、

「2015年3月に、日本だけでなく世界全体の科学者世界に向かって、今回のSTAP現象の検証実験についてレポートの形で、基礎資料として提供するので、今後、STAP現象の究明を行いたいと思う研究者は、当然おられると思うので、それを利用していただきたい。」

↑ という約束は、いまだに果たされようとする気配すらありません。


もし、ネイチャー編集者が『STAP再訪』なる記事を書くのなら、STAPの再現実験にとってほとんど無価値な二報のレビューではなく、本来、理研が『現存試料やデータの解析だけでは、STAPの有無の証明は不可能あるという根拠に基づいて実施された、この相澤チームリーダーらによって行われた検証実験の結果についてと、世界の最先端の研究をなさっていた笹井博士の『STAP現象が存在しないと説明がつかない』とした理由について、この場で紹介すべきだったのです。

それを掲載せずに、なにが、ノフラー氏の言うところの“New Nature papers debunk STAP cells”つまり『ネイチャー誌最新号の報告【レビュー】は、STAPの嘘の正体を暴露する』ですか?


繰り返しますが、このようなろくでもない編集者の記事を書いたネイチャーにも大きな問題があります。


以前、私は2014年12月9日にSTAP検証実験結果の記者会見記事について記事を書きましたが、

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55403563.html

相澤チームリーダーは、こうおっしゃっています。

『小保方さんが、STAP現象が200回成功してますといった、あの成功しているSTAP現象というのは、どういうものであったかということが問題だと思いますけれども、』

『少なくともGFPを緑色蛍光を発するような細胞塊が出てくるということであれば、本実験でも回数を数えただけで、45回程度やったうち、そのうち、ほどんどの40回以上は緑色蛍光を持った細胞塊は出ています。』

『で、数えたものだけで、それで、全体の実験は勿論、あの100回以上この検証実験だけでも彼女やっていますから、それをもって、緑色蛍光が出た細胞塊というのが出ましたよというということをもっていうのならば、200回以上のSTAP現象の再現はしてますという言い方は成り立つんだろうと思います。』


つまり、相澤チームリーダーの証言では、極めて制約のある条件下での懸命の実験でしたが、ネイチャー論文と比較すれば、少量ではありますが、また、「少量故に分化マーカーが本当に消えているかという検討は、行っていない」という“一定の注釈はつき”ではありますが、小保方博士が担当なさった実験である多能性マーカー(oct4)が発現したSTAP“様”細胞は出来たのです。


失敗したのは、一時は小保方博士がまるで犯罪人であるかのように受け取られかねない暴言を吐いた、事実、マスメディアはまるで鬼の首を獲ったかのようにそう報じた、若山博士その人の分担である、STAPキメラマウスの作成と、STAP幹細胞の樹立とそれによるキメラマウスの作成。それから、FI幹細胞の樹立とそれによる『光る胎盤のキメラマウス胎児』の作成なのです。

なのに、いまだに無根拠で理不尽なメディアという公器を使った虚偽による卑劣極まりない小保方博士に対するバッシング。


読売なんて、もっと酷い記事になっているのです。


 ※    ※    ※

「STAPはES細胞」確定…再現実験全て失敗

 2015年09月24日 05時55分 読売オンライン
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150923-OYT1T50106.html

 STAPスタップ細胞の論文不正問題で、理化学研究所などは、STAP細胞由来とされる試料はすべて、以前から理研に存在していたES細胞(胚性幹細胞)由来だったとする調査結果を24日付の英科学誌ネイチャーに発表する。

 小保方晴子・元理研研究員の研究室に残っていた試料の遺伝子を解析した。理研の外部調査委員会が昨年12月、同様の結論を出しているが、国際的な科学誌に発表されるのは初めて。

 また、米ハーバード大など米、中、イスラエルの7研究室がSTAP細胞の再現に計133回取り組み、いずれも失敗に終わったとの報告も掲載される。

小保方氏らが昨年7月にSTAP論文を撤回した際は、複数の画像の不正が理由だったが、これで、STAP細胞の存在根拠は国際的、科学的に完全に失われた。


2015年09月24日 05時55分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

ですから、残存資料やデータをいくら解析しても、継代増殖しないSTAP細胞の有無は分からないという初歩の初歩のことが、読売は全く分かっていないのです。


「『小保方氏らが昨年7月にSTAP論文を撤回した際は、複数の画像の不正が理由だったが』、これで、STAP細胞の存在根拠は国際的、科学的に完全に失われた。」

という大嘘がよくぞつけたものです。

↑ 私が上述したように、これは、ネイチャー誌をちゃんと読んでいれば完全に間違いだとわかる大嘘です。


朝日は朝日で酷い報道をしています。

 ※    ※    ※

STAP細胞「真実でないと立証」 英誌、騒動に区切り

合田禄 2015年9月25日05時53分 朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASH9S438HH9SULBJ00B.html

STAP細胞論文を昨年掲載した英科学誌ネイチャーは、24日付電子版でSTAP細胞が存在するかどうかについて詳しく分析した2論文を掲載した。これらの論文を「STAP現象が真実ではないことをはっきりと立証した」と位置づけ、一連の騒動に区切りをつけた。

 ネイチャーは「近年で最も議論を呼んだ科学の話題について再考する」としてSTAP細胞の論評を掲載。同じ号に米中などの研究チームと、理化学研究所などのチームがそれぞれ論文を発表した。

 米中などの研究チームは七つの研究室でそれぞれ計133回の再現実験をした結果、「STAP細胞は再現できなかった」とした。理研のチームは残っていたSTAP細胞に由来するとされた試料を分析し、「STAP細胞はES細胞に由来する」と結論付けた。

理研チームのデータは、昨年末に理研調査委員会がSTAP細胞の存在を事実上否定した根拠になっていたが、改めて論文の形で示した。


 ※    ※    ※

『これらの論文を「STAP現象が真実ではないことをはっきりと立証した」と位置づけ、一連の騒動に区切りをつけた。』というのが大嘘なら、

『理研チームのデータは、昨年末に理研調査委員会がSTAP細胞の存在を事実上否定した根拠になっていたが、改めて論文の形で示した。』って、だから、掲載論文の反論の論文をネイチャー誌は受け付けないのに、朝日は、デタラメを書いているのです。

↑ 原文にも当たらずに、毎日の孫引きをしただけだということがよくわかります。


それで、毎日、読売、朝日の記事は、YAHOOニュースにもそれぞれ引用掲載されていて、コメント欄には、もう誹謗中傷が書いてあるわけです。


YAHOOニュースの朝日の記事の引用には、ネイチャー誌の当該記事のリンクがはってあるのですが。↓

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6175395

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 _奮愡錺優ぅ船磧爾坊悩(英語)
Failure to replicate the STAP cell phenomenon
Nature(2015年9月24日)
http://www.nature.com/nature/journal/v525/n7570/full/nature15513.html

◆STAP cells are derived from ES cells
Nature(2015年9月24日)
http://www.nature.com/nature/journal/v525/n7570/full/nature15366.html

一時はどういうわけか、ここをクリックしても。『お客様がご覧になろうとしているページは、現在アクセスが集中し、表示しにくい状態になっています』と、大嘘表示が出ていたのですが、苦情が相次いだのか、記事にそもまま遷移します。


一時は、普通につながるのに、こんなダミーの嘘表示が出ていたのです。↓

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↑ それにしても、一番肝心の、↓

NATURE | EDITORIAL

STAP revisited

Reanalysis of the controversy provides a strong example of the self-correcting nature of science.

23 September 2015

http://www.nature.com/news/stap-revisited-1.18400

↑ のリンクがYAHOOニュースに何故貼っていないのが、さっぱり理解が出来ません。

これを読まないと、ネイチャー誌が二報のレビュー(論文ではない!)を掲載するに至ったのか、その主旨という肝心なことがわからないからです。

それに、このページのリンクから、遷移しないと、二報のレビューの中身が読めないのです。


どうして、STAP叩きの人は、嘘をついてまでストーカーのようにしつこくSTAPばかりたたくのでしょう?

これらは、明らかに犯罪的なメディアという強大な権力を組織によって非力な個人に対して行われた許しがたく、極悪非道な『いじめ』に他なりません。

事実確認をすることなく、軽率にこれに加担した人たちも、一般人も含め同罪です。

 次に続きます。

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その99) 【ファイルSI 104】2015.10.09 

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【ファイルSI 104】2015.10.09 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その99)

◆ そもそもの発端は、怪しげなアメリカのブロガー=ポール·ノフラー氏の立てたスレッドのコメント欄。(その6)

2015.03.16クローズアップ現代において、他人の研究不正を断罪する映像に映っていた東大総長が、BPO理事長に。

前回は、↓

◆ “大宅壮一賞記者”毎日新聞社環境科学部須田桃子氏が書いた、「ネイチャー誌が『(STAP)現象が本当ではないことを立証した』」という大嘘記事と、そのニュースソースと思われるポール·ノフラー氏のブログ!!

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55740916.html

↑ という記事を書きました。

=

今回はこのあまりに酷い虚報があったので後回にした、NHKが2015年3月10日(火)放送した『クローズアップ現代論文不正は止められるのか ~始まった防止への取り組み~』についての論評記事を書きます。


今回の連載 『◆ そもそもの発端は、怪しげなアメリカのブロガー=ポール·ノフラー氏の立てたスレッドの書き込み。(その1)』から読まれる方はこちら。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55693785.html

 『【ファイルSI 06】2014.04.17 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その1)』から読まれる方はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54899933.html

その前に、連日にわたる北里大の大村智名誉教授のノーベル医学生理学賞と、梶田隆章博士のノーベル物理学賞受賞おめでとうございます。この件についても書きたいことがあるのですが、今回はお祝いということにとどめさせていただきます。


こういった、素晴らしい日本の科学を潰す勢力が厳然と国内外に存在するということで、ますますSTAPについての記事執筆の重要性を痛感したところです。


それで、NHKが2015年3月10日(火)放送した『クローズアップ現代論文不正は止められるのか ~始まった防止への取り組み~』も酷い内容なのです。

番組HPでも内容の詳細が書かれていますので、それに沿った形で、論考いたします。↓


 ※    ※    ※

2015年3月10日(火)放送 クローズアップ現代

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3628_1.html

論文不正は止められるのか ~始まった防止への取り組み~


調査報告書が明かす 論文不正の要因


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去年12月、東京大学が発表した論文不正に関する調査報告書です。


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 この報告書を読み解いていくと、不正がどのように起きたのか、その要因が浮かび上がってきました。

舞台となったのは、東京大学の分子細胞生物学研究所です。

かつてこの研究所にあった、加藤茂明元教授が主宰した加藤研究室。

およそ40人の研究者を抱え、ホルモンや遺伝子の分野などで、


新たな薬の開発につながるような先駆的な研究を行ってきました。


加藤元教授たちの論文は国際的な学術雑誌に数多く掲載され、


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その研究は国の大型事業にも採択されるなど、およそ15年間で30億円の研究費が費やされていました。

ところが2011年、疑惑の発端となる、ある出来事が起こります。


加藤元教授たちがかつて発表した論文の中のデータを訂正。

実験結果の画像データを5つ差し替えたのです。


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研究者の中には、その訂正の多さからこの論文自体の信ぴょう性に疑いを持ち、訂正されていないほかの画像データを調べる人も出てきました。


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すると、ほかにも加工されている可能性のある箇所が複数見つかりました。

こうしたことから、研究者たちは加藤研究室から出された論文に不正の疑いを深めていったのです。

翌年、東京大学は本格的な調査に乗り出します。

1996年から2012年にかけて発表された165の論文を調査。

 論文に関わった研究者にも聞き取りを行い、疑惑を解明していきました。

そして去年12月、最終報告書を公表し33の論文を不正と認定。

加藤元教授を含む11人が関与したと発表したのです。


東京大学 濱田純一総長

「不正行為、ねつ造、改ざんが行われたと認定された論文が多数にのぼり、学術の健全な発展を大きく揺るがしたこと、誠に遺憾です。」


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 ※    ※    ※(以上引用中断)

もうこの報道の仕方がSTAPとまったく同じなのです。

査読のある一流紙の論文掲載常連科学者が、今更何を研究不正など行なう必要があるのでしょうか?故笹井博士と同じです。

ツイッターの片手間に市長をやっている誰かさんみたいに、ブログの片手間の研究で2億4千万円におよぶ臨床医学の研究費がついているポール·ノフラー准教授と比べれば、加藤元教授“たち”のおよそ15年間で30億円の研究費というのはそんなに巨額なのですか?

その研究不正とやらが、加藤元教授“たち”の研究の業績を全否定するようなものなのですか?


疑義疑義っていったい何なのですか?

『研究者の中には、その訂正の多さからこの論文自体の信ぴょう性に疑いを持ち、訂正されていないほかの画像データを調べる人も出てきました。』というのもSTAPと同じです。今の科学者のおかれている過酷な環境を考えると、こんな暇人というのは、一体全体どういう立場の人たちなのでしょう?


それにしても、この騒動の発端は2011年。東大の調査報告書が出来たのが、2014年12月。

STAPの検証実験結果報告と、桂外部調査委員会の調査結果発表があったのと同じ時期です。

ここで、皆さんに注意を促したいのですが、

加藤茂明元教授のこの件については、詳細が分からないため、評価は差し控えさせていただきますが、調査対象が多いとはいえ、結果が出るまで4年近くかかっているのです。


一方ネイチャー誌STAP論文の調査は、

2014年1月29日、二報のネイチャー誌STAP論文発表(ネット版)。

2014年2月4日、ポール·ノフラー氏が科学専門サイト“PubPeer”に立てたスレッドに、画像の疑義を指摘するコメントが掲載される(ネイチャー誌ネット版における、英国雑誌社の報道協定破りによる意図せぬ解禁からでさえ、なんと4日と12時間後)。

2月13日 画像データが不自然と外部の研究者が理研に指摘。理研が調査開始。

2月18日 理研が調査委員会を設置。

4月1日 理研が調査の最終報告公表。

驚くべきことに、論文発表から3カ月、調査委員会設置から1か月半足らずで、調査結果報告が公表されているのです。


それで、東京大学の濱田純一総長(当時)という方なのですが、(東大HPより)

http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_201127_j.html

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御専門を調べてみると。

http://www.u-tokyo.ac.jp/content/400008910.pdf

法学博士 (東京大学)(昭和55年9月)

4.学歴(大学卒業以降)
東京大学法学部卒業(昭和47年3月)
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程退学(昭和53年3月)

5.主な職歴

昭和53年4月 東京大学助手(新聞研究所)
昭和56年10月 東京大学助教授(新聞研究所)
平成4年4月 東京大学教授(社会情報研究所)
平成7年4月 東京大学社会情報研究所長(11年3月まで)
平成12年4月 東京大学教授(大学院情報学環)
平成12年4月 東京大学大学院情報学環長・学際情報学府長(14年3月まで)
平成17年4月 国立大学法人東京大学理事、副学長(現在に至る)
6.主な教育・研究・学術活動の概要
大学院(社会学研究科、法学政治学研究科、人文社会系研究科、学際情報学府等)に
おいて、「情報法」、「情報法論」、「情報政策論」等の授業を担当
「情報法」「情報政策」及び「社会情報学」という新しい学問分野の開拓

8.大学運営に関する主な活動

平成1年~2年 総長補佐
平成7年~11年 社会情報研究所長、東京大学評議員
平成11年~12年 「大学院情報学環・学際情報学府」設立プロデューサー、情報にかかわる学際的大学院の構想企画と組織設立準備
平成12年~14年 大学院情報学環長・学際情報学府長、情報にかかわる学際的大学院の新設段階における教育研究体制の整備
平成17年~現在 理事・副学長、総務・広報・危機管理・アクションプラン・教員人事(処遇)等を担当

9.学会、審議会等における主な活動
平成11年~13年ほか 日本マス・コミュニケーション学会理事、研究企画運営等
平成12年~現在 総務省電波監理審議会委員、総務大臣の諮問に対する答申、異議申立の処理等

それで、3月に東大総長を退官なさって、なんと、現在は、

放送倫理・番組向上機構(BPO)理事長(2015年4月から)に着任されたのでした。


↑ 結局のところ科学の素人じゃないですか。この場で科学論文の不正に関してコメントする資格がおありなのでしょうか?ただ単に国立大学法人東京大学が下した判断だということで、その代表者としての総長と教員人事(処遇)等担当という立場しかお持ちではないはずです。なのに、次のBPO理事長着任直前に、いろいろ問題の多い、NHKクローズアップ現代が手土産代わりに記者会見映像を使用。


それで、この濱田純一氏は調べれば、なんだか奇行が目立つのです。


この濱田純一氏なる人物、こんなことをなさっているのです!↓


 ※    ※    ※

東大が学生の不正をネット公開のワケ 「STAP騒動」影響か


2015.03.12  zakzak by 夕刊フジ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150312/dms1503121520016-n1.htm

「期末レポートにおける不正行為について」と題された問題の文書(東大のHPから)


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在学生の不正行為をネットに公開した東京大学


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小保方晴子氏


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 東京大学は10日、インターネットサイトなどで前期日程試験の合格者3008人を発表した。

合格者たちの喜びはひとしおだっただろうが、同時に大学の“厳しさ”も実感したはずだ。

東大は同日、同じサイト内で、課題で不正行為を行った学生に厳罰を下したことを公表。

学生の「不祥事」をあえておおやけにする異例の措置の背景には、


世間を騒がせたあの騒動が関係していそうだ。


「えっ、これが学校のホームページに出ているんですか?」


教養学部がある東大駒場キャンパス(東京都目黒区)。2年生の女子学生は11日、「期末レポートにおける不正行為について」と題された文書が東大のHPに載せられていることを知り、思わず絶句した。


 HPに掲載されたこの文書には、何ともお粗末な顛末(てんまつ)が記されていた。

教養学部の後期課程(3~4年生に相当)の2014年度冬学期の期末課題として提出されたある学生のリポートに関し、「約75%がインターネットに公開されている文章の引き写しだった」というのだ。

学問倫理上許されないこととして、「不正行為が認められた者は、その学期に履修した全科目の単位を無効とする」ことを申し合わせていることも付け加えている。


女子学生が驚いたのも無理はない。こうした発表は学内で公開されても、ネット上など万人の目に触れる性質のものではないためだ。


1年生の男子学生は「今、学内の掲示板に、不正行為が発覚して学生を処分したという文書が3枚貼られています」と明かす。内容は「試験にスマホを持ち込みカンニング」が2件、「他人のリポートを不正取得し自分のものとした」が1件。いずれも日付は昨年のものだが、こちらはネット上で公開されていない。


なぜ、対応の違いが出るのか。東大の広報担当は「ネットに学生の不正を公開したのは今回が初めて」とし、


理由については「個人の特定に繋がる恐れがあるため、明かせない。発表したことがすべて」と答えるのみだった。


ある東大OBは、日本の科学界を揺るがせたあの騒動の影響を指摘する。


理化学研究所の元研究員、小保方晴子氏のSTAP細胞論文不正問題だ。


「この件が発覚して以降、『盗作』『コピペ』については、学内でコンプライアンス(法令順守)がこれまで以上に叫ばれるようになった。東大としても、対外的に厳しい措置をとったことを示したかったのではないか」


新入生のかっこうの反面教師として、しばらく話題を振りまきそうだ。


 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ 本当に、なんでもかんでも小保方博士のせいにするフジ・サンケイグループのストーカーのようなSTAP叩きも異常です。

東大に事情があるとしたら、STAPではなく、加藤茂明元教授の影響なのでしょうが、このタイミングというのは、夕刊フジが勘繰るのもあながち不自然ではないような気がするのでした。

そして、このような時期にこんな異常な“処分のネット配信”という東大の広報課も理由が明示できない酷い措置を講じた、当時の第29代東大総長濱田純一氏【2009年 4月〜2015年3月まで】氏という方はなんなのでしょう。


東大HPの広報文書はこちらです。↓

 ※    ※    ※

 期末レポートにおける不正行為について
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/fas/huseikoui20150310.pdf

 本学部後期課程において、平成 26 年度冬学期の期末の課題として提出された

あるレポートの文章の約 75%が、

インターネット上に公開されている文章からの引き写しであることが判明しました。言うまでもなく、他人の文章の無断借用は剽窃であり、その行為が学問倫理上許されないことは明らかです。


 教養学部では、前期課程・後期課程ともに「成績評価に関わる試験やレポート作成において、不正行為が認められた者(協力者も含む。)は、その学期に履修した全科目の単位を無効とする」という申し合わせをおこなっており、学生の皆さんへの配布文書にもその旨明記してあります。今回もこれに基づき、厳正な処置をとったことを周知いたします。

 今回、こうした不正行為が発見されたことは大変遺憾なことです。今後はこのような事案が二度と起こらないよう、学生の皆さんは学問的倫理を十分に自覚して勉学に励んで下さい。

             平成 27 年 3 月 10 日
             教 養 学 部

 ※    ※    ※(以上引用終わり)


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ということで、

2014年度テーマ講義『排泄』 期末レポート課題|お知らせ|LAP: TODAI ...

2015年1月21日 ... テーマ講義『排泄』に出講した講師2人以上の講義内容を選び、その内容を踏まえて、「 排泄」について自分でテーマを設定し、具体的な例を挙げて論じなさい。 分量: ワープロ 使用でA4 2枚(3000字程度)

という記事をクリックして出てきた画面がこちら。↓

http://www.lap.c.u-tokyo.ac.jp/ja/news/2015/323/

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それで、この講義のテーマについて書いてあるページを開きます。

http://www.lap.c.u-tokyo.ac.jp/ja/nanjing_lectures/elimination/

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それはいいのですが、この『排泄』という『ゼンショー南京プログラム』のゼンショーというのが、どこかで聞いた覚えが・・・。と思ったら、あの『すき家』のゼンショーホールディングスなのでした。


それで、ゼンショー南京プログラム交流風景はこんな感じ。↓

http://www.lap.c.u-tokyo.ac.jp/ja/zensho_program/nanjing/2014/281/

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ゼンショー南京プログラム

2014年 南京大学集中講義学生交流


 2014年3月3日から3月28日まで4週間にわたり、文理融合のオムニバス形式の南京大学集中講義『排泄』を開講した。本学より7名の講師を派遣し、各講師が2日間、6時間の講義を行った。

受講生は本学から19名(教養前期14名、教養後期1名、大学院生4名)、南京大学から40~100名が講義に参加した。


↑ “19名”という東大側の参加人数なんですけれどね。


このうち、15名なり、14名なりがレポート不正をすれば、約75%という数字が、妙にリアリティーをもつのですが、まさか、この講座のレポートではありませんよね?


それにしても、学内掲示板で告示はあっても、HPで公表をするなんて、考えられません。


仮定の話として、もしこの講座のレポートだとすれば、テーマがテーマだけに、参考文献も限られるでしょうし、3000字、原稿用紙7枚半というのが、東大生とはいえ、最近の若い人は、文章を書くのが苦手な人が多いから、書くのにはとても難しいレポートだと思いますし、ネット検索で出てくる記事も少ないから、似たり寄ったりの文章になる可能性が大きいと考えられます。

引用元を明示しなかったのか、引用文章が長すぎるのか、東大のレポート不正への注意喚起文書からよくわかりません。『他人の文章の“無断借用”は剽窃であり』とあるから、引用元の明示をしていなかったということなのでしょうが、私もこのようなブログをやっている関係上、東京大学はどのような基準をもって、不正行為とみなしたのか、

ネット公開する以上、部外者にも分かるようにお書きいただかないと、ただ該当した学生さんを晒しものにしただけの“いじめ”以上のものになっていないのではないですか?


それで、この画面の下にリンクしてある、興味深い記事を見つけました。↓


■ 株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役会長兼社長  小川賢太郎様が、平成26年度「東京大学稷門賞」を受賞されました【2014/10/15】

http://www.lap.c.u-tokyo.ac.jp/ja/news/2014/309/

その授賞式が2014年10月7日(火)17時30分から伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホールにおいて挙行さたということですが、株式会社ゼンショーホールディングス 代表取締役会長兼社長 小川賢太郎様の授賞理由は次のとおりです。


 株式会社ゼンショーホールディングスによる「ゼンショー 東京大学・ベトナム国家大学ハノイ校 日本研究拠点プログラム」(H23.5 ~5年間)及び

「ゼンショー 東京大学・南京リベラルアーツ・学生交流プログラム」(H25.9 ~5年間)

の支援については、いずれも大学とベトナム及び中国の大学との学術交流を、将来を担う若手の人材育成の側面から大きく促進するものであり、長期にわたる継続的な支援が評価された。


↑『東京大学稷門賞』の読み方がわからないので、東大HP内を探したら、こうありました。↓

http://www.u-tokyo.ac.jp/res01/d04_06_j.html

東京大学稷門(しょくもん)賞


本学は、平成14年度から

本学に私財の寄付、ボランティア活動及び援助、寄附講座、寄附研究部門等により、本学の活動の発展に大きく貢献した個人、法人又は団体に対し、感謝の意を表すため「東京大学功績者顕彰制度」を設け、その功績に対し「東京大学稷門賞」を贈呈しています。

 (以上引用終わり)

↑ それにしても、2014年10月7日(火)というのは、まさに、株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役会長兼社長  小川賢太郎様が、


例えば、↓

※    ※    ※

「すき家」6割の1167店舗で「深夜営業休止」 ワンオペ廃止、スタッフ確保できず

 2014年09月30日 15時05分 弁護士ドットコムNEWS
https://www.bengo4.com/other/1146/1307/n_2105/

過酷な長時間勤務などが批判を集めている牛丼チェーン「すき家」の労働問題で、店舗を運営するゼンショーホールディングスは9月30日、来月から「ワンオペ」(深夜の1人勤務)を廃止し、スタッフを確保できなかった1167店舗で、0時から5時までの深夜営業を一時休止することを発表した。

 ※    ※    ※(後略以上引用終わり)

↑真っ最中です。また、今年の4月の時点でも↓

 ※    ※    ※

すき家 カリスマ社長の改心でブラックのレッテル剥がせるか

2015年4月14日 7時0分 NEWSポストセブン

http://news.livedoor.com/article/detail/10003093/

ワンオペ解消で全店の深夜営業再開を目指す「すき家」

深夜の一人勤務「ワンオペ」や、月の労働時間が400時間を超すアルバイト(クルー)の存在など、度を越した過重労働体質が批判を浴びてブラック企業のレッテルを貼られてきた牛丼チェーンの「すき家」(ゼンショーホールディングス傘下)。

同社は昨年5月より弁護士やジャーナリストなど外部の有識者で構成する第三者委員会を自ら設置。過酷な労働実態の“膿”を公表するとともに、現場の労働環境の改善にあたってきた。

3月31日に発表された第三者委員会の最後の調査報告によれば、「月間時間外労働100時間以上の社員数」は、昨年3月に55.3%いたものが10月には0%と解消。同じく100時間以上残業したクルー数も、0.4%まで激減した。

調査委は、それでも60時間以上100時間未満の社員が9%いると指摘、〈(残業時間の改善は)十分であるとは言い難い〉と総括している。

 ※    ※    ※(後略以上引用終わり)

↑ という問題で世間を騒がしていた頃です。小川賢太郎様もこんなところに出てくる暇があったのですか?

東大の教官や東大生にとって、「すき家」の過酷な労働環境など、無関係なのでしょうが、それとも東大OBの就職先の中央官庁の方が過酷な労働環境だということもあるのかもしれませんが、そういった労働環境を放置して得た利益の一部で実施された講座が受賞対象というのは、あまりに世間の常識とかけ離れすぎてはいませんか?

タイミングをずらすなりできなかったのでしょうか?

これって、支那共産党の意向があって、断れなかったのではないですか?

株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役会長兼社長 小川賢太郎様(右)に東京大学稷門(しょくもん)賞を授与する当時の東京大学総長 濱田純一様(左)


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それで、『南京大学』というのは、もともと中華民国の首都の名門大学ですから、というか、毛沢東共産党との内戦で敗れ、落ち延びた台湾で、台湾人を大量虐殺侵略して居座った外省人の旧蒋介石中華民国国民党の残党からすれば、いまだに中華民国の首都は南京ですから、『東京帝国大学』時代以来つながりがあるのは、東京大学の伝統と歴史を示し、日支の友好関係に資するという理屈の講座開設なのでしょうが、実はそうではないことが分かります。


『リベラルアーツ・プログラム』の沿革が東大HPに掲載されています。

http://www.lap.c.u-tokyo.ac.jp/ja/about/lap/

2001 南京大学が中日文化研究中心を設置、蓮實重彦(はすみ しげひこ)・前東大総長が名誉創設者に就任したのがそもそもの始まりです。

第26代東京大学総長蓮實重彦氏というのは、『フーコー・ドゥルーズ・デリダ』という著作等、フランスに勃興したポストモダン主義、ニューアカデミズムの潮流に乗っかった形で、その思想を紹介し著名になったフランス文学者です。

2004 東京大学が教養教育フォーラムを南京大で開催、海外拠点「東京大学リベラルアーツ南京交流中心」を設置。


そもそも中華人民共和国では、1989年6月4日に六四天安門事件(ろくよんてんあんもんじけん)で民主化の大弾圧があって、1993年3月27日 に国家主席になった江沢民氏は、世界からの非難・孤立化と国民の民主化への希求から目を逸らすために、膨張政策と、明確な反日政策を打ち立てます。

そんな時に、ありもしない大虐殺がでっち上げられた南京にある南京大学を拠点に反日国家との交流など、狂気の沙汰です。


濱田純一氏が東京大学総長に着任されたのは、2009年 4月からです。

翌2010年から中華人民共和国において国防動員法が施行され、対日有事の際は、東大留学生も含めた在外支那人が動員工作を行う義務を負うことになりました【違反者には刑事罰有り】。

2013年の統一テーマ:『水』を初回として、「ゼンショー 東京大学・南京リベラルアーツ・学生交流プログラム」が始まります。

それで、ブラック企業問題が沸騰点に達したゼンショーに東京大学稷門(しょくもん)賞を授与。濱田総長はそんなに、支那が大事なのですかね?


東大は、中華人民共和国国防動員法テロ支援大学と見做されても仕方がないと思うのですが。


当時の濱田純一氏は、日本を代表する大学の総長として、この件に対して、どのような立場をお持ちだったでしょうか?


南京には、

侵華日軍南京大虐殺遭難同胞記念館

http://www.nj1937.org/jp/index.htm

という白髪三千丈の嘘八百を並べ立てた施設があります。↓

http://www.jhrca.com/worldhotel/?cat=89

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↑災難の壁と呼ばれる壁には12か国語で遭難者300000(30万人)と刻まれています。右手の釣鐘は在日華僑の寄付により鋳造された「和平大鐘」です【JHRCAさんのサイトより】。


という、中華民国の首都だった山手線の内側より狭い城壁都市南京の、さらにそのごく狭い一部分の安全区で、南京陥落時に20万人しかいなかった南京の非戦闘員をどうやって、30万人虐殺できるのか?


もう一つ、濱田純一東大総長が反日を国是とする中華人民共和国に対してどのような立場におられる方なのか、考えるヒントとなる広報が東大総長名で今年の1月になされました。


 ※    ※    ※

東京大学における軍事研究の禁止について [その他] (広報室)

 2015年01月16日掲載
 http://www.u-tokyo.ac.jp/ja/news/notices/notices_3564.html

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学術における軍事研究の禁止は、政府見解にも示されているような第二次世界大戦の惨禍への反省を踏まえて、東京大学の評議会での総長発言を通じて引き継がれてきた、東京大学の教育研究のもっとも重要な基本原則の一つである。

 この原理は、「世界の公共性に奉仕する大学」たらんことを目指す東京大学憲章によっても裏打ちされている。
 
 日本国民の安心と安全に、東京大学も大きな責任を持つことは言うまでもない。そして、その責任は、何よりも、世界の知との自由闊達な交流を通じた学術の発展によってこそ達成しうるものである。軍事研究がそうした開かれた自由な知の交流の障害となることは回避されるべきである。
  
 軍事研究の意味合いは曖昧であり、防御目的であれば許容されるべきであるという考え方や、攻撃目的と防御目的との区別は困難であるとの考え方もありうる。また、過去の評議会での議論でも出されているように、学問研究はその扱い方によって平和目的にも軍事目的にも利用される可能性(両義性:デュアル・ユース)が、本質的に存在する。実際に、現代において、東京大学での研究成果について、デュアル・ユースの可能性は高まっていると考えられる。

このような状況を考慮すれば、東京大学における軍事研究の禁止の原則について一般的に論じるだけでなく、世界の知との自由闊達な交流こそがもっとも国民の安心と安全に寄与しうるという基本認識を前提とし、

そのために研究成果の公開性が大学の学術の根幹をなすことを踏まえつつ、具体的な個々の場面での適切なデュアル・ユースのあり方を丁寧に議論し対応していくことが必要であると考える。


 平成27年1月16日
 東京大学総長 濱田 純一

 ※   ※   ※(以上引用終わり)

舛添要一現東京都知事は、東京大学教養学部政治学助教授だったことがおありなのですが、以前「東大という大学は、おかしな大学で、『戦争』という名がつく講座を開設しようとすると、許可が下りない。『平和に関するなになに』という講座名にしないとならない。例えば、癌を撲滅しようとしたら『癌研究』が必要になるわけで、その論理でいえば、『戦争』を撲滅しようとしたら『戦争研究』が必要なのは自明なのに、信じられない」という主旨の発言をなさっていた記憶があって、この文章を読んで、まだこんな愚かなことをやっているのかと驚いたわけです。


上の文章で何が言いたいか分かりますか?

この文章で、一番濱田総長がおっしゃりたいのは、『東京大学における軍事研究の禁止の原則について一般的に論じるだけでなく、世界の知との自由闊達な交流こそがもっとも国民の安心と安全に寄与しうるという基本認識を前提とし』という部分だと私は考えます。


それで、この『世界の知との自由闊達な交流』という“世界の知”を代表するのがまさに南京大学で、この文章によって東大は南京を拠点とした、中華人民共和国共産党の下部組織宣言をしたわけで、『デュアル・ユース』というのは、安全保障関連法案で野党は勿論与党内でも議論のある、時の安倍政権に対して、東大予算確保のために、媚びたともとれる玉虫色の『勧進帳』を読んだだけだと思います。


それなのに、なにを勘違いしたのか、それとも、それと知っていて、フジ・サンケイグループとして、次期BPO理事長に胡麻をすったのか、産経新聞が頓珍漢な勘違い記事を書いたのでした。↓

 ※   ※   ※

東大が軍事研究解禁 軍民両用技術研究容認 政府方針に理解

2015.1.16 05:07 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/150116/plt1501160003-n1.html

東京大学(浜田純一総長)が禁じてきた軍事研究を解禁したことが15日、分かった。東大関係者が明らかにした。安倍晋三政権が大学の軍事研究の有効活用を目指す国家安全保障戦略を閣議決定していることを踏まえ、政府から毎年800億円規模の交付金を得ている東大が方針転換した。軍事研究を禁じている他大学への運営方針にも影響を与えそうだ。

東大は昭和34年、42年の評議会で「軍事研究はもちろん、軍事研究として疑われるものも行わない」方針を確認し、全学部で軍事研究を禁じた。

さらに東大と東大職員組合が44年、軍事研究と軍からの援助禁止で合意するなど軍事忌避の体質が続いてきた。


ところが、昨年12月に大学院の情報理工学系研究科のガイドラインを改訂し、「軍事・平和利用の両義性を深く意識し、研究を進める」と明記。軍民両用(デュアルユース)技術研究を容認した。

 ただ、「成果が非公開となる機密性の高い軍事研究は行わない」と歯止めもかけた。以前は「一切の例外なく、軍事研究を禁止する」としていた。

 東大などによると、評議会は審議機関で、軍事研究の是非など運営方針の決定権は総長にある。総長には審議結果に従う法的な義務はない。それにもかかわらず、東大は評議会での一部の総長らの軍事忌避に関する発言をよりどころに禁止方針を継承してきた。

 東大は解禁理由について「デュアルユース研究は各国の大学で行われている。研究成果の公開性を担保する国際的な動向に沿った形で、より丁寧な表現となるようガイドライン改訂を行った」と強調している。

 東大の軍事研究をめぐっては、昨年4月、複数の教授らが平成17年以降、米空軍傘下の団体から研究費名目などで現金を受け取っていたことが判明し、学内の独自ルールに手足を縛られてきた研究者が反旗を翻した。5月には防衛省が、不具合が起きた航空自衛隊輸送機の原因究明のため、大学院教授に調査協力を要請したが、拒否された。



 国家安全保障戦略 安倍晋三内閣が平成25年12月に閣議決定した中長期的な安全保障政策の指針。科学技術に関する動向を平素から把握する必要性を指摘し、「産学官の力を結集させて安全保障分野においても有効に活用するように努めていく」と明記。大学との協力関係構築を目指した。

(以上引用終わり)

 ※    ※    ※

産経ニュースはなんと能天気で我田引水解釈をやっているのでしょう?


放送倫理・番組向上機構[BPO]の理事だった濱田純一東大総長が、新理事長に選任されたのは、

2015(平成27)年2月23日(月)の放送倫理・番組向上機構[BPO] 2014(平成26)年度 第3回理事会においてですから。

http://www.bpo.gr.jp/wordpress/wp-content/themes/codex/pdf/bpo/gijiroku/20150223.pdf

濱田 純一氏の一連の奇行はBPO理事長の就任前のパフォーマンスのようにも思えるのですがね。

本当に東大はどういう大学なのでしょう?そして、NHKというのは、何という放送局なのでしょう?

