【ファイルS37】2013.07.09 カフェーパウリスタ銀座本店で美味しい“ブラジルコーヒー(パウリスタオールド)”と“ザッハトルテ”をいただいたよ(上)
これが本当の“銀ブラ”だねえ。
時事問題にかまけて、記事がたまっています。 今回は『カフェーパウリスタ銀座本店』の記事です。
私の気分としては、『江戸っ子』に愛される『サンパウロっ子のコーヒー』と解釈した方がいいと思うねえ。
ちなみに、ペレ(本名:エドソン・アランチス・ドゥ・ナシメント)さんは、ミナスジェライス州トレス・コラソンエス出身だから、生粋のパウリスタではないみたいだけれど。
コーヒーカップやスプーンは昔のものを再現し、銀座文化華やかなりし日の往時を偲ぶことができます。
上澄みのような上品でまろやかな苦味が舌に絡みついて、豊かな香りが鼻から抜けていきます。この感覚をジョン・レノンさんオノ・ヨーコさんも愛したのですね。
カフェーパウリスタ・ブランドのコーヒーは、責任者が直接コーヒー生産国の各農園を訪れ、農園主の人柄、経営理念と生豆の品質を確認し、お互いの信頼関係のもとで直輸入し、無農薬栽培コーヒー生豆はじめ常に最高品質の原料豆を確保しているそうです。
苦味があって細かくグラインドされた厚めのチョコレートコーティングの中のしっとり生地が口の中で溶けていきます。
ふわふわの生クリームとチョコレートがマッチして美味しいねえ。下の方にほんのり洋酒のような酸味があります。
甘みを抑えていますが、これがブラックのパウリスタオールドと良く合います。
店内はとてもゆったりしていて、調度もとってもいい感じです。
店内はとてもゆったりしていて、調度もとってもいい感じです。
パウリスタの娘さんが、コーヒーの実を摘んでいるねえ。
それで、“銀ブラ”してきたなどとよく言います。
銀座をぶらぶら散歩してきたという意味で使われますが、本来の意味は違うんだって。
つまり、本来“銀ブラ”というのは、文化人がカフェーパウリスタ銀座店でブラジルコーヒーを飲むという意味なのです。
だから、カフェーパウリスタでは、こういう証明書をもらえるよ。
これを持っていると、何か良いことあるのかな?
百年に亘り、日本コーヒー界発展の歴史を映してきたカフェーパウリスタのトレード・マーク
星の中に女王の横顔、それを囲んで珈琲樹の緑葉と真紅な実、サンパウロ市の市章を模したデザインなのだそうです。