次に続きます。

AGFブレンディ(味の素ゼネラルフーズ)&電通のセクハラ、畜産・食肉業者差別、日本人の擬牛化(ぎぎゅうか)による人権侵害名誉棄損ヘイトCMと特定アジア勢力の  【ファイルBM6】2015.10.16 

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【ファイルBM6】2015.10.16 AGFブレンディ(味の素ゼネラルフーズ)&電通のセクハラ、畜産・食肉業者差別、日本人の擬牛化(ぎぎゅうか)による人権侵害名誉棄損ヘイトCMと特定アジア勢力の関与をもみ消すネット工作員(その1)。

やはり仕掛け人は電通。

 前回は、

『慰安婦』の強制連行はデッチアゲだったという証拠(アメリカ公文書)を示す英語動画(日本語字幕付き)の記事を書きました。

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/folder/1636828.html

それを前提に、その種の連中が、またまた、日本人を侮辱することをやらかしました。


今回は売国AGFブレンディ(味の素ゼネラルフーズ)&電通の国辱CMについて、あまりに酷すぎるので、記事にします。

CM動画のキャプチャーより【日本人の少女に鼻輪(鼻環・鼻ぐり)を付けた『乳牛』に擬して、さんざん誹謗中傷愚弄する酷いCMです。】


 
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これもやはりソフトバンク同様、韓国の日本国および日本人誹謗中傷工作機関と言っても過言ではない『電通』がらみです。


電通は、2011年11月20日に亡くなった成田 豊(なりた ゆたか)氏の強力なリーダーシップによって企業活動を行っていた日本一の広告代理店です。

そして、実質的に日本のメディアは電通によって、支配されています。

ですから、例えば、評論家やタレントが、テレビで電通批判をしようものなら、その日から仕事がなくなります。

だから、ソフトバンクのCMが日本人差別を目的としたものであるということは、マスメディアからは一切黙殺され、フジ・サンケイグループから賞までもらい、いまだに延々と続いているのです。


故成田 豊氏は1929年、日本統治下の忠清南道天安郡(現在の韓国天安市)生まれ。父の清臣さんは石川県出身・朝鮮総督府鉄道勤務。母ソメさんは佐賀県出身。

この経歴からして、韓国とのつながりが強い人だということが分かります。


1953年に東京大学法学部を卒業し同年電通入社して以来、めきめきと頭角を現し、電通グループの会長、ならびに電通の最高顧問を務め、2010年6月より電通名誉相談役。1993年から長年にわたり電通のトップに君臨していたのですが、氏が亡くなって以降も、電通は特定アジア宣伝工作機関としての役割を手放さないようです。


成田 豊氏は、例の、日本人の税金を使って、地方のインフラ整備、振興を目的とした単独開催として立候補していた2002年FIFAサッカー・ワールドカップに、無理やりアジア通貨危機で単独開催する能力が無い韓国をねじ込んで日韓共催にし、世界に韓国人の民度の低さを知らしめた張本人です。

消費者金融大手武富士の武井保雄会長とは親交があり、武富士の不祥事を追及するジャーナリスト宅盗聴事件の際、武井氏の依頼で電通第三マーケティング・プロモーション局次長をメディア対策のために出向させ、批判を浴びたということです。


それから、電通は、1986年(昭和61年)には日本放送協会(NHK)との肝いりで、NHKの子会社である株式会社NHKエンタープライズ25%、電通25%の共同出資による株式会社総合ビジョンを設立したのですが、これは諸般の事情により(Wikipediaより)2013年7月1日付けでNHKエンタープライズに吸収合併される形で解散。2001年(平成13年)11月30日に株式を上場したそうです。

この頃からずっと日本の敵、特定アジアの味方として手を組んだNHKと電通の腐れ縁は切れてない様なのです。


成田 豊氏は、なにくれとなく日本人の利益を害して反日侮日憎日の特定アジア国を利したので、覚え目出度く、

2006年 中華人民共和国教育部より「教育支援記念章」

2009年 韓国政府より「修交勲章 光化章」【韓日文化交流事業を30年にわたって積極的に後援した功労に対してのもの】

という受賞歴があります。


ですから、電通は日本の企業のようではないので、『売国』というのは当たらないのかもしれません。


私がこのCMを知ったのは、YAHOOニュースの引用記事、

『ブレンディのCMが物議 牛を擬人化した“卒牛式”演出に「マジでヤバい」「相当キテいる」の声』で、↓

 ねとらぼ 10月2日(金)17時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151002-00000081-it_nlab-sci

↑ この“ねとらぼ”の元記事はこちらです。↓


 ※    ※    ※

 
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 2015年10月02日 17時05分 更新 ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1510/02/news123.html

ブレンディのCMが物議 牛を擬人化した“卒牛式”演出に「マジでヤバい」「相当キテいる」の声

大手広告賞のフィルム部門では銅賞を獲得しています。

AGF(味の素ゼネラルフーヅ)が昨年11月に公開したブレンディのCM「挽きたてカフェオレ『旅立ち』篇」が、現在になって物議を醸しています。

こちらは、特濃牛乳を使用した同商品の魅力を

“卒牛式”(擬人化した牛たちの進路発表会)

で表現したというもの。そこでは校長先生の卒牛証書授与の声とともに生徒たちの進路が次々と発表されていきます。農場、動物園、ロデオパーク……希望通りの道へ歩める者がいる一方で、製肉メーカーらしきところを告げられ絶叫する子の姿も。


 ※    ※    ※(後略、以上引用終わり)

↑ ということなのですが、この”ねとらぼ”の記事は故意なのか筆者の能力故か表層的なので、というより、この記事は日本人に対するヘイトであるということを完全に隠蔽して、日本の企業がこんなに酷いCMを作ったというように問題をすり替えているのです。

そもそも、ねとらぼの『擬人化した牛たちの進路発表会』というのはでたらめで、

人間を牛扱いしているわけですから、『擬牛化(ぎぎゅうか?)』です。

完全な人権侵害ヘイトCMです。

日本の戦後処理に吉田茂首相の右腕として働いた、白洲次郎ご夫妻を『韓国人の差別の象徴としての“犬畜生(개새끼 =読み:ケセッキ)”と人間の妻と黒人の息子とそのアイドルの娘』という設定の元韓国人でナンチャッテ日本帰化人孫正義社長のソフトバンクCMと全く同じ手法です。↓

 【ファイルMR1】2013.07.22 日本の主権回復に吉田茂首相の右腕として活躍した偉人、白洲次郎氏ご夫妻と日本国民を侮辱するソフトバンクCM
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54353040.html

 日本を代表する人気グループSMAPを使って、日本人を侮辱するソフトバンクCM『「SMAP大移動」編』の記事はこちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=SMAP&sk=1

今回のAGF(味の素ゼネラルフーヅ)のCMは、私は見た覚えがないのですが、そのはずで、テレビCMではなく(2分31秒のテレビCMなんてありえません)、AGF特設サイトのCMだったため見た人が限られていたからのようです。

ところが、このCMが『スパイクスアジア 2015』という国際コンペティションに出品されて、フィルム部門の銅賞を受賞。

受賞作品はスパイクスアジアのHP【国際コンペなので当然英文字幕付き】に動画がUPされていたので、これを見たAustin Reise(オースティン・レイズ)というHN(ハンドルネーム)を持つ人が、こんなおかしな動画があるということでYouTubeに転載し、それが話題になって、火が付いたのですね。


この『Austin Reise(オースティン・ライゼ)』というHNですが、

まず、オースティン(英語: Austin)は、アメリカ合衆国テキサス州中央部にある都市でサムスン電子が全米最大の拠点としています。

また、Reiseについては、ラムシュタイン(RAMMSTEIN)という、ドイツのインダストリアル・メタルバンドのアルバム“Reise, Reise(ライゼ・ライゼ)”というのがあって、


 
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Amazonのレビューにこう書かれています。↓

 5つ星のうち1.0

最低です 嫌いになりました

 投稿者名無し2010年5月22日 形式: CD

このCDには日航機墜落時のブラックボックスに録音されている操縦席の音声がボーナストラックとして入っています。#1の前に入っていて意図的には流せないのですが時たま流れるようです。曲に関しては申し分ないですが、あの惨事を見せ物にするということが、

日本人を侮辱しているように思えてヘドがでます。

被害者、遺族の方々に謝罪しろと言いたいです。

http://www.amazon.co.jp/Reise-Rammstein/dp/B0002XDODU/ref=pd_sim_15_2?ie=UTF8&refRID=168FA1HD0HC235FGTJYJ

↑ つまり、この動画を載せた人物のHN自体が韓国関係者による日本に対するヘイトなのでした。

この動画のアップ自体が、電通の関係者の自作自演だという可能性もあるのです。

それで、もともとの動画はこちらだったのですが、↓

https://www.youtube.com/watch?v=rUWutkifbI0

Blendy Milk Coffee 2015 Ad – YouTube

 ▶ 2:31
 アップロード元: Austin Reise  2015/09/27 に公開
【10月3日時点で、693,267アクセス】
Blendy Milk Coffee 2015 Ad. Austin Reise. SubscribeSubscribedUnsubscribe 2929. Loading ...

 
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↑ 現在は、

電通が

セクハラ、畜産・食肉業者差別、日本人の擬牛化(ぎぎゅうか)による人権侵害名誉棄損ヘイトCMであることを理由に謝罪と共に、撤回削除したのではなく、


証拠隠滅のために、電通名で、『著作権侵害』という卑怯千万な理由で削除を行ったのでした。↓


 
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『“Blendy Milk C…”この動画は、Dentsu Inc.から著各権侵害の申し立てがあったため削除されました。 申し訳ありません。』

↑これは明らかにおかしいのです。

このような不祥事を起こしたお詫びと顛末を付したうえで、『皆様にお見せできるような動画ではないから、電通が取り下げる』というのならまだしも、なにが著作権ですか?


これについては、削除前にダウンロード保存を致しましたので、この削除に至る経緯の考察と共に書き進めていきましょう。


なお、別に立てられた“芸能チャンネル”というHNのYouTube動画もこの記事を書いている途中で削除されました。

https://www.youtube.com/watch?v=tk0ip-rpHyQ

 ※    ※    ※

 ページのPDF保存したもののスクリーンショット。

 
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 タイトルのキャプチャー↓

 
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↑ 明らかに日本人ヘイトなのに、何が『あまりにもリアル』なのでしょう?


 動画の説明文↓

【Blendy狂ってる!】ブレンディの卒業式CM

2015/10/01 に公開

 ブレンディのCMがとても狂っているのです。。。

卒業式と卒○式を掛けあわせて。。。

とてもリアルな状況を醸し出しています。。。

 私はこんなふうになるのは嫌ですね。。。
 でもおんなじかとも思っちゃうのは。。。
 私だけでしょうか?

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ 本当に気が狂っています。

この動画をアップした人物の『とてもリアルな状況を醸し出しています』『私はこんなふうになるのは嫌ですね。。。でもおんなじかとも思っちゃうのは。。。私だけでしょうか?』という奇妙な日本語や感性も理解しかねるのですけれど。

ネット上で、よく日本人に成りすまして、日本社会の矛盾を指摘するふりをして日本を侮辱する在日関係のかたがいらっしゃいますが、つまり、この動画をアップした人間は『この牛達も日本人も同じだと思っちゃう』らしいのです。

コメントにも”日本社会を皮肉った”というような感想が書き込まれています。

つまり、AGFという日本企業(?ただし親韓売国)を叩けて、日本人もヘイトできる。彼らにとっては一挙両得なのでした。

その動画を『ねとらぼ』が日本ヘイトを隠蔽して記事にし、親韓YAHOOニュースが紹介して、反日の人がコメントする。

こういった、ワンパターンの構図は、飽きるほど見てきました。


それで、ご覧いただければ一目瞭然の吐き気をもたらすCMだということがお分かりになられると思います。↓

 ※    ※    ※

ブレンディ―。『ミルク広がる特濃カフェオレ』CMスパイクスアジア 2015 出品動画書き起こし版

【動画タイム+日本語音声書き起こし+英文字幕書き起こし+適宜、眼とろん星人による注釈】


【0:01】

 
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(卒“牛”式校長挨拶)

 皆さんは、この場所で立派に育ちました。
 I’m filled with pride to see how much you’ve all grown

【0:04】

 
イメージ 10



【↑ 生徒全員に鼻輪がついている。】


【0:07】

 
イメージ 11



校長『そして今日それぞれの未来に向かって旅立つのです。』

It’ the first day of your new journeys.

【『journey』は、『Jersey=乳牛のジャージー種』とかけてある】


【0:12】

 
イメージ 12



 ウシ子ナレーション【ついにこの日がやって来た。】
 The big day finally came.

【0:15】

 
イメージ 13



 ウシ子ナレーション【私を成長させてくれた学び舎(まなびや)。】
 The classrooms I grew in…

【0:17】

 
イメージ 14



ウシ子ナレーション【沢山の仲間たちとの出会い・・・。】

The friendships I formed…

 【校庭でバレーボールに興ずる生徒】

【わざわざ『form=形成する』というおかしな英訳。これは『farm:ファーム, 農場, 作場』とかけてある】


【0:20】

 
イメージ 15



ウシ子ナレーション【かけがいのない日々が今終わろうとしている。】


 Today I must say farewell to the irreplaceable.

【0:25】

イメージ 16



But an End is also a Beginning.

【“End is a Beginning”=『終わりの始まり』というのは、最近日本では、頻繁に悪い意味で使われていることを承知の上でこの訳語。屠殺(とさつ)される牛生徒もいるので、“End”を用いている】


【0:28】

イメージ 17



校長『2番、那須山田ファーム。おめでとう。』

“Yamada Farm.”Congratulations.

 【那須高原黒毛和牛 敷島のHPはこちら。↓】
http://r.gnavi.co.jp/hkx1yney0000/
 【山田ガーデンファームHPの米沢牛の記事はこちら。↓】
http://www.yamada-egg.com/item/yamagata/

【↑ なにが『おめでとう』だか!?】


【0:32】

イメージ 18



 ウシ子ナレーション【それぞれが、新しい道を歩んでいかなければならない。】
 We must each walk down our own paths.

【0:34】

イメージ 19



 【式場内のシーン】

女声場内アナウンス「15番」

 No.15

【↑日本人の生徒を囚人のように番号で呼んでいる。という以前に人ですらなく、牛という畜産商品の品評会の番号である。これが人権侵害・日本人ヘイトでなくてなんなのか?】


【0:35】

イメージ 20



 15番の女子牛生徒「はい」

【0:36】

イメージ 21



 【15番と呼ばれた少女を見つめるウシ子。】

【0:40】

イメージ 22



 【15番と呼ばれた少女と、ウシ子の夜の公園回想シーン】

15番少女「私ね、将来が不安なの」

I worried. What’s going to happen to me?

【↑この英訳が後の配属先に関係してくる。0:54分析参照↓】


【0:44】

イメージ 23



少女15番を勇気づけるウシ子「大丈夫、ハナ子は華(はな)があるから」

You’ll be fine, Daisy. You make everyone smile.

【鼻輪にひっかけて、『鼻子』だと思われる】

【ところが、英訳の名前はデイジー (daisy)。】

【『デイジー 〜3.11 女子高生たちの選択〜』という福島第一原子力発電所事故後の福島の女子高生を主人公とした漫画作品あり(ももち麗子作)。これだと(You make everyone smile)、福島第一原発事故はみんなを笑顔にしたという意味になってしまう。】

http://kc.kodansha.co.jp/title?code=1000006195

【また、デイジー (daisy)という殺し屋の2006年の韓国映画(アンドリュー・ラウ監督)あり。デイジーなら菊子で良いのでは?】

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%BC-DVD-%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%92%E3%83%A7%E3%83%B3/dp/B000FJGW6M

【0:49】

イメージ 24



 ウシ子「きっと人気者になるよ」
 You’ll be popular wherever you go.

【0:52】

イメージ 25



 15番少女「ありがとう」
 Tanks.

【0:54】

イメージ 26



校長「15番。夕日が丘動物園」

“Yokohama Zoo”

【英訳では、『夕日丘動物園』が『“Yokohama Zoo”=横浜動物園』となっている。横浜の動物園で牛に会えるのは、横浜市立野毛山動物園(横浜市西区)の分園として1979年に横浜市旭区の『こども自然公園』内に開園した『万騎が原ちびっこ動物園』がある。

http://www.city.yokohama.lg.jp/asahi/guide/shisetsu/midori/park/kodomoshizen/

『横浜旭区』の『あさひ』→『夕日』と『万騎が原ちびっこ動物園』をかけて、『夕日が丘動物園』なのだろうが、一方で、『こども自然公園内』には、『バーベキュー広場』もあり、鼻輪の鼻子が“I worried. What’s going to happen to me?(私の身に何が起きようとしているか心配なの)”というのは当然である。なにしろ、『ちびっ子動物園』に行くか、『バーベキュー広場』で食べられるか分からなかったのだから】

 【横浜市のサイトに、眼とろん星人が加工↓】

イメージ 27



【0:56】

イメージ 28



 校長「おめでとう」
 Congratulations.

【0:57】

イメージ 29



 15番少女「ありがとうございます」の声に、笑顔で拍手するウシ子。
 Thank you!

 ※    ※    ※(書き起こし中断)

ここまでで、やっと2分31秒あるCMの最初の1分です。

これが序の口で、これから続々差別、人権侵害、日本人に対するヘイトはエスカレートします。

 次に続きます。

AGFブレンディ(味の素ゼネラルフーズ)&電通のセクハラ、畜産・食肉業者差別、日本人の擬牛化(ぎぎゅうか)による人権侵害名誉棄損ヘイトCM(その2) 【ファイルBM7】2015.10.18 

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【ファイルBM7】2015.10.18 AGFブレンディ(味の素ゼネラルフーズ)&電通のセクハラ、畜産・食肉業者差別、日本人の擬牛化(ぎぎゅうか)による人権侵害名誉棄損ヘイトCM(その2)

世界の韓国に対する悪評を日本になすりつける特定アジア工作広告代理店電通&AGF(味の素ゼネラルフーズ)。


 前回からの続きです。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55763397.html

ブレンディ―。『ミルク広がる特濃カフェオレ』CMスパイクスアジア 2015 出品動画書き起こし版

【動画タイム+日本語音声書き起こし+英文字幕書き起こし+適宜、眼とろん星人による注釈】

 ※    ※    ※(書き起こし再開)

【1:00】

イメージ 1



校長「テキサスロデオパーク」

“Texas Rodeo Park”



【1:02】

イメージ 2



【ロデオパーク行きが決まった男子生徒が、証書(辞令)を振りかざし勝ち誇ったように「よしっ!」と歓声をあげる。】

 ウシ子ナレーション【自分の望み通りの道を歩める者もいれば、】
 Some go down the path they really want.

【何が「よしっ!」か理解が出来ません。↓】

【Wikipedia『ロデオ』より】

【動物の権利および動物福祉の組織は、動物を傷つけ苦しめているとしてロデオを非難している。アメリカ政府の食肉検査官を30年間務めた獣医師のDr. C.G. Haberは、ロデオから食肉として廃棄された動物の様子を次のように述べた。】

【“傷ついた範囲があまりに広く、皮膚がはがれずに残っているのは頭、首、脚、腹だけだった。肋骨が6 - 8本折れた動物を見たことがある。肺が破裂したものもあった。はがれた皮膚の下に2 - 3ガロンもの血液が溜まっているものも見た。”】


【1:06】

イメージ 3



ウシ子ナレーション【そうでない者もいる。】

 Others don’t.

【ふてくされた態度の不良。】


【1:07】

イメージ 4



校長「カルロス闘牛場」

“Carlos’ Bullfighters”


【Bullfightersなら闘牛士、闘牛場はBullring】

【日本・韓国からみて地球の裏側にあるウルグアイには、コロニア・デル・サクラメントのレアル・デ・サン・カルロス闘牛場(Plaza de toros Real de San Carlos 1912年建設)が存在します。】

【Plaza de toros Real de San Carlos(Wikipediaより)】
https://es.wikipedia.org/wiki/Plaza_de_toros_Real_de_San_Carlos

イメージ 5



【それで、不良の“牛日本人生徒”が『地球の裏側』に『追放』されるわけですが、『地球の裏側』、『追放』といえば、2000年前後、地球の裏側のアルゼンチンのメディアが、『追放れなければならない人々、最も嫌いな民族1位』に韓国人をランキングしたことがあり、そういったことに対する不満を、無関係な日本人になすりつけているわけです。自国民が世界中から非難されている悪評を日本人になすりつけて憂さを晴らすのは、かの国の人たちに日常的にみられる行動形式です。】


【1:08】

イメージ 6



不良、卒業証書(辞令?)を破り捨てる。


【1:09】

イメージ 7



【不良が「馬鹿野郎」と叫び、校長につかみかかる。】

 ウシ子ナレーション【進路は時に不平等な現実を突きつけることがある。】
 Our paths are sprinkled with harsh realities.

【怒りに任せ、すぐに激情し、暴力を振るう心的疾患は、『火病(ひびょう、かびょう、ファッピョン、朝: 화병)もしくは鬱火病(うっかびょう、うつひびょう、ウラッピョン、朝: 울화병)と呼ばれ、文化依存症候群(文化結合症候群)のうち、朝鮮民族特有の精神疾患と指摘されている病気です。陽性症状としては、発狂する、奇声を発する、自傷行為・自殺、口から泡を吹く、生存本能が込み上げる、悔しさ・憤怒の感情が込み上げるとあります。』Wikipediaより】

【ここでもまた、朝鮮民族特有の精神疾患を日本人になすりつけています。】


【1:12】

イメージ 8



校長「77番」

 No.77…

【七十七銀行(しちじゅうしちぎんこう、英文名称:The 77 Bank, Ltd.)は、宮城県仙台市に本店を置く大手地方銀行。2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)は、七十七銀行においても甚大な被害をもたらし、沿岸部の営業店を中心に建物の全壊・半壊にとどまらず人的被害ももたらしました。このうち女川支店では行員15名のうち13名が津波に飲まれ死亡・行方不明という大惨事となりました。】


【1:14】

イメージ 9



校長「田中ビーフ」

Recruited by “Tanaka Beef”

【「卒牛証書」に「配属先 田中ビーフ」と書かれている】

【近江和牛の名店として有名な『黒毛和牛専門店たなか』のHP↓】

http://www.oumigyu.net/

【1:15】

イメージ 10



 【どよめく会場。】

【1:17】

イメージ 11



「あーっ!」と絶叫し泣き出す男子生徒。

【人権侵害並びに食肉精肉業者差別表現です。】


【1:20】

イメージ 12



【平成25年度 第67回 卒牛証書授与式の横断幕が大写しになる。】

Graduation Ceremony-Cattle of 2014


【2014年が第67回ということは、逆算すると第一回は1948年。】

【1948年というのは、8月に大韓民国、9月に朝鮮民主主義共和国がそれぞれ独立した年。】

【授与式の『与』の字がおかしいと思ったら、支那の“簡体字”もしくは、韓国の字体。】

【与 - ウィクショナリー日本語版 – Wiktionaryより。↓】
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E4%B8%8E

【この場合、1948年という年号と『与』の字体から、やはり韓国系電通の日本人ヘイトだということが明瞭に分かります。】


イメージ 13



【1:23】

イメージ 14



女性場内アナウンス「90番」

 ウシ子「はい」

【このCMの主人公『草原ウシ子』の役は女優の夏居瑠奈(なつい るな)さん。】

【90番は、2012年韓国映画『地獄まで90分(邦題)』パク・ソンウク監督にかけた番号か、それとも、『焼肉食べ放題』の一般的な制限時間90分にかけたか、はたまた『バストサイズ90』なのか、というより、これらすべての意味や他にも意味を持たせている可能性もあります。とにかくこの数字は意味があるはずです。】

http://eiga.com/movie/82833/

【1:26】

イメージ 15



 ウシ子ナレーション【私は誰よりも努力してきた。】
 I worked harder than anyone else.

【1:30】

イメージ 16



 ウシ子ナレーション【つらいこともたくさんあったけれど。】
 Sometimes it was really tough.

【1:32】

イメージ 17



ウシ子ナレーション【特別な存在になるために必死で頑張って来た。】

But I was prepared to go through hell

【特濃牛乳100%がうたい文句なので、『特別』を強調】

【英文を直訳すると:『しかし、私は特別な存在になるために“地獄”のような準備をしてきた』】

【ということは、90番の2012年韓国映画『地獄まで90分(邦題)』の可能性は濃厚です】

【インナーに一部のぞいて見える“lal”のスペルの意味は分かりませんでした。どうせろくな意味がないはずです。】

【1:35】

イメージ 18



 In order to be special.

【牧草に見立てたサラダを食べる牛子】

【ジャージー牛(Jersey)なので食事中にわざわざジャージー(jersey)を着ている。色は福島県会津地方の赤い牛の郷土玩具『赤べこ(あかべこ)』にちなんだものか。】


【1:36】

イメージ 19



自転車の教師「特別になるんだ!」

Be special!

【牛を放牧又は運動場などに放して運動させることは、運動不足による関節炎の予防や蹄の正常な状態を保つために必要であるが、日本の農家では約6%しか行われていない。】


【1:37】

イメージ 20



 ウシ子「はい!」
 I will

【1:39】

イメージ 21



進路指導の教師「B判定だと、望み薄いかもな」

With a “B”, you’re chances are pretty skim.

【英語のskimには薄皮や表皮の皮膜の意味しかなく、この英訳は不適切。ここでは、スキムミルクのスキムを可能性が薄いという意味に使っている。】

【リーダーズ英和辞典第3版より】

skim〔skɪ́m/ /skɪ́m〕

skim. 薄い表皮[氷]でおおう
skim かすめて行くこと
skim milk ミルクの皮膜をすくい取る

【スキム‐ミルク(skim milk)=脱脂粉乳:脱脂乳を濃縮・乾燥して粉末状にしたもの。製菓・料理などに使う。】

【通常、牛乳が薄いという意味なら、weakやthinを用いる】

【新和英中辞典第5版より】

うすい【薄い】

3 〈稀薄な〉 《a》 weak [dilute] 《solution》
ex:薄いコーヒー weak coffee
・薄いスープ thin soup
・薄くする ⇒うすめるmake 《gravy》 thin [thinner]; dilute 《the liquid》; water 《soup》 down (水で); thin 《paint》; 《文》 attenuate [rarefy] 《gases》
ex:うがい薬は水で薄めてから使ってください. Dilute the gargle with water before using it.

【1:45】

イメージ 22



ウシ子泣き声で実家の母に電話をかける「薄いって・・・言われちゃった」

He said, “Skim”…

【牛柄の携帯電話。再びSkim(スキム)の字幕】


【1:47】

イメージ 23



ウシ子「私もう、だめかも」

I don’t think I’ll make it.

【↑ 牛だから“私モウ”】


【1:50】

イメージ 24



電話越しの母親の声「薄くなんかない」

You’re not skim at all.


【1:51】

イメージ 25



 電話の向こうの母親「貴方は特別なものを持っているんだから。」
 You’ve got something very special.

【このシーンがソフトバンクのCMそっくり】

【ただ、持っているのがスマートフォンではなく、二つ折りのフィーチャー・フォン(ガラケー=ガラパゴス携帯)なのはいいとして、新聞の上に載っている菜っ葉】


【1:54】

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母親の声「胸張っていきなさい」に振り向く父親。

Puff out that chest, and let them have it!

【韓国のCMでは本人どころか、家庭内で絶対的な地位を占める家長の父も、母も、相手を見下し罵るときに差別的に用いられる、畜生の牛というのは、絶対にありえないシチュエーション】

【puff out one's chest=(行進で)胸を張る;(誇り・見えで)胸を張る[膨らませる]】

【“Puff out your chest”.ではなく、“Puff out that chest”というのは牛だからか。】


【2:00】

イメージ 27



ウシ子ナレーション【胸を張って。】

“Puff out that chest”

【乳牛のウシ子が強調された胸を揺らしてランニング。完全なセクハラ!】

【ウシ子の90番というのは、『バストサイズ90』という意味もあるようです。但し、『草原ウシ子』役の夏居瑠奈さんのスリーサイズは非公表で不明のようです。】


【2:02】

イメージ 28



ウシ子ナレーション【自分を出し切る。】

“Give them all you’ve got”

【当然、乳牛として牛乳を出し切るという意味です。】


 ※    ※    ※(文字起こし引用中断)

本当に常軌を逸したCMです。このような酷いCMを作れる神経が分かりません。

 まだまだあるので、次に続きます。

AGFブレンディ(味の素ゼネラルフーズ)&電通のセクハラ、畜産・食肉業者差別、日本人の擬牛化(ぎぎゅうか)による人権侵害名誉棄損ヘイトCM(その3) 【ファイルBM8】2015.10.20 

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【ファイルBM8】2015.10.20 AGFブレンディ(味の素ゼネラルフーズ)&電通のセクハラ、畜産・食肉業者差別、日本人の擬牛化(ぎぎゅうか)による人権侵害名誉棄損ヘイトCM(その3)

これがそんなに感動的で素晴らしいCMなら、韓国の役者さんに鼻輪を付けて、牛扱いし、韓国ロッテのミルクチョコレートのCMとして流せばいい。できるものならやってみなさい。どこの国で流そうとも差別は差別、ヘイトはヘイトです。


 前回からの続きです。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55766440.html

その1からご覧になる方はこちら。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55763397.html

ブレンディ―。『ミルク広がる特濃カフェオレ』CMスパイクスアジア 2015 出品動画書き起こし版

【動画タイム+日本語音声書き起こし+英文字幕書き起こし+適宜、眼とろん星人による注釈】

 ※    ※    ※(書き起こし再開)

【2:04】

イメージ 1



 校長「90番」
 No.90

【2:07】

イメージ 2


 
 【見守る両親】

【2:08】

イメージ 3



ウシ子ナレーション【特別な自分を信じて。】

Believe you are special.


【2:11】

イメージ 4



校長「ブレンディ―」

“Blendy Coffee”


【2:13】

イメージ 5



【Blendyの配属先が入った卒牛証書。というより、配属先の辞令だし!学校に就職先を選定する権限があるんだ???】


【2:15】 

イメージ 6


 
【喜ぶウシ子】

【2:17】

イメージ 7



 【祝福する学友】

【2:18】

イメージ 8



 【大喜びする両親】

【2:19】

イメージ 9



校長「良い牛乳を出し続けるんだよ」

Give them your richest milk and keep it flowing.

【妊娠もしていない女子高生に母乳を出させる、完全なセクハラ・人権侵害CM】


【2:22】

イメージ 10



ウシ子「ありがとうございます。」


【2:24】

イメージ 11



男声のナレーション【ブレンディ―。ミルク広がる特濃カフェオレ。】

Freshly ground coffee with the creamiest milk.


【2:27】

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男声のナレーション【特濃牛乳を100%使用しています。】

100% Extra-Rich Milk is Special


 ※    ※    ※(以上、全編書き起こし終わり)

殺伐として荒んだ映像のバックに、ずっと美しく和やかなピアノのメロディーが流れています。その神経が理解できません。

そもそも、このようなCMは、電通の企画段階でボツになるべきものです。それ以前に、こんな提案をすること自体、提案者の人格を疑われて、社内の立場が無くなるはずなんですけれどね。

それが、社内会議で通り、

その上に、AGF(味の素ゼネラルフーズ)のプレゼンテーションにおいて、他社の案を押しのけて採用されているわけです。

しかも、不可思議な『スパイクスアジア2015』フィルム部門ブロンズ賞受賞。

緻密なカット割り、構成、美しいピアノの音楽、セット、カメラワーク、俳優の演技の質、どれをとっても、とてもお金をかけた贅沢な作りになっています。

私は地方ローカルのチープな低予算CMを旅先で見るのが好きなのですが、「さすがは電通」というしかないクオリティーの高さなのです。


それで結局やっていることといったら、製品そっちのけで、セクハラ、畜産・食肉業者差別、日本人の擬牛化(ぎぎゅうか)による人権侵害名誉棄損ヘイト。


電通にもAGF(味の素ゼネラルフーズ)にも、これを異常だと思う最低限の良識を持った社員はいなかったのでしょうか?


AGF(味の素ゼネラルフーズ)のこのCMサイトにはこう書いてあります。

http://www.agf.co.jp/company/news/2014-11-26-647.html

 ※    ※    ※

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<Blendy 特濃ムービーシアター>

○特設サイトURL: http://www.agf.co.jp/hikitate/
○公開日:2014年11月26日(水)

■牛達がそれぞれの想い胸に巣立つ姿を、驚愕の映像化!〈“旅立ち”篇〉ストーリー

舞台は牛の学園の卒“牛”式(卒業式)。女優の夏居瑠奈さんが演じる主人公”ウシ子“は努力を惜しまない真面目な女子校生(牛)。

校長の卒“牛”証書授与の声とともに、生徒達(牛達)の進路が次々と発表されていきます。

“ウシ子”の親友“ハナ子”は見事動物園へ、続く生徒達もロデオパークや闘牛場などへと進路が決定していきます。

自分の望み通りの道を歩める牛も、そうでない牛もいるという現実。そんな中、誰よりも努力をしてきた“ウシ子”の進路が決定する瞬間がついにやってきます。

 

果たして校長から発表された進路は?!涙溢れる感動のラストシーンを是非ご覧下さい。

 ※    ※    ※(引用終わり)

↑ 何が『舞台は牛の学園の卒“牛”式(卒業式)。女優の夏居瑠奈さんが演じる主人公”ウシ子“は努力を惜しまない真面目な女子校生(牛)。』ですか?!

↑ 何が『果たして校長から発表された進路は?!涙溢れる感動のラストシーンを是非ご覧下さい。』ですか?

この人たちは正気でしょうか?


女優の夏居瑠奈さんは、同サイトで、このような感想を綴っておられます。

 ※    ※    ※

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 【夏居 瑠奈(なつい るな)】
 生年月日: 1995年11月7日
 出身地:東京都

「この企画を初めて聞いたとき、斬新で面白くてウシ子ちゃんになるのが楽しみでした。牛の役というのは人生初でしたが、撮影するにつれて鼻輪をつけてることを忘れるくらい牛になりきれたと思います。

実際出来上がりを見てストーリーの濃さに我ながら本当に感動しました。

ぎゅっと濃厚になってます。目標に向かって頑張るウシ子ちゃんのひたむきな姿を通して、特濃牛乳にこだわった≪挽きたてカフェオレ≫の魅力が伝われば嬉しいです。」

※    ※    ※(引用終わり)

↑ まあ、この文章も電通が書いたのでしょうね。

天下のAGFがクライアントで、天下の電通が作るCMの仕事を断る事務所なんてありませんよ。

ですから、夏居瑠奈さんに対してどうこう言うのは不当だと思います。

断ったら、仕事がなくなります。


『この企画を初めて聞いたとき、斬新で面白くてウシ子ちゃんになるのが楽しみでした。』←斬新で面白いと思うのは、他人を貶め罵るときに動物に例える、日本をさげすみたい民族の人だけでしょう。

『撮影するにつれて鼻輪をつけてることを忘れるくらい牛になりきれたと思います』←やはりこの文章を書いた電通社員は、鼻輪がまずいという意識はあるようです。


このCMについて、賛否両論があるというおかしな記事が多いのですが、こんな低劣なCMに賛意を表する人というのは、どういう人権感覚を持っているのでしょう?!

例えば、人権が大好きなNHKや、テレビ朝日や、TBSは大騒ぎしていなければおかしいのです。

彼らが大事なのは、特定アジア人の人権だけで、日本人の人権なんて蹂躙しまくって平気なのでした。


仮に、このCMが感動的で面白い傑作CMなら、なんでもかんでも日本のものをパクる、韓国の広告代理店は、このCMをパクるでしょう。

それから、CMのグランプリを受賞するほどのロングラン傑作CMらしい、ソフトバンクCMなんか、とうの昔にパクられているはずですよ。


ミルクが入った製品でこんなCMを作ってそれが感動的な作品ならば、例えば、身内騒動のどさくさで韓国企業宣言をしたロッテが、韓国の女性アイドルを使って鼻輪をつけて乳牛扱いしたり、男性牛生徒が屠殺されたりするミルクチョコレートのCMを作って韓国で流したら、韓国国民は感動するのでしょうね?!


また、日本の偉人の白洲次郎氏夫妻を侮辱したソフトバンクのように、

例えば、〔韓国の英雄で、日本の初代総理大臣伊藤博文公爵を暗殺したテロリストの安重根を“安軽根”とかの名前に変えて『韓国人の差別の象徴としての“犬畜生(개새끼 =読み:ケセッキ)”と人間の妻(韓国の大女優)と黒人の息子とその韓国を代表する人気アイドルの娘』という設定のCM]を作って韓国で流したら、さぞかし受けるのでしょうね?!


私は、差別される対象が日本人であろうが、韓国人であろうが、差別は差別、ヘイトはヘイトですから、批判しますけれどね。


そういう神経の社員だらけの会社が作った製品がどのようなものか、容易に想像がつきますので、私は味の素およびAGF(味の素ゼネラルフーズ)製品の不買を行います。


よくこういった反日不祥事があると、特に反日日本人及び在日関係の人が『嫌だったら買わなければ良い』といいます。


こんな卑劣な会社の製品を『買わない』というのは、消費行動における判断以前の問題ですから、それで済まそうというのは、いかにこういう人たちが日本人を舐めきっているのかが分かります。


このCMは、AGFの特設サイトだけではなく(この段階では見る人が少なく騒動にならなかった)、『スパイクスアジア2015』という国際コンペにおいて、英文字幕まで付けて【しかも悪意の翻訳】世界中の人たちにむけて日本人を誹謗中傷したのですから、『嫌だったら買わなければ良い』で済む話では断じてないのです。


『スパイクスアジア2015』については、9月15日、広告宣伝業界の業界紙、『宣伝会議』のサイトによって報じられました。↓

 ※    ※    ※

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 AdverTimes(アドタイ)

スパイクスアジア2015、結果発表【前篇】日本は76の賞を受賞

http://www.advertimes.com/20150915/article203650/

 2015年09月15日 掲載 宣伝会議 編集部

9月9~11日の3日間、シンガポールのサンテックシティで「スパイクスアジア(Spikes Asia festival of Creativity)2015」が開催された。

 ブランデッドコンテンツ&エンターテインメント、クリエイティブエフェクティブネス、デザイン、デジタル、ダイレクト、フィルム、フィルムクラフト、ヘルスケア、イノベーション、インテグレーテッド、メディア、モバイル、アウトドア、PR、プリント、プリント&ポスタークラフト、プロモ&アクティベーション、ラジオの計18部門に、アジアパシフィック地域を中心とする23カ国から4351点(昨年は4832点)の応募作品が集まり、421点が受賞を果たした。

スパイクスアジア2014では、過去最多81の賞(グランプリ6、ゴールド14、シルバー28、ブロンズ33)を受賞した日本だったが、今年の受賞は76作品(ゴールド11、シルバー21、ブロンズ43、イノベーションスパイク1)と微減した。

 一方で、本田技研工業 UNI-CUB「OK GO: I WON’T LET YOU DOWN」や「HONDA. BEAUTIFUL ENGINES.」、ポーラ POLA APEX「鏡を、疑え。」などを手掛けた もりが「インディペンデント・エージェンシー・オブ・ザ・イヤー」第2位、制作プロダクションのモリモリが「スパイクス・パーム・アワード」第1位、AOI Pro.が同第2位、電通が「エージェンシー・オブ・ザ・イヤー」第2位と、特別賞では日本勢が快挙を達成した。

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

 それで、今回のスパイクスアジア2015の【フィルム部門】におけるブロンズ賞は、日本の5作品が受賞しています。

宣伝会議サイトより、フィルム部門ブロンズ賞受賞の日本出品作品【合計5作品】

http://www.advertimes.com/20150915/article203650/5/

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・味の素ゼネラルフーヅ 〈ブレンディ〉ボトルコーヒー ミルクひろがる挽きたてカフェオレ「旅立ち」篇(電通+ワサビ)

・オークローンマーケティング ワンダーコア「倒れるだけで」篇(博報堂+TYO)
・サイボウズ ワークスタイルムービー「大丈夫」(日本経済広告社+東北新社+FILM)
・佐賀市 プロモーションムービー 「W・R・S・B」(ジオメトリー・グローバル+TYOモンスター事業部)

・テレビショッピング研究所 フレーバーストーン「メイド100人 魅せパンリレー」(電通+太陽企画)


↑ということで、『味の素ゼネラルフーヅ 〈ブレンディ〉ボトルコーヒー ミルクひろがる挽きたてカフェオレ「旅立ち」篇(電通+ワサビ)』は、ここに出てくるのです。


それで、おおもとの『スパイクスアジア2015』のHPはこちらです。

http://www.spikes.asia/home/

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『スパイクスアジア2015』のブロンズ賞受賞作品は2ページにわたって紹介されています。

 フィルム部門のブロンズ賞P1
http://www.spikes.asia/winners/2015/film/index.cfm?award=4&page=1

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ところが、日本の受賞作品5作品の内、4作品はちゃんと掲載されているのに、『味の素ゼネラルフーヅ 〈ブレンディ〉ボトルコーヒー ミルクひろがる挽きたてカフェオレ「旅立ち」篇(電通+ワサビ)』だけが掲載されておらず、何故かフィルム部門のブロンズ賞P1に不自然な空白が!!!

 フィルム部門のブロンズ賞P1
http://www.spikes.asia/winners/2015/film/index.cfm?award=4&page=1
 ↑に眼とろん星人が加工↓

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つまり、『味の素ゼネラルフーヅ 〈ブレンディ〉ボトルコーヒー ミルクひろがる挽きたてカフェオレ「旅立ち」篇(電通+ワサビ)』だけが削除されているのでした。

それで、例えば、宇梶(うかじ)さんが出てくる『倒れるだけで腹筋ワンダーコア~♪』のCMをクリックすると、ちゃんと受賞作品の動画を観ることができるようになっています。↓


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『オークローンマーケティング ワンダーコア「倒れるだけで」篇(博報堂+TYO)』の動画キャプチャー。


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↑ 動画の右上には、『スパイクスアジア』のロゴマークがしるされています。

『スパイクスアジア』のロゴマーク↓


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それで、今回文字起こし、キャプチャー掲載に利用した『Austin Reise(オースティン・ライゼ)』という“反日ヘイトHN(ハンドルネーム)”を持つ人物(その1参照)がアップしたYouTube動画の右上にもやはり、『スパイクスアジア』のロゴマークがあるので、ここの動画から引っ張ってきたことがわかります。


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9月9~11日の3日間、シンガポールのサンテックシティで「スパイクスアジア(Spikes Asia festival of Creativity)2015」が開催されその後同サイトで動画のアップ。2015年09月15日 掲載 宣伝会議で報道。

2015/09/27 にYouTubeで、Austin Reise(オースティン・レイズ)なる日本人ヘイトのHN(ハンドルネーム)を持つ人物が動画アップ。

2015年10月02日 17時05分に『ねとらぼ』が記事にして、直後にYAHOOニュースが転載。

YAHOOニュースのコメント欄の最初のコメントがなんと、10月02日 18時45分!↓

『u40***** | 2015/10/02 18:45 シュールだなぁ…』

↑ この差別ヘイトCMを“シュールだ”などという感想を持つというのは、どういう感性の持ち主なのでしょう?というより、ここのコメント欄は、YAHOOの管理人の意に沿ったコメント以外はトップページではボツになります。


それにしても、段取りが良すぎでしょ?少なくとも『ねとらぼ』と『YAHOOニュース』は。私はやはりこの動画のアップは、電通の自作自演の可能性が高いと思っています。


■ それで、『味の素ゼネラルフーヅ 〈ブレンディ〉ボトルコーヒー ミルクひろがる挽きたてカフェオレ「旅立ち」篇(電通+ワサビ)』“以外の作品”は、

上述の『オークローンマーケティング ワンダーコア「倒れるだけで」篇(博報堂+TYO)』同様、動画を閲覧できるようになっています!↓


『サイボウズ ワークスタイルムービー「大丈夫」(日本経済広告社+東北新社+FILM)』の動画キャプチャー。


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『佐賀市 プロモーションムービー 「W・R・S・B」(ジオメトリー・グローバル+TYOモンスター事業部)』の動画キャプチャー。


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『テレビショッピング研究所 フレーバーストーン「メイド100人 魅せパンリレー」(電通+太陽企画)』の動画キャプチャー。


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↑ 以上の通り、セクハラ、畜産・食肉業者差別、日本人の擬牛化(ぎぎゅうか)による人権侵害名誉棄損ヘイトCM、『味の素ゼネラルフーヅ 〈ブレンディ〉ボトルコーヒー ミルクひろがる挽きたてカフェオレ「旅立ち」篇(電通+ワサビ)』だけが、いかなる理由で削除されたのか?


まさか『スパイクスアジア(Spikes Asia festival of Creativity)2015』の公式ページにおける受賞作品動画削除は、“著作侵害”という“いちゃもん”によってじゃないでしょうね?卑劣なYouTube動画削除理由のような!↓(再掲)


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著作権侵害が理由なら、同じ電通の『テレビショッピング研究所 フレーバーストーン「メイド100人 魅せパンリレー」(電通+太陽企画)』がこのページから削除されていない事実と矛盾するのです。

明らかに証拠隠滅じゃないですか。


よく、これだけ日本人を差別愚弄しておいて、その動画の証拠隠滅の理由に『著作権侵害』などと上から目線で削除できますね?!


本当に電通は卑怯で愚劣です。


 次に続きます。

ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その1) 【ファイルSPO02】 2015.10.31 

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【ファイルSPO02】 2015.10.31 ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その1)

そんなに日本のことが嫌いなら、祖国に帰ってください。

ということで、記事が溜まっている小保方博士に対して仕掛けられた悪意の報道テロ、STAP騒動について、書くつもりだったのですが、それと関連するNHKの報道姿勢について象徴的な事件がおこりましたので、

メディアによってでっちあげられたSTAP騒動の背景の根深さをご理解いただくために、この記事を書きます。

思えば、小保方博士は、早稲田出身でいらっしゃいましたね。ということはラグビーの早明戦とか、野球の早慶戦とか、応援に行かれたことがおありかもしれません。


代表チームでは、その大活躍で大人気になった副将の五郎丸歩(ごろうまるあゆむ)選手【フルバック】と、畠山健介(はたけやまけんすけ)選手【プロップ】が早稲田大学出身です。


前回は、〔【ファイルSPO01】 2015.09.23 ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本のジャイアントキリング。対南アフリカ戦。~世界が驚嘆したジャパン・ラグビー。〕という記事を書きました。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55729446.html

ということで、ラグビーワールドカップ大会史上初の、グリープリーグで3勝を挙げながら、準々決勝に駒を進めることができなかったチームとして、『史上最強の敗者』と世界のラグビーファンからそのプレーを絶賛され、惜しまれながら帰国した日本代表チームに対し、NHKがやらかした非礼について書きたいと思います。


初戦は優勝候補の一角を占めていた南アフリカを死闘の末に見事な勝利をし、世界中のラグビーファンに衝撃を与えます。

ところが、次戦は僅か中三日という過酷な状況で、あのレフェリーの不幸な誤審が無ければ、その後決勝戦にまで勝ち進んだオーストラリアに勝利していたはずの強豪スコットランド(こちらは大会初戦でフレッシュな状態)と当たり、前半はワントライ差でくらいついていたのですが、後半に圧倒的なハンデである中三日の疲労の蓄積が顕在化して、悔しい敗戦。


しかし、日本代表は、サモア、アメリカ戦において自分たちのゲームコントロールで素晴らしい勝利を成し遂げながら、勝ち点(ボーナスポイント)差により、なんと、ラグビーワールドカップ史上初の『グループリーグで3勝しながら、ベストエイトに進めなかった最強の敗者』という不幸な称号を得、絶賛と敗退を惜しむ声の中、イギリスを後にしました。


ラグビーというコンタクトプレーが多いスポーツにおいて、体格、フィットネスで圧倒的な不利を強いられる日本代表が、あれだけ素晴らしい試合をしたことは、ラグビー界だけではなく、そういった面で悔しい思いをしてきた他の日本のスポーツ・アスリートをも大いに勇気づけ、国内外のメディアは、賞賛の声を惜しみませんでした。


一部の、悪意に満ちた例外をのぞいては!


その例外の一つが、こともあろうに放送法に定めがあり日本の基幹放送局たる、NHKなのだからたまりません。

その番組が、【『徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密〜ラグビーワールドカップ2015〜』2015年10月17日(土) 21:00~21:50NHK総合】です。


私がこの番組を知るに至った顛末も、NHKの露骨な対支那追従姿勢や、反日をベースにした日本のグローバル化へのプロパガンダが露骨に表面化したものでした。


それで、私は、すでに放映が済んでいたNHKのアンコールワットを特集した番組の録画動画をぼんやりと見ていたわけです。

アンコールワット一帯はコメの二期作どころか、三期作、四期作ができる豊かな米作地帯で、交易の中心として、大いに栄えていたのですが、突如として滅んだ謎の都市です。

都市というのは、燃料や建築資材として必ず多くの木材が必要ですから、過剰な森林伐採や、三期作、四期作なんてやったら、土地が痩せるに決まっているので、おそらく、そのあたりが原因なんじゃないかと、漠然と私は想像していました。

アンコールワットはジャヤバルマン7世の統治下(在位: 1181年 - 1218年/1220年)にグローバル都市として最盛期を迎え、そのことについて、番組インタビューに応じたフランスの思想家、経済学者のジャック・アタリ氏【38歳の若さで、仏ミッテラン政権の大統領特別補佐官を務め(1981年〜91年)、EU統一の青写真を描き、その後欧州開発復興銀行の初代総裁(91年〜93年)となる】が出てきて、グローバル化を成し遂げたジャヤバルマン7世を礼賛していました。


先日の当ブログ記事で、天安門事件にみられる民主化弾圧や、チベット・東トルキスタンでの虐殺大弾圧民族浄化、法輪功の大弾圧といった重大な人権侵害大国の中華人民共和国の、さらに日本にありもしない『南京大虐殺』をでっち上げて世界に嘘をまき散らし、反日を国是とした渦中の中華人民共和国の南京大学と東京大学の文化研究交流の場、『リベラルアーツ・プログラム』は、2001年に南京大学が『中日文化研究中心』という施設を設置し、蓮實重彦(はすみ しげひこ)・第26代東大総長が総長退任後、その名誉創設者に就任し、支那の圧政を側面支援したのがそもそもの始まりだという記事を書きました。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55753242.html

ジャック・アタリ氏は、第26代東京大学総長蓮實重彦氏が研究し日本に紹介した、フランスに勃興したポストモダン主義、ニューアカデミズムが日本の思想界というごく狭い村の中で、もてはやされていた頃に良く登場した名前なのですが、このヨーロッパの域内グローバルによってヨーロッパの人々を不幸の縁に追いやったEUの仕掛け人ジャック・アタリ氏が絶賛した、グローバルの中心であったアンコールワットが、ジャヤバルマン7世の統治後に衰退したのは、まさしくそのグローバル所以なのではないかと、思ったりしたものです。


それは良いのですが、そのアンコールワットの番組の直後、【『徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密〜ラグビーワールドカップ2015〜』2015年10月17日(土) 21:00~21:50NHK総合】の番組宣伝をやっていたのです、


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私が観たのは、アンコールワットの番組の放送からしばらくたった録画動画で、その『徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密〜ラグビーワールドカップ2015〜』はその直後の生放送だったので、見ることができませんでした。


この『徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密~ラグビーワールドカップ』という表題だけで、もう悪意のある番組だなと見当がついたのです。


なぜなら、最近中華人民共和国では、毛沢東を再評価、礼賛する勢力が台頭して来て、そういった、かの国の状況についてレポートしたNHKの番組があったからでした。

毛沢東は、歴史上最大最悪の虐殺独裁者です。その次がスターリンで、おそらくその次がヒトラーなのでしょうが、その毛沢東が行った自国民の餓死者を大量に出したのが、大失政の、

『大躍進』政策!


この『大躍進』という題名をつけたというのは、もうNHKは明らかに確信犯で、毛沢東の『大躍進政策』というのは、欧米の産業に追いつき追いつくための大失政で、人民公社とあいまって無理なノルマで数千万人の餓死者を出したというものです。


それで、最近中華人民共和国では、毛沢東の再評価をする勢力が台頭しています。

以前当ブログで、中華人民共和国のSTAP潰しのテレビメディアにおける急先鋒渋谷NHK放送センター内には、有名な中国中央電視台(CCTV)だけではなく、韓国放送公社も入居していて、両国の指令による売国放送を行っているということを、記事にしました。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55705466.html

それで、今回の『徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密~ラグビーワールドカップ』以前にも、NHKはやはり、この数千万人の自国民の命を奪った『大躍進』を題名に冠した番組を作っていたのです。

http://www.nhk.or.jp/seimei/special.html

STAPを捏造と決めつけ小保方博士と故笹井博士を公共の電波でもって、一方的に誹謗中傷バッシングし、笹井博士を死においつめ、小保方博士を心身ともに疲弊せしめ、理研を退職に追い込んだ、誹謗中傷人権侵害番組『NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正の深層』や、日本の占領統治についていかに日本が酷いことをしたかという捏造報道でバイワン族を差別したとして集団訴訟を提起された『NHKスペシャル シリーズ 「JAPANデビュー」』等の一連の番組、『NHKスペシャル』における特集番組で。

『NHKスペシャル 生命大躍進』というのを作成放映したのです。↓


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第1集
9月6日(日)<5日(土)深夜>
総合 午前0:50~ (59分)
ドキュメント 生命大躍進 (VTR構成版)
「そして“目”が生まれた」

第2集
9月13日(日)<12日(土)深夜>
総合 午前0:50~ (52分)
ドキュメント 生命大躍進 (VTR構成版)
「こうして“母の愛”が生まれた」

第3集
9月20日(日)<19日(土)深夜>
総合 午前0:50~ (52分)
ドキュメント 生命大躍進 (VTR構成版)
「ついに“知性”が生まれた」

また、番組とタイアップした形で、『特別展 脊椎動物のたどった道 生命大躍進』という展覧会を東京上野の国立科学博物館を皮切りに、名古屋、愛媛 大阪、岡山と各地を巡回開催しているのです。

http://www.seimei-ten.jp/

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↑ これらは、もうSTAP騒動に対する当てつけで、特に第一回目放送の「そして“目”が生まれた」で笹井博士の眼杯における世界最先端の偉業を無視し、最近のエピゲノム的アプローチの研究成果(例の遠藤上級研究員の御専門)を無視した、なんでもかんでもDNAの塩基配列によるプログラムで説明がつくかのような酷い番組内容だったのです。これについても幾多の疑義があるのですが、とても紹介できる余裕がありません。


さらに、NHKは、誹謗中傷人権侵害番組『NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正の深層』同様、この番組の支那動画を削除せずに放置しているのです。↓

http://www.miomio.tv/watch/cc238181/

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私は、支那共産党の毛沢東再評価への提灯持ちのNHKが『大躍進』を正当化するためにこの題名をNHK放送センター内の支那共産党員に阿諛追従(あゆついしょう)して、つけたものだと思うのですが、生命進化は、5回に及ぶ種の大絶滅【だいぜつめつ=オルドビス紀末、デボン紀末、ペルム紀末(P-T境界)、三畳紀末、白亜期末(K-T境界)】を経て行われているので、数千万人の餓死者を出した『大躍進』の名を冠することについては、言い逃れができるかもしれません。


ところが、世界のラグビー界に衝撃を与えたラグビー日本代表チームの活躍を分析した番組に『大躍進』というのは、本当に悪意に満ちています。


それで、きっとこの番組内容についても、悪意に満ちたものであろうと、目星を付けたら、案の定、私の予想は当たっていたのです。


ところで、NHKは、支那の共産党公認の毛沢東の評価を巡る八百長議論サロンを紹介する番組を、中華人民共和国の提灯持ちのNHK放送センター内に間借りしている中国中央電視台(CCTV)の中華人民共和国共産党員の検閲を受けたうえで、垂れ流しているのです。↓


毛沢東の遺産〜激論・二極化する中国

2013年1月19日(土)22:00~22:49
https://www.youtube.com/watch?v=Bie_5JDC4WI

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ふざけるのもいい加減にしてほしいのです。

毛沢東は、『大躍進』という人海戦術のデタラメな増産政策で、自国民(チベット他多くの異民族を含む)数千万人餓死させているわけですね。


上記動画より。

『大躍進運動 1958〜1960年』


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中華人民共和国公認の大躍進(&人民公社)の大失政による餓死者数は4千万人!


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しかも、この毛沢東の写真が、2012年9月中旬に支那各地で起きた反日暴動(NHKは“デモ”と表現)の際に掲げられ、精神的なシンボルとして祀り上げられていたのですから、NHKはいったい何を考えているのでしょうか?そんなに日本や日本人が憎いなら、祖国に帰ればいいのに。


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支那というのは、平時でさえ正確な人口が把握できない国ですから、本当の被害は把握のしようがありませんし、地方政府は責任問題になるので、過小評価をしているでしょうから、餓死者4千万人と支那共産党が公認している実際の死者数はもっと多いはずなのです。


反日暴動の思想的象徴である毛沢東の歴史的大失政である『大躍進』の言葉をNHK作成番組に一度ならず二度までも使う異常な神経が理解できないのでした。


『大躍進』という言葉が表題がつけられている番組であるならば、反日番組で、当然MIOMIO等の支那系動画サイトにアップされ、NHKは削除せず放置しているに決まっていると考えてネット検索したら、いとも簡単にみつかり、動画を観ることができました。

それで、例のごとく、この番組の文字起こし及びキャプチャーとともに、私による分析を注釈として記述していくことにします。


徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密〜ラグビーワールドカップ2015〜

2015年10月17日(土) 21:00~21:50 NHK総合

支那の動画サイトMIOMIOにアップされている動画より。

http://www.miomio.tv/watch/cc244486/

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【以下、文字起こしキャプチャー引用及び眼とろん星人による注記開始】


 ※    ※    ※

【0:00】
 天気予報の画面から。

【0:20 番組開始画面。】

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ナレーション
『ラグビーが新たな歴史を作った日本。
世界がその

大躍進

に驚き、日本でもラグビー人気に火が付きました。
今夜は、チームを牽引した3人のプレーヤーが生出演。
ワールドカップの四試合、その23日間に一体何があったのか。』

『南アフリカ戦。最後の決勝点トライ。』

【1:03 ここで、試合中の稲垣啓太選手のカット、この理由が番組中に分かる。】


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『決断の背景には、』

【01:06 注:どういうわけか『審判の分析』がこの番組の最重要事項らしい!】


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『審判の分析が!』

【01:08 注:繰り返します!どういうわけかNHKの勝因の深層徹底究明によると『審判の分析』こそが、日本の南ア戦ジャイアントキリングの最重要要因らしいのです!当然、出演した3選手は立腹します。】


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【01:12】

『武器となった低いタックルが、』


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【0:14】

『背中がカギとなっていました。』


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『知られざる日本代表。』

『“大躍進”の深層に迫ります。』

【↑ 注:『NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正の深層』や『毛沢東の遺産 ~激論・二極化する中国~』でも使われた『深層に迫る』という表現は、NHKにとって “日本を貶める”ときに用いられるようです。】

【1:23でやっとタイトル、テーマ音楽CG動画】

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【01:58スタジオの情景】

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フリーアナウンサー(元フジテレビ)平井理央さん

「世界を驚かせた日本代表。今夜は激戦を戦い抜いた3人の選手が来てくれました。」

【スタジオのスタッフが拍手】

【02:11】

「まず、キャプテンとしてチームを引っ張ったリーチ・マイケル選手よろしくおねがいします」


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リーチ主将

「よろしくお願いします」

【02:16】
平井理央アナウンサー

「そして、スクラム最前線で体を張った堀江翔太選手、よろしくお願いします。」


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堀江選手

「よろしくお願いします。」

【02:12】
平井理央アナウンサー

「そしてそして、黄金の右足で日本を支えた、五郎丸歩(ごろうまるあゆむ)選手、よろしくお願いします。」


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五郎丸歩副将

「よろしくお願いします。」

平井理央アナウンサー

「ねえ、お疲れの中、ありがとうございます。」

【02:27 3人とも最初の失礼な映像で、うかない表情。】


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平井理央アナウンサー

「しずかですね。」

【スタジオ内スタッフ笑う。】
「さあ、改めまして、こんばんは、平井理央です。」
「こんばんは、豊原謙二郎です。

【2:38 司会進行役の二人:フリーアナウンサー(元フジテレビ)平井理央さん 南ア戦・サモア戦実況 豊原謙二郎さん】


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豊原アナウンサー

「生放送で今夜はお伝えしてまいりますこの番組、さらに二人のゲストをお迎えしています。」

「えー、ラグビー元日本代表スタンドオフ、現在はゼネラルマネージャーとして強化の責任者でいらっしゃる岩渕健輔(いわぶちけんすけ)さんです、どうぞよろしくお願いします。」


岩渕GM

「よろしくお願いします。」

【02:47 日本代表GM 岩渕健輔さん】

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「えー、今回の日本代表の

『大躍進』

そして、日本のラグビーファンをですね、大いに驚かせました。」

岩渕GM
「はい。」

豊原アナウンサー
「そして世界のラグビー界、に対しても大きなインパクトを与えた。と伺ってますけど。」

岩渕GM

「そうですね、まあラグビー界、世界のラグビー界からも本当にたくさんのお祝いのメールをいただいたんですけども、それ以外でも。」

【03:06 普段は気さくで紳士なのに、露骨に不機嫌な表情のリーチ主将】


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(その2)に続きます。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55788912.html

ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その2) 【ファイルSPO03】 2015.11.02 

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【ファイルSPO03】 2015.11.02 ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その2)

世界一の走力を持つ日本代表チームのデータを予め用意しながら、あっさり無視するNHK。


 前回の

『ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その1) そんなに日本のことが嫌いなら、祖国に帰ってください。』↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55786181.html
 ↑ からの続きです。

ところで、ラグビーワールドカップ2015イングランド大会は、決勝戦でニュージーランドが34対17のスコアでオーストラリアをくだし、見事優勝に輝きました。

ところが2位のオーストラリアは、日本が中三日という過酷な日程で対戦し、スタミナ切れで敗れたスコットランドに、準々決勝で、レフェリーの誤審がなければ破れていたはずなのです。

なお、3位は日本がジャイアントキリングをした南アフリカで、南アフリカは、優勝したニュージーランドに準決勝で18対20と惜敗しているのです!


改めてエディー・ジャパンがどれだけ強かったか驚きます。

戦前は、オーストラリア、ウェールズ、イングランド、フィジー、ウルグアイのプールAがグループリーグ中、死のプールだと予想されていましたが、

結果的に、日本が大会史上初の『3勝をあげながら準々決勝に進めなかったチーム』となった、南アフリカ、スコットランド、日本、サモア、アメリカの属していた、プールBこそ、本当の死のプールだったことが分かります。


ということで、すばらしかった日本代表を貶めた問題のNHK番組について続けましょう。


徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密〜ラグビーワールドカップ2015〜

2015年10月17日(土) 21:00~21:50 NHK総合

支那の動画サイトMIOMIOにアップされている動画より。↓

http://www.miomio.tv/watch/cc244486/

【以下、文字起こしキャプチャー引用及び眼とろん星人による注記再開】


 ※    ※    ※

岩渕GM

「えー、他のスポーツとか、そういったところからも、まあ勇気をもらったと、われわれも頑張るといった言葉を沢山もらいました。」


豊原アナウンサー

「ねえ。さあ、もうひとかたです。えー、タレントの吉木(よしき)りささんです。」


タレント、グラビアアイドル、歌手の吉木りささん

「はい」

豊原アナウンサー
「えー、よろしくお願いします。」

吉木りささん
「よろしくお願いします」

【03:27吉木りささん】

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豊原アナウンサー

「南アフリカ戦で、すっかりラグビーのとりこになられたと、伺ってますが。」


吉木りささん

「そうなんです。もう、あのラグビー初心者だったんですけれども」


【03:31 「ラグビー初心者」の発言に、さらに表情が険しくなるリーチ主将。そのあとイヤホンをいじる動作。どうしてこの女性がこの場にいるのかさっぱり訳がわからないようす。】


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吉木りささん

「あの南アフリカ戦のあの、あつーいプレーにすっかり魅了されて、いまではほんとにはまってしまっています。」


フリーアナウンサー(元フジテレビ)平井理央さん

「うーん、確かにスポーツ界だけでなく、あの私たち、こう一般社会にも非常に大きな影響を与えましたよね。」

「さあ、私達に大きな勇気をくれたラグビー日本代表、改めて今大会の結果、ご覧いただきましょう。」

「さあ、こちらの戦績、3勝1敗、準々決勝進出まであと一歩とせまりましたね。」


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【↑ 注 03:57 戦績の表。過去ラグビーワールドカップ大会のグループリーグで3勝しながら準々決勝進出がならなかったのは、今回の日本代表チームが大会史上初だという説明なし】


豊原アナウンサー

「そうですねー。」


平井理央アナウンサー

「23日に及んだ戦いには、どんなドラマがあったのか、選手の生の声と、今回私たちが入手した、秘蔵データも交えて、お伝えします。」

【『秘蔵のデータ』って、STAPの悪意のインチキ番組と同じ表現ですが、そんなもの公開していいのでしょうか?】


平井理央アナウンサー

「堀江さん、生の声。」


【04:11 いきなりムチャぶりで、自分の名前を呼ばれて平井理央アナウンサーを一瞥する堀江選手。】


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平井理央アナウンサー

「ぜひよろしくお願いします。」


堀江選手

「頑張ります。」

【↑ 注:こんな悪意の番組の質問。馬鹿馬鹿しくて頑張らないと答えられません!】

【スタジオ内笑い】

平井理央アナウンサー

「大丈夫ですか?」


【↓ 04:15 場の雰囲気が読めず、からまわりする平井アナウンサー(左端)。不味いと思って、大笑いでごまかそうとする豊原アナウンサーと、選手とNHKの板挟みになって笑うしかない岩渕GMと、岩渕GMに気を使って作り笑顔の3選手。右端のタレント吉木りささんは、なにも分からず皆が笑っているので、それにつられて、心から笑っています〔この人がこの中で一番幸せな人かも〕。一触即発の空気に、見ているほうがはらはらします。】


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【↑ ラガーマンは、疲れていても、こんな表情はしません!悪意の番組構成に気が付いて、腹を立てていただけです。】


平井理央アナウンサー

「ちょっと元気がないようなですけれども」


豊原アナウンサー【あわてて割って入る】

「これからの・・・ですね。」


平井理央アナウンサー

「これから・・・、じゃあ元気を出していただくためにも、まずはあの南アフリカ戦から見ていきましょう」


【4:27南アフリカ戦、『君が代斉唱』の場面。君が代が嫌いで嫌いでしょうがないNHKにしては珍しい。】


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(中略)
【南アフリカ戦試合のダイジェスト、適宜三選手の感想を挟む。】

【8:20 勝利の瞬間】

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タレント吉木りささん

「いやもう、逆転した瞬間、」


【08:38 無邪気にNHKとの打ち合わせ通りに、張り切って発言している吉木さんと対照的に、リーチ主将の苦虫を潰したような顔と、無表情な堀江選手、五郎丸副将。岩渕GMは3選手と顔を合わせないようにしている。】


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タレント吉木りささん

「本当に鳥肌が立って、堪能したんですけども、改めてこの勝因ていうものは、何だったんでしょうか」

【注:『鳥肌が立つ=寒さや恐怖などによって、皮膚に鳥肌があらわれる。鳥肌立 (だ) つ。「怪談に―・つ」』という意味です。無知な若い人ならともかく、良い歳した大人が『感動で鳥肌がたつ』などと言うと、私は、その無知に対するおぞましさで鳥肌が立ちます。】

豊原アナウンサー

「リーチさんいかがですか」

【08:47 左から質問者を見ないリーチ主将と、茫然とする堀江選手と、目を伏せる五郎丸副将。】


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リーチ主将

「まあ、準備の段階から、」

【08:50 応援してもらった国民のために誠実に答えるリーチ主将。】


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「しっかり準備出来て、で、試合前、本当に自信があって、で、まあ勝った要因は全てうまくいった感じがします。」


平井理央アナウンサー

「うーん。こう勝てると思ったのは試合のどのあたりのタイミングだったんでしょうか。」


堀江選手

「うーん、南アがショット狙いに来たのが、あったかなと思うんですけど、


豊原アナウンサー

「そうですね、後半」


堀江選手

「あそこではフォワードは、勝ったなっていうか、逃げたなって一瞬思ったんで・・・」

【↑ 注:やはりラグビーファンの皆さんが思っていた通りです。強豪南アフリカが日本に対して、あそこでショット(ペナルティーキック)を選択し無難に3点取りに行くというのは有り得ないんですよね。普通なら、ゴール前のタッチに蹴り出して、マイボールラインアウトから、ドライビングモールでトライを取って点差を広げにかかるのです。というか、今まで何度ワールドカップで日本代表がそういう点の取り方をされて悔しい思いをしてきたか!?それを想うと、あのシーンを見て私は我が目を疑いました。そして、ジャパンの強さは本物だと驚くとともに、感心し、日本の選手に敬意を持ちました。】


平井理央アナウンサー
「ええ」

堀江選手

「それと僕は、あの、バックスが一発でセットから取った時は、おっ、絶対いけるなって、感じはありましたね。」


平井理央アナウンサー

「うーん、五郎丸選手はいかがでしたか?」


五郎丸選手

「堀江選手と一緒で、南アフリカが、えー、ショットを狙ってきたところですね。あそこは非常に我々にとっても自信になりましたし、行けるっていう気持ちになったと思いましたね。」


豊原アナウンサー

「あのー、この8月の強化試合の頃ですね、あの少し、私達正直取材をしていて、あのちょっと不安になった時期がありました。ただ、その後、えー、イギリスに渡られてからの短い間で、取材をしている側としても何か急速に研ぎ澄まされて行ったように感じたんですが、そのあたりチームの中にいらっしゃって、リーチさんそのへんの変化というのは、実際どうだったですか。」


リーチ主将

「まあ、PNC(ピーエヌシー=パシフィック・ネーションズカップ)であの、優勝をしにいくっていうつもりなくて、チームの戦術。あと選手の間の組み合わせを試して、そこであの、ある程度自分自身の実力分かっているし、あとに、チームを31人絞って、でほんとにチームが勝ちに行くためにその、練習やったり、自分達で考えて、それであの、そっから自信つけました。」

【注:PNC(パシフィック・ネーションズカップ)は1勝3敗だったので、豊原アナウンサーはそのことを言っているのですが、ワールドカップの一次リーグ『プールB』で対戦するアメリカとも試合をするのに、戦術を封印した、優勝しても何の価値も無い調整試合の結果を見て不安だのなんだのと言っている時点で豊原アナウンサーの見識に疑問が残ります。というより、どの競技においても、日本代表選手はNHKを始めとした日本のメディアに不信感を持っています。】


【そういえば、本ブログでは、『ザックジャパンの戦術を丸裸にしたNHK  【ファイルBM9】2014.06.15』という記事を書いたことがあります。なんとこれも『NHKスペシャル』!『NHKスペシャル』というのはNHKの売国職員の巣窟ですか? ↓】

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55055216.html

【↑ PNCで戦術を晒していれば、日本のことが大嫌いで、日本代表チームの敗戦を願ってやまないNHKのことですから、きっと、ザックジャパンの時同様、対戦チームの参考になる綿密な分析番組を制作放映して、中華人民共和国の動画サイトに転載、配信させたまま放置し、世界中に情報が拡散漏洩した事でしょう。この悪意の動画同様!】

【それにしても、NHKを始めとした日本の放送局が日本チームのデータや戦術を丸裸にする番組は観たことがあるのですが、対戦相手チームのそれを観た記憶がないのは何故でしょう?】

【そういえば、親日家のパラグアイ代表で世界的名ゴールキーパーだった、ホセ・ルイス・チラベルト選手が1998年のキリンカップ・サッカーで来日した際、TBSスーパーサッカーの番組内インタビューにおいて、1998年フランスワールドカップで日本と対戦するアルゼンチン代表のプレーの特徴と攻略法を日本にアドバイスした映像をそのまま放送(Wikipediaでは、どういうわけか、「マスコミに対して」と嘘が書かれています)、その事実を知ったアルゼンチンで大騒ぎになったことがありましたが、確かNHKが世界配信漏洩させる日本代表チームの情報より、大したことない情報だったと思うのですが、日本チームの情報漏洩は日本人が文句を言わないからやりたい放題なのですかね?】


平井理央アナウンサー

「どんどん自分たちが団結していってるなあって、感触ってやはりありましたか?チームの中でも。」


堀江選手

「まあ、こう、自分達の中で考えて、どうやったらうまくなるのか、どうやったら、こう良くなるかというのをまずPNCからどんどん続けていって、それが、ピーキングが一番南アフリカのとこに、一番ピークを持ってった、いけたっていうことが良かったかなと思いますね。」


平井理央アナウンサー

「ワールドカップ史上最大の番狂わせなんてことも言われていますが、この勝利っていうのは、五郎丸選手、改めて振り返ってどういうふうに自分の中で思っていますか?」

【注:目の前の選手に直接こんな非礼な質問をしますか?ラグビーに番狂わせはありません。このことは、ラグビーワールドカップ2015イングランド大会の全ての結果が出そろった今、改めて実感します。】


五郎丸選手

「まあ、やっぱり2019年、日本でワールドカップが開催されるにあたって、で、国内の盛り上がり、世界からの、えー信用といったものが欠けていたんですけども、この一勝によって、すべてが覆されましたね。良い方向に。はい。」


平井理央アナウンサー

「本当に過酷な練習を積み重ねてきての、この一勝だと思うんですが、その過酷な練習を続けてきた証拠写真があるんです。ご覧いただきましょう。」

「こちらですね、上が3年前の春先の写真で、下が、ご覧ください、およそ一年後。どうですか?吉木さん」

【11:53 肉体改造ビフォー&アフターの写真】


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吉木さん

「ええええ。こっ、これ同一人物とは思えないほどの変化ですけれども、凄いですね、これは。」


平井理央アナウンサー

「チームの皆さん、やっぱりこういう体にどんどんなっていかれたんですか。リーチ選手どうですか。」


リーチ主将

「そうですね、練習量があのかなり多くて、で、ウェイトも一日二回もあるし、自然と、でかくなります。」


平井理央アナウンサー
「これ、お三(さん)かたの写真はないんですかね」

豊原アナウンサー
「そうですね。」

堀江選手
「ないんですね。」

平井理央アナウンサー
「ないんですね。」

吉木さん
「ちょっと見たかったですけどね」

平井理央アナウンサー
「見たかったですね」

堀江選手
「僕、変わったかな?」

【スタジオ内、笑い】

平井理央アナウンサー

「さあ、日本はですね、世界のトップ選手の筋力を目標にこの4年間ハードワークを続け、この夏のその数値に近づいた、こんなデータもあるんです。こちらご覧ください。」

【12:37 ベンチプレスとチンニング(懸垂=背筋力)の数値比較表】


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「こちら上が、一番上が世界トップクラスの筋力で、下が2013年春、日本代表の選手の数値です。そしてその下、二年後、2015年夏。今年の夏の数値がこの値ということで、ほぼね、トップ選手の数値にぐぐっと近づいたという結果ですが。」


吉木さん

「うーん。でもこのパワーがついたことで何が一番変わりましたか?」


五郎丸副将

「この数字だけみると筋量ではすこし劣る部分が有りますけども、走力といった部分では、」

「間違いなく日本は世界で一番走れるんで。」

「トータルで考えると、少しやっぱり日本の方が上かなと。」


【注:実は、予告編では、日本代表の走力の凄さを表した画像が紹介されていた。なのに、最初に流した映像では、そのことに触れず、先ず第一に『審判の分析』が勝因として紹介されていて、日本チームの大きなアドバンテージだった圧倒的な走力については五郎丸副将の指摘がなければ、無視されていた。】

【最後まで走力についての下の画像は使われなかった。スコットランド敗戦では、中三日の過酷な日程で、走力が後半がくっと落ちた。】

【五郎丸副将によると、日本代表チームの走力は、世界一なのです!】

【なのに、それをネグレクトしておきながら、何が『審判の分析』ですか!?】

【本当に悪意に満ちています。】


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【↑ 今回重要な日本の好成績の要因だった日本代表の世界一の走力を示す図表、番組宣伝の予告編で流されていたのに、番組本番では使われなかった。その理由は後に判明する。】


豊原アナウンサー

「なるほどね。走れるパワーも身に着けた上に、走れる体になっていたと。」


豊原アナウンサー

「さあ、・・・」


【13:25 豊原アナウンサーが専門的な質問をしようとするところを遮って、何故か、“ラグビー初心者”のタレント吉木さんに質問をふる平井アナアナウンサー。空振りした豊原アナウンサーの表情がなんともいえない。↓】


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平井理央アナウンサー

『吉木さんが、一番気になったプレーと言うか、なにかあるんですよね』


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【↑ 13:31 得意げに話し始めるタレントの吉木さん、あらかじめ結論に至る筋書きが決まっている誘導尋問で、これでは生のインタビューの意味が無い!】


吉木さん

『そうなんですよ。私が一番印象に残ったものは、やっぱり最後のトライなんですけれども、特に、豊原アナウンサーの絶叫も凄かったんです。』

【あらかじめ用意されていた、南アフリカ戦の豊原アナウンサーの実況風景のビデオが流れる。ラグビーには全く無関係な話】


【13:56 トライ後の豊原アナウンサーの沈黙の場面】


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平井理央アナウンサー

『さあ、この長い沈黙。実は計りましたら、40秒ありました。何があったんでしょうか?豊原さん』

【注:こんなところで、素人のタレント、グラビアアイドルの吉木りささんのふった、楽屋落ちの身内褒めの話が必要なのでしょうか?40秒ってわざわざ測って、ビデオ編集までしたんだ?】


豊原アナウンサー
「やあ、これやはり、ブライトンのスタジアムがですね物凄い歓声だったんですよね。これをもう日本の皆さんにぜひ聞いてほしい。と、意図もあったんですが、えー、こう、言葉にしたらですね、なにかこう自分のなんていうんですか、涙腺がもう、がたがたっといってしまいそうで、実はしゃべれなくなっていたというのがね、正直なところですね」

【豊原アナウンサーの沈黙の話は試合とは関係ないので、略】


【ここからいよいよ、この番組の核心部分】


平井理央アナウンサー

「さあ、あのトライを生んだのは、同点ゴールではなく、その、スクラムを選択した選手たちの決断です。」

「さきほどね、お話も少しありましたが、リーチ選手があの日の朝、エディー・ヘッドコーチと一緒に海に行かれたんですよね。どんな話をしたんですか。」



リーチ主将

「海の横のカフェー行って、で、ミーティングしてて、最後の最後、あの、ペナルティーの選択肢は、まあ自分がフィーリングしたことを、そのままやればいいって言われて。」

「で、実際、まあ試合になったら、まあその通りやって、でまあそんな結果になりました。」


豊原アナウンサー
【15:36】

「そして、あの選択なんですけども、実はその選択の裏には、周到な分析もあったんです。」


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【↑ さあ、これから、南アフリカ戦勝利の『深層』が、NHK秘蔵のデータによって、解明されるのです!見得を切る豊原アナウンサーと平井理央アナウンサー。】


 ※    ※    ※【引用、文字起こし中断》

ということで、そのNHKの秘蔵データにもとづくトンデモない深層については、次に続きます。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55790094.html

ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その3) 【ファイルSPO04】 2015.11.03 

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【ファイルSPO04】 2015.11.03 ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その3)

南アフリカ戦でのジャイアントキリングの大きな要因は『審判の分析』であるという最初から準備した結論を誘導尋問で三選手に押し付けるNHK。

そりゃあ、誘導尋問にひっかからなかった小保方博士から、NHKが期待した回答を引き出すまで、女性スタッフまで用意してホテルの女子トイレまで追いかけまわし、エスカレーターで男性カメラマンとスタッフで挟み撃ちして怪我させる暴力報道機関だけのことはあります。

屈強なラガーマンでも、報道テロ組織NHKにかかれば、こんな目にあうのです!


ところで、早稲田大学出身の五郎丸選手が、日本代表として、日本のラグビーを世界に知らしめる大活躍をしているどさくさにまぎれて、早稲田大学が、自らの顔に泥を塗る、小保方晴子さんの『博士号取り消し』を決定したというニュースが入ってきました。

これについては、調べてみるといろいろと根底に計画的な日本の科学潰しという重大問題があることが分かったのですが、ここでは、とりあえず、以前この件に関して書いた記事をご参照ください。↓

【ファイルSI 47】2014.10.16 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その42)
一度学位を取り消さないと調査委員会において結論付けた早稲田大学がちゃぶ台返しのドタバタ劇(上)より。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55246072.html

 それで、
 前回の『(その2)世界一の走力を持つ日本代表チームのデータを予め用意しながら、あっさり無視するNHK。』からの続きです。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55788912.html

本シリーズ最初の『ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その1) そんなに日本のことが嫌いなら、祖国に帰ってください。』から読まれる方はこちらから↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55786181.html

徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密〜ラグビーワールドカップ2015〜

2015年10月17日(土) 21:00~21:50 NHK総合

支那の動画サイトMIOMIOにアップされている動画より。↓

http://www.miomio.tv/watch/cc244486/

【以下、文字起こしキャプチャー引用及び眼とろん星人による注記再開】


 ※    ※    ※

(南アフリカ戦の、ペナルティー・ゴールで同点を狙わず、勝ち越しトライを狙った選択についての再掲から始めます)

豊原アナウンサー
【15:36】

「そして、あの選択なんですけども、実はその選択の裏には、周到な分析もあったんです。」


イメージ 1



【15:40】
ナレーション

『ラグビーのプロレフェリー平林泰三さんです』。


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『エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチから、ワールドカップで日本戦を担当する審判の分析を依頼されました。』

『平林さんは《テストマッチ》で、日本人最多の22試合で審判を務めた第一人者です。』

【注:マスメディアは《テストマッチの》の意味を勘違いしています。単に国際親善のフレンドリーマッチ・練習試合は《テストマッチ》とはいいません。国と国の威信をかけた一番重要な代表チームの一戦のことを《テストマッチ》と呼ぶので、それがわからないと、平林さんの偉さが分かりません。当ブログのテストマッチに関する過去記事を参照してください↓】


〔ただの外国チームとの親善試合・練習試合のことを『テストマッチ』って呼ぶのは止めてもらえないかな? 【ファイルWo5】2010.07.05〕
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/50901956.html

【16:06】
ナレーション

『ワールドカップの審判は試合の3か月前に公表されます。』


イメージ 3



【ディスプレイを指さす平林レフェリー。ディスプレイには、赤い帯で、後述の英文が強調されている。】

『どのようなプレーで反則をとりやすいかなど、その癖を分析、日本チームに伝えていました。』

【16:08 注:周到な分析にしては、簡単なエクセルのメモ】



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平林レフェリー 

『レフェリーそれぞれに特異なレフェリィングの分野というのがあって、』

【16:16】

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『自分の癖というか傾向というのは出がちになりますね。』

【16:16】

イメージ 6



【対南アフリカ戦の映像が流れる】
ナレーション

『審判の分析が最も大きな効果を発揮したのは南アフリカ戦です。』


【16:34】
ナレーション

『この試合の審判はフランス人のジェローム・ガロセさん。』


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『平林さんは、ガロセ審判が反則をとるときのある癖をつきとめました。』


【24:16プロップの選手の肘の曲がりを強調。】


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『スクラムを組んだ腕を曲げて下に崩す反則、これを厳しくとる傾向があったのです。』


【16:57】 

【“Looking for binding”というのは、パソコンに平林レフェリーが表示したものです。】


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【17:05】
平林レフェリー

『かなりそこばっかりをこう、突出してみているレフェリーっていうのは、いないですよね。』


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【17:05 上のキャプチャーのリーチ主将の怪訝な表情部分の拡大。放送は生だが、平林レフェリーのビデオは勿論収録】


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【17:17】

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【17:17 上のキャプチャーの五郎丸副将の表情の拡大。】


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ナレーション

『日本の選手たちは試合のなかでその癖を意識してプレーしていました。』


【稲垣啓太選手が既に収録済みのビデオで証言。】

『手の使い方、肘が落ちているだとかすぐ(笛を)噴きますし、そういったことを本当に意識しているレフェリーでしたから。』

【17:13】

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【17:13 上のキャプチャーの堀江選手の表情の拡大。】

【何が『歴史的勝利を生んだ審判の分析』ですか!?完全にNHKは日本及び日本人を舐めています。】


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稲垣啓太選手

『僕はこう持ち上げるようなスクラムっていうのを、こうね、意識していたんですけれど。』

【18:12】

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【↑ これが、番組冒頭のタイトル表示前(キャプチャーのタイムカウント1:03)に、試合中の稲垣のアップを映した理由であることがわかります。つまり、『審判の分析』が日本の最大の勝因だということを、ここでも印象操作しています。】

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55786181.html

【17:37】
ナレーション

『一方の南アフリカ、3点リードで迎えた試合終了間近、スクラムで反則を取られます。』

【笛の鳴る音】


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~アナウンサーの絶叫『ペナルティーだ!』~


ナレーション。

『腕で意図的にスクラムを崩したと“ガロセ審判”に見られたのです。』

【17:45】

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『残りワンプレー。』

~実況アナウンサー『スクラムを選択しました。』~


ナレーション

『ここで日本が選択したのは、逆転トライをねらうスクラムでした。』


稲垣啓太選手

『南ア戦のあのときね。そういった(審判の←【注:NHKが勝手に字幕に入れている】)傾向も頭に入れて、自分達の中でスクラムがいけるっていう感触も当然ありましたし。』

【注:稲垣選手は『そういった傾向“も”頭に入れて』と言っているのです。“も”ということは、ついでに参考にしたという意味です。それのどこが、何が『歴史的勝利を生んだ審判の分析』ですか!?『深層に迫る』ですか!?】


【18:04】

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『あの最後のシーンで全員8人の満場一致でスクラムを選択しましたね。』

【18:12】

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『まあ、そこに迷いはなかったですし。』


ナレーション

『そして、』

~実況画像と音声『外二人、数的には余った。行けー、行けー、トラーイ!』~


【18:25】

【試合を決める逆転のトライのシーン】


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ナレーション

『勝利を手繰り寄せたスクラム選択の裏には、審判の癖まで分析する周到な準備があったのです。』

【注 ↑だから何?っていう話です。稲垣選手も、NHKから、レフェリーの情報は役に立ったかときかれたら、それは平林レフェリーの情報提供に感謝なさっているはずで、参考になったのは確かでしょうから、役にたったと答えるに決まっています。】

【でも、これが、この番組のように、NHKのいうところの日本チームの『大躍進』とらやの要因として、一番に上げなければならないような重要なことなのでしょうか?もう、これは誘導尋問と編集による悪意の捏造番組です。】


【18:38】
タレントの吉木りささん。

「やあ、日本の選手の皆さんは、凄く反則が少ないなというイメージがあったんですけど、実はこういった分析からこそだった、あの実践だったんですね。」


【18:44 NHKが決めつけた結論でもってラグビー初心者のタレントの吉木りささんにまとめられて、茫然とする三選手】


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タレントの吉木りささん。

「でも、このスクラムで実際に堀江選手は、その、審判の癖、どのぐらい意識されていましたか?」


【堀江選手】

「まあ、僕自身〔スクラム最前列(フロントロー)中央のフッカー(HO)〕より、僕じゃなくて1、3番〔左右プロップ(PR)〕が、結構意識してたかもしれないですね。」

「で、審判にそのペナルティーをしたときに、審判が、僕が言われたときに、その癖があるから、1番気をつけえとか、3番気をつけてっていう話はできるようにしていましたね。」


【18:16】
タレントの吉木りささん。

「これ、トータルで、この分析は役に立ちましたか?」


堀江選手

「あ、めちゃくちゃたちましたね」

【この場で「役に立たなかった」なんて、平林レフェリーに失礼ですから、言えるわけがないんですけど。】

【事実、“トータルで”は約に立ったでしょうが、これが南アフリカ戦の最大の勝因かと言うと、違います。NHKはそれがわかって、吉木さんに『トータルで、役に立ったか』と質問させ、まるで『一番の勝因である』かのような意味をすり替える印象操作の誘導尋問をしているわけです。】


堀江選手

「結構もう、スクラム、試合前にレフェリーが話すんですけど、そんときからちょっと、ちょっと話して、こういうこと意識してるんでとか、向こうがこうしてくるんでとか、っていうようなそこからちょっと駆け引きが始まるんで。」

【注:結局、堀江選手は、試合の中で審判のレフェリィーイングについて両プロップと話し合いながら、スクラムを組む工夫をしている。もちろん平林レフェリーの情報も役に立ったはずだが、体感しながらアジャストするしかないと分かる人には分かるように言っている。】


【19:35】
タレントの吉木りささん。

「でもそんなに、レフェリーによって、こう、癖というか、個性が違うんですね。」


堀江選手

「違いますね、全然違いますね」

【注:違うから勿論事前の情報収集も必要ですが、堀江選手がおっしゃるように、『相手との駆け引き』の中で、試合中にレフェリーや選手同士とのコミュニケーションをとりつつ試合を進めていく方が重要なのです。】


フリーアナウンサー(元フジテレビ)平井理央さん

「あの、リーチ選手は試合中、よく審判の方と話してらっしゃいますけど、」

【19:46 リーチ選手の表情が険しい。】


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フリーアナウンサー(元フジテレビ)平井理央さん

「あれって、どういう話をしてらっしゃるんですか?」


リーチ主将。

「まあその、レフェリーにプレッシャーをかけるんじゃなくて、自分達に問題ありますか?ってまず聞いて、で、なんもないですよって、いって、もし相手に気になることあったら、ちょっとひとこと言ったり、まあ、そういう話をします。」

【リーチ主将の発言は、NHKの悪意の誘導尋問に対する実質的な反論です。リーチ主将は、レフェリーと極力コミュニケーションを取りながら、スムーズなゲームコントロールに協力し、レフェリーの要求に対する理解を深めることで、無用な反則を防ぐとおっしゃっているのです。それが主将の大きな役目の一つでもあります。特に自陣での反則は、ペナルティーゴールによる失点に直結しますから。】


フリーアナウンサー(元フジテレビ)平井理央さん

「うーん、そういうコミュニケーションっていうのは大事なんですね。」


【20:09】
リーチ選手

「そう、コミュニケーションとあと信頼関係は大事です。」


【20:14】
豊原アナウンサー

「そのかいあって、日本はこれ、一次リーグが終えた時点の各国のひと試合平均のペナルティーの数っていうのが、7.75。」

「これ二位のニュージーランドが9.25ですから、これダントツにすくないペナルティーということだったんですね。」

【20:23】

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【注:↑ これは生放送です!なんなんですか?NHKは!審判の分析があろうがなかろうが、もともと日本代表チームはどの競技でも反則が少ないフェアプレイを信条としているのですが、意図しなくても、特にラグビーは、押されているチームは反則が増えるのです。三選手の表情が、この説明に対する不満を物語っています。】


豊原アナウンサー

「えーそういった審判の分析などもあったということでした。」

【注:↑ 何が『審判の分析“など”もあった』ですか?これが最初から用意していたNHKの総括です。本当に愚劣極まりないのです。】

【注:堀江選手やリーチ選手の回答というか反論はあっさり無視されました。放送開始から三選手の不満に満ちた表情からして、多分放送前の打ち合わせの段階で、いろいろやりとりがあったものと思われます。】

【特にコラプシングは、普通スクラムで押し負けているチームが反則をとられます。】

【私はこれまで、ラグビーワールドカップで、日本代表が押し負けてフロントローが意図していないにもかかわらず、そのプレッシャーにこらえ切れずにスクラムを下に落としてしまい、コラプシングの反則を取られるシーンを何度も見てきました。】

【ところが、今回の日本代表は、あの南アフリカから、コラプシングを取ったのです。審判云々の前に、あのシーンでは、実際に日本が猛烈な圧力でスクラムを押していたし、南アフリカのスクラムは落ちていたので、誰が見てもあれは南アフリカのコラプシングの反則です。第一、試合後半最後のプレーですよ。事前情報が無くても、いくらなんでもレフェリーの癖は両チームとも把握しています。】

【NHKは、世界一過酷だったと言われている日本代表チームのハードトレーニングについて一体全体、どう考えているのでしょう!?】


 【引用文字起こし中断】

次回は、スコットランド戦の敗因について、悪意の誘導尋問・印象操作インタビューを行ったシーンを紹介します。

本当にNHKは、白いものを『真っ黒』と言いくるめる大嘘つきメディアです。


ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その4) 【ファイルSPO05】 2015.11.05 

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【ファイルSPO05】 2015.11.05 ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その4)

スコットランド戦での敗戦は中三日の疲労のせいではないと強弁し、グラフに細工までして選手から言質をとる卑怯なNHK。

ラガーマンは言い訳をしません。だから、当事者としての監督や選手は、中三日の過密日程をスコットランド戦の敗戦理由にしたくないという態度をとっていました。

それを良いことに、NHKは、『あらかじめシナリオによって結論が決められていた“やらせ生放送”によって』日本は強行日程の影響は全くなく、実力で負けたんだと、決めつけるために、ねちねちと三選手にしつこい質問をして言質をとるという卑怯な手段に出たのです。


これは、マスコミの常套手段です、小保方さんの理研のSTAP論文研究不正判定に対する不服申し立ての記者会見のときと、まったく同じなのです。

確かに、小保方さんの二報のSTAP論文には結論を覆すに至らない軽微なミスがあり、(人間のすることですから、しかも若い小保方さんが書いたものですから、あれだけの大論文ならミスはありますよ。間違ったら次の機会に訂正すればよいのです)小保方さんは、その件に対しては、謝罪する立場である事を良いことに、その単純ミスと、端(はな)からありもしない悪意の研究不正と、STAP現象の有る無しとを故意の悪意でごっちゃにして、ねちねちと陰湿でリンチまがいの質問をしたのと同じなのです。↓

『眼とろん星人作成、2014年4月9日の小保方晴子さんのSTAP細胞問題不服申し立ての記者会見質疑応答の動画タイム付ノーカット全文書き起こし(その1/3)から3回連載を参照のこと↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54957420.html

その挙句に、『NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正の深層』という暴力報道テロ番組!↓

【ファイルSI 36】2014.08.04偏向報道『NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正の深層』 の全貌- 14.07.27の全文文字起こしとスチル画像並びに解説(1/6)から6回連載を参照のこと。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55133835.html

 それで、
 前回の『(その3)南アフリカ戦でのジャイアントキリングの大きな要因は『審判の分析』であるという最初から準備した結論を誘導尋問で三選手に押し付けるNHK。』からの続きです。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55790094.html

本シリーズ最初の『ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その1) そんなに日本のことが嫌いなら、祖国に帰ってください。』から読まれる方はこちらから↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55786181.html

徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密〜ラグビーワールドカップ2015〜

2015年10月17日(土) 21:00~21:50 NHK総合

支那の動画サイトMIOMIOにアップされている動画より。↓

http://www.miomio.tv/watch/cc244486/

【以下、文字起こしキャプチャー引用及び眼とろん星人による注記再開】


 ※    ※    ※

豊原アナウンサー

「さあ、これ以上ないスタートを切った日本だったんですけれども、次のスコットランド戦。勝てば、目標だった準々決勝に近づく大事な一戦となりました。」

「中三日で迎えたスコットランド戦」


(中略)

【20:46】

スコットランド戦の状況のビデオ映像


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【中3日最初のモールトライ等、序盤は日本の優位な場面もみられたが、逆転され、ワントライ差『7-12』で前半終了。】


【22:25】

ナレーション「日本手痛い黒星を喫しました。」


イメージ 2



【22:32】

フリーアナウンサー(元フジテレビ)平井理央さん

「はい、この試合ですね、


イメージ 3



中三日で、その疲労がたまっていたのではという指摘もあったんですが、


“意外なデータ”、入手しました。」

【↑ これが例の『深層に迫る、秘蔵データ』らしいのです】


平井理央アナウンサー

「こちらをご覧ください。これはですね、選手が持っている携帯端末の画面です。」

【22:44 携帯端末の画面】


イメージ 4



平井理央アナウンサー

「これをつかって選手は毎朝疲労度、睡眠の質、筋肉の痛みなど、7段階で

申告

しているんです。」

「五郎丸選手、これは毎朝やられていたんですか。」


五郎丸副将

「毎朝やりますね」


平井理央アナウンサー

「ちょっと嫌だったんですか?」

【注:↑意図が全く分からない質問】


五郎丸副将

「いや、嫌じゃないですよ」

【スタッフ一同、不機嫌な選手で凍った場を獲りつくために不自然な笑いでむりやりなごまそうとする】


五郎丸副将

「ただやっぱりね、寝坊したりとか、朝ご飯食べなかったら、もう、すぐばれるんで、」


【23:04五郎丸選手は発言中だから作り笑顔。横の二人は仏頂面。】


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五郎丸副将

「そういったのを含め、あれ含まれていますね」


平井理央アナウンサー

「なるほど」


豊原アナウンサー

「すべて自己申告ということですね。」

【豊原アナウンサーの質問は、クレームが付いたら、『一応自己申告であるは確認した』と言い逃れられるための保険をかけただけだと思われます。】


五郎丸副将

「そうです」


平井理央アナウンサー

「うーん。この数値をですね。南アフリカ戦からスコットランド戦までの疲労度、だけみてまとめてみました。」

【注:その後のサモア戦、アメリカ戦の前後も見ないと比較のしようがないのですけれど、その後の試合は回復が遅かったはずですよ。自己申告ですから。】


平井理央アナウンサー

「こちらのグラフなんですが、」

【23:17 疲労度のグラフ。〔資料提供 ユーフォリア〕←これは、日本代表チームという顧客情報の漏えいでは?こういったノウハウというのは公開していいのでしょうか?】

株式会社ユーフォリアHP↓
http://www.eu-phoria.jp/

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【注:↑ 見てみると、南ア戦の前中2日の練習で追い込んで、南ア戦直前の練習から中二日で南ア戦に臨んでいますが、直前の練習は調整練習ですから、ハードなはずがありません。】

【それで、回復度ピークの南ア戦は4.5ですが、スコットランド戦当日は、4.4と(グラフの数値は黄色い丸で隠れていて、動画では判読できない)自己申告でさえ、マイナス0.1ポイント、パフォーマンスが落ちています。】

【しかし、問題はこの後です。アフリカ戦の翌日の疲労度は、2.9なのに対し、スコットランド戦翌日はなんと2.4と、アフリカ戦の時よりも0.5ポイントも低いのです!】

【つまり、このグラフからも、中三日がいかに過酷か分かるのです。しかも前提として、これは、あくまで自己申告だということを考慮に入れなければなりません。疲労などというのは、自覚症状が出にくいものです。だから、自分ではまだ行けると思って無理をして、倒れた時は手遅れだから過労死なんか起きるわけです。】

【NHKはブラック企業ですか?!】

【ましてや、代表選手ですから、責任感もあるし、この日のために厳しい練習に耐え、試合に出たいに決まっていますから、満身創痍でも、テーピングでぐるぐる巻きにしてでも、回復したと申告して出場するはずです。自己申告という下駄をはかせたデータでも、中三日の過酷さが分かるのです。】


平井理央アナウンサー

「えー、ご覧いただくと、試合で一気に消耗、そこから急回復していることが分かります。」

【注:上述の通り、グラフを見ても急回復なんてしていません。】


平井理央アナウンサー

「で、筋肉痛の度合いも、ここに重ねてみましょう。」

「疲労度に、筋肉痛の度合いを重ねると、こういうグラフになるんですが、筋肉痛の場合も同じような傾向がみられます。」

【23:35 グラフの図↓】


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【↑上のグラフは、試合当日の数値が読めないので、拡大の上、眼とろん星人が加工↓】


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【注:↑ それにしても、試合日の数値が、黄色い丸で隠れ、動画では読めず、キャプチャ(静止画)を拡大して凝視しないと読めないのは、一体いかなる理由ですか?】

【↑疲労度のグラフと比較すると筋肉痛のグラフをみれば、練習時と比較にならない程、試合後の消耗が過酷だということがわかります。練習では3ポイント台中ごろを上下していたのが、南アフリカ戦で4.5に回復し、その翌日が3.1に急降下、次の日が3.3その次の日が3.8まで急上昇、それでもスコットランド戦は、南アフリカ戦で4.5だったのが4.2(南ア戦より-0.3ポイント)にまでしか回復していません。そして、試合翌日は2.9まで急降下(南アフリカ戦翌日より-0.2ポイント)、自己申告の下駄をはかせたグラフを見てさえ、中3日がいかに過酷か明確に分かるはずなのですけれど、NHKは何を考えているのでしょう?】

【↑ というより、どうして筋肉痛のグラフだけを提示した後で、疲労度のグラフを重ね合わすことをせずに、いきなり疲労度のグラフに筋肉痛のグラフを重ね合わせたか?】

【↑ それは、筋肉痛のグラフだけ単独で見ても、中三日はいかに過酷かが明瞭に分かるからです。さらに、黄色い丸で数値を隠すようなインチキまでして、中三日は影響がなかったことにしたかったのです。NHKは!】


豊原アナウンサー

「あの、これ“数値だけ”を見ていきますと、リーチさんこれ“回復していた”ように“見える”んですが」

【注:↑さすがにこのグラフで判断することには無理があると思った質問です。スタジオのモニターでは、リーチ主将にはグラフの数値までは読めなかったはずです。】

【注:↑そもそも、この数値を見てさえ、“回復していない”ようにみえるんですけど!どうお考えですかね、豊原アナウンサーは?】


リーチ主将、

「あー、に、に見えるんですけど、ただ、最初で気持ちを、こう、高めているんですけど、あの、最後まで20分は、ほんとに足がとまってしまったですね」

【↑ 注:今回の日本代表は残り20分のスタミナ切れが克服されたということで強くなったのです。】

【ところが、NHKのインチキしたグラフでは回復したかのよう『に見えるんですけど、』とリーチ主将は前置きしたうえで(繰り返しますが、実際にはグラフを見ても回復していないことがわかるのです)、『最後まで20分は(ラスト20分は)、足が止まった』とタフなリーチ主将が明言するからには、やはり中三日は、いかに過酷だったか!ということをはっきりと証言しているわけです。】


(タレント、グラビアアイドル、歌手でラグビー初心者の)吉木りささん。

「う~ん(納得したようなあいづちをうって)。」

「でも、こんなふうに、急に回復するのがすごく不思議なんですけれども、どうやって回復されるんですか?」

【23:58 注:↑ あんなに深くうなずいて、何も考えていない、『急に回復するのがすごく不思議』という吉木さんの言葉に、露骨に眉をひそめるリーチ主将。↓】


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【↑リーチ主将は『最後まで20分は、ほんとに足がとまってしまった』と、実質的には『回復していない』と言っているのに、全然リーチ主将の話を聴いていない。】

【24:01 吉木さんの無茶な質問に複雑な表情な五郎丸選手。↓】


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【24:03 凍り付くスタジオ。】


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【24:05吉木りささんが「えへへ」と笑ってその場を取り繕って、しかたなく作り笑顔の紳士なリーチ主将。↓】


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【24:06 堀江選手が慌てて助け船の口を挟む。】


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「いちおうね、かなり優秀なトレーナーさんがいるんで、毎日毎日トレーナーさんと会話しながら、身体を触ってもらいながら、自分でこう“アイスバス”入ったり、プール入ったりしてリカバリーをしっかりして。あとは気持ちですね」


吉木りささん
「あーははは」

【24:05吉木りささんほっとした笑顔】


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豊原アナウンサー

「気持ちで回復しますか」

【24:23豊原アナウンサーのひきつった作り笑顔が半端ではない。気持ちで体力が回復したら、今までの日本代表は苦労していない。↓】


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【注:だから、気持ちはあったのに、『足が止まった』とリーチ主将は証言しているのです。ラガーマンは言い訳をしないことを分かっていて、NHKはこの陰湿な誘導尋問のシナリオを準備していて、ラグビー初心者の吉木さんに質問をさせて、ワールドカップの実況に抜擢されるほどラグビーに知悉されている豊原アナウンサーは『気持ちで回復しますか』と確認だけしているのです。】


堀江選手「こーれ、いけるって!」

【注:↑ ユーモアのある身振りで快活に話しています。堀江選手は雰囲気が読める、とても優しい紳士だということが分かります。きっとプレーだけでなく、ムードメーカーとしても、チームを牽引なさったのでしょう。】


平井理央アナウンサー

「そうなんですね。いまちょっと“アイスバス”という単語があったんですけれども、回復のために日本代表、こんなことにも取り組んでいたんです。」


【24:36 8月宮崎合宿“アイスバス”につかるリーチ主将。要するにドラム缶の水風呂に氷を入れたもの。】


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平井理央アナウンサー

「はい、これは宮崎合宿の映像なんですが、つかっているのは、氷風呂=アイスバス。ですね」


【24:41 アイスバスにつかる五郎丸選手】
平井理央アナウンサー

「冷たそう。これ、五郎丸選手、ちょっと苦しい表情ですかね」


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五郎丸副将

「いや、これ夏なんで、すごい気持ち・・・いいかな?」


吉木りささん

「本当ですか?」

【スタジオ内の、わざとらしいスタッフの笑い。】

吉木りささん

「凄い」


五郎丸副将

「どちらかと言えば、まだましです。冬も同じ状況なんで、冬は辛いですね。」


【25:01選手に水をかけるエディー・ヘッドコーチ】

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吉木りささん

「ほんと、衝撃的な映像なんですけれども、これ疲労回復に効くんですか?本当に。」


五郎丸副将

「効くらしいですよ。」【アイスバスだろうが何だろうが、中三日で回復は不可能なので、さすがに、他人事(ひとごと)のように突き放すような回答】


吉木りささん

「本当ですか?」


豊原アナウンサー【吉木りささんの、あまりのしつこさに、さすがにまずいと感じたので、岩渕GMに質問をふる】

「岩渕さん、これ効果としては、どういう効果を・・・。」


岩渕GM

「そうですね、これ、アイスバスは、まあ我々これトレーニングのひとつとしてとらえていました、急激に筋肉を冷やすことで、まあ、次の回復をするということだったんですけれど、最初はやっぱり選手、痛いぐらい冷たいので、嫌がっていたんですけれど、まあ、最初から習慣を、強制的に入ることで、習慣になってきましたね。」


豊原アナウンサー

「あのブライトン、あの南ア戦の後は、海にもねえ、皆さん入ってらっしゃいましたね。」

「あれも同じ効果をねらった。」


選手一同

「そうです。」


吉木りささん

「あー、リーチさん、私、あの、やっぱ中三日となると、どうしても疲労が原因だと思っていたんですけれども、このスコットランド戦の敗因は、コンディションだけではなかったということですか?」

【25:54 収まりかかった話をまた蒸し返す、“めげる”ということを知らない暴走ダンプの吉木さん。多分、NHKディレクターの指示による質問。】


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【25:57 また表情が厳しい顔に戻るリーチ主将、本当にしつこい!】


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リーチ主将

「まあ、言い訳はしたくないですね。」

【26:01 ↑ 『言い訳はしたくない』というリーチ主将と、なぜか口元に笑みさえ浮かべて満足げな表情の吉木さん。↓】

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【多分、リーチ選手から『言い訳はしたくない』という言質を引き出したので、吉木さんにディレクターから、お褒めのOKが出たのだと思います。】


リーチ選手

「あの疲れたって負けたってはいいたくないし、まあ負けた原因はいろいろあっても、一つ言えるのは集中力が最後の20分は切れました」

【つまり、疲れたから、最後の20分の集中が切れたのです。】


吉木りささん

「はあ」

【26:12 感心したかのように、うなづく】


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元民放(フジテレビ)フリーアナウンサーの平井理央さん

「あの、スコットランドとは大会前にも対戦されていたと思うんですけれど、そのときとはちがうところってありましたか?堀江選手いかがでしょう?」


堀江選手

「うーん。そんな感じなかったとは思うんですけどね。」

【26:27】

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「やっぱその、中三日って部分で、コンディションだけじゃなく、まあ分析の方もやっぱ短くなるんで、で、その多い、ちょっとこう気持ちがたかぶり過ぎたのが勝たなあかんていう部分で情報を頭に入れすぎてっちゅう部分もあったかもしれませんね。あれはもうちょっとシンプルに考えれば、良かったかなあとか思いますね。」

【とどのつまりは、やはり中三日は無理だということです】


豊原アナウンサー

「短いあいだにそういった情報を落とし込むのに、少しうまくいかなかったと。」

「あのー、岩渕さん、中三日で大会回ってくるっていうスケジュールは、まだ次の大会も続くかと思うんですけれども、そういった短い時間で強豪と立て続けに対戦する難しさ、というのは、岩渕さんご覧になってて、いかがでした?」

【↑ 堀江選手は、勿論コンディション的に中三日は無理だということを大前提として、それだけでなく頭の中での対戦相手の分析情報の整理をする時間が物理的になかったとおっしゃっているのです。それなんと!豊原アナウンサーは、「情報を落とし込むのに、少しうまくいかなかった」と選手を責めています。】

【豊原アナウンサーにとって、中三日という圧倒的に不公平な日程でも勝たなければならないというのは、今後日本代表チームが克服すべき課題のようなのです。】

【この日程については強豪国に有利とみられる競技日程を改善すべく、日本代表の稲垣純一チームディレクターは、統括団体のワールドラグビー(WR)に意見を出す考えを示しているのです。】


【それ以前に、前回W杯で中三日を強いられたサモア代表の選手が「奴隷制度やアパルトヘイト(人種隔離)政策のようだ」と非難する事態も起きているのです。】

【ちなみに今回の開催国、地元イングランドは全試合で中6日以上が確保されているのですから、やはり日程で有利不利があるということは、開催国も承知しているのです。】


【それを『まだ次の大会も続くかと思うんですけれど』って一体なんですか?次の2019ワールドカップは日本開催ですよ。今大会の地元イングランドのように、日本だけホームアドバンテージで中6日以上確保して、他のチームは中三日があっても良いという意見ですか?】

【ちがうでしょ?次回の日本開催国のワールドカップでも、日本代表チームは、再び、中三日の強行日程を組めということでしょ?NHKのこの番組を観る限り、NHKはそうしたくてしょうがないように思えるのですが。】

【そんなに日本が嫌いなのですか?憎いのですか?今後日本代表チームは勿論、全出場チーム選手がこのようなことで辛い思いをしないよう、

次回以降の大会の公平な日程づくりを提言するのが、

豊原アナウンサー、

日本の放送法に規定された基幹放送局であるところのNHKの職員として、ここでのあなたの役目ではないのですか!?】


岩渕GM

「そうですね。あのこのチームは、先ほどから準備というのが、まあ一つのキーワードで、ずーっと中三日の試合というのも、実は過去3年間ずっとやってきたんですよ。」

【27:16 岩渕GMの話に複雑な表情の三選手。↓】


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【注:↑ 120%力を出し切ったのに、説教を食らう三選手。これだけ世界から絶賛された選手たちが、母国で、何故こんな表情でテレビに映らなければならないのか、私にはさっぱり訳が分かりません。】


岩渕GM

「但し、この試合を、えーまあ近くで見ていて一番感じたのは、こう、メンタル面の準備というのが、中三日でするのが非常にやはり難しかったと、私の立場とすれば、やはり強豪との中三日の試合を、やはり組んでおきたかったと、いうのが、まあひとつ大きな反省になっていますね。」

【↑注:当事者の岩渕GMは、お立場上、中三日の言い訳は出来ないはずです。ただ、お言葉を返すようですが、岩渕GMが現役選手として日本代表チームで活躍なさっていた頃も含め、これまで、メンタル以前に、体力的に中一週間空いていようが、ずっと後半20分にスタミナ切れしていた日本代表チームが、ここまで凄い試合をしたのに、日本のラグビー史上最強チームの選手達に反省とか言える日本のラグビー関係者はいないはずです。今までの日本代表でも、錚々たる名選手がいたのに、全く歯が立たず、第一回ワールドカップ開催以降、前大会までを通算して、たった1勝しかしたことがないのですから、もう少し言いようがあるのではないかと思います。】


豊原アナウンサー

「そうですね」

【↑ 何が『そうですね』ですかね?】


元民放(フジテレビ)フリーアナウンサーの平井理央さん

「大きな教訓が得られた試合でもあったということですね。」

【27:37 なにを、適当にまとめているのでしょう?豊原アナウンサーの複雑な表情がすべてを物語っています。↓】


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【注:↑ この女性は『教訓』という言葉の意味が分かっているでしょうか?】

【例えば、1992年のバルセロナ五輪400mで、日本のオリンピック短距離選手として、1932年ロサンゼルス五輪の吉岡隆徳選手以来となる60年ぶりのファイナリスト入りを果たして45秒18で8位入賞の成績を残した高野進選手に、優勝するための教訓なんて口はばったいことが言えるのでしょうか?もう、私には理解の域を超えています。】

 

【しかも、優勝したニュージーランド代表に準決勝で18対20の惜敗をした南アフリカとの死闘を制し、疲れ果てた中三日で、もし、ただのノックオンを、ノックオンオフサイドに取られた、あのとんでもないレフェリーの誤審がなければ、準優勝したオーストラリアに勝っていた強豪スコットランド〔しかも日本戦が今大会の初戦でベストコンディション〕相手に、ドライビングモールでトライを奪うなど、前半終了時点で、7-12 とワントライ差に追いすがっていたのです。 こんな状態でスコットランドに勝っていたら、一躍、日本は優勝候補筆頭ですよ。

【単にベスト8進出が目的だったら、南ア戦は最初から捨てて、主力を温存して、大敗して、スコットランド戦から集中するという選択肢もあったはずです。それを、日本チームは後半ロスタイムまで、南アフリカ相手に死力を出し切って、しかも相手はフォワード勝負を避けて、ショットを取りに行ったのに、日本はショットを狙わず、フォワードでポイントを作って、しかもスクラムでコラプシングの反則まで奪って、勝利を得たのです。並の疲労度の試合ではないのです!】

【今回の日本代表の大健闘は、単なる準々決勝進出以上の意味があったと私は思います。】

【グループリーグで3勝しながら、準々決勝進出がならなかった大会史上初の『世界最強の敗者』と呼ばれ、敗退を世界のラグビーファンから惜しまれたチームにNHKはなにをやらかしているのでしょう?】


【共同通信は、現地からこういう記事を配信しています。】

 ↓   ↓   ↓

【ラグビーW杯】不公平な日程に批判の声 日本は中3日で大敗

2015/09/28 13:10(共同通信)
http://www.47news.jp/47topics/e/269406.php

ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で1次リーグのいびつな日程に批判の声が相次いでいる。

日本は初戦で過去2度制覇の南アフリカに34―32で歴史的勝利を挙げたが、中3日の第2戦はスコットランドに10―45で完敗。

アイルランド元監督のエディー・オサリバン氏は英紙タイムズで「強豪国に有利な日程になるばかりで、新興チームにとって不公平だ」と訴えた。

▽後半失速


「想定して準備してきた。言い訳はしない」

スコットランド戦後の記者会見で、日本のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは敗因を日程面のせいにしなかった。


だが、豊富な運動量が持ち味の日本は後半、後手に回ってトライを量産された。これまでも中3日で試合を組んで予行演習し、1週間で3試合をこなしたことも。

疲れた状態でプレーする経験も積んでいたが、

死力を尽くした南アフリカ戦から

回復できていないことは明らかだった。


個人最多トライ数の世界記録保持者だった

元オーストラリア代表のデービッド・キャンピージ氏は

「前半の日本は南アフリカ戦のアドレナリンで走っていたが、後半は(今大会)初戦のスコットランド相手に完全に失速した」と指摘した。


 ↑    ↑    ↑

元オーストラリア代表のデービッド・キャンピージ氏というのは、正真正銘の歴史的名選手です。

これが普通のラグビーファンの一致した見解です。秘蔵のデータも、深層もへったくれもありません。


次回は第3戦のサモア戦、第4戦アメリカ戦についての記事です。

ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その5) 【ファイルSPO06】 2015.11.08 

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【ファイルSPO06】 2015.11.08 ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その5)

■ 本当の日本代表の強さの紹介を後回して、先に印象操作だけしておいて、最後にアリバイ工作の帳尻を合わせる悪意のNHK。

 それで、

 前回の『(その4)■ スコットランド戦での敗戦は中三日の疲労のせいではないと強弁し、グラフに細工までして選手から言質をとる卑怯なNHK。』からの続きです。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55793561.html

本シリーズ最初の『ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その1) ■ そんなに日本のことが嫌いなら、祖国に帰ってください。』から読まれる方はこちらから↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55786181.html

■ 徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密〜ラグビーワールドカップ2015〜

2015年10月17日(土) 21:00~21:50 NHK総合

支那の動画サイトMIOMIOにアップされている動画より。↓

http://www.miomio.tv/watch/cc244486/

【以下、文字起こしキャプチャー引用及び眼とろん星人による注記再開】


 ※    ※    ※

元民放(フジテレビ)フリーアナウンサーの平井理央さん

「二試合を終わったところで一勝一敗、日本が入っているグループBの星取表、こうなっていました。」

「えー、首位のスコットランド、二位の南アフリカを日本とサモアが僅差で追う状況です。」


【27:52 10月2日時点の星取り表】

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平井理央アナウンサー

『第三戦はその直接対決。お互い一歩も引けない中での決戦となりました。』


豊原アナウンサー

「日本の真価が問われる第三戦、サモアはこの時世界ランキングは日本より上(サモア11位、日本12位)、個人のパワーが持ち味です。」

【18:12 サモアの試合前に行う儀式(ウォークライ)の『シヴァタウ』の光景】


イメージ 2



【注:↑ パシフィック・アイランドのチームにはそれぞれの『ウォークライ』があって、ニュージーランドの『ハカ』が有名です。このサモアのものは『シヴァタウ』ですが、の他にも、トンガのものは『シピタウ』、フィジーのものは『シンビ』と呼ばれるそうです。】

【当ブログのニュージーランドの『ウォークライ』=『ハカ』に関する過去記事はこちら。↓】

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/52565549.html

(タレント、グラビアアイドル、歌手でラグビー初心者の)吉木りささん

「いやあ、凄い迫力ですけれども。」

【28:18シヴァタウをみつめる日本代表】

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吉木りささん

「五郎丸さん、皆さん厳しい表情ですが、どんな思いでこのサモア戦、望まれましたか?」


五郎丸副将

「そうですね、あとが無かったんで、もう目の前の相手をしっかりたおして次につなげたいっていう気持ちだけでしたね。」


豊原アナウンサー

「試合序盤、日本は二人がかりのタックル。サモアに攻撃のリズムを与えません。」

「さらに、スクラムでも押します。」

「セットプレーでは、堀江さん、これ事前に上回れるというそんな話もありましたが、実際どうだったんですか。」


堀江選手(スクラム最前列中央のフッカー=2番)

「そうですね、実際、あの、1、3番(スクラム最前列の左右両プロップ)に聴いてもいけるかって話をしてたんで、まあ、相手が元気なときはもうちょっと控えめながら、で、いつかチャンスくるときに仕掛けようというときで、5m前で相手が一人少なくなってチャンスが来たんで、おもいっきしいこうって話をしました。」


豊原アナウンサー

「そのスクラムで日本に認定トライ【penalty try=防御側の反則や妨害がなければトライになったとレフェリーが判断したとき,攻撃側に与えられるトライのこと】が与えられました」

【28:55 巨漢ぞろいのサモア・フォワードの強力スクラムが日本に押し負け、完全に崩れている。レフェリーはこの時点でサモアの反則を取り、日本側に手を拡げてアドバンテージのポーズ。日本のスクラムの強さを見せつけた圧巻のシーンです。】


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豊原アナウンサー

「さらに前半終了間際には、連続攻撃。」

【日本のトライシーン】

「後半攻め込むサモア、懸命のディフェンスで防ぎます」

【29:36 突進するサモアの選手に猛烈なタックルをする背番号6(左フランカー)のリーチ選手】


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吉木りささん

「いやあ、リーチさん、ナイスタックルでしたね」

【29:36 正面の角度から見たリーチ選手のタックル。とワイプ内の吉木さんの表情。】


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リーチ主将

「・・・・す。(小声で早口なので聞き取れず)」

【リーチ選手の笑いとともに、スタジオ笑い。】


吉木りささん

「すいません。」

【注:吉木さんは、ラグビー初心者なのに、リーチ選手にナイスタックルと発言したことに、気おくれなさったのでしょう。ここは謝ることないと思います。自らラグビー初心者だとおっしゃる吉木さんも『ナイスタックル』って思って当然のナイスタックルですから。ここは、御自身の素直で正直な感想をしたナイスコメントですよ。】


豊原アナウンサー

「さらに日本はキックで着実に得点を積み重ねていきます。」

【五郎丸選手のショット(ペナルティーゴール)成功のシーン】

豊原アナウンサー

「あの、リーチさん、サモア戦は日本のプラン通り完勝という、そんなイメージでしたけれども、実際戦っていてどうだったですか。」


リーチ主将

「実際、戦って、あのー、まあ、いままでとサモアやって、ちょっと違いました。あの、その気持ちが入っているように見えて、見えました。」

【注:当然ながら、ワールドカップの後がない大一番で、いつもより気合の入っていたサモアから、常に試合を優位に運んだこの勝利は本当に素晴らしかったと思います。】


豊原アナウンサー

「うーん、あの堀江さん、サモアの良さを出させなかった。そんなふうにも見えましたけれども」

【注:私もそう思いました。豊原アナウンサーは慧眼なのです。】



堀江選手

「そうですね。向こうはアンストラクチャー【Unstructured=ラグビーではセットプレーからではないアタック。ターンオーバー、カウンターアタックを指すことが多い。一部、拡大解釈されて「崩れた局面」に使われることもある】が上手なので、本当にサモアの自陣ゴール5m前でもどんどんどんどん一気にトライまで持ってく力があるので、まあそこを押さえれるように、えー、しっかり全員が戦術戦略理解して、試合臨んだんで、まあ、相手の強みださせなかったなあと思いますね。


平井理央アナウンサー

「あの、日本のスクラム本当に圧倒していました。で、前回大会までは日本からは想像がつかないんです。こちらをご覧ください。」

【31:01 マイボールスクラムで圧倒している日本フォワード。青いジャージのサモアのスクラムが完全に崩れている。背番号7(左フランカー)の選手のバインドが外れ、スクラム最後尾のはずの背番号8(ナンバーエイト)の選手が日本選手のすぐそばにいる。スクラムの強いサモアに対して、ここまで圧倒的に押し込めるシーンが何度も見られ、私は凄いと思いました。】


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【そもそも、ここまでスクラムが強くて相手を押せなければ、『審判の分析』なんてしても、相手からコラプシングなど取れず、無意味なのです。】


平井理央アナウンサー

「劇的に強化したということで日本ボールのスクラム、一回も奪われていないという、堀江さん、ほぅーっというお顔をされていますけれども、ご存じなかったですか?」

【注:これまでの日本代表チームは、マイボールスクラムも、ラインアウトも、相手チームに奪われることが多かったのです。本当に驚きました。】


堀江選手

「やあ、一本一本なんか集中していて、一本組んで、すぐ忘れて次みたいな。」

「まあ、あまりね、過去のこととなるとあれなんで。」


吉木りささん

「いやあ、でも堀江さん、こんなにも体格差があるのにもかかわらず、どうしてこのスクラムが強くなったんですかね。」


堀江選手

「うーん、まあ一人一人がまあ、先、ウエイトが強くなったということもありますけど、低く組んで、で、お互いこう、話し合って、相手をどう崩していくかっていうのも、しっかり中のコミュニケーションが、どんどんどんどん取れるようになったんで、8人が、まあ全員同じような考えでいけるってかんじで、まあその練習から、その準備からうまくいったと思いますね。」


平井理央アナウンサー

「ここで先ほどの筋力のデータをもう一度見てみましょう。」

「実はですね、個々の中に日本のスクラムが強くなったことが現れているんです。」

「背中の筋肉を鍛えるチンニング、その値がこの2年間のトレーニングによって、ベンチプレスを上回りました。」 =

【32:05 ↑ (当ブログでは、先ほどのデータは『その2』に掲載)。のチンニングが赤枠で囲われ、不等号が右に開いている。↓】


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「これね、世界のトップクラスも同様ということで。」


豊原アナウンサー

「うーん。あの堀江さん、やはりスクラムを組む、という上では、背中の筋肉が非常に重要であるということですね。」


堀江選手

「そうですね、あの、背中がこう丸くなると(両手の指を丸めて突き合わせるポーズで)、一気に弱くなって、押されてしまうので、特に前三人は、背中をどんだけ、このまっすぐした状態で後ろ五人の力を前に伝えれるかというとこだと思うので。だいぶ背中は重要になってきますね。」


豊原アナウンサー

「その筋力アップでスクラムに対するですね、効果っていうのはやはり実感されましたですか。」


堀江選手

「ああ、しましたねえ。こんだけ変わったっていうか、前にどんどんどんどん大きい相手でもプレッシャーかけれるっていうのは、かなり実感してると思います。」


平井理央アナウンサー

「あの、チンニングの値を上げるため、積んだトレーニングがこちらです。」

【33:05 トレーニングの映像】


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吉木りささん

「うーん。不思議なトレーニングですね」

【両側に車輪のついた棒をもって、それを前後に転がしながら腹部を曲げ伸ばしするトレーニングです。テレショッピングで、真ん中に車輪が一つついた同種のトレーニング器具を販売しているのを観たことがあるのですが、これだけでも、かなりきついトレーニングです。さらにヘッドギアから重りがぶら下がっています。】


平井理央アナウンサー

「これ、ロールアウトという、体幹と背中を同時に鍛えるトレーニングなんですが。」


吉木りささん

「なんか頭から重しを・・・。」


【33:12 堀江選手のトレーニングの映像】


イメージ 10




吉木りささん

「このトレーニングはきつかったですか。」


堀江選手

「きついですね。あの、こっちもきついですけど、首ぶら下げてるんで、あの、こう丸くなってしまうと、背中とか首、痛めちゃうんで。なんか、逃げ場がないままやってるって感じなんで。」

【注:頭の重しが、さらなる背筋の強化に効果的なのでしょう。ただし、このトレーニングは、訓練で体の出来上がった能力が高く既に筋力のあるトップ・アスリートの選手が、専門家の適切な指導のもと、行っているハードトレーニングなので、安易にマネはしないように願います。一歩間違えば大けがです。特に育ち盛りの年代の選手はやってはいけません。】

【それにしても、これは、どういうわけか最近否定されている、昔の『巨人の星』の『大リーグボール養成ギブス』顔負けの昔のスポ根アニメの世界です。仮に、世界的実績を残した評価の定まったエディー・ヘッドコーチでなく、日本人のヘッドコーチが同じことをやったとしたら、アナクロニズム(時代錯誤)だと批判されていたでしょう。】


平井理央アナウンサー

「なんか、思い出して、ちょっと暗い表情になられてしまったのかなと、思いますが。」


【33:33 やっと、リーチ選手に笑顔が。五郎丸選手は無表情。もちろん、選手は厳しいトレーニングを思い出して“暗い表情”になったのではありません。予めNHKが作成した悪意のシナリオへの誘導尋問に不快を感じていただけです。ちなみに、私は人の心理状態を『暗い』『明るい』の二分法で表現してレッテルを貼ることが大嫌いです。】


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豊原アナウンサー

「そこらじゅうが、ぴきぴきしてしまいそうな、映像でしたけれども、」

「さあ、さらにこの試合なんですけれども、五郎丸選手のキックというのも、非常に効果的に決まっていきました。2コンバージョン、4ペナルティーゴールということになりました。はい。」


平井理央アナウンサー

「さあ、五郎丸選手のキックと言えばこちら、細かいルーティンなんですが。」

【08:33 五郎丸選手のルーティンの分解写真がオーバーラップ】


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豊原アナウンサー

「コマ送りのように揃えてみました。こう、右手で何かイメージをしながら、両手を前で合わせまして、モーションに入っていって、最後インパクトと。」


平井理央アナウンサー 

「はい、という。あっ、どうでしょう、ご覧になってみて、御自身のコマ送りの画像っていうのは。」


五郎丸選手

「まあ、視聴者の人たちに伝わるのかなーっていう、不安がありますね。」

【34:20 五郎丸選手、やっと笑顔】


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平井理央アナウンサー

「ちょっとね、この部分録画して、あとでもう一度見返していただけたらと思いますが。この動きの中でっていうか、ルーティンで大切にしている事って、改めてなんですか。どういうことですか。」


五郎丸選手

「まあ構えだったり、動きだったりっていうのは、そんなに重要ではなくて、おんなじ動作をすることによって自分のキックを、えー高めていくと、成功率を高めていくっていう考えですね。」


平井理央アナウンサー

「うーん。いかにこのルーティンが大切か、この方からメッセージが届いています。」


ナレーション

『イングランドの、伝説の名キッカー、ジョニ―・ウィルキンソンさん。』

【34:54ジョニ―ウィルキンソンさん】


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『ワールドカップの通算ペナルティーゴールは歴代最多の58。2003年には、イングランドを初優勝に導きました。』

『五郎丸選手のルーティンは、ウィルキンソンさんがモデルです。』


【35:16 ウィルキンソン選手(当時の)ルーティン】


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ウィルキンソンさんのインタビュー

「私にとってのルーティンはある種のセーフティーネットであり、基盤であり安心感をあたえてくれるものです。試合中はみんなの注目をあびた状況でしかも何が起こるか解らない。だから、何か自分の頼りになるものが必要なのです。」


ナレーション

『今回の五郎丸選手の活躍。』

ウィルキンソンさん

『五郎丸は試合の流れに影響を与えられる新しい世代の選手です。』


【35:53 ウィルキンソンさんの、五郎丸選手への評価】


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『もし自分がまたプレーするなら、彼から何を学べるだろうという目で見ています。』

『立場が逆転したのです。』


豊原アナウンサー

「えー、五郎丸選手、学生に、このウィルキンソン選手からアドバイスをもらう機会があったっていうことですが、いまのこの言葉などお聞きになって、いかがですか。」


五郎丸副将

「最高の褒め言葉ですね。はい。」

【36:11笑顔の五郎丸選手】

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五郎丸副将

「彼より良いキッカーを見たことなかったんで、本当にうれしいです。」


豊原アナウンサー

「あの、思い返していただいて、彼のアドバイスで、あのなにか参考になったこととかあったんですか。」


五郎丸副将

「まあ、アドバイスというよりも、えー、彼の練習に対する姿勢ですね。もう、ほんと一本一本にこだわってたし、キックだけで約一時間半ぐらいですかね。本当にキッキングコーチと二人で、集中しながら、やってたのが印象的ですね。」


平井理央アナウンサー

「これから五郎丸選手が、ウィルキンソン選手のような存在になっていかれるでしょうね。」


豊原アナウンサー

「そうですね。」

【注:付け加えますと、日本代表には、かつて、キャップ40で、『ゴールデン・ブーツ』の異名を持つ、廣瀬佳司(ひろせ けいじ)選手という名キッカーがいました。廣瀬氏の1999年パシフィック・リム選手権のトンガ戦で挙げた9PG(ペナルティゴール)は、テストマッチでのPGの世界タイ記録として残っています。それにしても、一人で27得点って・・・。そういう歴史があって、なのにずっと悔しい思いをしてきて、今回の快挙だったのですね。】


平井理央アナウンサー

「さあ、そして、最後のアメリカ戦にまいりましょう。」

「前日に予選敗退が決まった中での試合となりました。」


【対アメリカ戦の映像を観ながら】

豊原アナウンサー

「三勝目を狙った日本。この試合、若い力が躍動します。前半7分。22歳の松島が、今大会初トライ。リーチがつないで、ラストパスを出したのは、堀江。」

【37:23 フォワードの堀江選手がライン参加して、流れるように見事なパス。リーチ主将からのパスを受けた瞬間には、すでに相手10番(スタンドオフ)の選手が迫っていた。画面右の松島 幸多朗(まつしま こうたろう)選手。このラストパスでトライを決めた。堀江選手の視線は、松島選手ではなく、サモアの選手に向けられている。ノールックパス!】


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吉木りささん

「やあ、堀江さん、ナイスパスでしたね。」


堀江選手

「ありがとうございます。」

【この時点でやっとスタジオ内が、和やかな雰囲気】


豊原アナウンサー

「このあたりの、あの、パススキルの高さっていうのが日本は、ねえ、堀江さん。」


堀江選手

「はい。みんなできると思います。」

【とても謙虚な堀江選手。豊原アナウンサーのおっしゃるとおり、凄いパスだと思います。しかも、堀江選手はフォワードなのです。】


豊原アナウンサー

「さらに、28分、初先発、大学生の藤田も続きます。」

「リーチさん、これ、藤田選手がモールの中に入ってきて、しかもトライ取りましたね。どうだったですか。」

【37:55藤田慶和(ふじたよしかず)選手(早稲田大学4年生)が、モールでのトライ】


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リーチ主将

「本当、びっくりしましたね。あのトライした瞬間に、よし・・・、だってわかって、まあびっくりしたけど、すごくうれしかったです。」


豊原アナウンサー

「頭なでてらっしゃいましたからね。」


リーチ主将

「はい。」


豊原アナウンサー

「そして、五郎丸。」

「13得点を挙げ、マン・オブ・ザ・マッチの活躍を見せました。」


【38:26 アメリカ戦勝利、28-18】


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豊原アナウンサー

「日本、過去最高の成績を残し、大会を終えました。」


吉木りささん

「五郎丸さん、日本だけではなく、世界中のみなさんが、もう、感動に包まれましたが、どんなお気持ちでしたか?」


五郎丸副将

「えー、やっぱりベストエイトの地位に立ちたかったっていう思いと、もう、あと、このチームがここをもって、これをもって解散しなくちゃいけないという寂しさ、まあ、いろんなものが、えー混ざってましたけどねえ。」


豊原アナウンサー

「あの、私、試合、現地で取材をさせていただいていて、本当に今おっしゃったみたいに、この選手それぞれも、やり切った表情。あるいは、ほんとに悔しさの方が上回っている選手、えー、いろいろ、ねえ、映像の方も感じたんですけれども、あの、堀江選手はいかがでしたか?」


堀江選手

「いやあ、僕は結構やりきったっていう感じで、まあ、その一試合、僕は一試合一試合すべてかけていくので、まずUSA戦に勝ったことを、に、すごい達成感、喜びを感じてましたねえ。」

「それを終わってから、ちょっと残念な気持ちがきたっていう感じですねえ。」


平井理央アナウンサー

「リーチ選手は、いかがでしたか。」


リーチ主将

「まあ、あの、試合終わった後に、あの、まあ勝って良かったって、それだけ。あの、よかったです。まあ、みなと別れるのは、寂しいですですけど、あの、次、2019年あるので、この経験できるのを楽しみにしています。」


平井理央アナウンサー

「試合前、エディー・ヘッドコーチの言葉が、非常に響いたというふうに伺ったんですが、どんなことを話されたんですか。」

【沈黙】

「堀江さん、お願いします。」

【注:困った時は、堀江選手に助けを求める。】


堀江選手。

「さいごまあほんとに、まあ、いろいろやってきて、最後、すべてかけて、プライドもってやろうってそこで、エディーさん、ちょっと涙して、かなり全員気合入ったんじゃないんですか。」


平井理央アナウンサー

「涙って見たこと、それまでは。」

【40:16】

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堀江選手。

「いやあ、なかなか無いですね。」


平井理央アナウンサー

「無い。」


堀江選手。

「はい。ええ、最後の最後で泣いたって感じも、また、ねえ、気合入りますよねえ。」


平井理央アナウンサー

「ぐっときますねえ。」

「さあここまで日本代表、23日間の戦いをお伝えしました。このあとは、いよいよおよそ2時間後に始まる決勝トーナメントを展望します。」


【40:36 以下、決勝トーナメント展望のため、後略。】
(以上書き起こし引用終わり)

 ※    ※    ※

実は、この日本代表の今回のイングランド大会での大活躍の要因は、今回記事にした部分でちゃんと分析されているのです。

NHKのスタッフは優秀なのです。

それから、NHKは昔からラグビーの報道には力を入れてきたという功績も忘れてはならないと思います。


私は是々非々をこのブログのモットーにしているので、公平に申しますと、フォワードの強さや、パスのスキルの高さ、五郎丸選手のキックや、ウィルキンソンさんのメッセージとか、エディー・ヘッドコーチのエピソードなどは、取材や下準備を入念にやったことが分かる素晴らしい出来だと思います。

また、以前、南ア戦の勝利の際の記事もNHKの番組も大いに参考にさせていただきました。


■ それなのに、

なにをどうしたら、『徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密〜ラグビーワールドカップ2015〜』といった、2012年9月中旬に支那各地で中華人民共和国共産党によって仕組まれた毛沢東をシンボルにした“やらせ反日暴動”の“提灯持ち”のような番組名で、

『審判の分析』がまず筆頭に挙げられる勝因の深層で、

『スコットランド戦での敗戦は、中三日での疲労の影響は無かった』というインチキな結論になるのですか?


基本的に、私は、NHKには優秀な人材が沢山いることを重々承知の上で苦言を呈しているのです。

豊平アナウンサーは知的でさわやかだし、また、フリーの平井理央アナウンサーの司会の進行は、あのシナリオで、時間が限られた生放送を手際よくさばいて、よく頑張っていたと思います。そして、タレントの吉木りささんも、一生懸命にラグビーの感動を伝えようという熱意が感じられました。


特にラグビー初心者の吉木さんの起用自体は、『ラグビーはルールが難しくてとっつきにくい』という世間の声もあって、そういう人たちにも身近なものとして、楽しんでもらうためという目的であれば、十分意味はあると思います。

私は、ラグビーはボールが常に先頭に来るようにプレーする。ボールは前に落としたり、前にパスしたりしてはいけないということだけ知っていれば、あのスクラムのガツっという音を聞いたり、激しいタックルのシーンやスリリングなトライシーンを見るだけで、とりわけ、生で体感したらこれほど楽しいスポーツは無いと思っています。


ルールというのなら、野球の方がもっと複雑でわかりにくいはずなのです。


だから、そういう初心者の人に対する敷居を低くすることは大賛成で、ワールドカップの今回の活躍でえた、『にわかファン』こそ大切にすべきだと思います。

だれでも最初は『にわかファン』で、まあ、別のスポーツが流行ればそちらに流れる人もいるでしょうけど、事実Jリーグ発足前まで、サッカーよりラグビーの方が人気があったのですが、空前のJリーグブームでサッカーに多くの人が流れました。

でもラグビーファンのまま残った人もいるのです。特に女性ファンは、子供にラグビーをさせますからね。


第一、高校ラグビーなんて、お母さんがラグビーの熱狂的ファンだったりするんですよね。


今回日本代表バイスキャプテン(副将)だった五郎丸選手は、ご両親ともラグビーは未経験だけれど、ファンだったのでラグビーを勧められ、途中でJリーグにあこがれサッカーに回り道をしたのですが、それでラグビーに戻ったらキックに磨きがかかったんですね。

やはり五郎丸選手の場合も、お父様だけでなく、お母様の影響が大きかったと思いますよ。


だから、女性タレントの吉木りささんは、せっかくラグビーのファンになられたのですから、もっと、そういったラグビー初心者の共感を得るような発言の場を与えてあげれば、良かったのです。

それを何ですか?あれでは、吉木さんに対してとても失礼で、見ていてかわいそうでなりませんでした。


今回NHKは吉木さんや平井理央アナウンサーに対して大きな非礼があったわけですから、ちゃんと詫びたうえで、しかるべき正確な情報を伝える番組に出演する機会を与えるべきだと思います。


それで、ラグビー協会もOB、選手たちも涙ぐましい努力をなさっているのです。

繰り返しますが、日本ラグビー界の発展に関してはNHKも多大なる貢献をしているのですから、今回のこの番組は残念でなりません。


そういうわけで、ラグビー関係者の方々はNHKの批判はしにくいでしょうから、敢えて部外者の私が、批判いたします。


 次に続きます。

ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その6) 【ファイルSPO07】 2015.11.19 

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【ファイルSPO07】 2015.11.19 ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その6)

■ これって放送法第83条違反では?

 それで、

 前回の『(その5)■ 本当の日本代表の強さの紹介を後回して、先に印象操作だけしておいて、最後にアリバイ工作の帳尻を合わせる悪意のNHK。』からの続きです。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55797551.html

本シリーズ最初の『ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その1) ■ そんなに日本のことが嫌いなら、祖国に帰ってください。』から読まれる方はこちらから↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55786181.html


それで、前回までは、

■ 徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密〜ラグビーワールドカップ2015〜

2015年10月17日(土) 21:00~21:50 NHK総合

支那の動画サイトMIOMIOにアップされている動画より。↓

http://www.miomio.tv/watch/cc244486/

↑ の文字起こしキャプチャー引用及び眼とろん星人による注記によって、NHKの日本代表チームに対してなした悪意の非礼ついて分析解説したわけですが、NHKの広報が各媒体に配布したと思われるこの番組の概要【掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。© 2015 Wire Action Inc. All right reserved.の表記あり】があるので、提供元企業等であるところのNHKがこの番組で一番言いたいことが分かります。↓

http://tvtopic.goo.ne.jp/program/nhk/59909/900922/

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 ↑ 記事のテキストはこちら ↓

徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密〜ラグビーワールドカップ2015〜

2015年10月17日
放送日 2015年10月17日(土) 21:00~21:50
放送局 NHK総合

番組概要


ラグビー日本代表チームを牽引した3人の選手が生出演。ラグビーW杯の4試合、23日間に何があったのか知られざるラグビー日本代表に迫る。


 リーチ・マイケル選手などゲストを紹介。ラグビー日本代表GM 岩渕健輔さんは躍進について世界のラグビー界や他のスポーツからもたくさん言葉をもらったと話した。そしてラグビーW杯2015、日本代表の結果を紹介した。

ラグビーW杯2015 南アフリカ戦のダイジェスト映像。五郎丸歩選手などラグビー日本代表選手の解説と共に試合を振り返った。日本が34-32で勝利した。


ラグビーW杯2015 南アフリカ戦の勝利の要因についてスタジオトーク。リーチ・マイケル選手などはしかりと準備ができ自信があった、すべて上手くいったと話した。

また五郎丸歩選手は2019年のワールドカップが開催されるにあたって国内の盛り上がり


世界からの信用が欠けていた。


南アフリカ戦の勝利によって全てが覆されたと話した。


吉木りさがラグビー日本代表の印象に残った場面、南アフリカ戦の最後のトライの映像。キャスターを務めた豊原謙二郎がトライ後に40秒あった沈黙について話した。


ラグビーのプロレフェリーの平林泰三さんはラグビーW杯2015で日本戦を担当する審判の分析を依頼されていた。ワールドカップの審判は試合の3ヵ月前に公表される。

どのようなプレーで反則を取りやすい かなど癖を分析し日本チームに伝えていた。

南アフリカ戦のジェローム・ ガロセ審判の癖を意識してプレーをしていた。

審判によって癖や個性があり意識してプレーしていた。

試合中に審判と話していることについてリーチ・マイケル選手はコミュニケーションや信頼関係が大事と話した。

 (記事当該部分のスクリーンショット↓)

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 ラグビーW杯2015 スコットランド戦のダイジェスト映像。五郎丸歩選手などラグビー日本代表選手の解説と共に試合を振り返った。日本は10-45で敗れた。

スコットランド戦は中3日で披露が溜まっていたのではという指摘があった。

ラグビー日本代表選手は携帯端末を使い疲労度や筋肉の痛みなどを7段階で申告。

申告されたデータをみると回復していた。

日本代表の選手らは疲労回復のためアイスバスに入っていた。

リーチ・マイケル選手はスコットランドの敗戦について最後の20分は集中力が切れたと話した。

 (記事当該部分のスクリーンショット↓)

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 ラグビーW杯2015 サモア戦のダイジェスト映像。五郎丸歩選手などラグビー日本代表選手の解説と共に試合を振り返った。日本は26-5で勝利した。

ラグビー日本代表が過酷な練習を続けてきた証拠として肉体改造された写真を紹介。


リーチ・マイケル選手は練習量がかなり多いため自然と体が大きくなると話した。

また五郎丸歩選手は

筋力では世界のトップ選手に少し劣る部分があるが

走力では世界で一番走れると話した。


 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ というように、私のこの番組の理解は、私の揣摩臆測ではなく、本当に悪意に基づいたものだということを,他でもないNHKが白状しているわけです。


 要するに、NHKが徹底分析によって明らかにした『JAPAN大躍進の深層』とやらは、以下の点です。


 (仁咼譽侫Д蝓爾、審判の癖を良く分析し、選手にアドバイスをした。特に南ア戦では、勝利のカギとなったスクラムの選択と、南アフリカのコラプシングはこれによるもの。


◆|罍各瞭過酷というのは、嘘だった。NHKが株式会社ユーフォリアから独自入手したデータによって、日本選手の体力は回復していたことがわかる。中三日でスコットランド戦に勝てなかったのは、『最後の20分は集中力が切れた』日本代表のせいで、これは今後の課題である。


↑ というとんでもない見当違いの曲解をしているのでした。

それで、リーチ主将、五郎丸副将、堀江選手が謙遜したり、更なるチームの成長のために、あえて自ら厳しく戒めた言葉を切り貼りして、日本チームを貶めているのです。


正常な神経の持ち主ではありません。


それで、,凌質悗貿觝拠となる、極秘資料とやらは、

株式会社ユーフォリアという民間企業が漏えいしたものです。

そして、この企業はNHKのこの番組で紹介されたことをHPで宣伝しています。


これは、放送法

第3章 日本放送協会

(広告放送の禁止)

第83条 協会は、他人の営業に関する広告の放送をしてはならない。

 《改正》平22法065

2 前項の規定は、放送番組編集上必要であつて、かつ、他人の営業に関する広告のためにするものでないと認められる場合において、著作者又は営業者の氏名又は名称等を放送することを妨げるものではない。

 (以上)

↑ 2項の但し書きを勘案しても、NHKがこのデータと企業名の表示が、番組編集上必要ならば、どうして、試合当日の数値を見にくく加工し、明らかに中三日の疲労による影響がスコットランド戦の敗戦の大きな要因だという事実を曲げた放送を行ったのか、説明が付きません。


 NHKが勝手に数値を見にくくしたグラフの拡大図(黒が疲労度、赤が筋肉痛の度合いの自己申告数値:再掲)。

 【詳細記事はこちら】
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55793561.html

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第二に、この情報は日本代表チームのデータですから、公表に当たっては日本代表チームの許可が必要となります。『NHKが独自入手した秘蔵のデータ』ということは、株式会社ユーフォリアが、顧客情報を漏えいしたことになりますし、もし公開を許可したものなら、NHKが独自入手した秘蔵のデータ』というのは嘘になりますから、どちらにせよ、NHKはいかに、平気で事実を曲げる放送局か分かります。


放送法では、『他人の営業に関する広告のためにするものでないと認められる場合において』という条件を満たしたうえで、企業名を表示してよいとなっているのですが、株式会社ユーフォリアは、自社サイトにおいて、NHKに自社のデータが使われたと堂々と広告宣伝しているのです。


■ NHKが独自に入手したというより、このシステムを開発した会社ユーフォリアが宣伝を目的として売り込んだだけでは?


株式会社ユーフォリアHPより。

http://www.eu-phoria.jp/

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トップページ宣伝部分の拡大。


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株式会社ユーフォリアHPに記載されたNHKで取り上げられた自社システムの宣伝。

 ※    ※    ※

NHK特番で選手の体調管理について取上げられました

10/17(土)21:00〜 NHK生放送の特番「徹底分析“大躍進JAPAN”~ラグビーワールドカップ2015~」の番組内にて、日本代表チームをサポートさせて頂いた弊社のコンディショニング・システム「One TAP」についても触れられました。

 番組内では、

・「One TAP」の使用がはじまった2013年春と2015年夏の筋力の比較

・選手が毎日コンディション(体調)を入力する画面

・W杯期間中の選手の疲労度や筋肉痛(特に南ア戦とスコットランド戦の比較)

などが取り上げられ、3勝1敗の裏では何があったのか、

S&C(ストレングス&コンディショニング=フィジカル強化と体調管理)の面や、

戦術面・スキル面から分析を行う番組となっていました。


「One TAP」にコンディションを入力することについて、
「毎朝、欠かさず入力しますね」
「でも、寝坊したりとか、朝ごはん食べなかったらすぐばれます(笑)」
という、五郎丸選手のコメントが、とても印象的でした。

 エディー・ジョーンズHCや、生出演をしていた岩渕GMが、ここ数年にわたり、何度も何度も強調されていたS&C(ストレングス&コンディショニング=フィジカル強化と体調管理)に少なからずフォーカスが当たった、大変貴重な番組であったと思っています。

 今回、番組編成に協力をさせて頂きましたが、日本が決勝トーナメント進出が決まるか決まらないか分からない段階から、どちらにでも対応できるよう準備をする番組制作スタッフの方々のプロフェッショナリズムにも、大変感銘を受けました。

 お邪魔した特番制作ルームはまさに戦場であったと思います。

 改めて御礼申し上げます。

 繰り返しになりますが、S&C(ストレングス&コンディショニング)は大変重要であり、ラグビー先進国・スポーツ先進国では既にスタンダードとなっています。

今回のラグビー日本代表の躍進にあわせ、S&Cの重要性が広がっていくことを心より願っております。

また、微力ながら、弊社もこの分野で引き続き全力で導入チームのサポートを続け、

2019年ラグビーW杯・2020年オリンピック開催国である日本のスポーツの、更なる実力アップのお役に立ちたいと思っています。


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 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ 結局のところ、『2019年ラグビーW杯・2020年オリンピック開催国である日本のスポーツの、更なる実力アップのお役に立ちたい』ので、どんどん購入して利用してくださいねというPRなのでした。


それにしても、各選手にデータ入力欄を配信して入力があったら、集約して、平均をグラフにまとめるソフトというのは、そんなに難しいシステム構築が必要なのでしょうか?


それで、『日本が決勝トーナメント進出が決まるか決まらないか分からない段階から、どちらにでも対応できるよう準備をする番組制作スタッフの方々のプロフェッショナリズムにも、大変感銘を受けました。お邪魔した特番制作ルームはまさに戦場であった』という過酷な労働環境に耐え、株式会社ユーフォリアがNHKに漏えいした『秘蔵データ=非公開データ』をもとにNHKが導き出したのが悪意の『中三日の疲労はなかったという』NHKの大嘘結論です。

せっかく情報提供(漏えい?)して、テレビで取り上げられたのに、悪意の捏造データとして利用されたのですから、宣伝としては逆効果です。


繰り返しますが、日本代表チームが使用した株式会社ユーフォリアコンディショニング・システム「One TAP」によるデータによっても、日本代表のスコットランド戦における敗戦の原因の大きな要因の一つが中三日の疲労であるということが分かるのです。


それで、

番組宣伝の予告編ではではちゃんと日本の走力のデータの表が示してあったのに(再掲)、


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番組本番ではそれを使用せず、五郎丸選手が慌てて言葉で付け加えているのです。

この走力アップについても、選手の皆さんの過酷な練習があったればこそ身についたものであることはいうまでもありません。


それについては、こういう記事があるので一部引用いたします。↓


 ※    ※    ※

ラグビー日本代表を強化したエディー・ジョーンズHCの教え

2015年09月21日 ライフハック・キャリア (ハーバー・ビジネス・オンラインより)
http://hbol.jp/61312

9月19日、ラグビーワールドカップのイングランド大会で日本代表は優勝経験が2回ある南アフリカと対戦。34―32で歴史的な勝利を収めた。日本代表にとって、ワールドカップでの勝利は1991年大会のジンバブエ戦以来で、実に24年ぶり。しかも相手が桁違いに強いわけで、この大金星に日本どころか世界中のメディアが賞賛した。


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 日本の勝利を伝えるラグビーW杯公式サイト

さて、そんなラグビー日本代表だが、金星とは言われるものの、ここ数年のレベルアップは目覚ましいものだった。その立役者は、選手もさることながらヘッドコーチであるエディー・ジョーンズ氏の存在だ。

残念なことに、このワールドカップが終わった後にすでに辞任することを発表しているが、ジョーンズ氏の功績はあまりに大きいものだとラグビー関係者は言う。


このエディー・ジョーンズ氏がラグビー日本代表に施したコーチング、実は一般のサラリーマンにも通じそうなものが幾つかある。日本代表を世界に通用する強さに育て上げた秘訣を探ってみよう。


その1)マインドセットを変える

エディー氏の教えの根底にあるものは選手の心構え=マインドセットを変えることだった。


 その最たるものは、日本人選手が抱きがちなネガティブな評価や言い訳を変えることだった。

 (中略)

そう、エディー氏はラグビーに限らず日本人選手が陥りがちな「体が小さいから」「農耕民族だから」という「言い訳」で戦う前から分相応な「枠」に自らを嵌めてしまうメンタリティを変えてきたのだ。


そして、こうした自信を持つためには精神論だけではなかった。生島氏が言うように、スクラムの専門家をコーチとして招聘したり、総合格闘家の高阪剛氏を招聘してタックルの研究をしたりとさまざまな指導をした他、選手のフィジカルを徹底して鍛え上げた。

日本人はともすれば「体が小さい」などとして「力より技」という考えに傾きがちで筋力トレーニングを否定しがちだ。それをフィジカルを徹底して鍛えることで、メンタルの部分でも負けない土台を作り上げたのだ。


「自分の実力を最初から低く見積もり、戦う前から負けを認めしまう」という意識を変えることが大切なのだ。


2)長所を知り、長所を伸ばす

(中略)

出来ないことを伸ばすのも大切だが、自分の能力を肯定的に評価し、出来ることをいかに最大限に活かせるかを考えし、それを伸ばすこと。そうすることで。さらに自分への肯定感も得られるのである。


3)自分の能力の客観的把握と科学的なトレーニング

また、エディー氏は、上意下達で「しごきにも耐える」的な感性を美徳としがちな日本のスポーツ界を「武士道的精神主義の弊害」として、練習計画にはしっかりとしたサイエンスを導入し、しっかりとした数値目標を立てた。


そのために、選手の走力などを把握するためにGPSによる走行距離の把握などデータを徹底して集めた。

また、ドローンによる空撮を導入し、ボールから離れた選手の動きも広い視野で鮮明に見られるようにするなどして選手個人、そしてチーム全体でも動きの客観視を可能にすることを徹底した。


結果として、練習で自分を追い込めていないことや動きの無駄さなどを把握できるようになり、不足している部分を自分なりに改善できるようになるのだ。

(中略)

南アフリカという強豪国から大金星を上げた日本代表。彼らを育て上げた名将のコーチング・メソッドは、アスリートのみならずビジネスマンにもきっと役に立つはずだ。

 <取材・文/HBO取材班> 

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ それで、この文章にある、『選手の走力などを把握するためにGPSによる走行距離の把握などデータを徹底して集めた。』というデータが、予告編で紹介されたのに、本番で没になって、その不当さに慌てて五郎丸副将がその場で、付け加えたというものなのでしょう。


まさしく、日本代表が誇る世界一の走力が、中三日という過酷な日程によって、スコットランド戦において封印され、それが大きな敗因になったであろうことは想像に難くありません。

つまり、『中三日はスコットランド戦の敗因ではない』という悪意の大嘘報道操作にとって、この走力のデータは邪魔だったのです。

ところが、次回の2019ラグビーワールドカップ日本大会で、日本代表に、中三日の強行日程というハンデを課して日本代表を惨敗させたいという、NHKのどす黒い陰湿な思惑とうらはらに、一筋の光明をもたらすニュースが報じられました。↓


 ※    ※    ※

ラグビー=日本など「ティア2」の発言力拡大へ、W杯の成功受け

 2015年 11月 11日 12:14 JST ロイター
http://jp.reuters.com/article/2015/11/11/rugby-idJPKCN0T008X20151111

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 11月10日、ラグビーの国際統括団体、WRは、ラグビーの魅力を世界中に発信するために幅広い改革を行うと発表。今後日本など「ティア2」の国や地域の発言力がより拡大することに。英ミルトンキーンズで10月撮影(2015年 ロイター)

[ロンドン 10日 ロイター] - ラグビーの国際統括団体、ワールド・ラグビー(WR)は、ラグビーの魅力を世界中に発信するために幅広い改革を行うと発表。今後のWRの運営において日本、ジョージア、米国など「ティア2」の国や地域の発言力がより拡大することとなった。


ことしのワールドカップ(W杯)イングランド大会では日本が1次リーグで3勝を挙げるなど、「ティア2」のチームの奮闘が大会を盛り上げ、成功に大きく貢献した。

今後はW杯の過去2大会に出場を果たした連盟は評議会における投票権1票を得て代表者1名を送ることとなり、必要条件を満たせば最大で投票権3票を得ることも可能になる。

このほか6つの地域連盟が、それぞれ投票権2票を得ることとなった。


WRのベルナール・ラパセ会長は声明で、W杯イングランド大会が記録的な成功を収め、ラグビー人口やメディアの関心、商業的アピールも増加しているとコメント。新たな運営モデルによってラグビーを統括していくための体制と手段を持ち、将来の成長を支えていけるとした。


 ※    ※    ※(以上引用終わり)

ラグビーには、正式なものではないのですが、なんとなく世界のラグビーをリードするトップチームである強豪国ティア1【英語表記はtier1:今回のワールドカップ前の時点では、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、フランス、イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、アルゼンチン】とワールドカップには出場できるけれど、ティア1には実力が及ばないティア2というカテゴリーに格付けがされていました(ロイターの記事では、既成事実としてそういうランキング制度があるような書き方をしますよね)。


アルゼンチンは、比較的最近までは、日本と互角の試合をしていたのですが、近年目覚ましく実力をつけてきたので、ティア1に入ったと衆目の一致するところとなった国です。

それで、ティア2は、ティア1とはなかなか真剣勝負の試合を組むことが出来ず、今回のワールドカップのように、あからさまなハンデを負わされていました。

今回のこの決定で、日本がさらに好成績を残すことができるチャンスが広がったと言えるでしょう。


日本が憎くてしょうがない卑怯なNHKのことですから、何としても、2019ラグビーワールドカップ日本大会での日本チームの中三日の強行日程解消を阻止するために、今回のような虚偽報道を平気でやらかすでしょう。


私たちは、放送法の精神を平気で踏みにじる反日NHKを決して許してはならないのです。


 次に続きます。

ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その7) 【ファイルSPO08】 2015.11.29 

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【ファイルSPO08】 2015.11.29 ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その7)

■ かつてあったフジテレビの浅田真央選手いじめとやってることが全く同じ。

 それで、

 前回の『(その6)■ これって放送法第83条違反では?』からの続きです。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55812838.html

本シリーズ最初の『ラグビーワールドカップ2015イングランド大会での日本代表の大健闘と、それを台無しにした悪意の反日ヘイトNHK(その1) ■ そんなに日本のことが嫌いなら、祖国に帰ってください。』から読まれる方はこちらから↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55786181.html

それで、前回までは、

■ 徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密〜ラグビーワールドカップ2015〜

2015年10月17日(土) 21:00~21:50 NHK総合

支那の動画サイトMIOMIOにアップされている動画より。↓

http://www.miomio.tv/watch/cc244486/

↑についての分析と、NHKに『独自取材による秘蔵データ』とやらを提供(顧客情報漏えい?)した、株式会社ユーフォリアと、NHKによる悪質なデータ改ざんについて書き進めてきました。

それでもって、NHKの日本代表を愚弄した番組が、いかに世界基準から外れた低レベルの番組であったか、またまた証拠が示されたのです。

今回のイングランド大会において、日本チームの快挙をもたらしたエディー・ジョーンズ氏が、今度はイングランド代表のヘッドコーチに引き抜かれました。↓


 ※    ※    ※(引用開始)

正式発表! エディー・ジョーンズ氏が4年契約でイングランド代表HC就任!

 2015年11月20日 ラグビーリパブリック
http://rugby-rp.com/news.asp?idx=108852&page=1

イメージ 1



 次はイングランド代表を指揮することになったエディー・ジョーンズ氏(撮影:松本かおり)

イングランドラグビー協会(RFU)は20日、エディー・ジョーンズ氏をイングランド代表の新ヘッドコーチに任命したと正式に発表した。12月からの4年契約で、来年2月開幕のシックスネーションズから指揮を執る。ジョーンズ氏はオーストラリア出身で、イングランド代表史上初の外国人ヘッドコーチとなる。


55歳のジョーンズ氏は今年のワールドカップで日本代表のヘッドコーチを務め、強豪の南アフリカ代表を破るという歴史的快挙を達成。ベスト8入りはならなかったものの、ワールドカップで24年間勝てなかったチームを率いて3勝1敗という好成績を残し、世界中から称賛された。


ワールドラグビーの年間最優秀コーチ賞にノミネートされた名将はワールドカップ後に日本代表を去ったあと、南アフリカのストーマーズの新ヘッドコーチに就任して来季スーパーラグビーへの準備に取りかかっていた。しかし、自国開催ワールドカップで初めて8強入りを逃したイングランド代表のスチュアート・ランカスター ヘッドコーチが引責辞任し、国際経験豊かな世界的指導者を探していたRFUがジョーンズ氏に熱烈なアプローチをして彼の心を動かした。


 ストーマーズ側(ウェスタン・プロヴィンス協会)はジョーンズ氏との契約解除を認め、リリースに応じる。

 「ウェスタン・プロヴィンスには私の決断を理解していただき、こんなに早く国際舞台に戻ることを許していただき感謝しています」とジョーンズ氏。「おそらく、世界で最も注目を浴びる国際的なラグビーの仕事に携わる機会はめったにない。この機会を与えられて私は幸運だと思っています。

 イングランドがワールドカップで味わった失望を乗り越えるために、RFU、そして選手と一緒に仕事をするのを楽しみにしています。選手たちの才能を引き上げ、新たなチームをつくっていきたい。私はイングランドの未来は明るいと信じています」とコメントした。

RFUは、ジョーンズ氏と3年契約を結んでいたストーマーズ側に10万ポンド(約1880万円)ともいわれる財政的補償をしなければならないが、RFUは今秋のワールドカップで1500万ポンド(約28億円)以上の利益を得て資金力は豊富にあり、ジョーンズ氏の年俸はストーマーズ(500万ランド)の倍となる約9000万円を提示したと伝えられている。


 なお、ストーマーズの新しい指揮官候補には、元ニュージーランド代表ヘッドコーチであるジョン・ミッチェル氏などの名前が挙がっている。

また、RFUがジョーンズ氏と2019年末までの契約を結んだことにより、4年後に日本で開催されるラグビーワールドカップでジョーンズ氏が日本代表を指揮する可能性はほぼなくなった。

2001年にブランビーズで最強のアタッキングラグビーを確立し、スーパーラグビー初優勝を遂げたときからジョーンズ氏は世界的名将のひとりと呼ばれてきた。

2003年に母国で開催されたワールドカップではオーストラリア代表を準優勝に導き、2007年には南アフリカ代表のテクニカルアドバイザーとして世界一に貢献。

その後、サントリーサンゴリアスで2冠を達成するなど結果を残し、2012年4月より日本代表の指揮官に就任してチームを徹底的に鍛え上げ、数々の偉業を達成してきた。

欧州強豪のウェールズ代表とイタリア代表から歴史的初勝利を収め、テストマッチ11連勝を記録、世界ランキングは日本代表史上最高の9位に押し上げ、今秋のワールドカップでは前述のとおりの歴史的快挙を達成して世界中を驚かせた。


 ※    ※    ※(以上引用終わり)

ラグビー発祥の地である名門イングランド代表が、チーム再建のために、なりふり構わず前例のない『イングランド代表史上初の外国人ヘッドコーチ』として、すでに南アフリカのストーマーズの新ヘッドコーチに就任して来季スーパーラグビーへの準備に取りかかっていたエディー・ジョーンズ氏を横合いからヘッドコーチとして引き抜いたのです。


これは、イングランドが、日本代表の対スコットランド戦での敗戦は、あの中三日の強行日程が大きな要因になっていたという判断も入ってのことのはずです。それほどイングランドはエディー・ジャパンを評価したのです。


エディー・ジョーンズ氏の優れた指導力ももちろんですが、それに応えて結果につなげた日本代表の個々人の選手やスタッフ関係者の頑張りも含めた評価ですから、日本代表はラグビーの本場から、これほど高く評価されたのです。


それがNHKの手にかかれば、↓

 (仁咼譽侫Д蝓爾、審判の癖を良く分析し、選手にアドバイスをした。特に南ア戦では、勝利のカギとなったスクラムの選択と、南アフリカのコラプシングはこれによるもの。

◆|罍各瞭過酷というのは、嘘だった。NHKが株式会社ユーフォリアから独自入手したデータによって、日本選手の体力は回復していたことがわかる。中三日でスコットランド戦に勝てなかったのは、『最後の20分は集中力が切れた』日本代表のせいで、これは今後の課題である。

↑ というのがNHKのイングランド大会での日本代表に対する評価だったのですから、その悪意がどれほど酷いものか、今回のイングランド代表によるエディー・ジョーンズ氏のヘッドコーチ招聘でも証明されたのです。


それも、生放送という逃げ場の無い場所にリーチ・マイケル主将、五郎丸歩副将、堀江翔太選手の三選手を呼びつけ、予め決まったシナリオや、収録画像、テロップで固めたうえで、そのデタラメな結論を誘導尋問でもって、言質を取ったわけです。


“最初から結論を制作側が決めつけた『生』放送”を平気でできるのがNHKなのです。

これって完全な問答無用の『やらせ』じゃないですか!


NHKの卑怯なところは、嫌な誘導尋問による言質を取るための質問は、外様(とざま)の元民放(フジテレビ)フリーアナウンサーの平井理央さんと、タレントの吉木りささんにさせていることです。


お二人とも、天下のNHKであれだけ世界ラグビーにおいて、歴史的な名勝負をした日本代表選手の出演生番組で、気合が入っていたでしょうし、それこそ、NHKの台本やプロデューサー、ディレクターの意向に従っての発言だったはずです。天下のNHKの生放送ですから、綿密な打ち合わせと、岩渕GMや三選手を除いた事前のリハーサルも入念に繰り返したでしょう。


いってみれば、お二人はヤク○の抗争で、口火を切る鉄砲玉のような役割をさせられたのでした。


このやり取りを見て、元民放(フジテレビ)フリーアナウンサーの平井理央さんの大先輩、安藤優子アナウンサーが、

同じようなしつこい質問で、ねちねちと浅田真央選手をいびり倒した場面を思い出しました。


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この時も、フジテレビは今回のNHK同様、数字をいじるというインチキをやっていました。

まるでやり口がそっくりで、同一人物の仕業と見まごうほどですが、マニュアルでもあるのでしょうか?こういった日本のことを憎むスタッフが、日本のメディアに少なからず存在するということは、本当に問題です。


それで、浅田真央選手なのですが、現役にカムバックされるという嬉しいニュースが入ってきました。浅田選手には、悔いが無くなるまで、もう思いっきり好きなスケートを納得がいくようにやっていただくだけで結構です。ソチ五輪のフリー演技の素晴らしさは、誰もが認めていますから。結果は後からついてきますが、それよりも大切なものがあるということを私は浅田選手から教えていただきました。


ただ、ひとつ、大きな気がかりが。次の2018年第23回冬季オリンピックが大韓民国江原道平昌で開催されるということです。

これまでの2回の大会とは、比較にならない程、浅田選手が憎い日本メディアの嫌がらせや、韓国のインチキ、八百長が横行する大きな可能性が考えられるのです。

私たちには、国家を挙げて、浅田真央選手を始め、日本の選手を守る義務があります。

それにしても、韓国で、日本製のカメラを盗んだという濡れ衣を着せられた、水泳の冨田尚弥選手は結局どうなったのでしょう。

メディアはちゃんと検証報道をする義務があります。


ちなみに、今回のNHK『徹底解剖 日本代表・大躍進の秘密〜ラグビーワールドカップ2015〜』の司会をなさったフリーアナウンサーの平井理央さんは、フジテレビ局アナ時代に、日本を貶め、韓国を持ち上げる憎悪に満ちた原稿を読まされ、テロップを流されたことがあります。↓


 ※    ※   ※(引用開始)

「韓日戦」フジテレビの表現 「日韓戦というべき」ネットで話題

 2010/10/ 6 19:22 J-CASTニュース


フジテレビのスポーツニュース番組「すぽると!」が、ソウルであるサッカー日本代表の対韓国戦について「韓日戦」と表現したことが話題となっている。「日韓戦と呼ぶべきだ」などの声がインターネット上で指摘されているが、フジテレビによると「以前からホームのチームを先に表記していた」と今回に限った表現ではないそうだ。


「1週間後に迫ったサッカー韓日戦。今夜からカウントダウン企画として…」。2010年10月5日深夜に始まった「すぽると!」の冒頭近くで、平井理央アナがこう伝えた。画面上方には、「サッカー韓日戦企画がスタート」と文字でも紹介された。


 12日にソウルでサッカー代表の親善試合
 
 同番組が伝えたのは、10月12日に韓国・ソウルで開催される、日本代表と韓国代表の国際親善試合のことだ。平井アナは、同番組の別の場面でも「韓日戦に向け新企画もスタートです」と紹介した。同番組では、4日深夜の放送の回でも、本田朋子アナが「来週の韓日戦に向けた合宿を…」と話していた。同局は、12日の試合を放送する。

ネット掲示板2ちゃんねるではほどなく、「韓日戦」との表現に違和感をもった人たちが多数、反発する書き込みを始め、2けたのスレッド(話題提供のための「板」)が立った。= 「日本人ならこんな間違いはしない」「自国を先に表記するのが世界の常識」「反日」「ここまで売国(的)なら…」などと指摘している。


一方、「勘違いしただけでは?」といったものや、今回の試合がソウルで開催されることから、「『韓日戦』で問題ないのでは」「違和感ない」という声もある。しかし、こうした意見に対しては、「例えば、イラン日本戦とか米日戦とか聞いたことがない」との反論もある。

今回反発している人たちのうち、少なからぬ人たちは、この「韓日」表記問題は氷山の一角で、日本の多くのメディアが全体的に「親韓国・中国的で、反日的だ」との不信感をもっている節がうかがえる。


 新聞やスポーツ新聞は、10月12日の親善試合をどう表記しているのだろうか。実は、サッカー日本代表のニュースだ、という文脈の中、「韓国戦」との表現が多いようだ。ネット版の見出しでみる限り、「『サッカー』日韓戦に朴智星ら24人 韓国代表」(10月4日、産経=共同配信)、「京都・郭泰輝、日韓戦代表に=サッカー」(4日、時事通信)、「サッカー日本代表 10・12ソウルで日韓戦」(8月6日、スポニチ)、「サッカー日本代表 10月にソウルで日韓戦」(2月22日、産経)などが目につく程度だ。いずれも「日韓戦」との表記だ。

「韓日戦」と表記しているのは、朝鮮日報や中央日報の日本語版など韓国メディアだ。


 ※    ※   ※(以上引用終わり)

↑ J-CASTニュースはごにょごにょ書いていますが、韓国メディアが、日本で日本韓国の試合があった場合、『日韓戦』と表現するかを考えれば、たちどころにフジテレビの反日憎日侮日の報道姿勢が理解できるはずです。


J-CASTニュースは、サッカーの2002年日韓ワールドカップのことを忘れたのか知らないのか、隠ぺいしたいのか?

そもそも、2002年日韓ワールドカップにおいて、FIFAの慣例に従うと「Japan/Korea」という表記になるのに、韓国は後から抱きつきお化けのように、強引に共催国として割り込んで来たくせに『韓国にとって「韓日」と「日韓」の差は、民族の誇りと直結する重要な問題だ』ということで、大会公式名称の表記順を「Korea/Japan」にするよう手前勝手で傲慢な上から目線の主張をしたのです。


じゃあ日本の民族の誇りはどうなるのか?という話です。日本のメディアは日本人が民族の誇りを持つことを異常に嫌い、妨害します。


これを受けFIFA共催検討委員会は、その韓国の筋の通らない言いがかりを受け入れるを決定し、“その代わりに”、せめて決勝戦は日本で、ということになり合意しました。


何なのですかこれは?日本は、全く韓国の筋違いな言いがかりの、なすがままじゃないですか?どうして、元々単独開催だったのに、後から割り込んできていいとこ取りの韓国の言いなりで、『“その代わりに”、せめて決勝戦は日本で、』と慈悲を請わなければならないのですか?私には全く理解不能です。


その後、日本側は、国内流通のチケットでは、表記を「2002FIFAワールドカップ日本・韓国」としていたのですが、それについて韓国から「韓国・日本」という表記を使うよう常軌を逸した抗議が入り、逆の立場では考えられない暴挙に出ました。

しかも、日本がそれを受け入れないなら、「決勝は日本で」という合意を無効にするなどと日本人なら幼稚園児でもしないような無茶苦茶な主張する始末です。

しかもFIFAワールドカップの組織委員会(韓国の鄭夢準氏が委員長)は、この韓国の抗議を受け、日本における公式な印刷物等に大会名称を使う場合は「2002 FIFAワールドカップ韓国・日本」と表記するか、国名部分を省略して「2002 FIFAワールドカップ」だけとするか、どちらかを採用するよう求めてきました。


当然、こんな異常な要求は受け入れられないのですが、日本国内での公式な表記は『国名省略』で統一されるという異常な結果となりました。しかしながら、当然ですが公式の印刷物以外では「日韓」という略称が使われました。

でも、ここで問題なのは、『公式』には、韓国の非常識でデタラメな要求が通ったという事実です。


【↑ このあたりの経緯は、『懐疑論者の祈り』というこちらのサイトの『日韓共催ワールドカップと韓国問題』のページを参照にさせていただきました。論点が明確にとてもよくまとまっている記事ですので、日韓共催ワールドカップの一連の問題について関心のある方はご一読をお勧めします ↓】
http://www.skept.org/hoki01.html

そもそも、あのワールドカップは最初から当初予定で話が進んでいた日本の単独開催でよかったのに、共催なんて馬鹿な要求を蹴ればよかっただけの話なのです。

それを、電通の成田 豊氏を始めとした反日日本人(?)の暗躍で、先例のない共同開催というおかしなことになったのが、

この、

『ロイター通信が2002年7月1日、「ロイター通信の記者が選んだ2002年ワールドカップの各部門ベスト、ワースト」を発表し、「ワースト判定」に韓国対スペイン、延長戦のフェルナンド・モリエンテスのゴールを無効としたガマル・ガンドゥール(エジプト)主審の判定を挙げるとともに、スペイン代表を「最も運の悪いチーム」に選出し、イタリア代表についても「最も悲運な敗者」に選出した』ということに象徴されるような、

韓国の反日、侮日、憎日に基づいた大会運営、ホスピタリティー&応援と、日本たたき、及び自国に有利な審判の買収疑義という異常事態の原因なのです。

結果として、この共同開催は、日本の単独開催と比して日本にとっても、世界のサッカーにとっても全く得るものが無く、失ったものが余りにも大きい大会になりました。


ここで念を押しますが、

以上の一連の事件は、韓国の一部の変わり者によって、引き起こされたのではなく、韓国の国家意思として、引き起こされたということです。


それを『J-CASTニュース』は、何が“一方、「勘違いしただけでは?」といったものや、今回の試合がソウルで開催されることから、「『韓日戦』で問題ないのでは」「違和感ない」という声もある。”ですか?!


問題の放送の証拠キャプチャー【国辱原稿を読まされているのは、フジテレビ局アナ時代の平井理央さん(現フリーアナウンサー)】


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勿論、平井アナウンサーは、渡された原稿をそのまま読んだだけです。

原稿に、『韓日戦』と書き、あらかじめ『韓日戦』テロップを作った、反日日本人、もしくは、特定アジア国籍の永住外国人、あるいは特定アジア国籍から日本に帰化した『ナンチャッテ帰化人』が存在しているはずなのです。


 この話はまだまだ続きがあるのでした。本当にうんざりです。

聖夜のミサ曲。 【ファイルMU16】2015.12.24 

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【ファイルMU16】2015.12.24 聖夜のミサ曲。

ということで、クリスマス・イヴです。

諸事に紛れて、記事のアップが滞っています。申し訳ありません。

日本の子供にとっては、クリスマスプレゼントで玩具をサンタさんからもらえるわ、お正月にはお年玉をもらえるわで、一番楽しい時期です。親御さんにとっては、お財布に厳しい時期でもありますが、年末商戦と並んで、このお年玉需要というのが結構馬鹿にならず、福袋人気と相俟って、デパートでさえ正月2日から営業を始めたりします。

営業は正月4日からというのは、昔の話で、コンビニエンスストアは年中無休ですし、世の中どんどんせちがらくなります。

それで、そもそもクリスマスとは何ぞやということについて、今回は考えてみましょう。

クリスマス(英: Christmas)は、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝うミサを意味します。

つまり英語のChrist(クライスト=キリスト)の mass(ミサ)でクリスマス。

キリスト教に先立つユダヤ教の暦、ローマ帝国の暦、およびこれらを引き継いだ教会暦では日没を一日の境目としているので、クリスマス・イヴと呼ばれる12月24日夕刻から朝までも、教会暦上はクリスマスと同じ日に数えられるので、クリスマス・イヴにミサを行うわけですね。

クライストは、『ジーザスクライスト』つまり『イエス-キリスト』のことですが、ギリシア語で『キリストであるイエス』、または『イエスはキリストである』という意味になります。

“キリスト(ヘブライ語でメシア)”というのは、「膏(あぶら)をつけられた者」という意味の、救世主の称号のことで、膏をつけられるのは旧約聖書においては王・預言者・祭司を意味していたのですが、キリスト教においては「父(神)」と「子(キリスト)」と「聖霊(聖神)」が「一体(唯一の神)」であるとする教え、つまり三位一体説が主流になったこともあり、救世主という意味になっているようです。


すなわち、キリスト教においては、ナザレで大工さんをしていたヨセフ様の奥様である聖母マリア様から生まれたイエス様がキリスト=救世主になっていますから、イエス・キリストと呼ぶわけですね。

それで、クリスマス・イヴ(英: Christmas Eve)は、クリスマスの前夜、すなわち12月24日の夜を指す英語の音訳でなのですが、“イヴ(eve)”は「evening(イブニング=夜、晩)」と同義の古語「even」の語末音が消失したものなのだそうです。


ということで、クリスマス・イヴは、12月24日の夜を指すのですが、一般に、特に日本では12月24日全体を指すことが多いようですね。


“ミサ”では讃美歌が演奏されます。


例えば、クリスマスの音楽として、1734年に作曲されたヨハン・ゼバスティアン・バッハの『クリスマス・オラトリオ』より第2部 降誕節第2祝日用 (12月26日)第19曲『眠れよ、わが愛しきもの』をお聴きください。





 上手く聴けないときはこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=tyUtONz6vb8

 演奏は、ミシェル・コルボ指揮 1984年 キャロライン・ワトキンソン(アルト)、ローザンヌ室内管弦楽団です。

それで、注意していただきたいのは、この曲の歌詞が“ドイツ語”で書かれていることです。

それは何故かというと、

バッハ家は16世紀後半から18世紀まで続いた音楽家の家系で、とりわけ音楽の父と呼ばれるJ.S(ヨハン・ゼバスティアン・).バッハ=“大バッハ”はその頂点に立っているわけなのですが、代々バッハ家の音楽家は、マルティン・ルターの宗教改革以降、ドイツ・プロテスタントのルター派(ルーテル教会)音楽の作曲家や演奏家としてその生涯を送ったからです。


もともと宗教改革以前のカトリック教会では、会衆が歌うことはありませんでした。しかし、ルターは、それまでラテン語で記されていた聖書をドイツ語に訳し、人々が自ら熟読し、キリストの御言葉(みことば)を心に宿すべきだと考えました。さらには、教会に集まる信徒が積極的に礼拝に参加できるように、信徒が歌う歌が必要と考え、ルターみずから讃美歌を30曲ほど作曲したと言われています。


先のヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した『クリスマス・オラトリオ』ですが、

オラトリオ(聖譚曲=せいたんきょく)というのは、宗教的(キリスト教的)なものを題材として独唱・重唱・合唱・管弦楽のために劇的に構成した叙事的宗教音楽で、バロック音楽を代表する楽曲形式です。オペラとは異なり、演技、舞台セット,衣装等は用いられません。

ドイツ語の歌詞による全6部(計64曲)から成るコラール・カンタータ集という様式をとっています。


コラール(独:Choral)は、もともとルター派教会にて全会衆によってドイツ語で歌われるための賛美歌を意味します。

それで、コラール・カンタータ(chorale cantata)はドイツにおける教会カンタータの一種で、コラールの歌詞と旋律を用いて作られたものを指します。

『クリスマス・オラトリオ』の演奏に際しては、教会暦に沿って、クリスマス(12月25日)から顕現節(1月6日)の内、日曜と祝日の計6日間に、全6部を、1日1部ずつ行うように配慮され、構成されているのですが、現代においては、コンサートなどでは、全6部を、休憩をはさみ、一度に演奏することが一般的となっています。(総演奏時間は約2時間30分)


バッハは、ドイツのザクセン州に属する都市ライプツィヒの聖トーマス教会の聖歌隊を率いて、同地の聖ニコライ教会と聖トーマス教会の2つの教会を往復しつつ、このオラトリオを演奏したといいます。


ライプツィヒ・聖ニコライ教会(wikipediaより)


イメージ 1



ライプツィヒ・聖トーマス教会(同上)


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それで、バッハのようなプロテスタントのミサ曲は、ドイツ語で書かれているのですが、

では、カトリックのミサ曲はどうなっているのでしょうか。


例えば、カトリックの作曲家として有名なのは、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトです。

モーツアルトは宗教曲にラテン語を用いています。


例えば、最近、テレビCMにも使われている、『アヴェ・ヴェルム・コルプス(Ave Verum Corpus)』をお聴きください。




 上手く聴けないときはこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=HXjn6srhAlY

 歌はケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団(The Choir Of King's College Cambridge)です。

モーツアルトは、お父さんと一緒に何度もウィーン、パリ、ロンドン、およびイタリア各地に大旅行を行いました。これは、よりよい就職先を求めたりするためなのですが、どこの宮廷に行っても職を得ることができませんでした。

そのためもあって、モーツァルトは母国語であるドイツ語以外に、イタリア語・フランス語・英語ができたようです。

モーツァルトの作曲したオペラは、全部で17作品あるのですが、内訳は、『フィガロの結婚 K.492』、『ドン・ジョヴァンニ K.527』、『コジ・ファン・トゥッテ K.588』等イタリア語12作品、『魔笛 K.620』、『後宮からの誘拐 K.416a』等ドイツ語4作品、『アポロとヒアチントゥス K.38』のラテン語1作品、となっていて、やはりオペラは、イタリア語と相性が良いようです。


それで、モーツァルトは、1756年1月27日生まれで1791年12月5日に逝去。35歳10ヶ月という余りに短い生涯だったのですが、1784年の12月14日にフリーメイソンに加入します。

翌1785年11月15日頃(または10日頃)には、ウィーンにおいて、

フリーメイソンのための葬送音楽(Maurerische Trauermusik)ハ短調 K.477(479a)

を作曲しています。↓




 上手く聴けないときはこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=j5FCGh9AKoc

 演奏は、イシュトヴァン・ケルテス指揮、ロンドン交響楽団です。

あと、有名なところでは、ベートーヴェンがカトリックです。もっとも、あまり熱心な信者ではなかったようですが、それでもミサ・ソレムニス(Missa solemnis 盛儀ミサ、一般には『荘厳ミサ曲(そうごんみさきょく)』の訳語で知られる)という大曲をものしています。


よく、学校の音楽室に飾ってあるベートーヴェンの肖像画ですが、これはミサ・ソレムニスを作曲中の姿です。楽譜の表紙に“Missa solemnis”と書いてあります。


イメージ 3



ただし、この肖像画は、楽聖ベートーヴェンに相応しい風貌にかなり理想化したものだとされているようです。


ベートーヴェン作曲 ミサ・ソレムニス ニ長調 作品123【1823年作曲】よりキリエ(Kyrie)



 上手く聴けないときはこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=MU50_2nVC0I

ラテン語の『Kyrie, eleison.:主よ、あわれみたまえ。』という歌詞から始まります。

 2015.3.23第785回定期演奏会 Bシリーズ サントリーホール
 演奏は、指揮:小泉和裕、ソプラノ:吉原圭子、アルト:山下牧子、テノール:小原啓楼、バス:河野克典、合唱:栗友会合唱団、武蔵野音楽大学室内合唱団、合唱指揮:栗山文昭、東京都交響楽団です。

指揮者の小泉和裕さんは、第3回カラヤン国際指揮者コンクールに第1位受賞し、カラヤンさんからその才能を大きく評価されていた逸材です。


ということで、聖書と言えば、ラテン語というイメージが強いのですが、世界最古の聖書の写本についてのAFPの記事がネットで見つかりました。


 ※    ※    ※(引用開始)

現存する最古の聖書写本、ネットで公開

 2009年07月07日 10:18 発信地:ロンドン/英国 AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/2618752

 現存する最古の聖書写本、ネットで公開

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 ロンドン(London)のウェストミンスター大聖堂(Westminster Cathedral)に置かれた、「シナイ写本(Codex Sinaiticus)」を表示するラップトップパソコン(2009年7月6日撮影)。(c)AFP/Leon Neal

【7月7日 AFP】1600年以上前に書かれ、現存する最古の聖書写本の1つとされる「シナイ写本(Codex Sinaiticus)」が6日、インターネット上で初めて公開された。ロンドン(London)の大英図書館(British Library)が同日明らかにした。


 写本を分散して所蔵する英、独、エジプト、ロシア4か国の機関による共同事業で、4年がかりで、現存する約800ページ分のデジタル写真を1冊にまとめた。中心となった大英図書館は、ネットにより世界中の研究者による共同研究の機会が創出される、と期待を寄せる。

写本は全1460ページで、コンスタンティヌス大帝(Constantine the Great)時代の4世紀ごろ、複数の人物により羊皮紙に

ギリシャ語で手書きされたもの。

 その後に修正や訂正が加えられたことも判明している。同図書館は、「聖書の文言が世代から世代へどのように受け継がれたかを探る貴重な手掛かり」だとしている。
 写本は19世紀半ばにエジプト・シナイ半島(Sinai)の修道院で、ドイツ人研究者によって発見された。これらはロシア帝国の皇帝アレクサンダー2世(Alexander II)に献上されたが、1930年代に英国政府がその大半を当時のソ連から買い取った。一方、同修道院では1975年に新たなページが多数発見され、エジプト政府がこれを保管している。(c)AFP

写本の公式サイト(英語)

http://www.codexsinaiticus.org/en/

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

写本の公式サイトの写本の画像(全体)。


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写本の公式サイトの写本の画像(拡大)。


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ということで、世界最古の聖書の写本は意外にもギリシャ語で書かれているのでした。

主イエス・キリスト様は、ユダヤの王ですから、ヘブライ語で書かれているとばかり思っていました。


それで、主イエス・キリスト様は、一体何語で喋っていたのかという疑問が湧いてきます。


調べてみると、イエス・キリストと弟子たちによって用いられていた言葉はアラム語だったという説と、ヘブライ語という説があるようです。

しかし上述のAFPの『新約聖書』写本のように、ほとんどの書は『コイネー』と呼ばれる1世紀のローマ帝国内で広く用いられた口語的なギリシャ語で書かれているのだそうです。しかも『アチケー(アッティカ擬古文体)』と呼ばれたエリートや学者たちが使った古典ギリシャ語は用いられていないとのことです。

その後、早い時期にラテン語、シリア語、コプト語などに翻訳されて多くの人々の間へと広まっていたといいます。


 少数説として、『マタイ福音書』のオリジナルはアラム語で、ヘブライ書もヘブライ語版がオリジナルであったとするというのがあるそうです。

イエス・キリスト様も、お釈迦様も、ソクラテス様も、自分で本を書いておらず、後年、弟子や、信徒・教団がその言葉をまとめているのですから、こういうことになるのですね。

それで、新約聖書の場合、ルカ以外の3書はいずれもユダヤ戦争中のエルサレム陥落への言及があり、これが西暦70年の出来事であることから、3書の完成はこれを遡らないことが分かるということです。またルカ書は更に年代が降(くだ)ってエルサレム陥落の後のエルサレム神殿の破壊後の完成であることが知られているそうです。

またイエスの奇蹟とされる事象には当時の新皇帝ウェスパシアヌスを称揚するために流布された奇蹟譚と類似するものが多いということです。

それで、これらの書が『新約聖書』としてまとめられたのは西暦150年から225年ごろの間であると推定されているそうです。


ところで、カトリックとプロテスタントだけではなく、現代のキリスト教に落ち着くまで、異説がかなりあって、そのたびに異端審問だ魔女裁判だと、多くの人の血が流され、命が失われているのです。


さらに、ユダヤ教、イスラム教になってくると、民族問題も絡んでくるので、はっきり言って私の手には負えません。


よく、日本の知識人に、『日本こそ第三者的な立場にあるのだから、イスラム国等の中東問題で、積極的に紛争の調停役を演じるべきだ』などと、偉そうに能天気なことをいう人がいます。

無知な人が、まあまあと、喧嘩の仲裁をすると、紛争が収まるどころか、余計に問題が複雑にこじれて、敵対する両者から、逆恨みをされるのが落ちです。


そんなことをするくらいなら、クリスマスパーティーと称して、どんちゃん騒ぎをやる方が、賢明なのではないかと、私はそう思う次第なのでした。


平成28年新年明けましておめでとうございます。 【ファイルG84】 2016.01.01 

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【ファイルG84】 2016.01.01 平成28年新年明けましておめでとうございます。

今年の干支(えと)は、『丙申、これは「ひのえさる」、または「へいしん」』だねえ。

新年明けましておめでとうございます。


今年は平成28年。皇紀2676年です。


 今年の干支(えと)は『丙申、これは「ひのえさる」、または「へいしん」』で、
 十干(じゅっかん)が『丙=「ひのえ」(火の兄)』
 十二支(じゅうにし)が『申(しん)』のさる年です。

 ちなみに本日は
 西暦だと2016年
 イスラム暦だと1437年
 ユダヤ暦だと5776年
 チベット暦だと2142年です。

明けましておめでとうございます。


旧年中はお世話になりました。


今年の十二支はお猿さんです。

ということで、横浜のズーラシアのお猿さんの兄弟。


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札幌の円山公園のスノーモンキーさん。


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以前にも書きましたが、ヒト以外の霊長類では、世界で最も北に生息しているのが青森県の下北半島に生息するニホンザル(ホンドザル)さんです。だから北限のお猿さんと呼ばれています。

北海道には野生のお猿さんはいないけれど、ニホンザルさんは雪が似合います。

日本のお猿さんは賢くて、厳しい冬にも耐え忍ぶ忍耐力があります。

経済的には、厳しい年になりそうですが、これをバネにみなさんのご多幸を願ってやみません。



前年も同じことを書きましたが、アトモス部屋も開設当初から随分と方向性が変わってきて、UPの頻度が減ってきています。


もっと気楽なブログにしたいんだけれど、いろいろ書きたいことも、書くべきことも溜まっていて、去年からの宿題も沢山持ち越しているので思うようになりません。


こればっかりは、私の性分だからどうしようもないねえ。

STA潰しの政治的圧力と、ネットの組織工作、メディアの報道テロについては、調べれば調べるほど、明らかにおかしいと思う問題が沢山出てきます。なのに、書く人があまりいないので、日本の科学史に関わる大きな問題ですから、時間がかかっても、できる限り書き残していきたいと思っています。

去年の京都の記事や、浅草始め東京の記事、大阪の記事も残っています。また、日本の特定アジアとの歴史問題や経済問題も書きたいのですが、この手の問題は相手のレベルがあまりにも低いので気がめいります。

筆は遅々として進まないし、本当にどうしよう。


本年もよろしくお願いいたします。

本年が皆さんにとって幸多き年でありますように。


平成28年。皇紀2676年 元旦

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その100) 【ファイルSI 105】2016.01.31 

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【ファイルSI 105】2016.01.31 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その100)

◆小保方晴子さんの著書『あの日』の書評と、Amazonレビューに張り付いた誹謗中傷の『書き込み隊』について(その1)

眼とろん星人が書いたAmazonレビューについてご報告します。

Amazonに書き込まれたレビューのあまりの異常さに、閲覧者の皆さんはドン引きで、STAP潰しが組織的になされていることに気が付きはじめました。

前回は、↓

◆ そもそもの発端は、怪しげなアメリカのブロガー=ポール·ノフラー氏の立てたスレッドのコメント欄。(その6)

2015.03.16クローズアップ現代において、他人の研究不正を断罪する映像に映っていた東大総長が、BPO理事長に。

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55753242.html

↑ という記事を書きました。


いきなり投稿が一ケ月も滞り、申し訳ありません。野暮用や、気持ちの整理や、時間が無いのに別の読書をしたり。


今回は、クローズアップ現代記事の続きを書こうとしていたら、小保方晴子さんが今回のSTAP騒動について『あの日』という本を出されることが出版直前に発表され、早速入手し、急いで読みました。


あの日 小保方 晴子 (著) .... 単行本: 258ページ; 出版社: 講談社



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なぜなら、Amazonの書評レビューにできるだけ早い時期に今回のSTAP騒動の位置づけを中心に書評ということで書き込み、少しでも多くの人に真実を知っていただきたいと思ったからです。

(クローズアップ現代記事の続きは後回しにします)

急いで読んで書評を書き、投稿をしようとしたら、事前予想通り、レビューは100を超えていました。

それも、ろくに、いや全く読みもしないのに、★一つ(最低評価)の誹謗中傷コメントで埋め尽くされ、しかも『参考になった』の数がどんなくだらないレビューにも多くクリックされていたからです。↓

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%81%AE%E6%97%A5-%E5%B0%8F%E4%BF%9D%E6%96%B9-%E6%99%B4%E5%AD%90/dp/4062200120/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1454240932&sr=8-1&keywords=%E5%B0%8F%E4%BF%9D%E6%96%B9+%E6%99%B4%E5%AD%90

しかも★五つの高評価のレビューにおいてさえ、碌に読んでおらず、読んでも理解しておらず、むしろ小保方博士へのあてこすりや、虚偽で埋め尽くされているものがほとんどです。

これも、★一つのレビューをした人たちの仲間が多いのだと思います。


それで、以下のレビューを書き込みました。書き込み隊のレビューで見つけることが面倒なのと、Amazonがこのレビューを削除する可能性もあるので、ここに掲載いたします。↓



(↑ コメント欄の固定リンクを貼りました。このページを上にスクロールすると私のレビューをみることができます。)
 
(↓ レビューのスクリーンショット。レビューの全文はスクリーンショットの下から。)

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★★★★★ 5つ星のうち5.0 

日本の科学を破壊する『悪意』の報道テロ、ネットテロについて考察するために必読の書。

投稿者眼とろん星人2016年1月29日
形式: 単行本

まず、最初に断っておきますが、

 .◆璽謄クル、レター2報のSTAPネイチャー論文に不正があるか否かということ。

◆。科鵑力席犬芭論されたSTAP細胞【刺激惹起性多能性獲得幹細胞(スティミュラス-トリガード《引き金が引かれた》・アクィジション・プリュポーテンシィ・セルズ=Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency cells=当初、アニマル・カルスと呼ばれていたものを笹井博士が改名:注ES細胞もiPS細胞も、STAP細胞も“多能性細胞”で“万能細胞”ではありません!)】や、STAP幹細胞や、胎盤の形成にも寄与するFI幹細胞などが樹立できるという“STAP現象”の有無。

↑の2つは全く次元の違う問題であることを確認します。


 ,肋保方さんをはじめとした論文執筆者の名誉・社会的地位・基本的人権に関する法的な問題。

◆,蓮科学のコミュニティーの中で論争、研究、論文発表の中で徐々に明らかになっていくべきものである科学的問題で、素人は見守るだけしか術がありません。


小保方さんを誹謗中傷している人たちは、故意に,鉢△鮑同して、意見批判、イジメの域をはるかに超えた集団リンチ、報道テロ、ネットテロを行っているのです。


 ,砲弔い討料菘世詫Δ痢奮惴Φ羮紊良埓宜坩戮遼瓢濺亡悗垢覽程(平成24年9月13日規程第61号)により、『悪意のない間違い及び意見の相違は研究不正に含まない』ということですから、『悪意』の有無です。

他人を不正研究者呼ばわりするからには、不正研究である立証責任は不正呼ばわりした方にあるのは常識なのです。

それで、理研の調査委員会(石井委員長が途中で、自らの論文疑義によって渡辺委員長に交代)における小保方さんのみの2点の図表のみ不正判定。ところが、このレーン3が切り貼されたというTCR再構成PCR法でゲノム分析画像も、三胚葉のテラトーマ画像も、若山博士の手によってキメラマウスができちゃっているわけですから、『悪意』の立証も不可能です。

それで、その後、後出しジャンケンでES細胞の混入という隠し玉(と言っても当初からメディアが騒いでいる)の本丸をせめて、誰が混入したのか分からないにもかかわらず、小保方さんを犯人と決めつけ、兵庫県警が『被疑者不詳』で理研OBの石川某氏の刑事告発を受理したにもかかわらず、みなし公務員の理研は、真犯人がばれるとまずいのか、刑事告訴義務をサボタージュしたのです。

理研は小保方さんの再審査請求を退けながら、一事不再理の原則もわきまえず、検証実験で精も根も尽きた小保方さんの病状を狙いすまして後出しジャンケンするような組織です。


端的に言うと、STAP騒動は、松本サリン事件の『本来被害者なのに犯人扱いされた河野さん』が小保方さんに置き換わったものです。


◆,砲弔い討蓮∪こε知性であられた故笹井博士が、2014年04月16日の記者会見において、提示された『STAP現象を前提にしないと容易に説明できない部分』すなわち【A) ライブ・セル・イメージング(顕微鏡ムービー)B) 特徴ある細胞の性質C) 胚盤胞の細胞注入実験(キメラマウス実験)の結果は、反証仮説としての「ES細胞などの混入」「自家蛍光によるアーティファクト」などでは説明できない。】の遺言ともいえる存在根拠は寸毫なりとも毀損されていなのです。


例えば、骨格筋が負傷したときに強い刺激によってリプログラミングが発生し、開始され得ることを明らかにするという、

Characterization of an Injury Induced Population of Muscle-Derived Stem Cell-Like Cells Kinga Vojnits, HaiYing Pan, Xiaodong Mu & Yong Li Scientific Reports 5, Article number: 17355 (2015) Published online:27 November 2015

↑ というような論文も発表されているのです。


ES細胞ではできない胎盤にも寄与するFI幹細胞については、論文発表直後、kahoという匿名で陰湿な内部情報リークをし、あとで正体を明かし、一時、STAP潰しのヒーローになった理研の遠藤高帆上級研究員は、『遺伝子の配列および発現パターンからES細胞に近い細胞とTS細胞に近い細胞の比率は9:1程度であったと推定される』と脳内妄想。『そんなものできるわけない。カドヘリンが違だろうし【カドヘリンの研究で竹市センター長(当時)はノーベル賞候補】。そんなもの、できるものなら作って見せてくれ』といわれたら、2014年10月1日の記者会見で『ただしこの混合が意図的なものであったかどうかは解析からは断定できない。またキメラ作製に使われ、論文で胎盤をつくるとされたFI幹細胞は遺伝子発現解析に使われたものと同じとは言えない。』とちゃぶ台返しの敗北宣言。


また、桂調査委員会『調査結果報告(スライド) 平成26年12月26日 研究論文に関する調査委員会』資料P7においても、STAP存在可能性の重大な根拠である画像のもととなった『光る胎児、胎盤キメラマウスを誘引した』FI幹細胞は、例の李という支那に帰国したまま、山梨大学に戻ってこない留学生が、作って紛失し、それが小保方博士のフリーザー(冷蔵庫)にあったのを「驚いた」と証言していたES細胞同様、その由来が分かっていないのです。


実は、この遠藤上級研究員。怪我の功名で、若山博士が『あたかも小保方博士が若山研以外のマウスをポケットに入れて外から持ち込んだ』かのような誤解を世間に与える暴言を吐いた2015年6月16日の山梨大学記者会見を行った際に、『それはアクロシンが光っただけで若山研のマウスですよ』と藪蛇をつついて、小保方博士の濡れ衣を晴らした人物でもあったでした。それをNHKの藤原記者が小保方さんの冷蔵庫とか言い出して再び犯人扱いしたのです。


本書を一読して本当にひどい話だと思いました。

そして、私は“改めて”小保方さんは、根っからの偉大な科学者であるとともに、論理的に物事を説明する能力が高い人だと感じました。というのは、私は、自らのブログ『アトモス部屋』において、2014年4月9日の小保方晴子さんのSTAP細胞問題不服申し立ての記者会見質疑応答の動画タイム付ノーカット全文書き起こしを行って、動画を繰り返し見ながら、小保方さんの緻密な論理を組み立てる能力に舌を巻いた経験があるのです。


本書は、STAP騒動の証言としてだけでなく、小保方さんのキャリアの変遷が、そのまま最先端のライフサイエンス研究の変遷とつながっていて、それらの的を射た端的な説明も秀逸なので、それだけでも科学的な読み物として読む値打ちがあるのです。


例えば、小保方さんが本書で書いた『バカンティ・マウス』の意義についての説明は、

P11 『バカンティ先生らは、生分解性高分子と呼ばれる、生体内で溶ける材料でヒトの耳(耳介)の形をした細胞の足場を作製し、その上に軟骨細胞を播いて培養することにより、細胞でできたヒトの耳の形を作り、そして、これを拒絶反応が起こらないマウス(免疫不全マウス)の背中に移植して、ヒトの耳を背負ったマウスを作りだした。移植可能な立体組織を人工的に細胞から作りだすことができる可能性をわかりやすく示した研究成果であり、世界的に大きな注目を集めた。根治療法のない難病に対する新しい治療方法を、医学と工学の連携によって開発していく、再生医療研究の先駆けとなるものだった』ととても的確で分かりやすいのです。


ところが、毎日新聞環境科学部所属、というよりも、今はそれによって、大宅壮一賞記者を名乗っておられる須田桃子氏の例の題名自体が名誉棄損本の『バカンティ・マウス』についての叙述を引用してみると、

P99 『組織工学とは、細胞と細胞が育つ足場、成長を促すたんぱく質の三つを組み合わせて、組織の再生を試みる学問だ。バカンティ氏は軟骨を思い通りの形に培養することに成功し、一九九五年、英BBC放送の番組でマウスの背中にヒトの耳の形の軟骨をはやした通称「バカンティ・マウス」が紹介されると、一躍世界の注目を集めた』と、まるでイロモノ研究のように紹介した挙句、P100『「スーパーで買ってきた肉から幹細胞を採ろうとしたり、バラバラにした肉をフラスコに入れて二カ月くらい放置して幹細胞が生えてくるのを待ったり・・・・・。突拍子もないことをいろいろやっていた。麻酔科は予算が潤沢で、彼には研究用として自由に使えるお金があったようだ」。当時のバカンティ氏をよく知る日本人研究者はそう振り返った』と品性のない無責任な悪意の風評による印象操作の誹謗中傷。


↑ 一体どっちがプロの大宅壮一賞記者の文章なのでしょう?


須田桃子氏は、ネイチャー誌の、日本の雑誌でいうなら、『編集後記』のような記事に、『STAP再訪(STAP revisited)』というのがあって、その中で、

“Reanalysis of the controversy provides a strong example of the self-correcting nature of science”( 23 September 2015)

という、その後のネイチャー誌自身が報じた二報のSTAP論文に対する自己検証として、STAPに対する論争についての端的な例として二つの有力なレビュー【review(論評・報告)】を掲載・再検討しているだけの文章を鬼の首をとったかのように、『ネイチャーは論説欄で「論文撤回時の説明はSTAP現象が本物である可能性を残していたが、2本の報告は現象が本当ではないことを立証した」とコメントした。』という大嘘記事を書くようなレベルの人ですからね。

それに追従した他のメディアは、この単なる『レビュー』を「STAPが存在しないことを証明した『論文』が発表された」かのような捏造報道。

 

それで、理研にお聞きしたいのですが、

相澤チームリーダーは、2014年12月9日のSTAP検証実験結果の記者会見において、『小保方さんが、STAP現象が200回成功してますといった、あの成功しているSTAP現象というのは、どういうものであったかということが問題だと思いますけれども、』『少なくともGFPを緑色蛍光を発するような細胞塊が出てくるということであれば、本実験でも回数を数えただけで、45回程度やったうち、そのうち、ほどんどの40回以上は緑色蛍光を持った細胞塊は出ています。』『で、数えたものだけで、それで、全体の実験は勿論、あの100回以上この検証実験だけでも彼女やっていますから、それをもって、緑色蛍光が出た細胞塊というのが出ましたよというということをもっていうのならば、200回以上のSTAP現象の再現はしてますという言い方は成り立つんだろうと思います。』と、小保方博士の責任範囲であるSTAP“様”細胞作成までは、小保方さんのみならず、丹羽博士も成功し、不成功だったのは、実験参加を拒否した若山博士の担当範囲だったという報告をしたうえで【代わりに一度もこの種の胚操作の経験がない清成研究員が担当。この認識については本書でも小保方さんが詳細な経緯とともに触れている】、


『2015年3月に、日本だけでなく世界全体の科学者世界に向かって、今回のSTAP現象の検証実験についてレポートの形で、基礎資料として提供するので、今後、STAP現象の究明を行いたいと思う研究者は、当然おられると思うので、それを利用していただきたい。』とおっしゃったお約束がまだ果たされていない様なのですが、これは一体どうなったのですか?


STAP騒動の詳細については、私のブログ『アトモス部屋』で連載中です(現在99回、以降もまだまだ続く予定)。ここに書ききれないのでご一読ください。


小保方さんが、一日も早く好きな研究を思う存分できる環境が整う日が来ることを願ってやみません。小保方さん、あなたは独りではありません。初めて顕微鏡でご覧になった、キラキラ光りながら増殖する美しい生きた細胞の感動をこれからも忘れないでください。

あなたは本当によくがんばりました。あまりがんばりすぎないで、養生なさってくださいね。そして、あなたを、そして世界にとって大切な笹井博士を守り切れず申し訳ありません。


最後に、ネイチャー誌をして“THE BRAINMAKER(ブレインメーカー)”と呼ばしめ、ノーベル賞候補者にして世界のライフサイエンスのトップリーダーであられた偉大な天才科学者故笹井博士のご冥福を謹んでお祈りいたします。


 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ 以上が、急いで書いたレビューです。

熟考する時間が無かったので、遺漏もあるのですが、とりあえずの概略です。

【注:Characterization of an Injury Induced Population of Muscle-Derived Stem Cell-Like Cells Kinga Vojnits, HaiYing Pan, Xiaodong Mu & Yong Li Scientific Reports 5, Article number: 17355 (2015) Published online:27 November 2015については、本ブログに貴重なコメントをくださる***さんに教えていただきました。ありがとうございます。】

それで、書き込んだとたん、待ち構えたように、

私のレビューに『参考にならなかった』クリックが殺到しました。

ぼちぼちと『参考になった』をクリックされる方が現れたのは、しばらくたってからです。

それで、『参考になった』が総クリック数の半分に近づいたところで、翌日観たら、明らかに著書の意図を故意に歪めた★5つのレビューが多く書き込まれ、★5つのソートをかけても私のレビューを観るにはページ送りをしないと出てこないという状態になりました。


それで、私のレビューのコメント欄に、書き込み隊によってワンパターンで非礼なコメントが書き込まれたのです。


(その2)に続きます。

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その101) 【ファイルSI 106】2016.02.11 

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【ファイルSI 106】2016.02.11 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その101)

◆小保方晴子さんの著書『あの日』の書評と、Amazonレビューに張り付いた誹謗中傷の『書き込み隊』について(その2)

私のレビューコメントに釣られた、ふざけたコメントに筆誅を下します。STAPネットテロ対策のQ&Aの参考にしてください。

前回は、↓

◆小保方晴子さんの著書『あの日』の書評と、Amazonレビューに張り付いた誹謗中傷の『書き込み隊』について(その1)

眼とろん星人が書いたAmazonレビューについてご報告します。

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55905645.html

↑ について記事を書きました。

前回、『なぜなら、Amazonの書評レビューにできるだけ早い時期に今回のSTAP騒動の位置づけを中心に書評ということで書き込み、少しでも多くの人に真実を知っていただきたいと思ったからです。』という投稿の趣旨を書きましたが、もう一つ目的があったのです。

事前に、ここのレビューには組織的な書き込み隊が張り付き、荒らしコメントが入ることは分かっていたので、私のレビューにどういう因縁がつけてこられるか、観測気球をあげて、書き込み隊の行動パターンを把握しようというということです。


それで、Amazonという釣り堀にレビューという餌をつけた釣り糸を垂れたとたんに、入れ食い状態で『書き込み隊』が釣れました。


それで、今回はその状況をご紹介し、連中の愚劣なやり口と、荒らし対策のQ&Aとして皆さんの利便に供しようという目論見で記事を書きます。

分かりやすいように、コメント反論の順序を編集し、私の【注:】を付け加えました。

それから文言については一切変更していません。


それで、相手は、自分が私に完全に論破されると、途端に自分のコメントを全削除するという笑うべき愚挙に出ました。そのあとは負け犬の遠吠え。

そういうのは、荒らしの常とう手段なので、予め想定しており証拠保全の措置により残存したうえで、削除コメントも一切手を加えることなく、ご紹介します。

それから、Amazonの当該レビューのずさんな管理についてもお伝えいたします。


ということで、早速、その釣れた獲物とのやり取り、いうなれば釣果をご紹介しますね。


 ※    ※    ※

 私のレビューのコメント欄のスクリーンショット↓ 

イメージ 1



 ,修譴如△泙此第一に、ルネというHNを持つ人が勘違いコメントをして、それについて、反論を書いているうちに、このルネという人はどういう訳か、私がその反論をUPしようとしたら、すでにそのコメントを削除していたのです!

この手の荒らしは、自分が書いたコメントの反論で論破されると自分のコメントを削除することが往々にしてあるのですが、さすがにこちらの反論コメントを書き込むまでの間に、相手が自分のコメントを削除するなどということは想定外でしたので、保存していません。


それで、次に、本当に奇奇怪怪なコメントが書き込まれました。


 ↓    ↓    ↓
 

ヘイさんのコメント

キメラマウスが出来ているから悪意の立証が不可能って意味不明ですね。
そもそも彼女の云うSTAP現象とは、対照と比較なしで酸をかけるとただ細胞が緑色に光るというだけのもの。追試では対照との有意な差は見いだせませんでした。
当然キメラマウスなんて発生するわけがないので、若山氏が依頼し受け取った細胞の作成において「誰か」が細工をしたのだろうということですよ。
法的な悪意云々のつまらない話にこだわるのなら好きにすればいいですが、すべての実験に関ることが出来、細工をすることで最も得をする人間は小保方しか居ませんん。
刺殺された死体があってその前で血まみれで包丁を持った興奮した人間がいて、その人間に相手を殺す理由があったとしても、その人間によって殺人が行われたということにはなりませんよね。
けれども事実は明白です。

 ↑    ↑    ↑

まず、これは小保方さんを誹謗中傷する人の典型なのですが、最後の

>刺殺された死体があってその前で血まみれで包丁を持った興奮した人間がいて、その人間に相手を殺す理由があったとしても、その人間によって殺人が行われたということにはなりませんよね。

>けれども事実は明白です。

↑ これだけで、もうやっかいな荒らしコメントだと一目でわかるので、スルーしました。くだらない書き込み合戦の無限ループで。論点をそらして、私のレビューは分からないものだという印象操作だけが目的だけだということが一目瞭然だからです。


小保方さんの事例を“人殺し”で例えるのは、例の悪意の産経WESTで連載を行っているの精神科女医の片田珠美氏の論説のパクリで、これを誹謗中傷の『書き込み隊』はテンプレート(ひな型)を蓄積しているのです。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55466779.html

それで、私はレビューの中にトラップというか、コメント投稿者のSTAPの理解度を試すリトマス試験紙として以下のように書きました。『細工は流流仕上げを御覧じろ』です。

 ↓    ↓    ↓

「それで、理研の調査委員会(石井委員長が途中で、自らの論文疑義によって渡辺委員長に交代)における小保方さんのみの2点の図表のみ不正判定。ところが、このレーン3が切り貼されたというTCR再構成PCR法でゲノム分析画像も、三胚葉のテラトーマ画像も、若山博士の手によってキメラマウスができちゃっているわけですから、『悪意』の立証も不可能です。」

 ↑    ↑    ↑

レビューにこう書いたら、それがまあ、おあつらえ向きに、ダボハゼのように、このヘイ氏が入れ食い状態で食いついてきたので、私もびっくりしました。


この文章が『意味不明』という人は、STAPについて語る資格がありません。


それ以前に、この“文脈”において使われる『意味不明』という言葉は差別語なのです。

よくニュースで「○○容疑者は、取り調べにおいて、『意味不明』な供述を繰り返しており・・・。」、と報じているのを耳にすることがありますね。こういう場合の容疑者は精神鑑定を受けて、責任能力がなかったとして不起訴になったりします。

つまり、結局のところ『お前の頭はおかしい』という意味で『意味不明』という言葉を使っているわけで、このヘイというHN(ハンドルネーム)の人は相手を侮辱しているわけです。

この『ヘイ』という人のHNは『ヘイト』という意味でしょう。


つまり、小保方さんが論文をねつ造したと主張する人たちは、例の大宅壮一賞記者、毎日新聞科学環境部須田桃子氏も含め、相手を差別、誹謗中傷、侮辱するような、こんな人ばかりなのです。

それだけで、『STAP騒動というのは、本当のところ一体なんなのだろうか?STAPを叩いている人たちは、一体どういう人たちなのだろうか?』という疑問がわかなければおかしいのです。


それで、「TCR再構成PCR法でゲノム分析画像も、三胚葉のテラトーマ画像も、若山博士の手によってキメラマウスができちゃっているわけですから、『悪意』の立証も不可能です」の意味ですが、これは、中学生の理科のレベルの問題なのですよ。

三胚葉は中学で習います。ただし、分かりやすいようにカエルの例ですが、義務教育レベルです。


中学校理科 第2分野/生物の細胞と生殖より、カエルの原腸胚の三胚様(外肺様、中胚葉、内胚葉)の図

https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%90%86%E7%A7%91_%E7%AC%AC2%E5%88%86%E9%87%8E/%E7%94%9F%E7%89%A9%E3%81%AE%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%81%A8%E7%94%9F%E6%AE%96

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【上図の説明】

原腸胚のころになると、胚葉は、外胚葉、中胚葉、内胚葉に分化する。

神経胚のころになると、

外肺葉は表面を覆う表皮(epidermis)と管状体の神経管に分化し、中胚葉は支持器官の脊索(せきさく、notochord)と体節(たいせつ、somite)と腎節(じんせつ、nephrotome)と側板(そくばん、abdominal plate)に分化し、内胚葉は管状の腸管(enteron)に分化する。

その後、

外胚葉性の器官では、表皮は皮膚の表皮、眼の水晶体や角膜、口や鼻の上皮に分化し、神経管は脳や脊髄、眼の眼胞や網膜に分化する。

中胚葉性の器官では、脊索は退化し、体節は脊椎骨・骨格・骨格筋、皮膚の真皮に分化し、腎節は腎臓や輸尿管に分化し、側板は心臓などの内臓、血管の結合組織や筋組織に分化する。 内胚葉性の器官では、腸管は前部が気管・肺、食道、胃、肝臓、膵臓に分化し、中・後部が小腸、大腸、膀胱に分化する。


↑ 若山博士がSTAP“様”細胞をインジェクションした、胚盤胞から、三胚葉を経てはるかに器官の分化ステージの進んだ、Oct4-GFP(多能性マーカー)陽性の緑色蛍光で全身が光るキメラマウスの胎児までできちゃっているわけですよ。

キメラマウスまでできたから、STAP“様”細胞は、STAP細胞だと“明白に”証明されたわけです。

インチキだらけの日経サイエンス2016年3月号の表紙および二つのSTAP記事のうちの一つ目の記事表紙P34を飾った、STAP細胞の多能性を証明した、若山博士作製のキメラマウスの写真(再掲)。↓


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三胚葉の段階で、テラトーマという多能性を示す反応が見られない細胞が、そのプロセスをすっ飛ばして成長して、全身がOct4-GFP(多能性マーカー)陽性の緑色蛍光で全身が光るキメラマウスは出来ません。

いったん分化した細胞がリプログラミングされて再び成熟する過程でリンパ球であるT細胞に起こる免疫系遺伝子再構成=TCR再構成も同様です。

T細胞については、レトロウィルスの解明でエイズウィルスの遺伝子構造解明の端緒を開き、基礎を築いたにもかかわらず、おそらくは現在子宮頸がんワクチンで問題になっている製薬会社の不当な圧力でノーベル賞授与の選に漏れたと考えられる故日沼頼夫(ひぬま・よりお)氏について書いた記事で触れたことがあります。↓

◆偉大な日本人科学者である日沼頼夫(ひぬま・よりお)氏の訃報が入ってきました。
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55408862.html

それで、以前、私は、日経サイエンスの2015年3月号のあまりに酷いでたらめ記事を批判し、非難したわけですが、(再掲)↓


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↑ この記事で、日経サイエンスは、ES細胞でも、iPS細胞でもできない、FI幹細胞由来の光る胎児と胎盤は始めから存在しないという大嘘を書いたわけですが、その記事の筆頭著者が日本未来館の詫摩雅子氏(たくま・まさこ)氏です。

(次席が、藪蛇質問で、ES細胞の混入がない状態でも小保方さんの責任範囲であるSTAP“様”細胞までできるということを証明してしまい、自爆した古田彩氏↓)。

◆ 自ら記者会見で質問して得た藪蛇回答を隠ぺいして、事実を捻じ曲げる嘘つき『日経サイエンス』(その1)
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55566175.html

ところで、この詫摩雅子氏。NHKで、昨年北里大の大村智名誉教授のノーベル医学生理学賞と、梶田隆章博士のノーベル物理学賞受賞発表があったとき、NHKにその意義についてインタビューを受けていたのを拝見して、びっくりしました。

STAP潰しの功績がNHKに認められて出世なさったのかな?それともNHKとはもともとコネがあって、藤原淳登記者とSTAP潰しのメディアスクラムを組まれたのかな?大宅壮一賞受賞記者の方といい、みなさん、STAPをつぶした論功行賞でお偉くなられているのでした。


その詫摩雅子氏が、ご自身のブログで、STAP証明のステップについて書かれていましたのでご紹介いたしましょう。(強調の赤線は眼とろん星人が付した) ↓


 ※    ※    ※(引用開始)
http://blog.miraikan.jst.go.jp/topics/20140317stap-2.html

日本科学未来館 科学コミュニケーターブログ

STAP細胞はあったのか?

2014年03月17日詫摩 雅子


(前略)
 当該部分(文章)のスクリーンショットと、コピー&ペースト。

 (その1)

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 (その2)

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「万能細胞になった」の部分の根拠

STAP細胞の特徴はなんといっても「万能性【眼とろん星人注:厳密にいえば、動物の場合の万能性を持つ受精卵と違い、多能性です】」があることです。


細胞が万能性【眼とろん星人注:多能性です】を持つかどうかについては、おもに以下が重要とされています。


前段階: Oct4遺伝子を発現しているか(Oct4陽性細胞になっているか)

’殕椹上でほかの種類の細胞に分化できるか

▲泪Ε垢飽椰△垢襪肇謄薀函璽沺粉餬措陝砲つくれるか

初期の胚(胚盤胞)に入れるとキメラマウスになるか


前段階のOct4陽性細胞になっているかどうかは、「万能性の証明」ではなく、ふるい分けの条件のようなものです。実験ではOct4を発現すると緑色に光るようになったマウスの細胞が使われていました。

【↑ 眼とろん星人注:酸刺激や物理的刺激で自律的に細胞がリプログラミングし、Oct4-GFP(多能性マーカー)陽性の緑色蛍光がみられるという未知の細胞隗の発見は大発見ですよ!ふるいわけの条件ではありません。それがなかなか他の人にできないから、STAPは捏造だというデマが飛び交ったのです。それで、これが細胞が死滅する際の自家蛍光であるという珍説がSTAP潰しの人たちの定説のようなのです。】

光った細胞と同じ操作で得られた細胞だけが、次の 頁殕椹上での分化)、◆淵謄薀函璽沺砲筬(キメラマウス)の実験に進むわけです。

,らに行くほど、万能性のチェックとしては厳しくなると考えていいです。

△離謄薀函璽泙藁廟腫瘍の一種ですが、その中には、表皮や筋肉、腸など、さまざまな種類の組織になりつつある細胞群が含まれています。万能性とは「身体のあらゆる種類の細胞になれる」ことですから、このような腫瘍が生じてくるわけです。論文にはOct4陽性細胞から作ったテラトーマの写真があります。3枚ひと組で2セット載っています。このうち、下段のセット(下の写真で赤い太線)に関しては、調査委員会は調査中としていますが、まったく違う実験結果の写真と同一と見なしています。テラトーマ形成の証拠と見ることはできないのです。


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理研の調査委員会の中間報告書から。元の写真はNature誌に掲載

上段のセットの写真は今回の中間報告では触れられていませんが、「移植後7日目のテラトーマの写真にしては、分化が進みすぎていて、おとなのマウスの組織片の写真ではないか」といった指摘が実名でも匿名でもネット上に出ています。

【↑ 眼とろん星人注:驚くべき詫摩氏のリテラシー能力をもってすれば、指摘が実名でも匿名でもネット上に出ているもので小保方さんにとって不利な指摘があると、そちらが一方的に正しいようです】


では、万能性を示す、一番厳しいチェック項目であるキメラマウスはどうでしょう。

キメラマウスは、初期胚に注入した細胞が、生まれてきたマウスの身体のどこにはいっているかを調べるテストです。目印として、注入する細胞にはやはり緑に光る細胞を使います。例えば注入した緑の細胞が血液にしかなれない細胞だったとすると、マウスの血液には緑の細胞がまじっていますが、身体のそのほかの部分には緑の細胞はできてきません。論文には、全身が緑に光るキメラマウスの写真が載っていました。


おわかりでしょうか?


テラトーマ形成を示すデータには、「確かだ」といえそうな証拠が示される状態になっていません。

ですが、より厳しい万能性チェック項目であるキメラマウスの写真はあるのです。


そっか、やっぱりSTAP細胞はあったんだ~


となりそうですが、これもやはりそうではないのです。


キメラマウスになった細胞は何だったのか?


※ 詫摩雅子氏による注があったのですが、表現が不正確でかえって混乱するので省きました。詳細は上記URLのリンクで実際に詫摩氏のブログでご確認ください。

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ それで、あの光る胎盤のFI幹細胞など無かったという捏造イラストを掲載した、↓

 当ブログ、『◆ 日経サイエンスのトンデモ『血液に混じった多能性マーカーが胎盤に回り込んで光ったんだ説』が正しいとすれば、実際にどういう画像が得られなければならないのか?』参照↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55626826.html

↑ 日本科学未来館 詫摩 雅子氏ですら、↓

2014年03月17日時点において、キメラマウスが若山博士の手でできている以上、それを小保方さんが信じたとしたら、理研石井・渡辺調査委員会が不正判定をした、「TCR再構成PCR法でゲノム分析画像も、三胚葉のテラトーマ画像も、若山博士の手によってキメラマウスができちゃっているわけですから、『悪意』の立証も不可能です」という認識だったのです。


だから、そのできたキメラマウスは、ESマウスのコンタミに違いないという結論を日経サイエンスは、終始一貫とり続けていたのです。


その点、テラトーマがどうとかTCR再構成がどうとか、なんでもかんでもダボハゼのように食いついていた、NHKの藤原淳登記者や、今や大宅壮一賞記者であらせられる、毎日新聞科学環境部 須田桃子氏よりまだマシだといえるでしょう。

事実、ネット上での少しでも科学に知識があるという“ふう”を装うSTAP叩きの人たちは、日経サイエンスで一番目立っていた古田彩氏を『本当のリケジョは古田彩さんだ。古田彩さんこそリケジョの鑑(かがみ)だ』などとしきりに持ち上げていたのです。


つまり、日経サイエンスは、最初から、この写真はSTAP細胞によってできたキメラマウス胎児ではなく、何者かによって(すなわち小保方さんによって)混入させられたES細胞によってできたキメラマウス胎児であるという先入観をもって、世論操作をし続けていたのです。↓


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この件に関し、小保方さんは、自著の『あの日』の『第十二章 ES細胞混入ストーリー』でこう記されています。 ↓


P202『連携して行われた発表でないにもかかわらず、私がES細胞を混入させたというストーリーに収束するように仕組まれているように感じた。実際に、これら一連の発表は、私の上司にあたる人たちによって、周到に準備され、張り巡らされた伏線によって仕掛けられた罠だったとも受け取られた。遠藤さんと元CDBの研究員で現若山研の研究員の大日向さん、そしてCDBのGDである林先生は、SNSなどを通じて親しくしていると複数の人たちから知らされていた。少なくとも、若山先生と解析にかかわったCDB幹部は、情報を共有し、発表時間を合わせようとしたことが分かっている。(以上引用終わり)


↑ 日経サイエンスがそうしたように、

小保方博士がSTAP研究をねつ造したことにするなら、

小保方博士が作成したOct4-GFP(多能性マーカー)陽性のSTAP“様”細胞を使って、若山博士がSTAP細胞によるキメラマウスを作製に成功し、それが多能性をもつSTAP細胞であるという誰しもが納得しうるような明快な証明をし、

次に、すぐに死滅するSTAP細胞に継代増殖する能力を持たせるために、ES細胞培養用の培地(ACTHを含む)で培養してSTAP幹細胞(ES細胞様)を作製し、それによりキメラマウスを作ってSTAP幹細胞が多能性を持つ幹細胞であるという証明をし、

さらにSTAP細胞をTS細胞用の培地(Fgf4を含む)で培養して得たFI幹細胞を作製し、これによってFI幹細胞が胎盤分化誘引に貢献するというiPS細胞やES細胞より分化が進んだ未知の現象であると証明した以上。


STAP研究をねつ造と決めつけ、その全責任を小保方さんに押し付けるとすれば、ES細胞を小保方さんが混入したというストーリーを組み立てるという以外の方法がないのです。


ここで、分かりやすいように、小保方さんと若山博士の実験分担の図を再掲します。【日経サイエンス2015年3月号のイラストを眼とろん星人が修正・加工】↓

当ブログ記事◆ 日経サイエンスの光る胎盤の存在否定に関する叙述は、結局全部『真っ赤な嘘』だった!!より↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55640336.html

(赤く記入したものは、検証実験の結果です。眼とろん星人が付しました。一連の実験の内、緑の網掛け部分が若山博士担当部分で、ピンクの網掛け部分が小保方さんの担当部分です。↓)


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↑ これらのことは、これまで私が書いてきた小保方さんに関する別の資料や考察からも導き出され、小保方さんの手記は、これらと矛盾することなく、事実を裏打ちしているのです。


最初から本丸は、ES細胞のコンタミ(混入)だったのです!

ところが、石井・渡辺調査委員会において、不正の判定があったのは、小保方さんのみで、しかもわざと本丸であるES細胞のコンタミは除外し、2点の図表のみ不正判定。すなわち、.譟璽鵤海切り貼されたというTCR再構成PCR法でゲノム分析画像∋井佞離謄薀函璽涓菫里澆砲弔い董

しかも理研はこの結果を受け、本来執筆者の科学的良心においてのみしか行うことができない、パワハラによるアーティクル論文の“取り下げ”勧告(しかも“撤回”の語句間違い)。アーティクル論文が成り立たなければ成立しないレター論文は撤回勧告無し。


明らかに、これは警察で言うところの『別件逮捕』なのです。


その後、ありもしない「『STAP細胞』の論文不正をめぐる問題」とやらを受けて、理化学研究所が設置した外部有識者による、あの異常なエア改革委員会は6月12日、小保方晴子ユニットリーダーが所属する「発生・再生科学総合研究センター」(CDB)を解体することなどを求める提言書を発表し、

そこでもって、まだまだ疑義があるからと言い訳をして、桂外部調査委員会というのをでっち上げて、一事不再理の原則も無視して(石井・渡辺調査委員会の時点で、日本科学未来館の詫摩 雅子氏ですら2014年03月17日ブログでES細胞混入を指摘していたのですよ!ES細胞混入は新たに出てきた疑義ではありません!)、葬り去られた墓穴からES細胞混入説がゾンビのように復活したのです。


そのうえで、最初から再現不能となるように、仕組まれた検証実験。

それでも、小保方博士は、厳しい制約の中で、『頻度が低いためにその多能性のマーカーが出ているもので、分化マーカーが本当に消えているかという検討は、行っていない』という一定の注釈つきではありますが、↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55388816.html

小保方博士が200回成功したという言い方はなりたつんだろう↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55377786.html

↑ という見解を相澤チームリーダーが示されたようにご自身で、STAP“様”細胞の樹立まで成功し、また、丹羽博士も同じくSTAP“様”細胞の樹立に成功したのです ↓

◆ 『皆さんは、ボクシングのグローブを嵌めたまま、米粒に般若心経全文を写経できますか?』と論じた当ブログの記事。そのあまりに不当な実験に相澤チームリーダーが怒りまくっています。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55403633.html

検証実験会見で『(実験の具体的な制約について)承知しておりません』という無責任な回答をした坪井裕理事に反旗を翻し、小保方さんに対して不当な制約のある実験の状況を具体的に説明する相澤チームリーダー(再掲)↓


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会見終了後、異例の再登壇で『人を犯罪人扱いする今回の検証実験は科学のやりかたでない』と訴える相澤チームリーダー(再掲)↓


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つまり、若山博士が検証実験参加をバックレたために作製成功に至らなかったSTAP“様”細胞塊を切り刻んだものを胚盤胞へのインジェクションすることによって得られたキメラマウス作製によってなされたSTAP細胞の証明、STAP幹細胞の培養および、それによるキメラマウス作製による証明、FI幹細胞の培養並びに、それによる光る胎盤とキメラマウス作製による証明。

↑ の責任まで小保方さんに押し付けられ、小保方さんの責任範囲であるSTAP“様”細胞の作製までは一定の条件付きではありますが成功したということをメディアは隠ぺいし、一方的に検証実験は完全に失敗したかのような捏造報道を行ったのです。

このことについては、小保方さんは、さらに著書の中でこう述べられています。↓


P225『私が許されていた検証実験は、マウスから細胞から取り出し、STAP細胞塊を作製するところまでだった。作製されたSTAP細胞塊が多能性遺伝子を発現しているかなどの解析は第三者によって行われ、自分で解析することが許されていなかった。STAP細胞は変化しやすい細胞で、解析を迅速に行う必要があったが、解析のために細胞は別の場所に運ばれ、第三者によって行われ、即時に結果を見ることができなかった。実際にどのように解析されているのさえ、知ることができなかった(以上引用終わり)』


↑ 例えばですね。ピッチャーが投球練習するときに、投げた球道や球威、コントロール、キャッチャーミットの捕球音等ををチェックしますよね。そうやって得られた情報を瞬時にフィードバックしてフォームをアジャストして次の投球に移るのです。

ところが、ボールは物理的な法則で運動しますが、STAP細胞は生物(なまもの)です。言ってみれば、投球の途中で、ボールの形が変わるようなものです。それで、すぐに自分の手で解析できず、どのように解析されたかも知らされず、ただただ闇雲に実験回数だけ重ねる。こんな状態でよく自分の責任分担であるSTAP“様”細胞までできたものです。

樹立した数が論文よりはるかに少なくて当然ですよ。本当に小保方さんの気迫と執念が感じられる快挙です。


また、小保方さんは検証実験結果について、こう認識しておられます。検証実験の記者会見資料及び記者会見動画を見て私の思っていたとおりです。↓

P238『しかし、検証実験のSTAP細胞の作製方法の基準と定められてしまった「多能性の確認」の実験はすべて若山先生の担当部分だった。若山先生の実験によって証明されたキメラマウスの作製が、検証実験で成功しなかったために、検証実験のすべては失敗に終わり、STAP細胞の存在は確認されなかったと結論付けられてしまった。キメラマウスの実験は実験結果が実験者の手技に大きく左右されるため、若山先生に検証実験参加を打診したが、断られたと聞いた。検証実験においてはキメラマウス作製実験以外の方法での細胞の多能性の確認実験を打診したが、断られたと聞いた。検証実験においてはキメラマウス作製実験以外の方法での細胞の多能性の確認実験は一切行われなかった。そのため、「STAP現象が再現されなかった」のではなく、「目視で判定できるようなキメラマウスができなかった」が実際に行われた検証実験の結果の説明だと私は考えている。


↑ それを例えば『悪意』の産経新聞の手にかかればこうなるのです。 ↓

http://www.sankei.com/west/news/160128/wst1601280081-n1.html
2016.1.28 18:28 産経WEST
【小保方さん手記】
「悪の象徴にされた」と恨み節 「殺意感じさせる」毎日記者を名指し非難 揺れる心情、被害者意識-赤裸々に

(前略)また、「すでに、この混乱に乗じて誰を罰したいのか、調査する人たちの間で明確な線引きが行われているように感じられた」「まるで私が恣意的(しいてき)に細胞をすり替えたのではないか、と世間に邪推させるための最初の伏線が敷かれた」と自説を展開。「みんなで決めた悪には、どんなひどいことを言ってもやっても許される社会の残酷さ」と主張した。(後略以上引用終わり)

↑小保方さんの主張も何も、このことは、相澤博士、丹羽博士の検証実験記者会見における質疑応答をちゃんと聞いて資料に目を通していたら、分かることですよ!産経新聞も検証実験の結果記者会見に雁首を並べていたはずなんですけどね。少なくとも、129系統マウスの質問で、“お自爆あそばされた”日経サイエンスの古田彩さんはお分かりだったはずですよね?

◆ 自ら記者会見で質問して得た藪蛇回答を隠ぺいして、事実を捻じ曲げる嘘つき『日経サイエンス』(その1)からお読みください。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55566175.html

それで最初の

ヘイさんのコメント

に戻りますが、この方、義務教育中学生理科の知識でもわかるようなことも分からず、小保方さん及び、小保方さんは捏造なんかやっていないという意見を上から目線で、差別、ヘイト・誹謗中傷でもって、愚弄しているのです。

その目的は何か。

まず、小保方さんに対する悪意の印象操作と、有意なコメント、レビューを埋もれさせること。それに反論する人たちに「こんな連中にいちいち反論するのはバカバカしいし、うんざりだ」という戦意を喪失させ言論を封じることです。彼ら彼女らはどういう訳か、まるでそれが職業であるかのように、時間がたっぷりあるようなのです。


>そもそも彼女の云うSTAP現象とは、対照と比較なしで酸をかけるとただ細胞が緑色に光るというだけのもの。追試では対照との有意な差は見いだせませんでした。

↑ 大嘘です。小保方博士の実験の責任範囲は、iPS細胞のように他の因子を導入せずに、酸及び物理的刺激等によって、自律的にOct4-GFP(多能性マーカー)陽性のSTAP“様”細胞の細胞塊を作製するところまでで、これは今まで発見されたことのない未知の物質です。それについては、条件付きではありますが、小保方さんだけではなく、丹羽博士によっても樹立が成功しました。不成功だったのは、検証実験の強い要請が検証実験チームからあったにもかかわらず『多用』を理由に参加から逃げた若山博士の実験なのです(上記実験分担イラスト参照のこと)。

『追試では対照との有意な差は見いだせませんでした』という文章の意味が私には科学的に理解できないのですが、どういう対象と、どういう現象においてどんな差異をみいだされなかったのでしょう?。


>当然キメラマウスなんて発生するわけがないので、

>若山氏が依頼し受け取った細胞の作成において「誰か」が細工をしたのだろうということですよ。


↑ これが、典型的な『STAP潰し組織=書き込み隊』のテンプレート(ひな型です。)


↑ だから、キメラマスに『ES細胞と明らかに形状も性質も違うSTAP“様”細胞』を小塊に切り刻んで、マウスの胚盤胞にインジェクションしてキメラマウスを作ったのは、若山博士です。混入してもES細胞なら気が付きます。

ところが、若山博士は2015年6月16日の山梨大学記者会見において、朝日新聞 オカザキ氏の「ES細胞とSTAP細胞は形状が違うはずだが」という趣旨の質問に、『胚盤胞とSTAP細胞隗を見ずに胚操作をやった』としか受け取れない、とんでもない発言をしたのです。

いくら若山博士が世界一の腕を持つ胚操作の天才だといっても、それは絶対に不可能です!↓

若山博士が胚盤胞を見ずにやった、と言い張るSTAP細胞のインジェクションの記事『◆ 世界一のマイクロマニュピュレーターシステムの操作技術を持つ天才科学者の若山博士が『STAP“様”細胞』と、『ES細胞』を間違うことは、果たして可能か?(上)』↓
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55585438.html

ですから、小保方さんのES細胞混入は最初からあり得ないのです。

その証拠に、理研OBの石川智久氏が『小保方さんを名指し』で『ES細胞持ち出し混入の疑い』で、誰にでもできる刑事告発をしたのですが、兵庫県警は『容疑者不詳で窃盗容疑の告発状』を受理したようなのです。

当たり前です。あの間違いだらけの桂外部調査委員会でさえ、明らかに意図的に行われたであろう度重なるES細胞混入を誰が行ったか分からないと結論付けているのです。それをネットもメディアも石川智久氏を利用して、ES細胞混入は小保方さんがやったかのような印象操作を行い、それが警察に『被疑者不詳』で受理されたという大事な事実はほとんど報道していないのでした。


しかも、小保方さん以外の真犯人を庇っているのか、法的にみなし公務員の身分を持つ理研はこの件で、メディアのデタラメな印象操作報道に悪乗りして、法的義務を負う刑事告訴をサボタージュしているのです。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55549803.html

さらに、STAPに悪意を持つメディアはあたかも『理研は犯人に決まっている小保方さんを庇って刑事告訴を行わなかった』かのような事実と正反対のインチキの印象操作。


>法的な悪意云々のつまらない話にこだわるのなら好きにすればいいですが、すべての実験に関ることが出来、細工をすることで最も得をする人間は小保方しか居ませんん。

↑ このヘイ氏は、『法的な悪意云々のつまらない話にこだわるのなら好きにすればいいですが』というように、我が日本国が法によって人権が守られる法治国家であることを知らない、『反日無罪』が“国是”で、司法でさえそういう主義を前提とした判決を平然と下す、『法律不遡及の原則』も知らない近代法治国家以前のレベルである某国の出身者のようにお見受けするのですが、書き込み隊の方々はそんな人ばかりです。


>刺殺された死体があってその前で血まみれで包丁を持った興奮した人間がいて、その人間に相手を殺す理由があったとしても、その人間によって殺人が行われたということにはなりませんよね。

↑ それで、小保方さんの事例を殺人事件で例えるのは、前述のとおり卑怯な産経WEST掲載のおかしな【精神科女医のつぶやき】片田珠美氏の論考そっくりで、これも書き込み隊のテンプレートに入っているらしいのです。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55466779.html]

それにしても、一面識もない公人でもない、一般の人をAmazonレビューのコメント欄という公の場で、呼び捨てにするだけでも異常なのに、人殺しの事例に例えるって、その底知れぬ悪意、民度の低さといったら、どう理解すればいいのでしょう?


『細工をすることで最も得をする人間は』、このヘイという人のような、“STAP研究を”、ひいては“日本の科学を潰したくてたまらない人”しかいません!


>けれども事実は明白です。

↑このヘイという人のやっているのは、上から目線のヘイトと誹謗中傷と侮辱と、嘘と、印象操作だけです。なのに、私のレビューへの反論もできずに『けれども事実は明白です』って、どういう人なのでしょう?


ということで、おかしなコメントに対する分析を続けます。


次に続きます。

小保方晴子さんのSTAP細胞について(その102) 【ファイルSI 107】2016.02.20 

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【ファイルSI 107】2016.02.20 小保方晴子さんのSTAP細胞について(その102)

◆またまた、やらかしたマスメディア、またしても小保方さんを犯人扱い!

TBSは、オウム真理教にビデオを渡して、坂本弁護士一家殺害事件の片棒を担いだ反省をまったくしていません。また、松本サリン事件で奥様がサリンによる被害により意識不明状態から回復せず、2008年8月5日に60歳で逝去されるという被害者であるはずの河野さんを犯人扱いしたメディアは、同じことを繰り返しています。しかも、明白な嘘をついて!嘘をつきとおせば本当になると本気で思っている彼らは本当に、恥を知り、人の心を思いやる気持ちを持った日本人なのでしょうか?


前回は、↓

◆小保方晴子さんの著書『あの日』の書評と、Amazonレビューに張り付いた誹謗中傷の『書き込み隊』について(その2)

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55919849.html

↑ について記事を書きました。

今回は、その続きの(その3)を書くつもりでしたが、その前に、またまたマスコミが卑劣な報道テロをやらかしたので、そちらの記事を書きます。


 まず、TBSが放送した報道を動画付きでネット上に掲載記事にしてUPしたことを私は知りました。↓ =

 TBSのサイトの記事のスクリーンショット(部分)↓ 

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上の記事を全文コピペ引用します。


 ※    ※    ※

小保方氏を参考人聴取、ES細胞窃盗容疑で刑事告発

2016.02.17 22:44 TBS News i 
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2705799.html

Play this video(動画有)

【以下、記事の文章】

 STAP細胞をめぐる問題で新たな展開です。小保方晴子氏の研究室から見つかったES細胞が別の研究室から盗まれたとする刑事告発を受け、兵庫県警が17日までに小保方氏から参考人として任意で事情を聴いていたことが、JNNの取材でわかりました。

 小保方晴子氏が開発したと発表したSTAP細胞をめぐっては、理化学研究所の調査委員会が、ES細胞が混入した可能性が高いという調査結果をまとめていました。

 去年1月、理研の別の元研究員が「ES細胞は、別の研究室で作られ、何者かによって盗まれたものだ」として、窃盗容疑で兵庫県警に告発状を提出し、去年5月に受理されました。捜査関係者によりますと、兵庫県警は16日、東京都内の警察の施設で小保方氏から参考人として任意で事情を聴いたということです。

 理研の調査を受けて、小保方氏はこれまで、ES細胞の意図的な混入について否定し続けています。

 「STAP細胞はあります!」(小保方晴子氏 2014年4月)

 おととし4月、生物界の常識を覆すとまで言われた万能細胞「STAP細胞」の存在を涙ながらにあくまで主張した小保方氏。しかし、その後、小保方氏が所属していた理化学研究所は、STAP細胞は存在せず、ES細胞という別の万能細胞だった可能性が高いと結論づけました。小保方氏の実験サンプルからES細胞とみられる細胞が見つかったというのです。そして、去年1月、小保方氏の研究室で見つかったES細胞は、別の研究員が作ったもので、何者かが盗んで持ち込んだ窃盗の疑いがあるとして、兵庫県警に告発状が出され、その後、県警が受理していました。

 小保方氏は、先月出版された手記で、こうした動きについて次のように記していました。

 「私がES細胞を混入させたというストーリーに収束するように仕組まれているように感じた」
 「実際に、これら一連の発表は、私の上司にあたる人たちによって、周到に準備され、張り巡らされた伏線によって仕掛けられた罠だったとも受け取れた」

 さらに、STAP細胞が存在する可能性を改めて示唆し、最後にこうつづっていました。

 「不思議と今でも実験をしている夢を見る。でも、その夢から覚めた時、思い描いていた研究はもうできないんだなと思うと、胸が詰まり、涙が勝手にこみ上げてくる」

 こうした思いを発表した直後に兵庫県警から参考人として受けた任意の聴取。小保方氏は、一体、どのような説明をしたのでしょうか。(17日22:44)

 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ よくもまあ、こんな嘘八百で、人を犯人扱いできたものです。

この記事がどのように嘘八百かということは、後述のTBSの系列の毎日新聞社の記事の分析によって明らかにします。


TBSといえば、例の1989年10月26日に、「テレビ番組『3時にあいましょう』の取材班は反オウム真理教派の弁護士・坂本堤のインタビューを収録した後、オウムの修行を取材。その際のインタビューで紛糾し、沈静化のため同番組の金曜担当プロデューサー・武市功は坂本の動画を見せることを提案。同日深夜、オウムの早川紀代秀らが科学技術館に来訪、総合プロデューサー・多良寛則の命令により早川らに坂本のビデオを視聴させ、企画自体の放送を取りやめる約束をする。このことが坂本一家殺害事件発生の根源とされる報道倫理問題。(Wikipediaより)」

↑ という、坂本弁護士一家殺害事件の片棒を担いだテレビ局です。


TBSは全然『坂本弁護士一家殺害事件』を反省していません!

この事件で多良寛則番組総合プロデューサーは懲戒解雇、磯崎洋三社長らの引責辞任

TBSはワイドショー番組からの一時撤退という処分・措置がなされました。

国会において、TBS関係者参考人招致も行われました。


Wikipedia には、『TBSがジャーナリズムの原則である「情報源の秘匿」および報道倫理を遵守しなかったため』問題になったかのように書いてありますが、これって違うでしょ?

情報源の秘匿も何も、仮にTBSがオウムに坂本弁護士のビデオを観せずに、企画自体の放送を取りやめる約束をオウム真理教にしなかっとしたら、そのままオウム真理教批判の番組企画は取りやめにならず、TBSは坂本弁護士のインタビューのビデオ録画を放映していたはずなのですから!


取材源の秘匿も何も、オウム批判をしていた他の弁護士の先生方は、ちゃんと名前も顔も出していましたよ。

例えば、滝本太郎弁護士なんかは、座禅を組んでそのまま飛び跳ねる実験をして、空中に飛んだ瞬間の写真を撮って、麻原彰晃こと松本智津夫現確定死刑囚が、オカルト雑誌に投稿した空中浮揚のタネあかしをしていましたから。

滝本太郎弁護士も命を狙われていたようですが、坂本弁護士のビデオをオウムに観せずにそのままテレビで流していれば、視聴者も坂本弁護士の命が危ないと認識し、警察も坂本弁護士に対してそれなりの対応をしたはずですから、逆にオウム側は坂本弁護士一家の殺害が困難だったはずですよ。


Wikipediaのこの文章を書いたのは放送関係者ですかね?

なぜなら、この一連のSTAP騒動においてマスメディアは、一貫して、小保方さんをねつ造不正研究者もしくはES細胞混入犯人と決めつける“一方的で無責任な匿名情報”を流し続け、その取材源を『情報源の秘匿義務』を盾に明らかにしていないことが大問題だからです。

オウム事件にかこつけて、今回のデタラメな取材を正当化しているとしか私には理解できないからです。


それで、私はAmazonレビューにおいて、TBSが関与した坂本弁護士一家殺害事件の方ではなく、↓


【端的に言うと、STAP騒動は、松本サリン事件の『本来被害者なのに犯人扱いされた河野さん』が小保方さんに置き換わったものです。】


↑ と書きました。

今回の一連のSTAP報道を見て、松本サリン事件における河野さんへの報道被害事件以上にマスメディアの責任は重大だと思っています。


なぜなら、松本サリン事件の時は、河野さんは、1994年に発生した松本サリン事件において、オウムの撒いたサリンによって、奥様がサリンによる被害により意識不明状態から回復せず河野さんはその介護を余儀なくされ、2008年8月5日に60歳で逝去されるという被害をこうむっただけでなく、警察およびマスメディアにより事件の有力な容疑者であると見なされ報道被害を受けたわけですが、


ことの発端は“警察の捜査および情報のリーク”を受け、地元紙の信濃毎日新聞(※後注)や主要な全国紙を含め、多くのメディアが河野さんを犯人と決め付けて扱い、河野さんやその家族の方々は断続的に長野県警松本警察署からの取り調べを受けたが、有力な証拠が見つからず逮捕されることはなかった(Wikipediaより)。


※注) 「信濃毎日新聞」は、毎日新聞社とは資本・協力関係共に一切無い。その一方で、朝日新聞社との関係は強く2005年2月から2014年3月までは中馬清福(2001年まで朝日で政治部次長・論説主幹・代表取締役専務などを歴任)が主筆を務めていた。

↑ というように、長野県警の強引な捜査やメディアへの情報リークや取り調べにも責任はあって、事実、捜査当時の野中広務国家公安委員長は、長野県警から推定有罪的で執拗な取り調べがあったことなど、度を越していた河野さんに対しての行為について直接謝罪し、

長野県警は、事件当時、遺憾の意を表明したのみで「謝罪というものではない」と公式な謝罪を行わなかったのですが、後年、田中康夫長野県知事によって、河野さんが長野県公安委員に任命された後に長野県警本部長が当時の捜査の誤りとそれに起因する河野さんの被害について謝罪しているのです。


なお、マスメディアのその後の対応については、Wikipedia『河野義行』さんの項目には事実誤認があり、『松本サリン事件』の項目の方が正確に書かれているように思います。

 ↓    ↓    ↓

マスコミ各社は、誌面上での訂正記事や読者に対する謝罪文を相次いで掲載した。

(久米宏氏が当時「ニュースステーション」の中継対談で番組の“顔”として詫びた)。

また前述の『週刊新潮』【※ 後注】の謝罪は今もってない。なお、報道各社の社員個々人による謝罪の手紙については河野のもとに多数届いたという。

オウム真理教は、アレフへ再編後の2000年に河野さんに直接謝罪した。


※ 注) 『週刊新潮』は、「毒ガス事件発生源の怪奇家系図」と題した記事で河野家の家系図を掲載した。地下鉄サリン事件後も河野は週刊新潮のみ刑事告訴を検討していたが、謝罪文掲載の約束により取り下げた。現在も河野は「週刊新潮だけは最後まで謝罪すらしなかった」と語っている。(中略)河野との約束は現在もなお守られていない。

 ↑    ↑    ↑

ところで、私はテレビ朝日「ニュースステーション」が河野さんと中継対談を行い、久米宏氏が番組の顔として詫びた放送の記憶があるのですが、その時、河野さんが実際に番組に持ってきたサリンを合成したとして警察に押収されたという農薬は、そのへんのホームセンターで普通に売っている除草・害虫駆除等の家庭用農薬の小ビンで、よくぞこんなものを大量のサリンを合成した証拠だと断定し、犯人扱いできたものだと驚きました。

ただ、河野さんは、思想的に一連のオウム裁判において主要な容疑者とされた幹部に対する死刑に関しては慎重な考えを持っているような、私から見れば行き過ぎた人権擁護の立場の方のようで、特に久米宏氏に感情的になることもなく、和やかに謝罪を受け入れていたように記憶しています。

河野さん自身にとって、自らの思想信条に従ってそうしたことは、自分の中で決着したわけですからそれでいいかもしれませんが、社会的に異常で過酷な報道被害を受けた人間として、また、妻を意識不明のまま長期介護を続けた挙句、回復することなく亡くした本来被害者でもあるにもかかわらず、犯人呼ばわりされ、心ない誹謗中傷を受け、報道被害を受けた夫として、男として、メディアに率直な怒りをぶつけなったことは、間違いだったと私は思っています。


一方、松本サリン事件の際の長野県警と違い、

今回のSTAP騒動における兵庫県警は、理研OBである、石川智久氏が、“小保方さんを犯人とした名指し”で刑事告発を行ったにもかかわらず、“容疑者不詳”として、告発状を受理するという、事実に基づいた中立公平な立場をとっているので、現在のところ、兵庫県警においてはSTAP騒動において世間から批判されるようなことは行っていません。


そのうえ、松本サリン事件当時は、河野さんに対する誹謗中傷、脅迫の手紙は届けられたようですが、インターネットは存在せず、今回のSTAP騒動においては、明らかに組織的だと思われる『書き込み隊』及び、それに付和雷同した無責任なネット利用者からの大規模な誹謗中傷人権侵害が加わっているのです。

小保方さんが受けた、今も現在進行形で受けつつあるバッシングは日本史上、前代未聞の熾烈さであると私は考えます。


最初に例示した、『オウム真理教にビデオを渡して坂本弁護士一家殺害事件に加担したのがTBSなら、新聞メディアにおいて、科学環境部の須田桃子氏を中心に一番酷いSTAP叩きを行ったのが、

毎日新聞社(TBSは毎日新聞系列のテレビ局)です。


まず、毎日新聞社記事の当該事案記事です。↓


 ※    ※    ※

兵庫県警
小保方元研究員を参考人聴取 ES細胞窃盗告発

毎日新聞2016年2月17日 23時57分(最終更新 2月18日 01時15分)
http://mainichi.jp/articles/20160218/k00/00m/040/103000c

↑ それで、この記事のスクリーンショットに私が赤線を付し、問題点を書き込んだものをご覧ください。↓


イメージ 2



それで、この記事の問題点を番号順に解説します。


>兵庫県警 小保方元研究員を参考人聴取 ES細胞窃盗告発


↑これを事件の詳細をメディアによって知らされることなく、法的な知識が十分でない一般の方が見たら、兵庫県警は小保方さんをES細胞混入犯容疑者として扱っていると勘違いするはずです。

また、小保方さんは小保方研のユニットリーダー時にSTAP論文を発表したわけですから、小保方元研究員ではなく、小保方元ユニットリーダーと書かなけれなりません。毎日新聞は、例の理研の改革委員会のでたらめな提言を受け入れ、理研が小保方さんを理研の研究不正再発防止改革推進本部内の検証実験チームにおける「研究員」に降格人事したことをを正当化し、小保方さんは、ES細胞の混入犯人であり不正研究者という予断をもって報じたことになります。

一連の理研が行った調査結果や諸調査に基づく処分、及び理研の設置した外部有識者による岸理研改革委員会や桂調査委員会の調査結果は、そもそも理研が委員を委嘱しているわけですから、理研という組織としての強大な権力を持つ雇用主が、小保方さんという個人の被雇用者という弱者を一方的に裁いたパワハラに過ぎないのであって、こんなものは科学でもなんでもありません。


>STAP細胞論文を巡り、理化学研究所の研究室からES細胞(胚性幹細胞)が


↑ここで毎日は、桂外部調査委員会が下した結論において、理化学研究所の

『若山博士の研究室』

から、ES細胞を持ち出し混入させた犯人は『何者か特定できない』とした事実を隠ぺいしているのです。

↑なぜ、若山研でなければならないかというと、二報のネイチャー誌STAP論文の主要な研究は、若山博士が管理する若山研で行われ、小保方博士は若山博士の部下=ハーバード大在籍のポスドクとして当該研究をしており。マウス管理の権限も責任も全くなかったからです。

ところが若山博士は、山梨大教授着任後、若山研にあったSTAP論文の残存資料分析を、勝手に匿名第三者機関という組織に委ねるという信じがたい裁量を持ちながら、小保方さんといえば、細胞のサンプルは3月の時点ですでに証拠保全され理研によって管理され、その他の残存資料も小保方研が閉鎖されていたので、一切、取り扱えなかったのです。

明らかに、これは公平性を欠いています。


さらに若山博士は自分に有利な発言がネットやインタビューで言いたい放題だったのに対し、小保方さんは理研からそのような行為を禁じられていたのです。

マスメディアはそれを知っていながら、『小保方さんは説明責任を果たしていない』とかなんとか卑怯千万なことを言っていました。


しかも、この第三者機関とやらが下した『このESマウスは若山研由来のものではない』という結論を受けた若山博士は、山梨大における記者会見において、あたかもそのマウスは小保方博士がポケットに入れて外部から持ち込んでES細胞を混入させたと受け取れる暴言を吐いたのです。

その後すぐに理研の遠藤上級研究員によって、アクロシンが光って見誤っただけで、これは若山研由来のESマウスで、その第三者機関とやらの結論の間違いを指摘したにもかかわらず、メディアはそのことについて若山博士を追及しませんでした。


中でも一番悪質だったNHKの藤原淳登(ふじわら・あつと)記者は、例の今問題になっている、「NHKスペシャル 『調査報告 STAP細胞 不正の深層の全貌』」- 14.07.27において、中華人民共和国の元留学生の李氏(番組では外国人留学生として、国籍も名前も伏せていた)という不可解な人物への匿名電話インタビューで、「自分が作ったES細胞が小保方研のフリーザー(冷蔵庫)にあったのを知って驚いた」という無責任な何の証拠による裏付けもなされていな証言というよりも悪意の風評を垂れ流し、せっかく遠藤上級研究員が晴らした小保方さんへの根拠のない濡れ衣を、再び、小保方さんにかぶせ、またもや犯人扱いしたのです。


【なお、ネット上には、若山博士が分析依頼した第三者機関というのは“組織”ではなく、放射線医学総合研究所(放医研)在籍の知り合いの研究者に“個人的に”解析を依頼していたという記事も存在します。↓】

http://masanori-asami.sakura.ne.jp/Riken/press-conference_doubt_Wakayama.htm

残存資料の解析について、小保方博士は自著の『あの日』P205で、こう書かれています。↓


 ※    ※    ※

私に何の確認もないまま、保存されていたサンプルを中途半端に解析され、一方的に結果を決めつけられ、間違った情報をマスコミに流される。ただただ恐怖だった。

「このようなことが続くことには耐えきれない」と丹羽先生に相談すると、最新の遺伝子解析技術を用いれば、ほぼ同一の性質と考えられているES細胞とiPS細胞の違いでさえ検出できる手法があると聞き、一縷(いちる)の希望を持った。

理研にSTAP実験に用いられたサンプルを本格的に解析してもらえれば、誰かに決めつけられず、サンプル自身に自分の身を語ってもらう方法があるとわかったからだ。

細胞のサンプルは3月の時点ですでに証拠保全され理研によって管理されていたが、細胞以外のキメラマウスやテラトーマなどのサンプルは閉鎖されていた小保方研に残されたままだった。竹市先生に「研究室にのこっているサンプルをすべて調査のために提出してください」と申し出た。竹市先生と竹市先生のいう「リークしない人たち」の立ち会いの下、すべてのサンプルが研修室から回収されていった。


しかし、この際とても不可解な出来事に気づく。

若山研にいた頃に作製され、大切に箱に保存していたサンプルのいくつかが、箱の中から消えていたのだ。


特に重要な、ほぼすべての組織が初期胚に注入した細胞から形成されるSTAP細胞からの4Nキメラと呼ばれるサンプルのホルマリン漬けなどがなくなっていた。


これが解析されていれば、STAP細胞としてキメラ実験に用いられた細胞の由来が明確にわかったはずだった。もちろん、若山研から笹井研、笹井研から小保方研に引っ越しをする際、整理されたサンプルもあったが、その箱に入れていたサンプルは若山研にいた時から一切触っていなかった。STAP細胞からのテラトーマの実験も複数回行われていたが、それらのサンプルもなくなっていた。


 ※    ※    ※(以上引用終わり)

↑ というように、小保方さんは、『細胞のサンプルは3月の時点ですでに証拠保全され理研によって管理されていたが、細胞以外のキメラマウスやテラトーマなどのサンプルは閉鎖されていた小保方研に残されたままだった。竹市先生に「研究室にのこっているサンプルをすべて調査のために提出してください」と申し出た。竹市先生と竹市先生のいう「リークしない人たち」の立ち会いの下、すべてのサンプルが研修室から回収されていった。』と書いておられるのです。


その際に無くなっていた『特に重要な、ほぼすべての組織が初期胚に注入した細胞から形成されるSTAP細胞からの4Nキメラと呼ばれるサンプルのホルマリン漬け』というのは、ネイチャー誌、STAPアーティクル論文、↓

NATURE | ARTICLE

Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency

Haruko Obokata,Teruhiko Wakayama,Yoshiki Sasai,Koji Kojima,Martin P. Vacanti, Hitoshi Niwa,Masayuki Yamato& Charles A. Vacanti
Affiliations Contributions Corresponding authors
Nature 505, 641–647 (30 January 2014) doi:10.1038/nature12968
Received 10 March 2013 Accepted 20 December 2013 Published online 29 January 2014
Retraction (July, 2014)
Retraction (July, 2014)
Brief Communication Arising (September, 2015)
Brief Communication Arising (September, 2015)
http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/full/nature12968.html

↑ のうち、フィギュア5の、↓

Figure 5: ES-cell-like stem cells can be derived from STAP cells.

http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/fig_tab/nature12968_F5.html

↑ 画像kで用いられたマウスのことですよね?↓


イメージ 3



【英文説明では、k, l, Tetraploid complementation assay. ‘All-GFP+’ pups were born (k) and germline transmission was observed (l).と書かれている。】

↑ この画像は、若山博士が、小保方博士から受け取ったSTAP“様”細胞をインジェクションした、胚盤胞から、三胚葉を経てはるかに器官の分化ステージの進んだ、暗室においてOct4-GFP(多能性マーカー)陽性の緑色蛍光で全身が光る4Nキメラマウスの赤ちゃん(上掲画像右)までできちゃっているということを示しているわけですから、これが、最新の遺伝子解析技術を用いることによってES細胞とも、iPS細胞とも異なるものなら、STAP細胞存在の有力な証拠となります。


さらにそうなれば、当然のことながら、例の論文不正と決めつけられた4点の図表において、小保方さんは『悪意の捏造』を行う理由がなくなり、従って研究不正の存在も無かったことになります。


↑ これについては、平成26年12月25日付け(桂外部調査委員会)調査報告書(全文)(2014年12月26日修正※)↓

http://www3.riken.jp/stap/j/c13document5.pdf

及び調査結果報告(スライド)平成26年12月26日 研究論文に関する調査委員会↓

http://www3.riken.jp/stap/j/h9document6.pdf

↑ の中に、小保方さんが指摘されているホルマリン漬けされた4Nマウスの分析が記載されていないように見受けられるのですが、仮に、私の単なる見落としで、それがあるのなら、どれがそうなのか確認できる方は、是非ご教示ください。


>STAP細胞論文を巡り、理化学研究所の研究室からES細胞(胚性幹細胞)が盗まれたとして告発があった問題で、兵庫県警が小保方晴子元理研研究員(32)から参考人として任意で事情聴取していたことが、捜査関係者への取材で分かった。


↑ これも読者をして誤読せしめる悪質な印象操作です。

『理化学研究所の研究室からES細胞(胚性幹細胞)が盗まれたとして告発があった』のではありません、理研OBの石川智久氏は最初から“小保方さんを犯人として名指し”で、『ES細胞を盗み(窃盗罪を構成)、混入させ捏造研究を行った』と刑事告発をし『小保方さん側から名誉棄損で訴えられても受けて立つ』と言い放っていたのです。

ここで、一般の方は誤解されている方が多いようですが、『親告罪』ではない場合、例えば今回の事例のような『刑事告発』は、

第三者であれば、誰でも出来るのです。普通はしませんけどね。

つまり、警察が動かざるをえなくなるような、ある程度の確度のある材料を一定量提示できる人間か、もしくは、そうでなくても刑務所行きもあり得る虚偽告訴等や刑事・民事の名誉棄損による反訴を念頭に入れない無鉄砲な人間で、かつ、いろいろな手続きの労をいとわない時間と経済力に余裕さえあれば、誰でも彼でも、刑事告発なんて好き勝手にできるわけです。

それをあたかもこの刑事告発により、小保方さんがES細胞の混入容疑者であるような、印象操作報道を行ったマスメディアは絶対に許されるべきではありません。


しかも、兵庫県警は石川智久氏の『小保方博士を容疑者と決めつけた刑事告発は』明らかに無理があると判断し、『あくまで『容疑者不詳』で兵庫県警が刑事告発受理(2015年5月15日)したのです。


メディアはそのことを隠ぺいし、他人様(ひとさま)を盗人(ぬすっと)呼ばわりした悪意の石川智久氏を匿名扱いし、そのまま実名扱いの小保方さんの法的代理人である三木弁護士にインタビューをとっているのです。

当然無実の小保方さんは「取っていない」と答えるわけですが、一般の読者は、「小保方さんが容疑者に決まっているのに、シラを切っている」と受け取るはずです。


この場合、本来メディアがインタビューすべきなのは、『小保方さんを犯人扱いした石川智久氏』なのであって、どうしてそれが警察によって『容疑者不詳になったのか』と、『犯人扱いした小保方さんへの謝罪の言葉』を引き出すことが義務なのです。


ところで、この告発内容の『窃盗』というのは、ES細胞ってどれだけの有価物なんですか?

兵庫県警が本当に窃盗事件として告発状を受理したのか、私の知る限りでは、確認は取れていません。おそらく捜査は偽計業務妨害で進んでいくものと思われています。


ところで、理研OBの石川智久氏はとても優秀な科学者でいらっしゃることは確からしいのですが、法律に不案内なのか、石川氏が、『威力』にせよ『偽計』にせよ『業務妨害』というオーソドックスな罪名を知らずに、『窃盗』どころか、さらに将来的には『詐欺・横領』の罪まで問うとまで言い出したのです。

無知ほど強いものはありません。

以前も書いたように、おそらく石川氏は、『国家を騙した科学者―「ES細胞」論文捏造事件の真相』 李 成柱(イ ソンジュ) (著, 原著)、べ 淵弘【ベ ヨンホン(『ベ』の漢字はナベブタの下に非に衣)】 (原著, 翻訳) 牧野出版、P328 訳者あとがきをよんで、頭の中に、

『研究不正=窃盗・詐欺・横領の罪が問える』という公式が出来上がっているようなのです。


それにしても、


小保方博士は、

黄禹錫(ファン・ウソクファン・ウソク)元教授のように、

論文捏造を通して国と民間の支援金、合わせて約二億八千万円を横領した疑いが持たれ(実際に研究に要した研究費でなく、支援金ですよ!)、

親戚研究員など六十三の借用口座を利用して支援金を管理し、

身内名義の自家用車購入費、複数の政治家への後援金などになどに使い、

事件発覚後には協力的な研究員らに対しても金銭を分け与えていたとされ、

また、日本ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律(平成十二年十二月六日法律第百四十六号)の発効以降にも、卵子提供の見送りとして産婦人科病院へ経済的利益を与えていたようだった、のですか?

【↑ 明らかな詐欺・横領事件】


小保方博士は、黄禹錫元教授のように、自らがユニットリーダーを勤める『細胞リプログラミング研究ユニット』の研究員に、執拗に偽のSTAP細胞を作るように圧迫し、若山研のES細胞を持ち出させ、それで“研究員に作らせた”細胞を若山博士に手渡すという犯罪を行わせていたということを、研究員が自白したのですか?

【↑ 明らかな詐欺・窃盗事件】


小保方博士は黄禹錫元教授のように、「私はSTAP細胞の専門家ではなく、疑いをもって見ていなかったので気づかなかった」と開き直ったのですか?


↑ にもかかわらず、

理研CDB解体を提言した、『理化学研究所改革委員会』は


6月12日記者会見において、

委員長を務める東京大名誉教授の岸輝夫氏は、「世界3大不正の一つ」と述べ、

信州大学特任教授の市川家国氏は、『STAP論文問題では様々な不正が同時に行われている点を挙げ、2002年にアメリカで起こった「超電導研究不正(シェーン事件)」や、2005年に韓国で起った「ES細胞捏造(ファン・ウソク事件)」と並び、三大不正事件の一つであると断言。「3つの事件のなかでも一番がSTAP細胞論文の問題で、これから教科書的に扱われることになる」と述べた。』のです。


「超電導研究不正(シェーン事件)」については、私なりにNHKがらみの疑義があるので、ここでは触れませんが、

研究不正以前の、明らかにその悪質さにおいて異常な犯罪行為である「ES細胞捏造『黄禹錫(ファン・ウソクファン・ウソク)』事件」と、出所不明の不可解な疑義がでっちあげられて研究不正と決めつけられたSTAP騒動を引き合いに出し「世界3大不正の一つ」と述べた岸輝夫理化学研究所改革委員長と、『STAP論文問題では様々な不正が同時に行われている点を挙げ、2002年にアメリカで起こった「超電導研究不正(シェーン事件)」や、2005年に韓国で起った「ES細胞捏造(ファン・ウソク事件)」と並び、三大不正事件の一つであると断言。「3つの事件のなかでも一番がSTAP細胞論文の問題で、これから教科書的に扱われることになる」と述べた。』いうような大嘘を故意についたか、もしくは善意に解釈しても度し難く無知蒙昧である市川家國委員は断じて許すことができません!


これだけ明白で稚拙な大嘘をついたうえで、無知蒙昧を露呈した、岸理研改革委員会が下した理研CDBの解体という日本の科学破壊工作を目的とした結論に対して、ほとんどのメディア、世論は批判を行いませんでした。


>兵庫県警が小保方晴子元理研研究員(32)から参考人として任意で事情聴取していたことが、捜査関係者への取材で分かった。

↑ まず、一般の人は『参考人』の意味を知りません。

『参考人』というのは、

刑事訴訟法第223条第1項に規定があるとおり、

『検察官、検察事務官又は司法警察職員は、犯罪の捜査をするについて必要があるときは、被疑者以外の者の出頭を求め、これを取り調べ、又はこれに鑑定、通訳若しくは翻訳を嘱託することができる。』

↑ ですから、小保方さんは、『被疑者以外』なのです。

兵庫県警は理研OBの石川智久氏の『小保方博士を容疑者と決めつけた刑事告発は』明らかに無理があると判断し、『あくまで『容疑者不詳』で刑事告発受理しているうえに、検証実験において、小保方博士の責任範囲のOct4-GFP(多能性マーカー)陽性の緑色蛍光で光る未知の『STAP“様”細胞』の作製までは成功し、同じく丹羽博士も成功し、さらに丹羽博士はその細胞が、論文作成の時に見たものと同じだと検証実験記者結果会見において証言なさっているため、小保方さんがわざわざ少なくとも自分の責任範囲では存在が証明された未知のSTAP“様”細胞に、ES細胞を混入する理由はないのです。

小保方さんは、兵庫県警に『特に重要な、ほぼすべての組織が初期胚に注入した細胞から形成されるSTAP細胞からの4Nキメラと呼ばれるサンプルのホルマリン漬けなどがなくなっていた。』という説明もなさっているはずです。

むしろ、小保方さんは、兵庫県警からは、ES細胞混入により実験を妨害された“被害者”として位置付けられ、そのことについて“任意”にいろいろな“説明協力“を求められているはずなのです。


>この問題を巡っては、理研OBの男性(61)が昨年1月、


↑ ということで、理研OBの石川智久氏は、小保方さんを名指しで犯人扱いするという許しがたい刑事告発をしたのですが、↓


容疑者不詳で窃盗容疑の告発状を県警に提出し、県警は同5月に受理していた。

↑ というように、毎日新聞社他メディアは、あたかも最初から『容疑者不詳で窃盗容疑の告発状を県警に提出し』たかというような大嘘記事を書いたうえ、小保方さんからの『刑務所行きもあり得る虚偽告訴等や刑事・民事の名誉棄損による反訴』の可能性が出てきたとたん、石川智久氏を匿名扱いするという卑怯なことをやらかしたのです。

ということは、石川氏は小保方さん潰しを目的としたメディアの傀儡(かいらい)である可能性もあるのです。


>理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)にあった研究室から何者かがES細胞を持ち出したとの告発内容。論文は2014年7月に撤回され、理研の調査委員会が同年12月、「STAP細胞はES細胞が混入した可能性が高い」とする最終調査報告書を発表していた。【矢澤秀範】


↑ 桂外部調査委員会の結論は、平成 26 年 12月25日付『調査報告書(全文)』のP14には↓

http://www3.riken.jp/stap/j/c13document5.pdf

『以上の実験過程を考慮すると、混入があった場合、当事者は小保方氏と若山氏(STAP細胞からのテラトーマ作製では小保方氏のみ)しかいないように見える。しかし、当時の CDB 若山研の状況調査から、必ずしもそうとは言い切れないことが判明した。』

(中略)『若山研では、多くの人が夜中にこの部屋に入ることが可能だった。つまりインキュベーターやフリーザーへの接近が可能だった人は数多くいたことになる。したがって、作製中の STAP 細胞が入ったディッシュを判別できれば、多くの人に混入の機会があったことになる。』

(中略)客観的状況に照らし混入の機会があったと見られる全ての関係者を洗い出し聞き取り調査を行ったが、小保方氏を含め、いずれの関係者も故意又は過失による混入を全面的に否定しており、残存試料・実験記録・関係者間のメール送信記録・その他の客観的資料の分析検討によっても混入行為者の特定につながる証拠は得られず、ES 細胞混入の目撃者も存在せず、混入の行為者を同定するに足りる証拠がないことから、委員会は、誰が混入したかは特定できないと判断した。

↑ というように、混入犯は特定できないと結論付けたわけですが、

『誰がES細胞を混入したのか不明で、小保方さん以外が混入犯なら(私はそう確信します)』、『小保方さんが研究不正を行ったという結論』は『その根拠を失う』ということをちゃんと書かないと、一般の読者は小保方さんがES細胞を混入したと誤読します。

というより、そういった毎日新聞は印象操作によって、なにがなんでも小保方さんをES細胞混入犯に仕立て上げたいのです。

理研は、小保方博士の退職願を受理した後、懲戒解雇処分相当と結論付け、ネイチャー論文投稿費用60万円を小保方さんに請求しました。小保方さんは、法的に払う義務はないと認識しつつも、またこれがマスコミの好餌となり、バッシングが再加熱する可能性等により、こころならずも全額支払いに応じたのです。

ということは、ES細胞混入犯も小保方博士で、かつ損害を被った被害者は理研であると理研側が結論付けたことを意味しますから、理研職員の法的身分は、刑法第七条第一項でいうところのみなし公務員ですから、『刑事訴訟法第231条2項 公務員は職務上、犯罪を認知したときは告発義務を負う』のですが、理研は小保方さんのES細胞混入という犯罪によって、損害を被ったとしてネイチャー論文投稿費用全額を請求した以上、第三者としての刑事告発はおろか、当事者として刑事告訴を行う法的義務が生じるのです。

ところが、理研は小保方さん以外の真犯人が判明するのが怖いのか、刑事告訴義務を怠りました。それに悪乗りしたマスメディアは、『理研は犯人に決まっている小保方さんを刑事告訴断念によって庇い、真相究明の道を閉ざした』というような、悪意の嘘記事を書いているのです。


また、STAP細胞は継代増殖しないので、個体が死滅すれば残存せず、残存する『幹』細胞の分析によるSTAPの不在証明は不可能です。さらに、STAPにしか持ちえない、胎児も胎盤も光るFI幹細胞キメラマウスはES細胞由来であるという紐づけは桂調査委員会スライド資料においてなされておらず、全身が光るホルマリン漬け保存されていた4Nマウス等の重要な残存資料は何者かに抜き取られているのです。

その上に、STAP存在への有力な反証仮説はいまだに提示されておらず、STAP現象の存在の可能性はまだ開かれたままなのです。


それにしても、これだけの短い記事ですら、これだけのインチキがなされているのですよ!皆さんはこのことに疑問を持たれませんか?

これでも、皆さんは嘘だらけのマスメディアを信じ、首尾一貫して主張にぶれがない小保方さんを疑いの目で見るのですか?


ところで、私はここで強調しますが、


ES細胞の混入で偽計業務妨害が認められた場合、

最高刑でも『3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられる』に過ぎないのです。

本件については『日大・板倉宏名誉教授は「わざとか、たまたまそうなってしまったか、という問題があるが、』『うその資料で理研の業務を妨害したということで偽計業務妨害の疑いはある。』『これだけ大きな問題になり、理研は相当業務を妨げられているはず」と話した。有罪となった場合については「懲役3年、執行猶予4年くらいの判決が下されるのではないか」とした。』ということになっています。3年以下の懲役というのはあらかじめ執行猶予を予定したものですから、この板倉名誉教授の判断が法曹界での相場なのでしょう。


つまり、

法的にはたかだか有罪になっても“執行猶予が付くにすぎない”量刑の犯罪の“濡れ衣”を着せられた小保方さんは、

マスメディア、曲学阿世の科学者、組織的なものもふくめたネット等によって、『連続凶悪大量殺人犯罪人』に対してなされる以上の吊し上げ、バッシング、脅迫等々を受けてきたのです!

こんなリンチが許されるのですか?

日本は本当に法治国家なのですか?


なお、石川智久氏の刑事告発の詳細については、講談社は最初から『週刊現代』ではなく主にスキャンダル関係を扱う『FRIDAY』に取材させています。

今思うに、講談社はすでに石川智久氏の刑事告発の突っ込みどころだらけのヨタ話をFRIDAYに掲載した時点で、今回のSTAP騒動はSTAP潰し、小保方さん潰しを目的とした第三者によってでっちあげられたものだということに気が付いていたものと私は推測します。

それが、小保方さん自らのSTAP騒動に関する手記『あの日』の講談社からの出版につながっているように考えるのです。

また、最近になって、科学者の間から『STAPは存在するのではないか』という意見が増えつつあることを仄聞(そくぶん)します。また、一般の人にも、『小保方さんは研究不正を行っていない』という意見を持つ人が増えてきたと私は感じます。



詳細な論考については、本件に関する私のブログの過去記事をご参照ください。↓


◆石川智久氏の刑事告発は、『東スポネタ』レベル!。

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55410390.html

◆理解不能の刑事告発を行った頓珍漢の石川氏以下の能力しかなかった愚昧な岸輝雄理研改革委員会!流石は毎日新聞、今度は系列のスポニチを使って逆恨みの嫌がらせ!

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55448502.html
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◆兵庫県警による『STAP研究妨害及び、小保方博士の研究不正デッチアゲ問題』事実究明捜査に当たっての、私からのお願い。

◆なんとNHK 科学文化部の藤原淳登記者の電話インタビューに電話越しに証言した謎の留学生とやらが誰かということを暴露したのが石川博士!

◆発表したメディアがこともあろうに芸能人のスキャンダルを追っかけまわすFRIDAY(フライデー)!

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55555564.html

◆須田桃子氏の小保方さんをESコンタミの犯人扱いする暴走記事。

◆『日大・板倉宏名誉教授は「わざとか、たまたまそうなってしまったか、という問題があるが、』『うその資料で理研の業務を妨害したということで偽計業務妨害の疑いはある。』『これだけ大きな問題になり、理研は相当業務を妨げられているはず」と話した。有罪となった場合については「懲役3年、執行猶予4年くらいの判決が下されるのではないか」とした。』

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55463867.html

◆あくまで『容疑者不詳』で兵庫県警が刑事告発受理(2015年5月15日)。にもかかわらず、NHK・毎日の欺瞞に満ちた報道。

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55549803.html

 次に続きます。

上野にある東京都美術館の『生誕300年記念 若冲展』に行ってきたよ。(その1) 【ファイルA21】2016.04.29 

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【ファイルA21】2016.04.29 上野にある東京都美術館の『生誕300年記念 若冲展』に行ってきたよ。(その1)

今から300年も前に生まれたにもかかわらず、過激なまでに精緻な写実でアバンギャルド絵画を描いた奇跡の絵師伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)さん!


美術の部屋も、京都国立博物館の『国宝 鳥獣戯画と高山寺』展に行ってきたよ。(下) 【ファイルA20】2014.11.01』から大変ご無沙汰しています↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55268715.html

というより、当ブログのアップ自体、久しぶりなので、申し訳ありません。


小保方さんの不可解なネット発の“報道テロ”による“ありもしない、でっちあげられた研究不正”は、

理研OBである、石川智久氏が、当初“小保方さんを犯人とした名指し”でES細胞窃盗混入事件として刑事告発を行ったにもかかわらず、何故か石川氏はちゃんとした説明もなしにこっそり“容疑者不詳”として、告発状を兵庫県警水上警察署に対して提出しそれが受理された件に関して、


兵庫県警は、本件を“容疑者不詳”として書類送検したという事実を持って、


小保方さんの無実は完全に証明されました。


メディアは、今なお小保方さんの説明責任などと愚かな御託をならべていますが、他人様(ひとさま)を不正研究者呼ばわりするのなら、当然のことながら、その証明責任は不正研究者呼ばわりした側にあります。

完全な証拠が示せなければ侮辱であり、誹謗中傷であり、名誉棄損です。


例えば、皆さんが、他人から、身に覚えのない泥棒呼ばわりをされて、『泥棒をしていないなら説明責任を果たせ、泥棒をしていないという証明をしろ』などと因縁をつけられたらどうします?

怒りますよね?普通。

本来“証明する義務”があるのは、“泥棒呼ばわりした方”なのであって、それもできないうえに、その連中の尻馬に乗った他人が警察に刑事告発しても、『だれかが泥棒したことはほぼ確実なのだが、誰が犯人か特定できない』として“容疑者不詳”で書類送検になったとします。

この場合、普通なら、貴方は『警察すら容疑者を特定できないのに人を泥棒扱いして、この責任はどうとってくれるのか?!』と自分を泥棒呼ばわりした無責任な人間に対して責任を追及しますよね?!

メディアはこんな簡単なことも分からない人権感覚の持ち主の集合体なのでした。


この件に関する怪しげなポール・ノフラーという准教授を中心にしたネットの無責任なインチキ情報に無批判にダボハゼのように疑義疑義と食いついたメディアの報道テロ、理研のでたらめな対応、自分たちの研究の首を絞めることになるはずのこの騒動に積極的に加担した科学者、それを傍観していた無責任な科学者、ネット上で、組織的な誹謗中傷を行った連中、STAPについて何も理解していないのに小保方さんが研究不正を行ったという嘘を信じた烏合の衆、及び無責任な世論、並びに文化人の発言等々、この騒動の輪郭とその責任がかなり明瞭になってきたので、連載は続きそうです。


私自身の些事に紛れたのと、小保方さんの事に関する記事がさらに膨大になりそうなので、当ブログは、長いお休みをいただいていたにもかかわらず、その間も、ありがたいことに結構なアクセスをいただいていました。


どうやら、例のNHK連続テレビ小説『あさが来た』五代様ブームで、五代友厚に関する北浜証券取引所の記事にお越しになられた方と↓。

五代友厚さんは、大阪経済近代化の功労者。 【ファイルT202】2014.01.12 
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54717262.html

最近は今回の『生誕300年記念 若冲展』に興味を持たれた方のアクセスが多かったようです、

とりわけ、

 【ファイルA3】2006.09 『鳥獣花木図屏風』って一体誰が描いた作品?=伊藤若冲展『その3』(京都国立近代美術館)
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/21212608.html

 と【ファイルA6】2006.09 猛虎図 伊藤若冲展『その6』(京都国立近代美術館)
http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/26969653.html

のアクセスが多かったようです。


そういうこともあって、時間ができたので、頭の整理のためのリフレッシュとご報告もかねて、さっそく表記の展覧会にゴールデンウイーク前に行ってきました。

今回は若冲の代表作ともいえる、以前から観たかった、京都・相国寺(しょうこくじ)所蔵の「釈迦三尊像(しゃかさんぞんぞう)」3幅(ぷく)と、宮内庁所蔵の「動植綵絵(どうしょくさいえ)」30幅が出品されるのです。


生誕300年記念 若冲展 The 300th Anniversary of his Birth: Jakuchu

2016年4月22日(金)~5月24日(火)

同展覧会ホームページはこちら。↓

http://www.tobikan.jp/exhibition/h28_jakuchu.html

同ホームページより画像引用


イメージ 1



それで、以前絶賛した、プライスコレクションの『鳥獣花木図屏風(ちょうじゅうかぼくずびょうぶ)』ですが、

 右部分

イメージ 2



 左部分

イメージ 3



↑ 今回の展覧会にもこの作品は展示されています!!!

同展覧会のサイトでは扱いが小さいので、最初、てっきりこの傑作の出展は無いものとあきらめていたので、喜びも増そうというものです。

↑ この作品は、宇多田ヒカルさんの『SAKURAドロップス』のプロモーションビデオで、紀里谷和明氏によってCG化されていたりして、すっかり有名になりジャンル・世代の垣根無しに人気を誇っています。

『宇多田ヒカル - SAKURAドロップス』の動画はこちら↓

https://www.youtube.com/watch?v=jYDM0sYfqnM

この屏風絵については、以前もご紹介したように、この『鳥獣花木図屏風』を『平板で稚拙な模倣作』と断じている先生もいらっしゃるようです。

それで、今回若冲が京都・相国寺に寄進した「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅がといった、主だった代表作を含めて俯瞰したところの結論で言いますと、やはり『鳥獣花木図屏風』は、若冲にしか描けない絵だと、改めて実感しました。


やはりすごい作品なのです。


どの作品も印刷で観ても凄いのですが、やはり本物は違います。その色彩の鮮やかさや質感は圧倒的なのでした。


それで、ゴールデンウイークは混むと思ったので、急いで行ってきたときの様子をご報告します。


開場は9時30分

入場券は現地で購入してもそんなに並ぶことは無いようですが、あらかじめ用意した方が無難です。【『チケット』をクリック】↓

http://jakuchu2016.jp/#!/ticket

↑ 私はバーコード印刷のオンラインチケットを購入しましたが、結構、コンビニやチケットぴあの入場券をもっている人もいらっしゃいました。


平日、9時05分ごろ到着したら、もうすでにこれだけ並んでいました。↓


イメージ 4



ただ、この時間はまだ正門が開いていない状態だったので、上げ底状態です。

9時10頃に門が開いて、敷地内に列が入り、行列が動き出しました。いったん止まって、9時20頃再度列が動きました。

ここで、油断するとどんどん後ろの人が前に割り込んでくるのでご注意を。


どうやら繰り上げ開場したようです。

それで、入場できたのは、9時40頃で、正式開館後10分ですから、思ったより早く入れました。


それで、これから観に行かれる方にアドバイス。


まず、作品鑑賞の順序から。


同展サイトの出展作品と、フロアが載っているページをご参照ください。↓

http://media.tobikan.jp/pdf/20160413_jakuchu_worklist.pdf

フロアの図を転載します。


 地階

イメージ 5



 1階

イメージ 6



 2階

イメージ 7



地階に入場口があって地階展示があり、順次登りエスカレーターで1階、2階の展示室といった鑑賞順路です。

上記の出展作品一覧から、見たい作品の場所を見つけて、その作品から見るのが効率的です。例えば、

『48 鳥獣花木図屛風』が一番観たいという人は、真っ先に『2F 米国収集家が愛した若冲』のコーナーに行ってゆっくり鑑賞し、ショップを抜けてエスカレーターで地階に降り、出口の手前に、再度地階展示室に向かえるようにパーテーションが開いていますから、そこからもう一度他の絵をゆっくり見てください。

【注!!!:再入場は不可なので、この際には絶対出口から出ないでください!】


主だった出展作品は同展特設サイトで、ご覧いただけます。【『みどころ・作品』をクリック】↓

http://jakuchu2016.jp/#!/about

今回の目玉作品は、やはり、1階の『釈迦三尊像』と『動植綵絵』、2階の『鳥獣花木図屛風』です。ペース配分を間違うと、2階の『鳥獣花木図屛風』に辿り着いたときは、既に疲労困憊状態で、おざなりにしか観られなくなってしまいますからね。

そのせいか、この屏風の前はかえって空いていたりします。


人気展覧会はどこもそうですが、例によってショップは混雑していて、レジで並びます。でも、フォーク並びでレジの数が多いので案外と時間はかかりません。

絵葉書等のお土産と一緒に図録を買う人は、図録以外のものを持って並んで、図録は並んでいる通路に山積みになっているので、その前に立っているお姉さんに、レジの順番が来る直前に『図録をください』と声をかけて渡してもらい一緒にレジで会計をします。


図録だけ欲しい人は、地階入場口のところでも売っていますから、そこで買うと楽です。

今回の図録は3000円也。値段も張りますが、これが印刷も美しく、拡大写真もあって、解説も力作で充実している代わりに重くて・・・。でも、買わなかったら後悔すると思ったので、買ってしまいました。

調べると、ネット通販もしていて、宅配料、手数料900プラスの3900円で重さを考えたら、こっちでもよかったかな? ↓【※発送は、5/16日以降になります。】

http://art.nikkei-ps.co.jp/exhibition/exhibition-exhibition/7631/

それで、若冲を堪能して外に出ると、こんなに並んでいました。


イメージ 8



と思ったら、さらに東京国立博物館方面に行列は続いています。


イメージ 9



こちらの行列は開門前と違って、展覧会場入り口まで続いている行列です。

入場券の“もぎり”のところで、列がストップしていたので、適宜入場制限をかけているようです

もともと、人気がある上に、NHKをはじめ、テレビでも若冲の番組を何度もやっていて、カルチャー系の雑誌でも特集が組まれているものだからかなりブームが過熱しています。

しかも今回の展覧会は、ここ東京都美術館のみで地方巡回展示はやらないので、東京以外のお客さんもたくさんお越しのはずです。


特に相国寺のある京都の人なんか、「何故もともと若冲が寄進して京都にあった作品を、廃仏毀釈で貧窮した寺の足元を見た明治新政府が買い取ったせいで東京にある作品を、わざわざ東京くんだりまで観に出向かなきゃならないんだ」と、ぶりぶり怒りながら並んでいるはずです。


そもそも、この美術館の敷地も徳川家の菩提寺として広大な寛永寺の寺領だったものを上野戦争で焦土と化した上に、廃仏毀釈で新政府に召し上げられて公園となり、博覧会が開かれて1890年 帝室御料地となり宮内省の管轄に置かれ、その後1924年 宮内省から東京市に払い下げられたという経緯から、正式名称は皇室から賜(たまわ)った『東京都 上野恩賜公園』なのですね。


にもかかわらず、お好きな方は、並んでも観る価値はあると思いました。

ただ、京都国立博物館の『国宝 鳥獣戯画と高山寺』展の時のように、絵巻を一列に並んで観るという関門が無い分、行列のはけるのが速いとは思います。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/55268686.html

ですが、やはり、できれば、開門前に並ばれた方が時間的には余裕ができると思います。


とりあえず、先乗り報告まで。


作品については、機会があればぼちぼち記事にしたいと思います。

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